2017/11/18 - 2017/11/30
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HOUKOUさん
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雪の金頂を早めにきりあげ,万年寺から石顕崗まで歩く。
先ほどまでの雪景色が嘘のような水と緑豊かな景色を楽しみながらの散策であった。
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万年寺でバスを降りる。
さっきまでの雪景色が一変し,一かけらの雪さえ見ない緑豊かな風景である。
しかも視界が利き,かなりの遠景も望める。
あらためて3000mという高所がどんな特別なところであるかを実感した。
さてバスの中でも考えていたが,このバス停から万年寺まではロープウェイが設けられているほどの坂がある。
時間が節約できて楽なロープウェイを使うべきか,運賃をケチって徒歩で行くか。
近くに行ってみるとロープウェイ駅は工事中であった。
迷う必要もなくなり階段を登り始める。 -
しかしこの万年寺までの階段登りが大変だった。
(どんなところでもロープウェイがあるところを歩いて行くのは大変である)
やっと入り口らしいところに出たが,さらにそれから長い石段が続く。
この寺で長逗留し多くの詩を賦したといわれる李白もこの坂道を登ったのだろうか。
万年寺山門。
軒下の装飾が昨日拝観した報国寺の意匠に似ている。
この地方の特色なのだろう。 -
普通の寺のデザインとは全く異なるエキゾチックな普賢菩薩を祭ったお堂。
チベット風にも感じる。
元々は木造だったのが,南宋の時代に消失し,明の時代に防火のため煉瓦作りで建て替えられたという。 -
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参道の石段を下りていく途中馬とすれ違う。
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清音各方面に歩いて行く。
途中,白龍洞に立ち寄る。 -
白龍洞は「白娘子」(「白蛇伝」の白蛇の精)が修業した場所とも伝えられている。
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更に歩いて行くと清音閣へ到達。
ここは洪椿坪方面,雷音寺方面,石顕崗方面への分岐点になっている。
まだ時間は早いので,洪椿坪方面への谷沿いの道を進むことにした。
途中には「自然生態猴区」というこの土地に生息するチベットモンキーを観察できるエリアがあるのだ。 -
かなり注意を凝らして猿がいないかこわごわ探したが,残念ながら一匹の猿にも出会わなかった。
日も傾きかけていて,道行く人は少なくなり,出会ったら出会ったでかなり恐怖を覚えたであろうが。
そのかわり,この渓流(黒竜江)沿いの風景はすばらしいものだった。
水も澄みきっている。 -
歴代の皇帝の峨眉山にちなむ物語を再現した碑なども桟道沿いに見ることができる。
峨眉山を訪れた康熙帝は,農民が農耕に勤しむさまや風光明媚なことに感銘を受け,「忘塵処」(煩いを忘れる場所)の文字を掘らせた。 -
一方こちらは唐の2代皇帝李世民が峨眉山を訪れた時の故事に基づくもの。
この時李世民はまだ皇帝になっておらず,兄の皇太子と皇位を激しく争っていた。
峨眉山の絶景もこの時の李世民の苦しい胸の内を慰めるには足らず,碑に刻まれたその時詠んだ詩も憂いに満ちていると解説にあった。 -
明を建てた朱元璋も峨眉山に物語を残している。
よく知られているように,朱元璋は世界一の立身出世を果たした男として知られている。
安徽省の貧農の子として生まれ,家族が餓死していくなかかろうじて飢餓をまぬがれた。
叔父の宝曇が峨眉山の僧侶として修行しており,朱元璋はその下で仏教に目覚めていく。
後に朱元璋が皇帝(洪武帝)になり,宝曇を峨眉山における仏教振興の責任者に任じる。
その後の峨眉山における仏教の隆盛を見た洪武帝は次のように宝曇を讃えた。
「不独峨眉幻銀色 以教大地変黄金」
(あなたは峨眉山を銀世界に変えただけではなく,教えによって大地を黄金に変えた) -
目標は洪椿坪であったが,道もはっきりせず日も暮れかかってきたので清音閣へ引き返すことにした。
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ここから更にバス乗り場がある石顕崗へ歩く。
峨眉山一の撮影スポットの表示があった「牛心亭」「双橋清音」。
四阿のある岩を囲むように深くて細い清流が流れている。
このような奇観が形成されるのにどれほどの時間がかかったのであろう。
「牛心」とは,岩が牛の心臓に似ているから。
歩きすすむうち清流はしだいに川になり池になってきた。
エメラルド色の澄んだ水である。 -
「金亀ダム」
昔ここで金色の亀の形をした巨大な岩が掘り出された。
伝説によると,五千年前に黄帝が峨眉山の仙人天真皇人に教えを乞いにやってきたときのこと。
大洪水で川幅が広くなってため,金色の亀を飛び石に変えて渡ったという。 -
このあたりになると道は平たんでのんびり景色を楽しみながら歩ける。
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石顕崗からバスで戻る。
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これで中国で最も登りたかった三山,黄山,泰山,峨眉山をすべて登頂した。
白酒で乾杯! -
今日の白酒は「高廟白酒」という,峨眉山のお隣「眉山市」の地酒。
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通りに出て土産物屋を冷やかす。
こうゆう山の麓の特産はだいたいがお茶 -
見たことも聞いたこともない薬草やキノコも多い。
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食事は「今日の特価菜」で18元としっかり看板に書かれていた「魚香肉絲」にした。
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