111. スイス出張 Part 1。ANAビジネスクラス乗り比べ。往路はB787-9。

2017/08/29 - 2017/09/02

スイス出張に行ってきました。

8月の終わりという事もあって航空券は激高。
しかしながらそこでの仕事を放棄するわけにもいかず、
当初のFRA経由の予定からDUS/BRU経由に変えてコスト削減。
それでもエコノミーで往復30万超えという、プライベートでは絶対に手を出さない価格。
おかげでアップグレード対象となり、保有していて使い道がなかったアップグレードポイントを20pts一気に消費し、
しれっと往復共にビジネスにしました。

往路と復路で経由地が異なり、機材も微妙に違うので、
2種類のビジネスの乗り比べになっています。

★2017/08/29 NH209 NRT-DUS、4U9726 DUS-ZRH、鉄道でBernへ
★2017/08/30 昼過ぎまで仕事、その後観光
☆2017/08/31 夕方まで仕事、鉄道でZurichへ。
☆2017/09/01 Zurich観光、Baden日帰り、LX788 ZRH-BRU、NH232 BRU-NRT
☆2017/09/02 帰国

エリア ベルン(スイス)

ANAはB787-8とB787-9を持っているが、
B787-9は-8より長いので収容人数が多いのと、
-8より少しだけ後に導入したのでビジネスクラスの座席を少し変えている。

長距離路線に投入されるビジネスはBusiness Staggeredと呼ばれるもので、
B787-8、B787-9、B777-300ERに導入されているが、
実はそれぞれほんの少しずつ違っている。

往路のNRT-DUSはB787-9で運航され、
復路のBRU-NRTはB787-8である。

B787-9の特徴の一つは明るさ。
配色が変わり、ぱっと見の印象が明るくなっている。

その理由はサイドテーブル。
777-300ERやB787-8と違い、明るい木目調になっている。

また、777-300ERと違い、サイドテーブル上に小物入れがないのも特徴。正直ちょっとだけ不便。

テーブル付近にあるシートコントローラーは簡素化されていて直感的に使いやすくなった。

良く言えば、すっきり。

もう一つの特徴は、座席配置。

B787-8は両方の窓側が1列、
中央は2列と1列が交互に、
という配置であった。

B787-9からは中央が全て2列に変更されている。

B787-8と-9で機体の横幅は全く変わらないので、
実は席(オットマンの部分)をほんの少しだけ狭くして、中央列全てが2列となる様にしているらしい。

実際、本当に少しだけで、
言われてみれば確かに違うなと思う程度。

快適性に違いはない。

今回のアメニティはなんだか不思議なデザインだった。

離陸！

以下ビジネスの食事。
アペタイザー。

前菜。
毎度思うのだけど、ビジネスクラスの前菜は貧乏人には前衛的過ぎてちょっと辛い。
フルーツソースの肉とか魚とか慣れなすぎて・・・

メインはわかりやすいので安定。

デザートもカロリー高そうな良い味。

満腹になったら昼寝したり、
仕事の準備したり、
映画見たり。

気づいたらヨーロッパに。
やっぱりビジネスは時間の経ち方が違う。

朝食を食べて着陸に備える。

DUSでさくっと入国したら、
シャワーを浴びにLHのセネターラウンジへ。

かなり広いシャワールーム。

シャワーブースの扉の閉まりが悪くて、
床がびっしょびしょになってしまった。

ドイツっぽい、シンプルで維持しやすそうなデザイン。

飲み物充実。

とりあえずドイツセット。

DUSからは4U、ジャーマンウイングスで移動。

デュッセルドルフという日本人の多い土地からの便だからか、NHとコードシェアしているからか、
CAさんの一人は片言の日本語が喋れた。

LCCだと思っていたけど、
機内食が出るようで。。。

中身の1/3は水だけど、サンドイッチはなかなか美味しかった。

ZRHから鉄道で仕事場のBernに移動。
着いたらそのまま会食へ。

会食会場までの道程に国会議事堂が。
そういえばスイスの首都はベルンだった。

観光スポットの時計塔。

翌朝、トラムで仕事場に移動。

の前に朝の時計塔をチラ見。

昼過ぎには解放されたので観光を。

大聖堂に登る。

トラムが良く走る便利な街だ。

川の水は綺麗だが、
流れが速い。

激流に流されて遊ぶ若者多数。
楽しそうだった。
スーツなんか来てなければ、是非やってみたい。
地元民曰く、毎年死人が出るようだけど。

ベルンの街はU字に曲がった川に囲まれている。

観光地はUの間の小さな部分に集まっていて、
さくっと見て回れる。

Uの外側にはクマの居る動物園があったり。
ちなみにBernの由来は熊だそうで。

ドイツ語のBaeren(Bares)あたりかな。