ツールを旅して　コートブルー　　　　　　　サロンドプロヴァンス

2017/07/21 - 2017/07/21

2017ツールドフランスを追いながら旅をしています。
今日は夕方サロンドプロバンスでフィニッシュを観戦予定。
その前にマルセイユから電車に乗って
コートブルーという美しい海岸線へ行ってみます。
途中ニヨロンという小さい街で下車して散策しました。

エリア マルセイユ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

ホテルの朝食セット
少食なのでふつう朝食はつけないんですが今日は例外です

ここはマルセイユの旧港を見渡せるホテルです
このテラスは人気でいつも満席
遠くの丘に有名なノートル ダム寺院が見えます

ホテルを選ぶとき優先するのは交通に便利なロケーションですが
マルセイユのようにどうしても部屋から見たい風景で選ぶことも

このホテルはぜひとも泊まりたくて満室必死のこの時期
最後まで粘ってやっと1泊取れました
夜になるとヨットハーバーはブルーのイルミネーションでさらに美しい

取れたのは一泊だけで翌日は隣のホテルに移動です

電車に乗ってコートブルーへ出発
Arenc-Euroｍediterraneeという駅から乗る
ただこの駅探すのが一苦労で私以外誰もいない
本当に電車が来るのか心細くなる
こんなことなら始発のサンシャルル駅へ行けばよかったとやや後悔

そうこうしているうちに電車が来た
期待が大きいだけに待ちきれないのだろう
電車は空いてる
景勝地を通るのに観光客らしい人は少ないですね

いよいよコートブルー!!

海岸線のぎりぎりを走ります
絶好な観光ルートをローカル線運賃だけで
楽しませてもらえるなんて嬉しい

透明な海とボート
ここまでボートで来て泳ぐんですね
南仏はヨットを所有している人からカヌー、ウインドサーフィンまで
海のレジャーの楽しみ方が幅広い

20分くらい乗ったかな
ニヨロン（Niolon）という小さな街で電車を降りてみます

ニヨロン、ほんとにこじんまりして静か

街の全景
海辺では地元の老人たちが新聞を片手に時間を過ごす
こんな美しい海が毎日見られるなんてうらやましい限り

白い岩肌がここならではの景観を作る

取り立てて何もない
それもいい

足を滑らせたら大変ですがやはり下を覗いてみる
エメラルド色の美しさに
時間を忘れる

カシスに大きくて有名なカランクがありますが
この辺りもカランクと呼んでるんでしょうか

サマースクールなのか小学生くらいの子供たちが
引率者に連れられて泳ぎに来ていた

高台にレストラン

さっき下から見たレストラン
オーナーは獲れたての魚がご自慢のようだ
おすすめを聞くと魚をいろいろ見せてくれた

まずはビール、暑いのでかなり美味しい

タコのサラダ、これがランチのメイン
あれこれ聞いて注文したけどイメージと違っていた
噛み応えのあるタコはいいけど野菜がついてなかった

隣の4人連れはブイヤベースを注文してました

2時間ほど過ごしてから次の電車に乗ってサロンドプロヴァンスに向かう
少し行くとカリールルエというやや大きな街も通る

なにやら赤茶けた湖が見えてきた

ああこれが有名なカマルグ湿原の赤い湖
水際の白いのが塩ですね、ミネラルたっぷりで美味しそう
高級塩ですね

今日の目的のサロンドプロバンスにやって来ました
レースのフィニッシュ地点は駅から近く街のど真ん中
すでに大勢の人が集まっています
気持ちがピッと観戦モードに切り替わる

チームバスの周りをファンが取り囲む
今日はどの選手に会えるかと思うと緊張感が一気に高まる
観戦するには時間と準備がいるけどこの瞬間を迎えるとき
すべてが報られると感じる
このエキサイティング感は病みつきになる

チームスカイのバス
車内にはシャワー、カフェ、ミーティングもできるスペース
そして何より選手がリラックスできるリクライニングシートなど
豪華な作りです

オリカグリーンエッジのチームバス

強い選手を輩出している南米コロンビア
こちらはチャベス選手、大人気です

今日のレースの表彰式
ポディウム前はメディアが一斉にシャッターを切る音
ツールドフランスは世界中に放映されサッカーに次ぐ人口が見ています

アスタナのチームバス
レースを終えた選手を乗せて一路ホテルへ

私も来た時とは違う内陸ルートでマルセイユへ帰ります
今日は選手を真近で見えたし名前を呼ぶと応えてくれた
1日でコートブルーとツールドフランスを楽しむ贅沢な日となりました

この旅行記へのコメント （3）

• Eiji Haitaさん 2019/01/31 11:21:15

  実に良いですね。

  ニヨロンでの途中下車、良いですね。取り立てて何もない街で、海を見ながら散策し、魚介類のお昼に、ビール。もう、他に何もいらないですね。
  
  そして、ツールドフランス、現地での高揚感。堪りませんね。
  
  ところで、チームスカイ、今年限りですね。最後のスカイ、何処かで見れるかな。今のところ、具体的な観戦計画はありません。lemon7さんは？

  lemon7さん からの返信 2019/01/31 13:12:32

  Re: 実に良いですね。

  ニヨロン、いいですか？　ありがとうございます。
  失礼ながらHaitaさんと志向が少し似ているかも笑
  こうゆう時間の過ごし方をするとき旅そのものを実感します。
  何もないといってもコートブルーを目の前にしてますから贅沢ですね。
  
  で、レースとなったら観戦スイッチが入ります。
  フィニッシュ地点やチームバスの場所の確認などくまなく動き回り
  動線をチェック。　これが暑さの中、体力消耗激しいです。
  どこで選手を待つかイメージを膨らます、というかほとんど妄想の世界笑
  選手が通り過ぎるの一瞬なのでほんとに緊張します。
  
  チームスカイはカタルーニャ、バスク、ハンマーシリーズで見れると思います。
  スカイは予期せぬことでしたね。
  でも最近思うのはスカイもスマップも嵐でもずっと存在すると
  思っていたものが突然なくなる。ということはその時行きたいところ、
  見たいものがあるときは多少無理してでも行ったほうがいい。
  自分にだって何が起こるかわからない。健康と体力、好奇心がある
  うちはドンドン出る、と無理くり頻発旅行を正当化してます笑
  
  Haitaさんもニュージーランドの旅行計画真っ最中ですか。
  
  lemon7
  

  Eiji Haitaさん からの返信 2019/01/31 17:43:45

  Re: 実に良いですね。

  NZの計画、終わってます。
  ストップオーバーでオーストラリア・シドニーで3日間、自転車を楽しみます。
  そのご、NZのクイーンズタウンに移動し、レンタカーと自転車とトレッキングで、紅葉を楽しんできます。
  
  “行きたいところ・見たいところがある時は、無理してでも行った方がいい” 至言ですね。私の行動規範です。