ハルビンの名所をまわってみた２（夜の中央大街、聖ソフィア大聖堂）

2017/09/26 - 2017/09/30

中国の都市の中でも有名なハルビン。
一番北に位置する省都、氷の都市（冰城）、東北のモスクワ…自分の中では神秘的なイメージのこの街にチャンスがあり行ってみました。

エリア 哈爾濱(中国)

中国国内の別都市での仕事を終えハルビンに再び戻ってきました
夜のフライトはいつも窓側をリクエストします

宿泊ホテルへ移動です
今晩から２泊のホテルはハルビン一の観光地繁華街である中央大街の南口にあるホリデイインシティセンターハルビン（万达假日酒店）
中央大街へは３号線のバスに乗って4つ目のバス停です
ちなみに車内では停車場所の表示はなく、アナウンスも運転手のオッチャンの場所を知らせる叫び声も聞き取りにくいので、「あと3つ」「あと2つ」…とカウントダウンをするといいでしょう

こちらが空港間バスのバス停です
時刻表はありませんね
そして案外早くから運航しています

こちらがハルビンホリデイインホテル
駅前ホテルと違って入る前から安心感があります
空港へのアクセス、中央大街観光を考えるとベストなホテルだと思います

ホテル前の通りは交通量が多いです
タクシーも比較的簡単に捕まえる事ができる

と思いきや、中央大街入り口ということでタクシー側の乗車場所のルールがあるのとタクシーを拾おうとするライバルが多いので案外苦労します

ホテルの前の道を渡るとすぐ、ホントにすぐ中央大街入り口です

只今の時刻21時過ぎ、中央大街の簡単な視察を兼ねて食事に出かけます
街ブラではなく視察です！

さすがにこの時間ともなると人通りも少なく、開いているお店も少なくなってきています
通りは終日ロシア民謡の音楽が流れているようで、
人が少ないのは逆に趣を感じることができます

まだ9月だというのに気温は7度です
現地の人にとってはまだまだ序の口なんでしょうね

中央大街はハルビンの王府井、南京东路ってとこでしょうか
ユニクロ、ZARA等世界の有名どころのお店があります

中央大街のシンボル的な建築物の一つモデルンホテル

ハルビンの人に「ハルビンの名物、オススメ料理は？」
と尋ねると、みんな口を揃えて
「红肠！」
と答えます
とりあえず試してみましょう

ソーセージです

香辛料をまぶして渡してくれます
思ったより大きく、ピリ辛で美味しかったです
ただ、お土産としては却下です

気がつくとけっこう歩いてました
ここまで来たんだだからどうせだからと中央大街の端、松花江防洪記念塔まで歩くことにします

やっと着きました
予想通りライトアップされていて綺麗です

中央大街側を望んだ写真

松花江
さすがに対岸まではライトアップされていませんが、掛かる橋は綺麗です

引き返します
中央大街の松花江側入口の地下道
この時間はもう人がいません

ソーセージを食べて空腹という状態ではありませんが、ハルビンに来たので中国のロシア料理を食べるべく中央大街の通り沿いにある「露西亜」にやって来ました
こちらは「関口知宏の鉄道大紀行」で関口さんが行ったお店として知られています

12時まで営業しているみたいです
ただ、この日この時間は先客は１組の男女だけで
おかげで一人だけの私でも気兼ねなく堂々と入る事ができました

店内の雰囲気はアンティーク感満載で壁にはロシア統治当時からのハルビン写真が掛けられていて、特に松花江の氾濫写真を実際に目にする事ができ、先ほど行った松花江防洪記念塔の意味合いを感じることができました

さて何を食べようか…

ボルシチは関口さんも食べていた看板メニューなので最初から決めていました
あともう一品…

ピロシキ
なかなかの値段がします
これでもボルシチの次に安いメニューです
こちらも推しメニューのようなのでオーダーします

が、この旅初めての
「没有」…。
売り切れたとのこと…。

仕方ない…
ならばとメニュー3ページ目にある「ロールキャベツ」をオーダー
勝手に3番目の推しメニューと解釈

ボルシチ。
鉄道大紀行では壺の様な器でしたがスープ皿でした
味は、いままで食べたどんなボルシチよりも格別に美味しかったです！

と言いたい所ですが…
いたって普通でした

次はロールキャベツ
いままで食べたどんなロールキャベツよりも格別に美味しかったです‼︎
こんな書き方をすると信じでもらえませんが、中の挽き肉が粗く挽いてあってお米も入ってあるのかな？味、ボリューム、食感全てパーフェクト！

この雰囲気だからより美味しく感じます
中国でホテルの部屋以外での静寂は貴重です

気も胃も満足した所でお店を後にして聖ソフィア大聖堂にむかいます
中央大街からは近く、ホテルへの帰り道方向です

見えてきました聖ソフィア大聖堂
ハルビンのシンボルです
元ロシア正教会の聖堂
聖堂だけでなくまわりのビルもライトアップされとても綺麗です

広場は広く、ここがハルビンの中心と感じられます

この時間、こちらも人はいません
ただ、誰かに見られている監視されている視線はバンバン感じます
そういう意味で一人しかいない緊張感を感じます
また明日来る予定をしているので長居はせずにホテルに戻ることにします
翌日は丸一日自由時間です

この旅行記へのコメント （2）

• すすむ君さん 2018/06/23 21:42:49

  拝見中です。

  「中国でホテルの部屋以外での静寂は貴重です」最初に感心した文章です（本当に）
  台湾訪問歴３５年で、此処数年は大陸人の団体を数多く見ていますが、良い言い方で
  パワーを感じています（心斎橋筋商店街でも同様ですが）
  処で、大阪市内在住者ですが、今年９月７日～１４日帰国、中国南方航空利用で、
  関空・瀋陽間を初搭乗で、大陸に初訪問します。
  瀋陽（全７泊。大した荷物も有りませんが、拠点にして）→ハルピン（１泊。’１９年夏の大阪の猛暑からの避暑でのゴルフ場確認目的）→瀋陽→丹東（日帰り、北朝鮮と国境の瞥見）→瀋陽→帰国。
  毎週１回、１年間、瀋陽出身の大学生から大陸中国語を習いましたが、通じない事を前提に、根性で行って来ようと思っています。
  調べた中で良く分からないのがWi-Fi事情ですが、もし参考になるなら御教授頂ければ。
  空港でＳＩＭカードを買いますが。
  

  さーしさん からの返信 2018/06/24 21:01:09

  Re: 拝見中です。

  コメント及びいいねありがとうございます。
  台湾訪問歴35年との事で、中華訪問歴の先輩に御評価頂き誠に恐縮致しております。
  中国でのWi-Fi事情についてですが、やはり日本より発展しております。ホテルはもちろん大体のレストランでまありますので、「有没有免费Wi-Fi？」「请告诉我Wi-Fi密码」この二言だけ用意されて行けば問題無いかと思います。
  充実した旅になりますようにお祈り申し上げます。