2017/10/01 - 2017/10/04
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しんちゃんさん
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写真を撮り前を通り過ぎただけの時計台。むか~し昔 若い嫁さんと声をかけられて振り向く事が出来た頃です(*^_^* 中に入って見学が出来るなんて知りませんでした。今回の旅でちょっと予習して知りましたv(-。-)yo
思い返せば、観光地を巡った最終日に札幌のホテルに宿泊。夕闇迫るすすきので夕食、翌朝新千歳空港から帰路というコースで札幌観光はしていない。
そこで今回、札幌観光するのに便利なホテルに2泊して、札幌の定番スポットを周りました。
旅2日目は、豊平峡へ行った後、赤れんが庁舎と時計台を見学。
3日目午前中は、北海道神宮と大倉山ジャンプ競技場へ行きました。
****定番スポットなのでご存知の方も多いと思いますが、見ていただければ嬉しく思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
札幌駅前バスターミナルでバスを降り、ぶらぶら歩いて10分位
煉瓦づくりの北海道庁旧本庁舎が見えて来ました。
「赤れんが庁舎」の愛称で親しまれている開拓時代のシンボル。
正面ではなく北側からですが、風格ある美しい姿が見えています。☆ -
パンフレットによると・・・
明治21(1888)年に庁舎完成。
その後明治42年内部を焼失したが、赤レンガの壁は損傷なく残り、2年後に復旧工事が完了。
昭和43年(1968)に北海道百年を記念して、創建当時の姿に復元し、永久保存することが決まる。
翌年44年に重要文化財になった。。。ざっとこの様な経緯の記載があります。
-
周って正面へ。
ドームを載せたアメリカ風ネオ・バロック様式を取り入れた建物で、
間口61m、奥行36m、高さ33m。現在の10階建てビルに相当するそうです。
存在感のある建物です(*'ω'*) -
設計したのは、北海道庁技師の平井晴二郎。
平井は文部省第1回留学生としてアメリカの工科大学に学んだ英才だそうです。 -
開館時間午前8時45分~午後6時までとなっています。
時計を見ると4時10分ですが、この後時計台も見学したいので早速中へ。
見学は無料になっています。 -
入口を入ってすぐの1階の正面ホールです。
パッと目に入る3連アーチと、階段や廊下に敷かれた赤じゅうたん。
豪華な造りです~ -
1本の材を使ったというこだわりの階段手すりも、ピカピカに磨き上げられていて、触っては駄目なような…ちょっとした緊張感。これではお偉い人には到底なれませんね(笑)
また、天井の電燈もなかなかレトロでいい雰囲気です。 -
2階通路のあちこちに絵画が掲げられている。
開拓に関する史実を題材にした20点が掲額しているようです。 -
記念室
出入口の枠には、唐草模様が彫刻。
重厚な大きな扉で、見るからに贅沢な造り(@_@) -
記念室
歴代の長官や知事が執務した知事室が、当時のまま公開されています。
壁にずらりと歴代知事の肖像写真が展示。 -
椅子や長いテーブル。
椅子に白いカバーがかけられていて、やっとここで、この部屋は庁舎公務室だと認識できます。 -
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樺太関係資料館
古くから縁の深い樺太の歴史や交流状況を紹介している部屋です。 -
ここに来れば、北の地北海道を開拓してきた先人の熱い思いが伝わってきます。
樺太(サハリン)が島である事を確認した事で知られる間宮 林蔵のことなども紹介していました。 -
赤れんが北方領土館
なかなか返還されない状況が続いている北方領土のことを紹介。
道民の方々にとっては、ごく身近な問題です。私達も他人事にしてはならない問題だと思いました。 -
新庁舎が出来るまでの80年間、北海道の拠点としての役割を果たしてきた赤レンガ庁舎。明治政府の北海道開拓にかける意気込みの一端を感じました。
-
では次の訪問地、時計台へ向かいます。
-
赤れんが庁舎前庭は、市民や観光客の憩いの場となっています。
そして、こんな光景も。
素晴らしい場所で綺麗な写真が撮れますね~(^◇^) -
聳える塔が海外のお城のように私には見えるのですが?・・・
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これが正門。
私たちは、裏口じゃなく北口から入ってきました。
なぜなのか知らないが、いつも正道からはずれ横道を歩むのですが・・(笑) -
赤レンガ庁舎から真っ直ぐ伸びる道。
両側に大きく枝を伸ばした並木が続く赤れんがテラスがあります。
ビルの谷間にある空間。広々としていて爽快な気分でテクテク(^^♪ -
1階部分は札幌市北3条広場側と接していて、オープンテラスが設置。
天候のいい日には、外の空気を満喫しながら過ごすことができますね。 -
-
三角屋根の上に大時計を載せた、札幌市時計台にやってきました(^^)/
歴史的建造物で、 国の重要文化財です。
開館時間 8:45~17:10
観覧料は、大人200円。 -
時計台の正式名称は「旧札幌農学校演武場」といいます。
北海道大学の前身で、北海道開拓の指導者を育成する目的で1876(明治9)年開校しました。 -
時計塔は明治14年完成し、何度も大火に見舞われましたが被災することもなく、今も当時のままの姿で正確な時を刻み、鐘を鳴らし続けています。
時計の下の△屋根の赤い二つの★★は、北海道開拓使のシンボル。 -
現在は、農学校及び時計台の歴史を紹介する資料館となっています。
余り時間が無いので急いで… まずは2階から見学。 -
この建物は1878(明治11)年 農学校の中央に建てられ、2階は講堂や軍事教練の場として使用され、演武場と名付けられていました。
明治36年農学校が現在の北海道キャンパスに移転するまで、多くの卒業生が演武場から巣立ちました。 -
1880(明治13)年、クラーク博士から直接教えを受けた農学校1期生13名の卒業式が、演武場にあったこの中央講堂で行われました。
現在は、当時の中央講堂を再現して公開しています。
2期生には教科書で見た覚えがある、内村鑑三(宗教家)、新渡戸稲造(思想家)、廣井勇(土木・港湾)、町村金弥(酪農)らがいて、この中央講堂から巣立っています。 -
そしてまた、2階の奥には、北海道キャンパスへ移転後、市に払い下げられた時計台と同じ仕組みの振り子時計の展示があります。
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外の時計が雨ざらしでも大丈夫なことからも、かなり精工に作られているようです。
文字盤は直径1,6m、電気や電池などを使わないで、おもりの力で動いています。 -
次は、1階へ。
時代を感じる階段を下ります。 -
開拓使は西洋の知識と技術を習得するため、マサチューセッツ農科大学長の
クラーク、同校教師のW.ホイーラーを教師陣として招き入れ始まった札幌農学校。その長い歴史を、様々な角度から紹介しています。
クラーク博士は明治9年7月末、札幌入り、翌年4月に札幌を去り帰国。
この時「ボーイズ ビー アンビシャス」の言葉を残しています。
そして、この後に続く言葉で、「お金とか名誉とかの為に生きるのではなく、様々なものを学び備える事で、人の為に役立つ大志を抱くのですよ」と諭しています。
わずか約8か月の滞在で、日本発展に尽くしたあらゆる分野の優秀な人材が、「旧札幌農学校演武場」から巣立ったことを思うと、クラーク博士の貢献度の大きさを感じます。 -
札幌農学校は、明治40年までの28年間に859名の卒業生がいます。
農学校の教育科目は、農学、工学、自然科学も含む総合的なもので、英語の比重が大きくキリスト教を基礎とする人格教育が特色だったと書いています。
また、学生の意欲は、因習や階級制度からの束縛の無い自由な環境より生まれるものであることを教えたとあります。
日本を代表する人物、新渡戸稲造、内村鑑三、有島武郎や、他多くの卒業生の写真と功績が書かれていました。 -
時計台は、クラーク博士が構築し、開拓使の主席建築技術者安達喜貴(写真中央)が設計監督して校地の中央に建設されたそうです。
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時計台の仕組みが書いています。
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農学校時代の時計台周辺の模型と写真。
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閉館の時間が迫ってきたので外に出ると、街に明かりがチラホラ灯り始めていました。
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この写真を最後に、時計台から歩いて5分程の食事場所へ向かいます。
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宿泊先ホテルから約3分も掛からずに来れる「郷土料理こふじ」で夕食をいただきます。
地下1階にありますが、看板が出ているので見落とさなけれ大丈夫。
私達は、見過ごしてウロウロしました(-_-;) -
少し急な階段です。
お薦めメニューが張っていましたが、見る余裕はありません。
さっと写真撮り転ばないようにするのが精いっぱい。 -
PM5:20 予約なしで行ったので、カウンター席の端に案内され座りました。
先客は2名で、食べ始めは静かな雰囲気の中で頂きましたが、6時を過ぎ予約客が来店して賑やかになりました。こ上がりの座敷席とカウンター席のこじんまりとした店です。後で来た人は断られていたので、予約した方が良いでしょう。
何を食べようかな~目の前にガラスケースを見ると・・・目と目が合ってしまった(@_@) 造り?焼き魚?しばらく迷って・・・ -
地元の人らしき先客の人が食べているのと同じ、ホッケを注文。
お通しはツブ貝、燻製豆腐など4品、お造り盛り合わせ、ワカサギ唐揚げなども。
お酒と共に頂きました。
特大サイズのホッケは脂がのっていて、普段家で食べるものとは比較にならない程美味しかったです。 -
そして、うに丼も注文。
大きさが2種類あるので、わざわざ2つの器をもって来て見せてくれました。
生うに最高でした(^^♪
どんぶりに入ったうに丼大を食べましたが2700円とお安く、ウニがたくさん入っていて満足しました☆ -
郷土料理 こふじは、ランチもやっているようです。
明日も来たいね(^^)vと話しながら店を出ました。
場所は、中央区 北2条西3丁目1-31 バックストーンビル B1
地下鉄 さっぽろ駅 徒歩3分
さっぽろ駅(札幌市営)から280m -
ネストホテルは、こふじから道を1本挟んだほぼ正面辺りにある。
こふじ、時計台からも5分あれば来れる場所で、JRやバス等公共機関を利用するのに、便利な場所でした。
ほろ酔い気分で2日目終了。明日の観光に備え早目に就寝しました。
******最後までご覧いただき有難うございます。
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