2017/09/24 - 2017/09/24
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旅人のくまさんさん
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比叡山延暦寺の諸堂巡りです。午前中は延暦寺会館で千日回峰の話とビデオを視聴し、その後は、それぞれに三塔巡りに出発しました。西塔地蔵、東塔地蔵と、横川地蔵です。(ウィキペディア)
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名古屋駅前をバスで出発し、到着した比叡山頂上です。バス停近くの広場に、『登叡成仏』の大きな石碑がありました。比叡山は、滋賀県大津市坂本本町にある標高848メートルの比叡山全域を境内とする寺院です。平安時代(794~1185年)初期の僧、最澄(767~822年)により開かれた日本天台宗の本山寺院です。(同上)
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比叡山の駐車場に集まった、旅行会社が主催したツアー客を乗せてきた観光バスです。旅行案内のパンフレットには、比叡山延暦寺の協力企画による、主催旅行社の限定ツアーと紹介されていました。(同上)
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切符売り場かと思って撮影した、延暦寺参拝入口の表示があった建物の光景です。無料休憩所でした。(同上)
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駐車場の近くにあった、『比叡山回遊案内図』と題された大きな看板の光景です。主要な場所が、東塔(とうどう)エリア、西塔(さいとう)エリアと横川(よかわ)エリアに分かれていました、予定では、東塔エリアを出発し、各自でこの3エリアの諸堂を踏破する約6キロのウォーキングです。(同上)
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出発準備が整ったところで、セミナー会場の延暦寺会館に向けて出発です。比叡山で修業した著名な宗派の開祖です。(同上)
〇良忍(聖応大師:1072~1132年)、融通念仏宗の開祖。
〇法然(円光大師、源空上人: 1133年 - 1212年)、日本の浄土宗の開祖。
〇栄西(千光国師:1141~1215年)、日本の臨済宗の開祖。 -
〇道元(承陽大師:1200~1253年)、日本の曹洞宗の開祖。
〇親鸞(見真大師:1173~1262年)、浄土真宗の開祖。
〇日蓮(立正大師:1222~1282年)、日蓮宗の開祖。
等がいます。写真は、比叡山の各所に掲示してあった各宗派の啓蒙の絵解きです。この絵の主人公は、日蓮上人のようです。(同上) -
この絵には、『一遍上人(1239~1289年)』の名前がありました。時宗の開祖です。比叡山をはじめ、高野山、四天王寺(摂津)、熊野、善光寺(信濃)などでも修行をしています。尊敬してやまない市聖・空也に倣ったとされる、『踊り念仏』で知られます。(同上)
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『天海大僧正(1536?~1643年)』の法衣姿です。南光坊天海、智楽院とも呼ばれる天海大僧正は、100歳以上の長生きをした、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての天台宗の僧です。家康の側近として知られ、三代将軍の家光にも影響を与えました。諡号は慈眼大師(じげんだいし)です。(同上)
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『弁慶のひきづり鐘』のタイトルがあった絵です。武蔵坊弁慶(?~1189年?)は、源義経の郎党で、怪力の人として、多くの伝説が残ります。この絵は、当時派閥抗争していた三井寺(みいでら)の鐘を、一人で引っ張ってきて、比叡山の大講堂に吊るしたと伝わる逸話の紹介です。西塔の武蔵坊に住んでいた荒法師でした。傷がついたその鐘は、三井寺に戻されたと紹介されていました。(同上)
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先程の弁慶の逸話に出ていた、『大講堂』の光景です。延暦寺は、多くの宗派の開祖を生んだだけでなく、天台宗の名僧も輩出しました。中興の祖とされる良源(慈恵大師、元三大師:912~985年)、『往生要集』の著者、源信(恵心僧都:942~1016年)、『愚管抄』の作者で天台座主の慈円(慈鎮和尚:1155~1225年)等です。(同上)
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正面から眺めた大講堂の光景です。東塔エリアになります。大講堂には、各宗各派の宗祖が祀られています。昭和39年(1964年)に山麓坂本の讃仏堂が移築された建物です。本尊は大日如来で、その左右には比叡山で修行した各宗派の宗祖の木像が祀られています。(同上)
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『弁慶のひきづり鐘』が吊るされたかも知れない鐘楼の光景です。根本中堂をはじめとする、東塔エリア全体の鐘楼のようでした。銅葺屋根に朱塗りの壁と柱です。(同上)
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鐘楼のズームアップ光景です。吊るされた鐘には、『開運の鐘』の文字を記した立札がありました。延暦寺の公式HPには、『平和の鐘』とも記されていました。(同上)
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石畳の参道光景です。その脇に、杉らしい大木の並木が続いていました。旅行社が延暦寺の協力で企画したイベントには、5百名前後が参加しているようでした。貸し切り状態の境内でした。(同上)
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『萬拝堂』の扁額が懸かった、宗麟が付いた建物の光景です。壁面には、『根本中堂御朱印所』の文字がありました。『一隅会館・萬拝堂』とも呼ばれているようです。(同上)
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二つ並んだ石標の光景です。右の石標には、正面に東・根本中堂の文字がありました。左の石標の文字は、『紀貫之卿墳墓・従是東南十二町』の文字がありました。1町が約109メートルですから、約1.3キロです。(同上)
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『延暦寺事務所』の表札が懸かった、銅葺屋根の建物光景です。入口横に、根本中堂が現在修復作業中であることが記されていました。(同上)
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『根本中堂』の文字が刻まれた大きな石標の光景です。延暦寺には、東塔、西塔、横川にそれぞれ中心となる『中堂』と呼ばれる仏堂があり増す。東塔の根本中堂はその最大の仏堂であり、延暦寺の総本堂となります。本尊は薬師如来です。(同上)
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斜め前から眺めた『大黒堂』の光景です。伝教大師最澄が比叡山に登った折、この地において大黒天を感見したところとされます。日本の大黒天信仰の発祥の地と言われています。 本尊の大黒天は、『三面出世大黒天』と言われ、大黒天と毘沙門と弁財天が一体になった姿をしているようです。(同上)
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正面から眺めた、『大黒堂』の建物光景です。約1200年前、伝教大師・最澄が根本中堂創建の時に出遭ったとされる仙人伝説があるようです。最澄は出遭った千人が三面大黒天に違いないと考え、身を清め、一刀三拝して刻んだ大黒天像と伝わるようです。秀吉が祈願して、豊太閤となったところから、『三面出世大黒天』と尊称されるようになったとされます。(同上)
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巨大な篆刻のような石碑の光景です。畳2枚分ほどの大きさがあるようでした。右から読んで、『比叡』の二文字が刻まれていました。(同上)
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推測ですが、土手を開削したように見える参道の光景です。その土手の裾は、土留めのための石垣が続いていました。大寺院の参道ですから、トンネルにするのは考慮外だったかも知れません。(同上)
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参道から見上げた杉並木の光景です。別の樹種だったかもしれません。秋の季節になりましたが、夏の気配がそのまま残った青葉の下の参道でした。(同上)
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延暦寺会館に向かう途中、右手に見えていた山門風の建物です。この門は潜りませんでしたが、『大書院』の表示がありました。『大書院』は、昭和天皇の即位にあわせ東京の村井吉兵衛の邸宅の一部を移築したもので、迎賓館として使用されています。村井吉兵衛(1864~1924年)は、『煙草王』と呼ばれた実業家です。(同上)
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長い石段の先に見えていた赤い軒下の光景です。寛永11年(1634年)の建築の重要文化財の建物、文殊楼のようでした。文殊楼は、二階建ての門で、階上に文殊菩薩を安置しています。根本中堂の真東に位置し、他の寺院における山門に当たります。(同上)
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道案内標識の紹介です。奥方向の一番上の矢印が文殊楼、その下の右向きの矢印が、向かっている延暦寺会館、左向きの矢印が、根本中堂と大講堂などです。(同上)
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幾箇所かでお目にかかったお地蔵さんです。台座に『平和地蔵菩薩』の文字がありました。三つ指ピースサインは、三つの誓いを表すようです。(同上)
①道心のある人となります。
②〇く行い〇く言う人となります。
③一隅を照らす人となります。
拡大してみましたが、右側のプレートに記された文字の一部が読み取れませんでした。最澄の『山家学生式』がベースの言葉のようでした。 -
延暦寺会館です。ここで三塔巡りの前に、千日回峰の話とビデオを視聴しました。延暦寺の千年の歴史の中で、二度の千日回峰を達成した三人目の酒井雄哉・大阿闍梨(1926~2013年)のお元気な姿をそのビデオで拝見しました。ビデオの中で千日回峰に臨まれたのは、酒井雄哉大阿闍梨に師事された藤波源信師でした。戦後11人目の達成者となりました。(同上)
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石井竜也さんが、東日本大震災鎮魂祈願として奉納された、『心海』の題の大きな顔のモニュメントです。石井竜也(1959年9月~)は、ポップミュージシャン、芸術家、音楽プロデューサーで映画監督です。茨城の実家は、石井製菓という100年以上続く老舗の和菓子屋でしたが、震災被害で全壊しました。(同上)
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延暦寺会館の坑道内の光景です。ここで、千日回峰の話とビデオを視聴しました。それにしても、千日回峰は凄まじい荒行です。失敗した時は、即時に自裁するとの掟があったようです。古い記憶ですが、酒井雄哉・大阿闍梨が挑まれた千日回峰のドキュメント番組を見た記憶があります。(同上)
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