2017/12/12 - 2017/12/13
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miharashiさん
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2017年は夫婦二人とも新年を迎える前に70歳を迎えてしまうので、海外でのスキーはこれで最後か?と思い、まだ年明け前の12月初旬、スイスのエンゲルベルクとイタリア・ドロミテのヴィーゴ・ディ・ファッサにスキーに出かけました。ちょうどクリスマスマーケットのシーズンだったこともあり、スキーの合間を縫って、ルツェルン・ボルツァーノ・ニュルンベルクのクリスマスマーケットにも立ち寄りました。スキーに関しては、天気予報を毎日チェックして日程を決定した甲斐があり、なんとか快晴の日に滑ることができました。本篇は、スキーを終えた後で、最後に訪れたニュルンベルクのクリスマスマーケットの旅行記です。(表紙写真は、ニュルンベルク・フラウエン教会)
今回のスキー旅行の日程は以下の通り。
12月4日 成田ー(Swiss)->チューリッヒー>マイリンゲン(泊)
12月5日 マイリンゲンー>エンゲルベルク (エンゲルベルク2泊)
12月6日 エンゲルベルクでスキー
12月7日 エンゲルベルクー>ルツェルン (ルツェルン泊)
12月8日 ルツェルンー>ボルツァーノー>ヴィーゴ・ディ・ファッサ
(ヴィーゴ・ディ・ファッサ3泊)
12月9日 ヴィーゴ・ディ・ファッサでスキー
12月10日 同上
12月11日 ヴィーゴ・ディ・ファッサー>ボルツァーノ(泊)
12月12日 ボルツァーノー>ミュンヘンー>ニュルンベルク
(クリスマスマーケット) ->ミュンヘン(泊)
12月13日 ミュンヘンー(LH)ー>羽田(14日着)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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12月11日、イタリアのヴィーゴ・ディ・ファッサでのスキーを終え、ボルツァーノに戻り1泊。翌12日はミュンヘンまでの移動日。ネットでボルツァーノからミュンヘンまでの直行バス(Flixbus)があることを知り予約。鉄道だと途中で二回も乗換が必要だが、バスだと乗換がなく、しかも料金も鉄道よりずっと安かった。バス停はボルツァーノの駅近くにあったが、料金が安い分バス乗り場には待合室もなく、寒空の下でバスが来るのを待ち、朝8時45分のバスで出発して、ミュンヘンには4時間後の午後1時前に到着。駅近くのホテルにチェックインした後、ミュンヘンからニュルンベルクまでの往復チケット(行きはFlixバス、帰りは鉄道)をすぐにネットで予約。レセプションでチケットを印刷してもらい、3時15分のバスで慌ただしくニュルンベルクに向かった。(写真は、ニュルンベルクのフラウエン教会と噴水塔)
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ニュルンベルクまでの所要時間は2時間10分。ニュルンベルクに入ると道路が混みあい、若干遅れて6時少し前に到着。あたりはすっかり暗くなっていた。地図も持たずに行き当たりばったりでやってきたので、道を歩く人にクリスマスマーケットの場所を訪ねながらいったん駅の方向に歩き、駅前から右手の方向に向かって歩いて行く。前方に2つの尖塔が見えてきた。どうやらマーケットはあのあたりのようだ。
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途中通過した広場には白だけのライトをつけたクリスマスツリー。
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素敵な屋根を持つ中世らしい建物が現れた。
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このあたりから屋台が並んでいた。頭上には天使のイルミネーション。
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お店のショーウィンドーにはクリスマスのかわいい飾り。
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橋の上で撮影している人がいたので、近づくと前方には絵になる風景。
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拡大して。右側の小さなツリーがかわいい。
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やがて頭上に天使の飾り物が。ニュルンベルクのクリスマスマーケットのシンボル的存在は天使のようだ。毎年クリスマスマーケットの開催宣言を飾りのような天使の衣装をまとった若い女性がするそうだ。
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彫刻が見えてくるとまもなく中央広場(Hauptmarkt)だ。
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クリスマスマーケットのメイン会場は、今回の旅行で見てきたルツェルンやボルツァーノより規模がはるかに大きかった。
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マーケットの前に建つフラウエン教会(Frauenkirche)。まったく予備知識なく来たので、この教会を目にした時はその美しさに圧倒された。
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教会前の屋台。
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さらにキリスト誕生の場面を表わした飾り物。 。
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拡大して。
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フラウエン教会を正面から。
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16世紀初頭に作られたというドイツ最古の仕掛け時計。毎日昼の12時に仕掛け時計が動くという。いまの時刻は6時10分なので見学時間は1時間と15分くらいあることになる。
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教会前の特設舞台では地元の人による生演奏。
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少し離れて。ツリーとかわいい出店と一緒に教会を撮影。
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教会から幾筋もの道が作られ、道に沿ってかわいい屋台が並んでいた。毎年180個もの屋台が並ぶそうだ。
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広場の一画には美しい泉(Schoner Brunen )と呼ばれる噴水塔。後でわかったことだが、願い事ができるところだったらしい。
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ライトアップされて、本当にきれいな塔だった。
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会場の全体。人であふれるばかりだった。毎年200万人もの人が訪れるというからすごい。昨日みぞれで天気が悪かったが、今日は天気が回復したので、余計人出が多いような気がする。
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広場の奥に進むとマーケットはなくなり、急に静かになった。灯りがともされたツリーが絵になっていた。
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ツリーの背後には大きな教会(St.Sebaldus Church)が。
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教会の正面の方向へ周りこむ。2つの塔が特徴的な教会だ。
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教会前のかわいい建物。教会前の広場の隅に椅子があったので、小休憩。
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広場横の立派な建物。
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Hauptmarktのさらに奥の方向。中世らしい建物が見えたが、キリがないので散策はここまでにして引き返す。昼間だったら、この先にあるカイザーブルグ(お城)に行きたかったのだが。残念。
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急ぎ足で周り、何も食べてなかったので、ここで焼いていたソーセージサンドを買う。1つのパンに3本の小ぶりのソーセージを入れてくれた。1個2.5ユーロ。あとでここで食べた小ぶりのソーセージがニュールンベルガ-ソーセージということを知った。
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この屋台には行列ができていたので、何かと思って覗いてみると、看板にはKartoffelpufferと書かれていた。あとで調べてみたら、ジャガイモをすりおろしたものを油で揚げていたらしい。
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こちらの屋台ではハンバーグサンドを売っていた。おいしそう。屋台で込み合っているのは食べ物の屋台だけのような気がした。ハンドメイドの飾り物のお店も多いが、私達のような見て周るだけの人では商売にならないのではと心配してしてしまう。
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再び噴水塔とフラウエン教会のそばまで戻ってきた。
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噴水塔と教会。
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マーケットの背後に聳えるフラウエン教会。
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人形がずらりと並んだお店。
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後で拡大して見ると、人形の種類も様々だった。時間があれば、もっとじっくり見たかった。
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お店の上には天使などの照明飾り。
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マーケットの中を通りながら戻る。
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来た時は気が付かなかったが教会のベランダに観光客らしき人達の姿が見えた。どうやったらあそこに登れるのだろうとうらやましかった。何かのツアーしか登れないのかもしれない。
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拡大して。
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教会前のお店にはかわいい天使の飾り物が並んでいた。
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拡大して。ほしかったけど繊細な作りなので、とても運べないと思った。
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さらにクリスマスの飾り物を売るお店。
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そろそろ帰ろうとしたら階段があったので上に上がってみることにした。
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階段の上はビアガーデン。時間があったらここでビールを飲みながら、マーケットをながめられたのにと思うと残念でならなかった。とりあえずお店に遠慮しながら撮影。
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食べ物を売るお店を上から。
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定番のチョコレートとお菓子を売る屋台。お土産に買って帰る人も多そうだ。
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マーケットの入り口の方向へと戻る。
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来た時に通った橋の反対側にはカラフルなクリスマスツリー。来るときは気が付かなかった。
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向かいからどんどん人が押し寄せてくる。これからが本番のようだ。帰りは来た道とは異なる駅前までまっすぐ伸びた道を歩いて帰った。
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道沿いに立つ聖ローレンツ教会。14世紀に建てられたゴシック様式の教会。中に入れなくて残念。
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教会前にはドライフルーツの出店。どうやら中近東あたりから売りにきているようだった。
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出店を入れて再び聖ローレンツ教会。
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駅に戻る途中のかわいい中世らしき建物。
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途中の道のかわいいイルミネーション。
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ようやく駅に到着。駅も立派だ。
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列車の時間までまだ間があったので、駅の向かいにあった城門に行ってみた。
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門の中にも出店があったが、ビールの店だけがにぎわっていた。
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城門から駅を見ながら戻る。7時55分発のICEでミュンヘンには1時間ちょっとで到着。料金は列車により異なり、この列車が一番安い料金だったが、それでもバスの2倍以上だった。
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ミュンヘン駅に着いたが、ミュンヘンのクリスマスマーケットも見たかったので。ホテルには戻らずそのまま市庁舎前広場まで直行。駅の中にもクリスマスの飾りつけが。
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広場までの道の途中には、きれいなライトアップの建物。
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青みがかった珍しいライトアップの建物も。
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クリスマスマーケットの入り口。
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残念ながらお店は閉まっていた。9時をだいぶ過ぎていたので、9時で終わりだったのかも。
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市庁舎もライトアップされていた。
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この市庁舎はもう何回も見ているが、夜は初めてだった。疲れたので、早々に駅前のペンションに帰ることに。途中クラシックの生演奏に人が集まっていたが、足も止めずに一目さんで帰った。今日一日ハードで充実した一日だった。
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12月13日、飛行機は午後3時発なので、朝はホテルの部屋でゆっくりして、11時前にミュンヘン駅からSバーンで空港へ向かう。運賃は11ユーロで、ニュルンベルクまでのバス代(10ユーロ)より高かった。所要40分ほどで空港に到着。飛行機が出る第2ターミナルへ向かう広場にはクリスマスマーケットが開かれていて、その中を通りながらターミナルへと入っていった。今回はスキーにはやや時期が早く、ピステの状態は必ずしも完ぺきではなかったが、これまでのスキー旅行では見ることのなかったクリスマスマーケットのおまけがついた旅行となった。(終わり)
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この旅行記へのコメント (3)
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- ぴょん太さん 2017/12/18 11:28:20
- 懐かしい!FLIXBUS安そうですね。
- 来年ポーランドとベルリン予定してますので、DBに代わり、利用してみます。情報ありがとうございます。私は、今年70歳に達してしましました。トホホ!
- miharashiさん からの返信 2017/12/18 18:32:26
- Re: 懐かしい!FLIXBUS安そうですね。
- ぴょん太さんへ
ニュルンベルクの旅行記見ていただきありがとうございます。
Flixbusを利用したのは、今回で2回目。最初はドレスデンからプラハまで利用しましたが、バスが2時間以上遅れるというトラブルに見舞われました。今回はトラブルなしに利用することができました。鉄道よりはるかに安くすみますが、その分ある程度のトラブルは覚悟した方が良いかもしれません。バス内には狭いながらもトイレがあり、長時間の乗車も可能ですが(トイレ休憩はありません)、椅子がやや狭いので、乗車時間は半日程度がいいところでしょう。なお、バス乗り場に何もないところもあるので、基本ネット予約となり、スマホを持参して予約されることをお勧めします。うまく利用して是非楽しい旅をされることを期待します。miharashiより
- ぴょん太さん からの返信 2017/12/18 19:41:08
- Re: 懐かしい!FLIXBUS安そうですね。
- Flixbus HPで調べました。確かに安いですね。ポーランドでSIMを購入しますので、ドイツでもローミングで安く使えるようなので、ネットはバッチリです。今年もヘルシンキで買ったSIM でタリンも安く利用できました。でも、スキーとはお元気です。
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