2017/11/14 - 2017/11/19
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pearlさん
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フランスから完全帰国し早10年。仕事に追われ有休もなかなか取れずな10年でしたが、現地の友人からも追い出しがかかり「いい加減フランスへ」と思い立ち行ってきました。
いわゆる観光地(エッフェル塔とかモンサンミッシェルとか美術館とか)は何度も行っているので、当時行く時間のなかった場所に行ってきました。パリ市内は特に観光もせず、ゆっくりと過ごしていました。
・一日目:日本→パリ移動
・二日目:Fontaine Bleau
・三日目:住んでいた県へ
・四日目:St-German-En-Layeヘ
・五日目:昼近くまで宿でゆっくりし、パリ市内観光
・六日目:サンルイ島を軽く散策し、空港へ向かい、パリ→日本へ
フランスは、店が変わっていたり、メトロの車両が新しくなっていたり、住んでた街にはトラムが走っていたりしましたが、基本の街並みや暮らしは変わっていないのだなあ、と感慨深くなりました。
これからはせめて2年に1度くらいは行きたいなあと思いました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
一日目:JAL045便にて羽田からCDGへ。定刻の14h55着。ここの2EターミナルはJALしか使わないのか、たまたま他の到着がなかったのかは分かりませんが、当該フライト便のみの乗客でした。
税関では、私は見向きもされずスルーでしたが、やはりマグレブの皆様は荷物を開けて検査を受けていました。
預け入れ荷物もないリュックのみの私はさっさと出口へ。到着階にある「i」マークのある観光案内所へ直行。
目的は"PARIS VISIT"5日券購入です。ZONE1-5で72.40ユーロでした。滞在中はパリとその近郊はこれ1枚で交通費は賄えます。
ネットで調べた春現在の料金よりさらに値上がりしていました。尚メトロの窓口には以前の料金63.90ユーロのままの案内がありました(フランスあるあるその1)。 -
チケットを購入したら名前と使用開始日を記入し、RER B線の駅まで歩きます。TVGの駅とほぼ同じですので、案内版を見ていけば初めての方も迷わず行けると思います。「GRANDE LIGNE」の文字を見ていけば大丈夫です。
このRER B線は治安のよろしくない地域を走るのですが、深夜早朝でなければ問題ありません。空港→北駅までノンストップのものと各駅停車があります。
私はちょうど来たのが各駅停車だったので、それで向かいました。 -
二日目:Fontaine Bleauヘ
最寄のメトロ駅からリヨン駅へ。SNCFを利用します。丁度"Montargis"行きが10分後の出発だったのでラッキーでした。そこからFontainebleau-Avon駅で下車。確かリヨン駅から4駅だったと思います(でも40分位かかります)。"Montereau"行きでも行けます。ただ、必ずホームの電光掲示板で、Fontainebleau-Avonの駅名があるかを確認します。途中駅で路線が分かれることがあるようです(電車に乗った際に地元客に教えられました)。
降りたホームの改札を出ると目の前にバス停があります。1番停留所です。バスで15分位、"Chateau"で下車します。
このSNCFとバスもPARIS VISITが使えます。(SNCFは乗車時に打刻は不要) -
入場料:11.00ユーロ + 日本語オーディオガイド2.00ユーロ
チケットを購入するときに「ガイド?」と聞かれるので「Oui」と答えるとそれ込の値段のチケットをくれます。それを受け取り進むとカウンターがあるのでそこでチケットを見せ「日本人」と答えるとオーディオガイドをセットしてくれました。
しかし・・・ナポレオン1世博物館は改装中で見学できませんでした。それがメインだったのに!!グラン・アパルトマンも三位一体礼拝堂や絵皿の回廊やルイ13世の間やディアナの回廊など結構閉鎖されていて(しかも見てみたい部屋)、「こんなんで満額の入場料とるな!!」と言いたくなりましたが、これぞフランスあるある-2. -
皇帝の小寝室
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フランソワ1世の回廊
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フランソワ1世の紋章:サラマンダー、 d'Azay-le-RideauやChambordにもあります。
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フランソワ1世のイニシャル「F」
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アンリ2世のイニシャル「H」
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舞踏会の広間
他にもいろんな部屋(ナポレオンの玉座とか)がありましたし、庭園も見事なのですが、見学できない場所が多かったショックを引きずっていたのと紋章ばかり撮っていたので、写真はあまりありません。
天気も良く外に出て、庭園を見ながらベンチでバゲットサンドを頬張り昼食としました。 -
改装中のナポレオン1世博物館
ここは完全改装が終了してからの再訪決定です。 -
馬蹄階段上から門を見る。
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三日目:TGVに乗り、住んでいた街へ。
TGVは日本から予約していました。
電車に乗ると私の予約席(窓側)にすでに乗客が・・・。
フランスあるある-3。
今回は進行方向逆向きだし、トイレが近くなりそうだったので、何も言わず隣の通路席に座ります(朝から主張するのも疲れるし)。
そしてなかなか出発せず、「技術的トラブルで出発が15分遅れます」とのアナウンスが・・・フランスあるある-4.
住んでいた家や市街地を歩きながら懐かしさを感じつつ、友人とも再会し、やっぱりこの街好きだなあと思いました。 -
帰りはやはりTGVに乗ると私の席に先客が。今度は窓から景色をみたかったので、「私の席だから」と言うと、「私は次の駅で降りるからいいでしょ」と言ってきました。「いや、予約してるし、私はパリまでだからあなたが次の駅で降りるときに席を立ちたくない」というと素直に移動しました。窓側がいいなら予約時に指定しなさいよ、と毎回思う。この人達は本当にパリオリンピックを開催し、観光客を受け入れるつもりがあるのでしょうか。
久々に「主張をしなければ生きていけない国」を実感。 -
四日目:Saint-Germain-en-Layeへ
宿の最寄駅からメトロに乗りRER A1に乗り換えて20分程の終点です。
駅を降りるとすぐに国立考古学博物館(入場料:7.0ユーロ)があります。この中に入らなくても庭園は無料で入れます。 -
国立考古学博物館の中庭 ルネサンス様式だそうです。
注意しなければならないのは、午前と午後で見学できるフロアが決まっているので、ずべて見学しようと思ったら1日がかりとなります。
(午後の開館が14時過ぎくらいだった気が・・)
紀元前から中世までの考古学的資料(原始人の暮らしや宝飾品などなど)が展示されているので、興味がある人は面白いと思います。 -
シャトーヌフ:ここでルイ14世が誕生しました。
ここは見学できませんが、庭園から行けますので、考古学博物館に入る必要はありません。 -
シャトーヌフ:「LOUIS XIV」とアーチにあります。
-
本来であれば、La Defenseが臨めるのですが・・・。生憎のどんよりとした曇天です。
昨日まではずっと快晴だったのに。あぁ、この曇天にこの寒さは11月の天気ですね。
寒いので、市街地もさらっと見ただけでパリ市内に戻りました。 -
宿でちょっと昼寝をしてから、パリ散策へ。
Passage Jouffroy. -
こんなに早くノエルの飾り付けをしてたかなあ。せいぜい11月終わりだった記憶があるのですが。まるで日本みたいに季節が早くなっている、と思いました。
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Galerie Vivienne
パリで最も美しいPassageだそう。 -
確かに綺麗。
カメラを構えた観光客も多かったです。 -
かすかにお天気なのですが、時間が15時なので、すでに暗くなってきています。
この後コンコルド広場まで散歩し、メトロに乗り、途中で東駅で降り、モノプリのコンビニmonop’で夕食調達し、さあメトロに乗ろうとすると改札でPARIS VISITが引っかかる。窓口の女性に「有効期限内なのになぜか使えない」と言うと、この女性は非常に感じが良かったのだが「これはシステムエラーだから最初に使用した駅に行く必要がある(何故?)」と言われ、磁気を軽く何かでなぞった後返却され、改札を通してくれました。・・・フランスあるある-5.
が、最初の駅は空港だし、これから行くのは嫌なので、宿の最寄駅で交換してもらおうとすると窓口に「席を離れています、数分お待ちください」との案内が・・フランスあるある-6.
おじちゃんが戻ってくるのを待って、東駅と同じ事をいうと、「それは何故だろうねえ。ただ、ここのコンピューターは壊れているので、チケットの不具合を直せないんだよ」と言われました・・・フランスあるある-7.
とりあえず翌日再チャレンジです。 -
パリ最終日:サン・ルイ島からシテ島のノートルダム寺院を臨む。
この日の朝は心持ち晴れていました。
チェックアウト時間までゆっくりし、宿に荷物を預け、散策へ。
やはり改札を通れず、しかも窓口に人がいないので、改札を出てくる人のドアから入場しました(いけないことですが仕方ない)。 -
Berthillon:有名なアイスクリーム屋さんです。
寒いので食べませんでした。
ここのメトロ駅は小さいのですが、窓口はあるので再チャレンジすると、同様に最初の駅で・・とりあえず入場できるようにするわ。と言われました。
仕方ないので、次の目的地へ。 -
Grand Palais
展示内容に興味を惹かれなかったので今回はパス。 -
Petit Palais
こちらは常設展がなかなかいいので、見学。無料です。 -
Petit Palais
この後宿に戻り、荷物をピックアップします。
その前に使えなくなってしまったPARIS VISITを何とかしなければなりません。ここは観光客は多いので、さすがに大丈夫だろうと思い、切符交換にチャレンジ・・・同じくPC不具合で無理(本当は窓口の人がやり方を知らないだけなのを経験上知っている)・・・フランスあるある-8
北駅のメトロ窓口に賭けることにし、北駅へ。
窓口が男性だったので、よっしゃ!と思い。「今日まで使用できるのに使えなくなっている。あと数時間で空港に行かないといけないの、都度都度説明して1回だけ入場できるようにしてもらっても困るの。空港で改札に引っかかるから交換してほしい。助けて」と言うと、「それは大変だ、ちょっと待ってて」と言われ、彼はやりかたを知らなかったのか、奥の部屋にいる先輩の女性に聞いて、若干悪戦苦闘して交換してくれました!!
「本当に有難う!!」と言うと「Bon journee」とお互い笑顔で。
女性は男性に、男性は女性に頼むとスムーズ・・・フランスあるある-9
それにしてもパリの人達は本当にオリンピックを開くのでしょうか。 -
北駅。
ここから空港へ行きますが、RER B線は地上ホームから地下に降ります。
ここはTVGやユーロスターが発着するホームです。なんだか旅情を誘います。
PARIS VISITの問題も解決されたので、心置きなく宿へ向かい、荷物をピックアップし空港へ。10年振りだとカウンターや中の搭乗口が模様替えされていて、「10年一昔とはよく言ったものだ」と思いました。
PARIS VISITのお蔭もあり、航空券を除く市内の食費・お土産代・滞在費・交通費(TVG含む)はJPY50,000.-で収まりました。
2年後の再訪に向けてこれからフランス貯金のスタートです。
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