盛岡・宮古から八幡平周辺の旅(五日目・完)~癌にも効くといわれる強酸泉の玉川温泉で朝風呂に浸かった後は、再び八幡平を越えて小岩井牧場へ。一本桜に牧場グルメをチェックして、石川啄木記念館にも立ち寄ります~
2017/10/09 - 2017/10/09
9位(同エリア245件中)
たびたびさん
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今日は旅の最終日。メインは小岩井牧場ですが、昨日の八幡平が意外にサクッと終わったので、少し余裕がありそう。なので、予定にはなかった玉川温泉にも寄ってみることにしました。
新玉川温泉には一度泊まったことがありますが、玉川温泉の方は入ってなくて今回が初めて。とはいえ、新玉川温泉も玉川温泉から湯を引いているので、泉質は同じ。結局のところ風呂の建物もほとんど同じような感じです。
早朝、始まりの時間を待って入りましたが、並んでいる人は私一人。岩盤浴の方は長い行列が出来ていましたが、こっちの方は拍子抜けでした。源泉50%から源泉100%への順に入りまして、約1時間。顔を洗ったりしなければ、じっくり落ち着いて入れます。
その後、八幡平を横断して、小岩井牧場へ。牧場のエリアと公園のエリアがはっきり分かれていて、なるほどこれなら家族連れでも匂いを気にしたりせず、安心して楽しめますね。牧場グルメの方はジンギスカンには時間が間に合いませんでしたが、ジェラートとか乳製品の方は予定通り楽しんで、まあOK。途中に立ち寄った石川啄木の故郷もちょっとしんみりして、悪くなかったと思います。
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大沼近くの民宿 えのぐ箱を出発して、玉川温泉に向かいます。この辺りも紅葉が真っ盛りといった感じです。
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その途中にある大場谷地。ここも寄ってみましょうか。道路脇にちょっとした駐車場と休憩所のような屋根付の小屋が建っていて、
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それが谷地へ向かう遊歩道の入口です。
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先着していた人から「ここもクマが出るみたいですよ」という話でおっかなびっくり進むと
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すぐに開けた湿原に出ました。
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イチオシ
八幡平ではよくある景色と言えばそうなんですが、
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やっぱり何か整った感じがして、ここはここの美しさがあるように思いました。
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ほどなく、玉川温泉に到着。
先に玉川温泉ビジターセンターの方を訪ねます。展示は、玉川温泉というか、その元である焼山火山の関係が中心。 -
立派な建物の中には、贅沢に大型のパネルが並んでいます。
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玉川温泉が強酸性の温泉というのは有名ですが、
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目に止まったのは北投石。ラジウム等を含み放射性を持つ石で天然記念物にもなっているのだとか。前夜宿泊した宿では、その北投石を使ったコーヒーとかありましたが、ここで初めてその価値が分かりました。
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さて、玉川温泉で特徴的なのは、この玉川温泉自然研究路。
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ここが入口で、人影がもうけっこうありますね。
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というのも、これが玉川温泉の名物、岩盤浴をする一帯につながる道なんですね。
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傍らには勢いよく流れる温泉。
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硫黄の明るい青緑色が妙な美しさです。
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温泉は温度が高いんでしょう。もうもうと盛んに湯気があがります。
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そして、その源は、この大噴。もうもうと一番勢いのある湯気が上がる場所。高温の温泉が勢いよく噴出して、そばに立つと怖いくらい大量の湯気です。
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一方で、感動するのはその硫黄分を含んだ湯の透き通った美しい青さ。
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イチオシ
湯気の奥に時々ちらりと見えるんですが、こんなきれいな色の温泉は他にはないでしょう。ただ、ここから引いた風呂の湯は薄茶色に濁っている。これも温泉の不思議なところです。
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イチオシ
その先の、ここもあちこちから湯気が吹き上がる岩と砂のエリア。
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ここに御座を敷いて、岩盤浴をするんですね。
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奥に見えるのが、岩盤浴の小屋。この日も、いい場所を取ろうと長い行列が出来ていました。
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ただ、私の方は温泉の方に入ります。
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ところが、風呂の方は誰も並んでいなくて、拍子抜け。風呂よりも岩盤浴の方にこれほど圧倒的な人気があることには驚きました。
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さて、1時間ほど温泉に浸かった後は、再び、八幡平を目指します。
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まずは、ふもとの大沼です。昨日も八幡平のビジターセンターやお土産物屋さんとかがある目と鼻の先に美しい沼の風景が見えていたのですが、それでも普通にクマが出没するとのこと。夕方近くだったので、散策は観光客が多くなる翌朝にした次第です。
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さて、ここの遊歩道は、大沼の正面。八幡平ビジターセンターの駐車場に車を止めて、そこから歩きました。木製の索道が整備されていて楽に歩けます。
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大沼に近くなると草丈が高くなってしばらく視界が遮られるのですが、そこを我慢して進むと広々とした景色が現れます。
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イチオシ
大沼の遊歩道をどんどん奥に進んで、大沼を過ぎた先が大沼湿原。突然、視界がパッと開けて、この湿原が現れました。草紅葉がちょうど見ごろを迎えていて、確かに、この景色は大沼とは別物。八幡平にはいくつかの湿原がありますが、ここまで広い真っ平らな湿原は他にはなかったかなと思います。
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ここから八幡平頂上に出て、樹海ラインを経由して、岩手県側に降りる予定だったのですが、山頂付近は雨が降り出すし、深い霧も発生。樹海ラインを変更して、昨日と同じアスピーテラインで戻ることに。山の天候は本当に変わりやすい。這う這うの体で逃げ帰ったようなかっこうです。
八幡平を抜けて。こちらの松尾八幡平ビジターセンターは、あすぴーてと隣り合わせの施設。 -
興味を惹かれたのは、八幡平の地形全体の模型。八幡平に行く前にこれで地形や位置関係を確認しておくのがよかったんでしょうが、まあそれはそれ。結局、八幡平を降りてからこの模型で確認することになりましたが、その分、より実感を持って理解できた面はあったかなと思います。
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松尾八幡平ビジターセンターの隣りのあすぴーては、道の駅みたいにお土産物のショップとか食堂を備えた施設。
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生鮮野菜とかも豊富です。
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ただ、それだけでなく、敷地の周辺は松尾さくら公園という広々とした芝生の公園。この日はイベントも行われていて露店が出たり、かなりの賑わいでした。
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ここから小岩井牧場に向かいますが、途中にはいくつかの観光スポットもあって。
こちらのイーハトーブ火山局は、岩手山の過去の火山活動などを説明する内容。 -
防災の意識を風化させないための施設なんでしょうが、確かにこれを見ると岩手山って怖い山だなという印象。溶岩や火山流の範囲や火山灰の降るエリアはけっこうな広さであることがよく分かります。
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もう一つは為内の一本桜。田んぼの真ん中みたいなところにあるのでカーナビでは登録できないし、行くのは無理かなあと思っていたのですが、あすぴーてで詳しく情報を聞いてなんとか探し当てることができました。
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イチオシ
ちょっとした丘に立つ桜は、この地にあった神社に植えられたものだったとか。しかし、その神社が移転した後もこうして立派な大木になったのだそうです。桜まで向かう遊歩道が示されていて、牧場のような草原の道です。
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そして、石川啄木記念館に到着。
ここは、石川啄木が生まれた旧渋民村です。 -
館内の展示は、啄木の直筆書簡やノートなどの遺品に交流のあった人々の関係資料などが豊富。ただ、啄木にはふるさとへの郷愁や生活に根ざした心の声のようなイメージはあっても、それのどこがいいのかはあんまりピンとこない。どうして岩手の人は啄木と賢治がこれほど好きなのか。そんな話をしたら、それへの直接の答えではないんですが、受付の人が「岩手でも啄木派と賢治派がいる。ここに来る人は、啄木が本当に好きだという人が多いですね」とおっしゃっていました。その後、啄木の妻との仲睦まじい様子などを拝見すると、だんだん私もそんな気持ちになってくるような気がしました。
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啄木が旧渋民尋常高等小学校の代用教員を務めた当時、一家が間借りした旧齊藤家は、旧渋民尋常高等小学校の建物と並んで、石川啄木記念館の敷地内に移築されています。
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大きな藁ぶき屋根の農家建物でこの建物自体は豪壮なもの。
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しかし、ここで一家が間借りしていたとなると、その暮らしはけっこうつましいものだったかもしれません。
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中は自由に見学ができるし、荒れた感じもしない。よく保存されています。
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これは旧渋民尋常高等小学校。
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中は、天井が割と低い。外観のイメージとはちょっと違います。
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石川啄木記念館から小岩井牧場へ。
小岩井農場まきば園というと小岩井農場と違うのかなと思ったら、これがいわゆる小岩井農場のことなんですね。 -
ただ、敢えて言えば、子供が遊べる広い公園やレストランやお土産物ショップなどの施設が集まるエリアと牛が飼われている本当の農場エリアは離れていて、ここを見る限りはまきば園という方がイメージにはあっています。
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この入口の賑やかなエリアにいる限り、牛舎の匂いとかはまったくなし。普通の遊園地くらいの感覚で楽しめると思います。
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まきば園に入って、すぐ右手の小岩井農場 ジェラートショップ。ピザ屋さんと共同の建物です。
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一番人気の「牛さんのおちち」をいただきます。
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牛乳の味を強調しているかと思ったら、むしろ素直な味わいの爽やか系。あまりいろいろ手を加えていない感じがいいと思います。
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とはいえ、ここはあくまで牧場。その中心である上丸牛舎の方も見ないわけにはいきません。
上丸牛舎は小岩井牧場の一番奥。向かう途中のちょっとした原っぱには、宮沢賢治詩碑が建っています。小岩井牧場と宮沢賢治なんてなんの関係があるのかと思ってしまいますが、賢治が中学二年に初めて小岩井農場を訪れて以降、何度もここを訪れていて、小岩井農場が登場している作品もあるよう。理想郷を求める賢治にもそれなりにインパクトを与えた小岩井農場だと思うと、ちょっとまた小岩井牧場の格が上がったような気がしました。 -
イチオシ
少し進んで、これは小岩井農場の一号 二号サイロ。これも国の重要文化財に指定された建造物21棟の一つ。煉瓦積のがっちりした建造物でこれならまだまだ使えるような。少し高い場所に建っていて、いわゆるインスタ映えもする建物だと思います。
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その先が小岩井農場資料館。ここも、上丸牛舎のエリアです。
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比較的小さな施設ですが、小岩井牧場の創設にかかる経緯の紹介のほか、
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当時使われていた冷蔵庫の展示なども。氷を入れて、それで冷やすという仕組み。電気の普及していなかった時代。なるほどねという感じです。
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そして、これが上丸牛舎。
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歴史を感じる木製の古い大きな牛舎がいくつか建っていて、迫力がありますね。
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小さな入口を入ると、
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そこから牛たちを見学できまして。大きな牛たちがゆったりとした感じで繋がれている。あんまり臭くもないし、さすが伝統ある小岩井農場。今でもストレスのない快適な環境がしっかり保たれているように感じました。
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上丸牛舎のエリアを終えて。
今度は星と自然館へ。丘を越えて行くような場所です。天体望遠鏡があって、これが建物のシンボルで、一階はソフトクリームなどもおいています。 -
ただ、見どころというか目を奪われるのは目の前に広がる羊の牧場。
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イチオシ
羊の群れが思い思いに草を食んで、とってもかわいらしい。
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見飽きない光景が広がります。
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またまきば園の方に戻って、
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ちょっと一安心。園内はなかなか広いです。
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小岩井農場牧場の中にはいくつかのお土産物を販売するショップがあって、山麓館もその一つ。
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山麓館農場レストランが併設されていて、遅い昼飯を食べようと思ったのですが、3時過ぎにはもう閉まっていました。回る順番をちょっと間違えたかなと思います。
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イチオシ
ミルク館は、小岩井農場まきば園を入って左手奥。サイロをモチーフにしたような独特の建物です。
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中は一つの空間。乳製品のショップがあって、その前のベンチに腰かけて、ここでしか買えないというヨーグルトをいただきました。ただ、ヨーグルトはそんな特別の味わいというほどでもない。今は世の中のレベルが上がっているということかとも思います。
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小岩井農場で牛乳のジェラートを食べたら、やっぱりソフトクリームの方も確認しないと片手落ちですよね。ということで、ソフトクリームの方もいただきました。
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うーん、これもなかなか素直な味わい。ジャラートとどっちがお勧めかと言われると???ジャラートの後に食べたのでソフトクリームの方がやさしい味わいでおいしいように感じましたが、その逆だったらどうでしょうか。結局、どっちも食べた方がいいというしかないような。
なお、ソフトクリームは、まきば園の中でも外でも販売していて、どちらもものは同じです。 -
まきば園を出て。
このどんぐりコロコロは、 -
小岩井牧場まきば園の駐車場脇にある木の加工品などを販売しているショップ。
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ちょこっと寄ってみると、一角ではキノコ汁。
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天然のキノコをたっぷり使っていて、本物の滋養が豊富。これは価値ありのキノコ汁です。
食堂は閉まっていましたが、これで少し埋め合わせになりました。 -
こちらは小岩井乳業工場。小岩井牧場からは少し離れた場所で、小岩井牧場から歩くのはちょっと無理ですね。高台の上に大きな建物が建っていて、駐車場も広いです。営業時間中は工場見学もやっているようでしたが、時間がかかりそう。外観だけを確認して終わりにしました。
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イチオシ
小岩井農場の一本桜は、まきば園から乳業工場を過ぎて、さらに少し行ったところ。丘の上に岩手山をバックにして立っていて、確かにポスターなんかで見る姿と同じですね。通りを挟んだ向かい側に駐車場があって、これが目印になると思います。
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そして、最後はもうひと頑張りで、網張温泉へ。
こちらの網張温泉 ありね山荘は、岩手山の山麓。見晴らしのいい場所に建つ日帰り温泉です。 -
風呂からは、どこの街か分かりませんが夜景も見えてきて、これはいいなあと思っていたら、気が付くとすぐそばまでやぎがやってきたり。妙なところでも癒されました。
これで、なんとか予定終了。あとはひたすら盛岡市内に向けて帰ります。 -
レンタカーを返して。
晩飯は盛岡じゃじゃ麺あきを。商店街の中ほどです。店構えは派手なんですが、静かな若いご主人。 -
じゃじゃ麺の有名店はほかにもあるし、大丈夫かなあと思っいつついただくと、あれれ。
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じゃじゃ麺の癖を残しつつも、素直な麺のうまさとか完成度高いじゃないですか。想像以上にうまいじゃじゃ麺です。
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盛岡フェザンには、南部せんべいのお店がいくつかあるのですが、お土産は盛岡せんべい店の煎餅にしました。多種類のせんべいをいろいろ詰め合わせた箱があって、どの煎餅を選ぶか迷ったりせず、面倒くささがなかったから。どっちにしても、お土産物としてはお手軽です。
これで、五日間の旅は終了。ここからは盛岡から東京までの新幹線なので、もう半分帰ったみたいなもの。無事に終わって、一安心です。お疲れ様でした。
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