2018/01/20 - 2018/01/20
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pearlさん
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学生時代を過ごした京都。住んでいた時は「いつでも行ける」と思っていたけど、社会人になり土地を離れ、行けず仕舞だった場所へ。「いつでも行ける」はこれから禁句にします。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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11月に宮内庁のHPから予約し、桂離宮へ。
桂は住んでいた場所からは不便だったのと、昔は往復葉書での予約だったので、若干行くのに躊躇する場所でしたが、時代は変わりHPからお手軽に予約が可能に。ようやく行けました。
最近は予約もいっぱいでなかなか難しいですね。
朝一番の9時の見学は始発の新幹線でも難しいので、10時の予約です。
御幸門(みゆきもん)。後水尾上皇をお迎えするために新たに造られたそうです。 -
御幸道に架かる橋と道。
北門へはここを通っていきます。この突き当り左手です。 -
御幸道に敷かれたあられ石。
これは適当に敷いてあるのではなく、石のつるつるの面が上に来るようにきちんと配置されているそうです。 -
外腰掛。
お茶に呼ばれたお客の待合所。
隣の木戸の中は砂雪隠(砂で隠すタイプのトイレ)があるのですが、砂で隠した後毎回その用済みの箱を捨てて、清潔に保つようにされていたそうです。が、使われる事はほとんどなく、ずっと綺麗なままだったそうです。
高貴な客人はこんなところで用を足さないのでしょうか。 -
灯篭と二重枡形手水鉢。
桂離宮の灯篭はほとんどこのように背の低い灯篭だそうです。景色を考慮したのだそう。 -
州浜。
先頭にある灯篭を岬の灯台に見立てているそう。 -
天橋立に見立てている。
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松琴亭(茶室)。冬の茶室。
ここで、外腰掛で待っていた客人を接待。
襖の市松模様(青と白)が斬新で、大胆な色彩感覚に感心。グローバルグローバルというけれど、こんな発想が出来る昔の日本人をまずは見習いなさい、と心底思う。 -
竈。(松琴亭)
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やっぱりいいわ、この市松模様。
ご存知の通り市松模様はヨーロッパに大きな影響を与え、Louis Vuittonのモノグラムの元となりました。 -
竈。
通常茶室の囲炉裏の上には何もなく煙が上に逃れるようになっているけれど、ここは懐石料理を上の棚に入れ、保存でき、さらに竈の火と煙で温めなおすことが出来たそう。
また、親王自ら簡単な料理をされたそうです。ガイドさんに「簡単な料理って何ですか?」と聞いたところ、「味付けしない料理」「焼くだけとか」とのことでした。例を挙げると、修学院離宮では昔は松茸がとれたそうでその松茸を桂離宮まで運ばせ、松茸を焼く、といったことをされたそうです。 -
松琴亭。
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賞花亭。
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賞花亭。
離宮内でも一番小高いところにあり、「峠の茶屋」とも呼ばれたそうです。 -
園林堂
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園林堂。
持仏堂として建てられましたが今は安置しているものはないそうです。 -
笑意軒
この前には池があり、船着き場となっています。 -
笑意軒
ひとつとして同じ模様の竹の連子窓はないそうです。
この丸窓もすべて大きさまで異なってるそう(見た目では分かりませんでしたが・・・)。 -
襖の把手。
船の櫂の形をしています。 -
「二の間」腰壁の模様。。
市松模様に金箔の稲妻を思わせる意匠で、職人の斬新且つ見事なデザインと感性に脱帽です。 -
笑意軒
窓の向こうは見渡す限りの田んぼだったそうで、今でもここには建物をたてないようになっているとの事。 -
書院の全景。
左から新御殿→中書院→古書院
新御殿と中書院の間には「楽器の間」があり、琴や筝が格納されていました。 -
古書院からは月見台があり、そこからお月見を楽しまれたそうです。
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月波楼(夏の茶室)
"歌月" 天皇の宸筆。 -
月波楼から松琴亭の眺め。
ガイドさん:「この真ん中の柱がなければいい景色なのに、と皆さんは感じるかもしれませんが、敢えてこの柱を入れることで"屋形船にいる感覚を味わう"ようにされました」 -
月波楼の襖
紅葉が水面に浮かんでいるように見えます。 -
月波楼
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やっぱり素敵です、この襖。
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屋根裏の竹の垂木を船底のように編み、船底に見えるように造られました。
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御輿寄(おこしよせ)
この大きな一枚石は沓脱で、大人六人分の沓を並べられるので「六つの沓脱」をいいます。 -
ここをくぐると参拝コースの入り口に戻ります。
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住吉の松。
剪定中でした。 -
桂離宮の見学を終えて廬山寺へ。
私は紫式部より清少納言派だったので、大学から徒歩ですぐなのに行かなかったなあ。
見学は私を含めて2名だけでゆっくり見ることが出来ました。 -
上御霊神社。
応仁の乱の発端の地となった場所です。
近辺は住宅街なので、学生時代は観光客は見かけなかったけれど、昨今の京都の観光客の多さがここまで波及しているようで、境内はたくさんの人がいました。
この後は京都駅へ向かい、帰宅(日帰りだったので)。
また京都へはふらっと遊びに行きたいです。
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