2017/10 北の都札幌＆登別3泊4日の旅（2）定山渓観光「紅葉かっぱバス 」

2017/10/01 - 2017/10/04

２日目。
そもそも今回の旅行は、家に送られてきた旅行誌の表紙写真「黒岳の日本一早い紅葉」に魅せられ決めた旅行です。
北海道の屋根、大雪山系黒岳ロープウェイに乗車して、日本一早い紅葉を観るため、中央バスの定期観光「黒岳散策と層雲峡温泉」コースをネット予約していました。
しかし、楽しみにしていた黒岳には、悪天候で行けませんでした(/o＼)
また、10月1日時点、黒岳ロープウェイ5合目辺りの今年の紅葉の見ごろはすでに終わっていました。2重のショックです(ー_ー)!!

気を取り直して近場、札幌観光へ。
定山渓と豊平峡ダムへ行ってきました。結果は…ハイ。楽しめました。☆彡

エリア 定山渓温泉(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨夜の時点で、バス観光はキャンセルする事に決めました。
天気予報 ピンポイントで降水確率90％でした。
キャンセルの電話を掛けても繋がらず、朝6時半過ぎ駅前バスターミナルビルに行きましたが閉まっていて(-_-;)・・・そこへ中央バスから「黒岳散策…」が中止になったと電話が掛かって来ました。集合時間の1時間前だったので、焦りました。

朝4時早起きして、今日は札幌周辺観光をすることに決め、スマホで情報集めしました。
近辺に定山渓や豊平峡ダムの紅葉の名所がある事を知り、バスで行く事に決定。
スマホがあって便利な時代ですね(^^)/

札幌駅バスターミナル 12番乗り場から、じょうてつバスで75分の定山渓温泉へ。
バスの中で、札幌駅～各温泉地（定山渓温泉、豊平峡温泉、小金湯温泉）往復バス券＋入浴券がセットになった1800円のお得なキップを買いました。

8:50定山渓神社前で下車して、定山渓観光案内所に寄り情報収集します。
当日便のみ受付「紅葉かっぱバス 」と言う バスツアーがあることを聞き、参加することに。

早速、第1便9:15発に乗車することになりました。
定山渓観光協会に1人500円の参加料を支払います。

紅葉かっぱバスは、10月1日(日)～10月22日(日)迄、
1日4便（9:15・11:15・13:15・15:15出発）の、約1時間のツアーです。
定山渓観光案内所前より発着します。

定山渓の紅葉スポットを、地元のガイドさんが案内してくださいます。
定山渓には、ガイドさんが羽織っている法被柄「かっぱ」の伝説があるようです。

定員45名のバスは、わずかに空席を残して出発。
定山渓温泉街が紅葉に包まれ始めています。
紅葉の見ごろは１～２週間後のよう。まだ紅葉には間に合うと思います（10/２時点）

定山渓温泉街を流れる豊平川。
川を挟んで定山渓温泉のホテルや旅館が建ち並んでいます。
定山渓温泉の泉質はナトリウム塩化物泉で、ポカポカ良く温まる湯の様です。

温泉街にある岩戸観音堂。

観音堂の中の祭壇右側は洞窟の入り口があり、洞窟内には33体の観音様が並んで安置されているそうです。

定山渓温泉街を通り抜けると、右手に美しい溪谷が見えて来ました。
岩肌の少し紅葉を始めた木々が水面に映り込み、とても綺麗～です。

バスの車窓からの眺めはちょっと高めで見晴らしく良好です。

定山渓谷はかなりの高さがあり、迫力があります。

澄み切った空気のせいでしょうか。一段と緑も鮮やかに見えます。

トンネルを抜けて、アイヌ文化交流センターサッポロピリカコタンに到着しました。
ここは、下車観光します。

サッポロピリカコタンとは、アイヌ語で札幌の美しい村という意味です。

この施設は、北の大地に先住し独特の文化を育んできたアイヌ民族の、生活や歴史、文化などを学び、 理解を深めることを目的とした資料館です。

入り口に、アイヌ文化の復活をイメージした木彫りのモニュメントがあります。
「アイヌ文化の復活」と書いていますが、どういうことでしょうか？

では、滅多にない機会です。
アイヌ文化に触れてみたいと思います。

展示室には伝統衣服や民具など約300点展示されています。

展示物には触っても良いとのこと。
衣服や生活道具に直接触ることが出来るのは貴重な機会です。

生活道具

生活道具

アイヌ民族衣装とアイヌ文様。

鮭の皮製のブーツ
魚の皮も無駄にすることなく使い切る、生活の知恵ですね

触ってみると、日本刺繍のような細かい刺繍が施されています。

アクセサリー

アイヌの家「チセ」
見学は館内だけではありません。敷地内には、アイヌの人たちが暮らしていた家などが再現されています。

アイヌの家「チセ」

昔のアイヌのトイレ。左が男子、右が女子。

チセ（家屋）やヘペレセッ（小熊の飼育おリ）、プ（倉）などが当時のように再現されています。

アイヌ民族が大自然の中で暮らしていた時代を再現しています。

あっという間に出発時間がきました。
欲を言えばもう少しゆっくりと見たかったですね。

アイヌ文化交流センターから少し走った広場で、小休止です。
バスを降りると、 ギザギザした形が特徴的な八剣山（はっけんざん）が見えました。札幌市南区にある山のようです。

定山渓近辺には、春から秋にかけて、いちごやさくらんぼ、プルーンやリンゴ狩りなどが楽しめる果樹園が多くあるそうです。
この広場では、リンゴやプルーン、洋ナシ、ブドウなどが販売していました。

手作りプルーンジャムとリンゴ、茹でトウモロコシを買いました。
バスの中でトウモロコシを食べましたが、味が濃くて普段家で食べている物とはひと味違い、美味しかったです。
１０分足らずで出発です。

1969年に廃止された定山渓鉄道線がかつて走っていたという道を過ぎ・・

この橋を渡ると、この「紅葉かっぱバス」ツアーは終了間近に。

途中車内でガイドさんが、三味線弾き定山渓民謡を、聞かせて下さいました。
地名すら知らなかった定山渓ですが、魅力を肌で感じて有意義な時間を過ごせました。紅葉見ごろの頃、温泉入りに来たいですね。
バスは、10:20定山渓観光案内所前に到着しました。
この後、引き続き10分後出発の豊平峡シャトルバスで、豊平峡ダムの見学にいきます。
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長くなりますので続きは（３）に。最後までお読みいただき有難うございます。