2017/06/03 - 2017/06/03
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きみぴょんずさん
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友人が対馬へ転勤になったので、激励も兼ねて対馬旅行へ行ってきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この日は午前中に下島南部の安神(あがみ)集落へ向かうローカル線に乗ることにしました。
やってきたのはマイクロバスで、車内ではRKBラジオがかかり、ゆずの「サヨナラバス」が大音量で流れていて、完全にローカルバスの雰囲気でした(笑)ふれあい処 つしま 名所・史跡
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途中で立ち寄った尾浦集落。
左手の砂浜は、夏は海水浴の穴場でもあるそうです。 -
イチオシ
終点の安神(あがみ)。バス停の目の前は海。
誰もいない浜辺に、ただ波音だけが響いてきます。 -
安神は厳原からそれほど離れてはいませんが、市街地の賑わいとは完全に隔絶された別世界でした。
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ホテルへ戻って荷物出しの後、12時発のバスの待ち時間で少し早めの昼食。
この日は日替わり定食の煮魚をいただきましたが、付け合わせにかぼちゃとジャガイモが入っていたのは予想外でした。ふれあい処 つしま 名所・史跡
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これから、いよいよ対馬縦断の旅に出ます。
目的地は島の最北端の比田勝ですが、まっすぐ現地へ直行するのも正直芸がない。
そこで、道中道草しながら出かけることにして、まずは赤島行きの中型バスで出発。ふれあい処 つしま 名所・史跡
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対馬は1つの島のようにも見えますが、明治時代に運河が開削されているので、実際は3つの島に分かれています。
こちらは万関瀬戸という運河の上からの写真。万関橋 名所・史跡
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バスは国道384号を北上していきますが、大船越で国道を外れて東へ向かい、鴨居瀬という漁港に立ち寄ります。
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その鴨居瀬の入口にあった鴨居瀬小学校跡。
2004年3月に6町合併で対馬市が発足した直後に廃校となったので、「対馬市立鴨居瀬小学校」としては1ヶ月しか存在しなかったそうな。 -
イチオシ
バスはそこからさらに奥へ入っていき、赤島大橋を渡る。
赤島は対馬で一番海がきれいなところといわれていますが、私はこの景色を見て目を疑いました。これだけ美しい海は今までに見たことがありません。 -
厳原から約1時間20分で、終点の赤島に到着。
目の前の入江は漁港になっています。 -
先ほどの場所を「引き」で撮影してみるとこんな感じ。
この赤島という島は、広島に住んでいた人が明治初期に「入植」して開拓したところです。 -
イチオシ
この入江をのぞきこんでびっくりしました。
実はこの写真は一眼レフではなくスマートフォンで撮ったものですが、画質が劣るスマートフォンでさえも、海に魚が泳いでいる様子をはっきりととらえることができました。
つまり、それくらいここの海が透明度が高いのです。
ちなみに、乗ってきたバスは奥の車庫で折り返しの休憩中。 -
バスで通ってきた道を少し戻ってみると数軒の民家があり、道路を隔てた反対側には大きなやぐらが組まれ、雨のような音が聞こえてきました。
なんでも、これは海水を天日干しするプラントで、ある人が個人でこのプラント全てを手造りしたそうな。
ここで作られる塩は日本でもトップクラスの料理人が愛用するくらいの高級品だそうですが、それゆえ市販はされていないという話です。 -
そこから少し歩くとまた海に出ましたが、先ほどとは嘘のような荒々しい眺めで、海からは潮鳴りが聞こえてきました。
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折り返しのバスの時間が近づいてきたので、先ほどの入江のところからバスに乗って赤島を後にしました。
これといって何かがあるわけでもなかったのですが、来てよかったと心から思いました。 -
赤島からのバスを対馬病院で途中下車して、前日に引き続いて湯多里ランドつしまに立ち寄りました。
しかし、前日とはうって変わってこの日は韓国人の団体客で満員で、日本人は私だけ(実際、中に入る前には「今韓国人の団体か入ってますけど、よろしいですか?」と念を押されました)。何とも居心地の悪い思いをしました。
そんなこんなで早々にこちらを後にして、対馬病院バス停でコーラを飲みながらバス待ち。
現れたのは中型バスでしたが、このバスで比田勝まで約2時間。なかなかの冒険です。湯多里ランドつしま 温泉
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対馬病院から約40分で仁位バス停に到着。ここで運転手交替のために3分停車ということで、この時間を利用して外に出て撮影。
車庫を併設した営業所の建物は、昭和時代の雰囲気を色濃く残していました。
バスは上り(厳原方面)と下り(比田勝方面)で止まる側が決められています。下りは写真のように、反対車線を横切って駐車。 -
営業所の待合室の壁にかかっていたバス時刻表。ここを1日に発着するバスの全ての時刻は見ての通り。
ですが、これだけの本数しかなくても立派な設備の待合室が今に残っていることの方が、逆にすごいと思いました。 -
バスの路線図。
何ともレトロな雰囲気を醸し出していますが、実は路線が廃止になったり逆に延長になったり、あるいは運営者が変わったりで、この図は実態を表していません。一体いつから更新されていないのか、私には謎だったりします。 -
仁位からさらに北上して、かつての峰町の中心部だった三根のバス停。
ここを発着する路線バスやワゴン車が何台か止まっていました。 -
対馬は島の8割強が山林で平野はごくわずかですが、そのわずかな土地を利用して米も作られています。
こちらは対馬産として知られる佐護米の水田。 -
対馬を縦断する国道382号は、島の北部では行き違いにも苦労する狭隘路がかなり残っています。
それを解消するために、大地(おおち)バイパスを作る工事が行われていて、谷底のトンネルの入口では大型トラックや重機が行き交っていました。 -
旧上県町の中心・佐須奈の入口。
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対馬病院から約2時間、終点の比田勝に到着。
改めて、随分と遠くまで来たと実感。 -
比田勝バス停(対馬交通上県営業所)。
営業所は比田勝の西の町はずれの高台にあるので、ぶらぶらとメインストリートを歩いて下っていきますが、1週間で一番町が賑わうと思われる土曜の夕方でも、表通りは閑散としていて人っ子一人歩いていませんでした。
まずはホテルにチェックインして友人に連絡し、ホテル前で待ち合わせ。(続く)
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