2017/12/07 - 2017/12/07
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sawadeekazuさん
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ジョグジャカルタから3等列車に揺られる事確か14時間。ジャワ島の最東端にあるパニュワンギという町にやってきた。この町に来た理由はイジェン火山を見に行く事と、バリ島のクタまでフェリーとローカルバスで行きたかったため。
イジェン火山は火口の底で燃え続けるブルーファイアと、ターコイズブルーの火口湖が見所。
パニュワンギの宿でツアーを申し込みます。我々はドライバー、ガイド、懐中電灯、ガスマスク、下山後の朝食、近場の滝でスイミング付きで一人Rp300000(2500円弱)でした。
イジェン火山へのツアーはAM1時頃出発。宿までドライバーがピックアップしに来てくれます。太陽が昇る前に火口の底に着かないとブルーファイアが目視出来なくなる為に真夜中出発です。
服装ですが、標高が高いので結構寒いとガイドから聞いていましたが、実際は山登りですので結構あついです。ほぼTシャツ一枚でいけました。しかしブルーファイアを見た後尾根まで登り、その後しばらくは強めの風が吹く中での火口湖見学になるので、念のため持参したパーカーが役にたちました。
*このツアーでは、尾根から火口湖を見学するだけの人は関係ありませんが、火口に下りブルーファイアを見に行く人は大切な服は着ていかない方がいいです。しばらくは煙の成分で服が黄ばみ、硫黄の匂いが取れません。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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パニュワンギ市内から車でイジェン火山麓の駐車場へ。駐車場からは徒歩で登山です。こんな感じの道を登ります。
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ひたすら坂道を登ります。頂上の尾根までは2時間とのこと。足場はそんなに悪くないですが所々坂がかなりきつい場所があります。坂道がきつい人のために、人力車で頂上まで送ってくれるタクシーサービスもあります(笑)
写真では懐中電灯がかなり明るいですがこれは自前の、長旅用に日本から持参した超強力ライトだからです。ガイドからレンタルする懐中電灯は写真左の方の光です。 -
2時間かけ頂上に到着後、一気に火口の底に向けこんどは下ります。一気に下る理由は、太陽が登るとブルーファイアが目視出来なくなるためです。火口までの登りは道はいいですが、火口内では足場がかなり悪いです。真っ暗な中、頼りない懐中電灯を片手にガイドを先頭に下りていきます。
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こんな感じで火口の底まで下りていきます。
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ほぼ火口の底に着くと写真のような硫黄の塊がごろごろとしています。この辺りから地面から噴出する硫黄の煙が濃くなってきます。
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↑硫黄の煙に巻かれる人達。このくらいの濃さの煙なら大した事はありません。ガスマスク無しでもなんとか大丈夫でした。
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↑本気できつい濃度の硫黄煙。この濃度レベルの煙に巻かれると、リアルにパニックを起こしそうになりました。ガスマスクをしていても息が苦しく、煙が目に強烈にしみるので目も開けられない。
煙の濃度が下がるのも風向き次第なので、いつまで耐えればいいのかわからないのが余計に不安にさせます。事前に、ガイドから濃い煙に巻かれてもそのうち濃度はさがるのでパニックを起こさないように、と念を押されていました。そのうち濃度が下がる、ってところも東南アジアぽくていいですね(笑)
で、私は実際にはブルーファイアまで辿り着き、ブルーファイアを見る事はできたのですが、ブルーファイアの写真はありません(笑)。私のスマホではあの環境の中写真を撮るのは無理でした。Googleで調べると現地で見られるような綺麗な写真があります。 -
そしてブルーファイアを見学後、また一気に火口尾根まで引き返します。ガイドが言うには明るくなると風向きの関係で煙が濃くなり過ぎで危険だとのこと。そしてこの日は雨の恐れもあったので、雨が降り出し足場がぬかるんだり滑るようになると最悪です。
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夜が明けて来て火口の全体が見えるようになってきました。この風景も結構感動しました。行きは真っ暗な中懐中電灯の明かりを頼りにこの尾根を歩いてきたわけです。
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見渡す限り、THE 火口!って風景です。
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THE火口!その2
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かなり明るくなるといよいよ火口湖が姿を現します。ターコイズブルーの火口湖なんて初めて見たので結構感動しました。
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イジェン火山の火口と湖の様子。
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イジェン火山の火口と湖の様子。その2
この煙に巻かれ苦しんでいたわけです。 -
イジェン火山の火口と湖の様子。その3
火口の写真を何枚か見比べると、風向きに寄りかなり煙が濃くなったり薄くたりするのが分かると思います。 -
イジェン火山の火口と湖の様子。を眺める人達。
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もともと植物が生えていた形跡があるのですが、どの植物も黒こげの炭と化していました。
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黒こげの植物。
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黒こげの植物。しかし新たな植物が生えてきています。
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完全に太陽が昇り明るくなると、付近の山の木々まで黒こげだった事に気がつきます。
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登山道の中間地点にある休憩所。登りもここで休憩します。下りでは個々のタイミングで休憩って感じです。ここで水やコーヒー、食べ物などを買うことができます。
ドライバーが待つ登山道入り口の駐車場にも売店やトイレがあるので安心です。 -
これは火口の底から採掘した硫黄で作ったオブジェです。硫黄は、現地の人が採掘から運搬まですべて人力の手作業でこなしていました。
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行きは真っ暗で気がつかなかったのですが、登山道入り口にちゃんと看板がありました。
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イジェン火山には関係ない写真ですが、パニュワンギで泊まっていた宿です。コンビニや屋台や食堂などが近くにありなかなか便利な宿でした。宿のスタッフもナイスガイでした。
《イジェン火山ツアーを終えて》
これははっきり言って面白い体験が出来ました。活火山の火口底まで下りていくということ自体日本ではあり得ません。
ブルーファイアも綺麗で不思議でしたが、やはり個人的には硫黄の煙に巻かれ苦しんだことと、火口の尾根から見た風景が良かったと思いました。
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