ポーランド一人旅～ワルシャワ&クラクフ～⑥

2017/10/24 - 2017/11/02

まとまったお休みがとれたので、ポーランドへ。
選んだ決め手は直行便があったから&伝統工芸が可愛いから。
手配は前回に引き続き全て個人手配。
秋から冬の過渡期で多少天気は荒れましたが、とても素敵な旅になりました。

エリア ポーランド

6日目。
前日の夜～朝にかけて風がものすごかったせいで、街中がすごいことになってた。
けど天気は晴れ。なかなか晴れなかったから、ちょっとでも晴れるとウキウキするね。束の間だったけど。
でもね、いたるところに枝とか落ちててちょっと危なかった。

この日は旧市街を少し外れて、カジミエシュ地区へ行こう!!という事にしていたけども、その前にポーランドに来たら行ってみたかったお店へ。

駅前のガレリアの（確か）３Fに入っているポーランドの高級ブランドwittchen（ヴィットヘン）。
イタリア！とかフランス！とかだと日本だけじゃなく世界的にみんな知ってるブランドたくさんあるけど、ポーランドって聞いたことないよな…
という事で調べたお店がここ。
革製品がたくさんあって、スーツケースはもちろん、服とか帽子、手袋もあった。
私は革の鞄がお目当てだったので、オープン早々行ってみた。

お店の中は意外と狭くて、そして結構雑然とディスプレイしてあった…（きれいなディスプレイ想像してたからちょっとショックw）
セールもしていたみたいで、半額とか半額以下になってるものもちらほら。
私が買ったのは斜め掛けのショルダーバック。
大きさはA4サイズは入らないけど、見た目的にはA4ほどでマチが3センチくらいのショルダーだけどいわゆるポシェットにギリギリはいるくらいのものだと思う。
ベージュだけが展示されてたから色違いあるか聞いてみたらグレーがあった。
どっちもきれいな色味だったけど、グレーの方が地味だったのでベージュを購入。

値段は339ズロチ（12,500円ほど）だったのが、
「これ付ける？これ付けると…（計算中）これになるけど」

305ズロチ。

日本円で10,000円切るじゃないですか。。。
なんですかそのクリアランスはww

これ、っていうのが革製品のメンテナンス用品。おそらくクリーナーだと思われる。スポンジなんだけどオイルかクリームかがすでに浸み込んでいる状態のもの。
あとから気が付いたけど、同じようなものがホテルにもあった（多分革靴のメンテ用品）から、これはポーランドかヨーロッパ形式のメンテナンス用品なのかもしれない。

と長くなったけど、安くなるならセットにするに越したことはないから、もちろん購入。
ちなみに高級ブランドって聞いてたから、てっきり高級そうな紙袋に入れてくれるのかと思いきや、保存用の袋には入ってたけど、最終的にはビニール袋だった…

そのあと駅前の両替所でズロチをまた手に入れ、次はチャルトリスキ美術館へ。

なんか、入る場所がいまいちわからなかったのだけど、写真の塔の部分がそうだった…向かいの建物にポスター貼ってあったからそこかと思って扉開けようとしちゃってたよ…あ～恥ずかし!!笑

ちなみに今メンテナンス中なのかなんなのか、見れるところは2階の1フロアだけ。そしてそんなに広くない。なんか悲しい。
でもスタッフさんは親切だった。
「ダヴィンチはここじゃないけど…」
って教えてくれた。

チャルトリスキ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

チャルトリスキにあったショパンの手。
…ショパンの手はワルシャワで見たんだけど、ここも？？
説明書きをまじまじと眺めたけど…間違ってないよな…

エジプトの石板。
ヒエログリフだっけか？
現物初めて見たかも。
絵文字みたい。

肖像画。

レプリカ(笑)
白黒もなかなか良いよなぁと思いつつパシャリ。

チャルトリスキ美術館は狭かった…ので、次の目的地へ行くことに。
途中小腹が減ったので、オブヴァジャネックを購入。今度はけしの実つき。

そして向かったのは、滞在ホテルの向こう側、カジミエシュ地区へ。旧市街から大体あるいて15分かそこらくらいだった気がするけど、この日は午後からものすごい突風と小雨。何度傘がひっくり返ったことか…
寒いし、なんか喉乾いたから(オブヴァジャネックは硬いんだよ…)、カフェへ。
ここはArtefakt Cafe。有名なレストラン、Arielの丁度真裏。コーヒー類とビールとあと軽食もあるけど、食べものは頼まずカフェラテ飲み。
んー、普通の大きさ…よりもやっぱ安定したデカさ(笑)店内はアートな写真も飾ってあって居心地はよかったです。
なんか地下にも席があるみたいだったけど、小心者は地上席(笑)へ。

入って正面にカウンターがあって、そこで注文。メニュー表は片隅に一枚と、黒板にポーランド語で書いたものが。

お金は受けとるときでも帰るときでも良いみたいだけど、私は前払いに。そして帰りはそのカウンターの手前に返却口があるのでそこへ持っていく。

荒れた天気だったからかもしれないけど、お客さんもそこまでおらず、ゆったりと過ごせた。

さむいなぁ、風強いなぁ、なんだかなぁ
とすこし観光にやる気がでなくなってきたけど、後悔するので外へ。
向かった先はスタラシナゴーグ。

ユダヤ教の教会というのか？宗教施設、シナゴーグは初めて。
だけどここは博物館になっているので、真の意味でのシナゴーグではなくなっているかと。

ヘブライ文字ってさ、初めてみたけど記号みたいだね!!!アルファベットみたいな照らし合わせ表ごお土産屋さんに売ってたので、勉強すれば読めるようになるかも！？
意味は分からずとも…

シナゴーグ中央。
ゴージャスではないけど、シンプルで落ち着いた感じ。

これは祭壇。
さすがに正面から撮るのは気が引けたので、斜めから写真を撮らせてもらいました。

シナゴーグを出て、街中をふらふら。
なんか両側に車だらけ…
そして日曜日だったこともあって商店は殆ど閉まっている…
なので向かう先はカジミエシュ地区の民族博物館。

ここの円形交差点がくればもうすぐ…

風が強すぎたので、建物の写真はありません…
ただ、民族博物館は２ヶ所ありますが、広場の方に行きました。

日曜はどうやら無料。
そして館内は３階までありました。

１階は各地域の代表的なお家やら。
こちらは花柄で有名なザリピエ。
暗くてすこし見辛かったけど、花柄でカラフルで可愛いのさ。

民族学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

こっちはヴォヴィチかな？

ここはお家と言うか、工房。
ボレスワヴィエツのとある工房かな。

2階は上がってすぐに民族衣装の展示がずらり。
他は子供向けのおもちゃだったり、地域の伝統のお祭りの為の道具だったり。
これほクリスマスツリーだね。オーナメントたくさんで可愛い！

ジンジャーブレッドの型。
可愛いけど、作って出来上がってちょっとぶつけると折れそう(笑)

これは結構荘厳だったけど、カラフルで可愛いと荘厳の間の子的な？
そこそこ大きくて見入ってしまった。

これはww
マイページの写真にもしてるけど、分類的には子供のおもちゃ。
表情がなんとも言えんwwww

３階。
３階は宗教色が強くなった展示。
これはなんだろうね、プロビデンスアイか？笑
風を吹かせて種巻いてるよね。

木彫り。
こういう作品がいたるところに。
写真も撮れるって今考えるとほんとありがたいし、嬉しい限り。

これwww
結局何なのか意味不明だけど、きもかわいい(笑)
ポーランドの民族系の展示物ってこんなの多いんだよね。
個人的にはこういうのツボだから、たくさんあってほんとに目の保養になった。
またいきたいもん。
こんなのの置物がお土産で売ってるともっと嬉しいんだけどね。
なんか無いんだよね…残念。

鳥視点。
彼は空中を見つめているのであった。

壁に書かれたお花。
手書きっぽいところにポーランド人の器用さを感じるし、心を感じる。

長々と博物館にいたけど、人も少なくてかなり見やすかったし、とっても面白かった。

博物館を出たらもう薄暗くなり始め。
この日はこの後格安スーパービエドロンカへ。

ビエドロンカね…
ほかのスーパーと比べても安いらしいんだけど、あんまりおすすめしないかな…
ちょっと小汚いと言うかなんというか…
買った後に気がついたけど、パン売り場のパンにハエが集ってたりしてた。

この日はハエが集ってないパンwとカップ麺とかを買ってみた。

雨上がりの濡れた地面と反射するライト。

買った夕食はこれ。
トマトソースのカップ麺ならぬ(いや間違ってないんだけど)カップパスタ。
これがなかなか美味しかった。
種類もいくつかあったから買って帰ろうかと思いきや、かさばるのでやめた。
お湯を注いでかき混ぜて待つこと数分。簡単だよね。なんで日本でもこのサイズのカップパスタないんだろ。スープスパはあるのにね。

あとはビールとオレンジジュースに、ハエの集ってなかったクロワッサン。
クロワッサンね、意外とレベルの高い味だったよ。美味しかった。

ビールもね、ちょっと量多いかなと思ったけど、喉乾いてたせいかすんごい美味しかった(笑笑)


翌日は現地に日本人ガイドさんにガイドを依頼した日で、ヴィエリチカへ。

⑦へつづく