2017/10/14 - 2017/10/20
37位(同エリア259件中)
お砂糖猫さん
ドレスデンを拠点に、5日目はバッハゆかりの地・ライプツィヒへ。
行くまではライプツィヒといえばバッハしか知りませんでしたが、実は東西ドイツ統一きっかけの都市でもあるんですね。
ライプツィヒの人たちはそのことを大切にしているようでした。
6日目は移動の手立てをジャーマンレイルパスからドレスデンシティカード(正確にはレジオカード)に切り替え、マイセン磁器のふるさとを見てきます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
さあ、ドイツ旅行も後半戦です。本日はライプツィヒに向かうべく、ドレスデン中央駅へ。
途中の信号はもちろん旧東ドイツのアンペルマン!
女の子バージョンもコンプリート。 -
ドレスデン中央駅には、
ドレスデン中央駅 駅
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鉄道模型があってときどき子供たちが1ユーロ入れて楽しそうに遊んでます。
9:13発の列車で出発。 -
1時間ほどでライプツィヒ中央駅に到着。
この駅の端のホームには蒸気機関車や昔の客車が展示してあります。
ところで手持ちのユーロがなくなってきたので両替をしたいのですが、ドレスデンもライプツィヒも駅くらいにしか両替所はありません。
レートが悪かろうが何だろうが、ここで変えるしかない。ライプチヒ中央駅 駅
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両替を終えたところで観光開始。
マルクト広場の旧市庁舎を左に見ながら進み、ライプツィヒ市歴史博物館 現代・近代建築
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バッハゆかりの教会・トーマス教会へ。
音楽の父バッハは亡くなるまでの27年間をライプツィヒで過ごしました。聖トーマス教会 寺院・教会
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プロテスタントの教会だからか、カトリックの教会のように「バロック!」「権勢!」「豪華!」みたいな感じではないですね。
バッハはトーマス教会での音楽監督を務め、またライプツィヒの音楽監督も兼任していました。 -
しかしそんなバッハ、死後しばらくは彼の功績は忘れられており、メンデルスゾーンに「再発見」されるまで埋もれた存在だったそうな。
今はこうしてトーマス教会のステンドグラスにバッハが描かれるまでになっております。 -
祭壇前、バッハの墓。
バッハは亡くなった当初、別の教会に埋葬されていましたがその後亡骸は行方不明だったそうで、死後140年ほど経ってその教会を立て直すときに出てきた亡骸を鑑定し、バッハであると確認したんだとか。 -
そのときの頭蓋骨を元に作成されたのがトーマス教会脇のバッハ像。
ベストのボタンがひとつ外れているのは指揮棒をしまうため、左ポケットが裏返しになっているのはお金がすっからかん、ということを表している云々。 -
そろそろお昼なのでランチ!
向かうはドイツ最古のカフェであるカフェ・バウム。カフェ バウム 地元の料理
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シューマンも通ったという有名どころですが、まだお昼少し前だったからか、誰もいない。
まあ、昼過ぎからだんだん席も埋まってきましたが。 -
ザクセン風ミートボール、12.5ユーロ。
ミートボールは脂気の少ない感じ、ポテトはねっとりした食感。 -
デザートは、ここはやっぱりライプツィヒに来たからにはライプツィガー・レアヒェ(右)だよね!
「ライプツィヒのひばり」という意味で、その昔にひばり猟が禁止された際、ひばり料理の代わりとして考案された焼き菓子。
アーモンドの風味たっぷり。
左はカフェ・バウム・トルテ。店名を冠するからにはこの店のスペシャリテなんだろうと思って注文。
バタークリームと酸味のある赤い実がゼアグート(ベリーグッド)です。 -
ランチ後、再びトーマス教会の方へ戻りまして、バッハ博物館へ。
バッハ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ここはバッハと親交のあった商人・ボーゼさんの家だったそうです。
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バッハが演奏したパイプオルガンの演奏台。
手前のパイプは、触るとバッハの音楽が鳴り出す仕組み。 -
これは唯一、バッハ家で使っていた家具の中で残っている長持。
まあこういう音楽家、しかも当時の家だの家具だのが残っていない人の博物館というのは難しいよね。
あとは当時の楽器の展示だったり……バッハの楽譜もありましたがこちらは撮影禁止。 -
入り口にはペットボトルで作られたバッハ像が 笑
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ライプツィヒ土産を手に入れに、カフェ・カンドラーへ。
カフェ カンドラー カフェ
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はい、買うのはもちろんバッハ・ターラーですね。
これは結構おいしいです。でも中にしのばせてあるコーヒー豆がめっちゃ硬い。 -
続いてはニコライ教会。
内装はとても綺麗! 棕櫚の木を模した柱は写真で見る印象よりも巨大。
入り口にカメラ×マークが掲示してあるから写真禁止なのかな?
でも2ユーロ払ったら写真OKのシールらしきものも掲示してあるから、どっちなのだろうか?
ただ、受付らしき場所が閉まっていて2ユーロ払おうにも払えなかったんだけど……ニコライ教会 (ライプツィヒ) 寺院・教会
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棕櫚の柱は教会外にもニコライ記念柱という名で建てられています。
ニコライ教会はドイツが東西に分かれていたころ、「平和の祈り」という集会が行われており(今も続いてますが)、これが言論運動を厳しく取り締まる当局から目をつけられることに。
それでもニコライ教会は「すべての人に扉を開く」と集会を続け、それが大規模な民主化運動に発展し、さらにベルリンの壁崩壊、東西ドイツの統一につながることになったそうな。 -
ニコライ記念柱の根本には1989/10/9を表すプレートが。
この日付こそ、7万もの人々が集まった民主化運動のデモの日付であり、ドイツ統一のきっかけとなった日付であるわけですね。 -
ライプツィヒのオーケストラの本拠地、ゲヴァントハウス・コンサートホール。
手前の噴水はメンデの泉。ゲヴァントハウス 劇場・ホール・ショー
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ゲヴァントハウスから目線を右に移せば、個性的な外観のライプツィヒ大学。
ライプツィヒ大学 建造物
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街中に現れるこのモニュメントはウンツァイトゲメッセン・ツァイトゲノッセン……というんですか……時代に恵まれなかった同世代、みたいなニュアンスなんでしょうか。
ウンツァイトゲメッセン ツアィトゲノッセン モニュメント・記念碑
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入ってはいませんが、上部に東洋の寺社のような部分と花魁と桜がモザイクで描かれ、さらに1階には象の頭と、だいぶカオスなカフェ・リケー。
カフェハウス リケー カフェ
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旧市庁舎裏のゲーテ像を拝みまして。
後ろの白壁に金模様の建物は旧交易会館。ゲーテ像 モニュメント・記念碑
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ナゾな銅像が目の前に建つこちらは現代史博物館。
実はライプツィヒで訪れたいところは1か所を除いてすべて行ってしまったので、時間が余ってどうしようかと思ってやって来たんですが、ここ、予想以上に良かったですよ。現代史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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旧東ドイツ時代をメインに据えたこの博物館、無料なのですがそうは思えないほど展示品が充実してます。
とはいえ、私は旧東ドイツはリアルタイムでよく知らない世代なのですが、昔のポスターとか生活用品とか、見てて面白いです。 -
旧東ドイツが1964年の東京オリンピックに出場したときの展示。
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こちらは護送車と思われます。
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ニコライ教会が「平和の祈り」集会を開き続けたコンセプト、「offen für alle(すべての人に扉を開く)」の看板も展示されています。
壁が建設されるときの様子(そしてギリギリで西側に逃れる人々)や、さっき見たメンデの泉前でデモに集まる人々の動画など、近現代ヨーロッパ史に興味のある人には面白いのではないでしょうか、現代史博物館。 -
さて、ライプツィヒで訪れたい場所、最後のひとつに行こうかな。
メードラー・パッサージュはミラノのヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリアを手本に建てられたアーケード街。
ですが、さほど賑わっているわけでもなく、閑散としてました。メドラー パサージュ 散歩・街歩き
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言うまでもなく、ここはファウストにも登場するという有名酒場があるところですね。
ファウストとメフィストフェレス像ももちろんチェック。 -
ということで来ました、アウアーバッハス・ケラー。
森鴎外の絵は奥の方にありました。
しかしこのときまだ16時台。夕食を食べるにはまだ早い。アウアーバッハス ケラー 地元の料理
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ので、ワイン1杯だけいただきます。
しかしこの店、すごく広いですね。
17:32ライプツィヒ発の列車でドレスデンには18:30過ぎに戻りました。 -
アルトマルクトギャラリーに入っているバウムクーヘンの名店・クロイツカム。
ここで夕食にしようかと思ったんですが、ここ、本当にケーキしかないのね。カフェ クロイツカム 専門店
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まあ食べますけどね、もちろん。
バウムクーヘンのスライス3.6ユーロ。この独特な削り方が本場の証!
無論これだけでは足りないので、あとはアルトマルクトギャラリー地下のスーパーで総菜を適当に買ってホテルで食べました。 -
そして翌日です。
ドレスデン中央駅の向こうが霧がかっているのがわかるでしょうか……
寒いんすよ…… -
ジャーマンレイルパス4日間はもう使い果たしてますので、今日からはドレスデンレジオカードで移動します。
ドレスデン市内と近郊の交通機関で使用できるカードですが、美術館入り放題のミュージアムカードをプラスしたバージョンはありませんでした。
これも日付を自分で記入してから使用します。 -
本日向かうはマイセン磁器の街、マイセン。
本当はマイセン・トリービッシュタール駅まで行くつもりだったのですが、私たちが乗り込んだ9:30発の列車はそのひとつ手前、マイセン・アルシュタット駅止まりでした。
ただ、列車側面の表示には「マイセン・トリービッシュタール」と出てるので紛らわしかったですが。 -
所要時間は30分強くらいかな。
なんでマイセン・トリービッシュタール駅まで行きたかったかというと、このマイセン磁器工場にはそっちの方が近そうだったからなんですが、結果、マイセン・アルシュタット駅からでも徒歩で問題なく行けました。マイセン磁器博物館 (マイセン磁器工場) 博物館・美術館・ギャラリー
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マイセン磁器工場のガイドツアー+アルブレヒト城のコンビチケット(14ユーロ)を購入し、マイセン磁器の制作工程を見学。
ちゃんと日本語のイヤホンガイドがあります。そして日本語のマイセンの地図もくれます。
ろくろでの形作り、細かな装飾部分、絵付け等の過程を見ることができます。
見学が終わったところにはマイセンのアウトレットショップもあります。
何がアウトレットなんだか素人目にはさっぱりわからないけど。 -
マイセン磁器工場見学を終え、マルクト広場へ。
市庁舎の1階に入っているRatskellerで昼食。市庁舎 (マイセン) 建造物
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ラッツケラーバーガー、って名前だったかな。
でか! でも肉うま! -
マルクト広場に面して建つフラウエン教会にはマイセン磁器のカリヨンがあり、ちょうど12時の鐘が聞けました。
フラウエン教会 (マイセン) 寺院・教会
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さあ、アルブレヒト城を目指して丘を登ります。
途中、なかなかの階段が…… -
まず現れたのは大聖堂。ですがここには入らず。
大聖堂 (マイセン) 寺院・教会
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その横のテラスからエルベ川をのぞみます。
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大聖堂と隣接する形で建つのがアルブレヒト城です。
アルブレヒト城 城・宮殿
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宴会ホールは壁や柱が凝った色使いで装飾されています。
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しかし城内も階段続きで……
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さらに上階へ上がればマイセン磁器の階、かな?
マイセン磁器は東洋の陶器に憧れたアウグスト強王の命でその製法の研究がスタートしました。
真っ白い陶器は「白い黄金」と呼ばれ、大変高価な輸入品。
それを再現するのに白羽の矢が立てられたのが錬金術師ベトガーでした。 -
ベトガーは城に監禁されて研究開発するよう命じられました。
大変な苦労の末、「白い黄金」の開発に成功しますが、そんな自由のない生活にベトガーは酒に溺れて寿命を縮めます。
この絵はそんな、呑んだくれてるベトガーの姿ってわけ。 -
さらにその上階はアルブレヒト城が建築されたときの説明だと思うけど、ほとんど何がなんだか。
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一通り城を見終わったところでエレベーター(というのかトロッコというのか)を発見したので、これで降りてみたんですが、地図を見るとどうも駅とは反対側に出ているよう。
ここから駅に行くと結局また階段・坂を登るはめになりそうなので、またエレベーターで戻って、元来たところから駅に帰りました。
見知らぬ土地で無理は禁物だからね!
マイセン・アルシュタット駅から14:19発の列車でドレスデンに戻ります。
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