2017/11/23 - 2017/11/23
55位(同エリア896件中)
tadさん
今日、町内老人会のバスツアーで、萩に行ってきた。お世話する方々が資金集めなどをしておられるので、参加費は千円だけで、萩での食事、ビール、入場料、交通費がすべて賄われている。有難いことだ。来月の忘年会も誘われたが、生憎東京に行くことになっている。
8時50分に集合。10時20分には萩の松陰神社と松下村塾に到着。宝物館である至誠館にも入館。本来500円のチケットが必要だが、それももらえた。久しぶりに吉田松陰の「留魂録」の本物を見た。こんなに小さな紙にぎっしりと書いていたのだと再認識。解説付きの本では既に2度読んでいる。
ただ、残念なのは、この宝物館内では写真は一切とれない。帰りに道の駅「萩往還」にある「松陰記念館」に寄った。ここに「留魂録」等の複製がおいてあって、これらは写真撮影可能だ。今回出している松陰の書はすべて松陰記念館で撮影したものだ。こちらには感謝する。
一枚目は松陰最後の書である「留魂録」の複製の出だしの部分である。現代語訳が次にある。1859年10月27日伝馬町で獄死する前日に書き終えたもの。書き始めたのは10月25日だから翌日には書き終えた。維新がスタートするのはなんと9年後だ。。。
- 旅行の満足度
- 5.0
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同じ伝馬町の獄で囚人だった沼崎に松陰は留魂録を預けた。沼崎は松陰を尊敬しており、やっと出獄できた後、弟子の野村に渡したのは、なんと17年後だった。この本物の留魂録を今日、松陰神社宝物館で見たのだ。次ぎの写真は松陰記念館にある複製を撮影。
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留魂録の複製を撮影
全文の現代語訳と解説をつけた古川薫訳「吉田松陰留魂録」(徳間書店)が読みやすい。弟子の情報などもコンパクトにまとめてある。
これを弟子が書き写した写本も残されている。多くの魂を動かした書だ。 -
松下村塾
松下村塾 名所・史跡
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塾生たち
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「親思うこころに勝る親ごころ きょうの音づれ なんと聞くらん」
父など身内に宛てた永訣書にある。 -
吉田松陰幽囚の旧宅。
吉田松陰幽囚ノ旧宅 名所・史跡
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結構広い実家だ。
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ここが松陰神社宝物館「至誠館」だ。留魂録の本物など、ずらっと本物資料が並んでいる。写真が取れないのが残念だ。
松陰神社宝物殿「至誠館」 美術館・博物館
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帰り道で、道の駅「萩往還」に立ち寄る。ここで無料の松陰記念館に入場。複製が並んでいるので、無料なのだが、啓蒙的な施設としては悪くない。有難いのは写真撮影が可能なので、どんな字で書かれているのか、確認できるのが有難い。
記念館の前には維新の志士達や松陰の弟子達の像がある。道の駅というには、あまりに真剣な場所!道の駅 萩往還 道の駅
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松陰記念館の入口
松陰記念館 美術館・博物館
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松下村塾の様子。無料だから文句をつけない。
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次に説明
3行目に「親思うこころに勝る親ごころ きょうの音づれ なんと聞くらん」とある。 -
永訣の書は1859年死の10日前に書かれた。
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次に説明
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