福島堪能二泊三日ドライブ旅 05大内宿散策で思った事

2017/08/05 - 2017/08/07

三日目午後
会津若松中心地から大内宿こぶしラインを南下すること約一時間。
南会津山間の大内宿を訪れました。
平日且つ昼どきを完全に外してるので比較的空いてるだろうと思いきや、結構な賑わいで驚きました。
最後に『塔のへつり』へ寄り道。なかなか充実の三日間でした。

エリア 田島・南会津(福島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

大内宿に到着しました。

全体マップ。
実にシンプルな町並み構成です。

道路と家屋の間に水路が設けられています。

大内宿で一番有名な蕎麦屋が三澤屋。

三澤屋 グルメ・レストラン

既に3時。
さすがにお腹が空いたんで何処か店に入りましょう。

とは言え同じ様な店が並んでいて、何処にしようか決められず・・・ｗ

で結局、一番奥の浅沼食堂へ。

周囲の家屋に比べ一段高くなっていて見晴らしが良かったです。

浅沼食堂 グルメ・レストラン

イイ燻され具合の囲炉裏。

ネギが丸ごと１本のった名物｢ねぎそば｣にしようかとも思ったけど、単純に食べにくそうだったので、無難に山菜そばにしました。

浅沼食堂 グルメ・レストラン

この階段を登っていけば見晴台があったみたいなのですが、ご飯食べて寛いだ後だと登る気が失せてしまい断念ｗ

子安観音堂 寺・神社・教会

町並み展示館で軽くお勉強。
入館料は250円。

大内宿町並み展示館 美術館・博物館

内部は意外とひんやりしてました。

夏場だからか、さすがに囲炉裏に火は入っていませんでした。

屋根裏の養蚕場。

梁の上に置いてあるのは上棟式で使う『のさ』。

そういえば、各家の屋根に書いてあった『水』という字。
いわゆる火災予防の意味合いで、実際屋根上に水は置いておけないので、文字を掲げているのだとか。
気になって展示館の係りの方に教えてもらいました。

こちらの家は『寿』の文字が。

この鳥居は、後白河天皇の第2皇子（高倉以仁王）の霊を祀ったとされる高倉神社に続く鳥居で、一の鳥居から三の鳥居まで続いています・・・
との事ですが、三の鳥居が全然見えないイコール遠そうなので神社に行くのは辞めました笑

七つある民宿のひとつ本家扇屋。
蔵造りなのが特徴。

蔵の民宿　本家扇屋 宿・ホテル

16時半を過ぎ、周囲の商店が一軒また一軒と徐々に閉め始めました。
ソフトクリーム食べながらそんな様子を見て思った事。

ひょっとしたら近隣から通勤してるんじゃない？とも思い、気になってネットで調べたところ、各々この古民家に住んでいる事はわかりましたが、メイン通りに面した家屋45件中、観光商売をしていないのはたった3件でした。
かつて農業と出稼ぎで生活していた住民にとって、生活をするうえでも町並み保存をしていくうえでも観光商売で得る収入が重要なのだそう。
やっぱりここも『観光地』なんだという事を実感。

さすがにこの時間にもなると駐車場もガランとしていました。

近かったのでもう一か所。

既に夕方でしたが、会津鉄道沿線の｢塔のへつり｣に寄り道しました。

へつりとは地元の言葉で断崖の事なのだそうです。

塔のへつり 自然・景勝地

浸食と風化を繰り返し創られた景観。
見事です。

無風で水面に映り込む景色も奇麗でした。

たまたま視聴してた2時間サスペンスの舞台になっていて、折角なので見ていこうという事になりまして。

大した揺れでは無い吊り橋でしたが、高所恐怖症の私には結構キツかったです。
そろそろ車に戻りましょうか。

塔のへつり入口付近にあった下郷町物産館でお土産を物色。
フルーツ好きな相方ご両親に桃を購入しました。

下郷町物産館 お土産屋・直売所・特産品

東北道白川インターから都内に向けて最後のドライブ。
結構充実の三日間でした。