オヤジ、かき氷１８杯食べました。in 台湾 No５

2017/08/29 - 2017/09/05

９月２日(土) 旅行５日目

旅行も５日目になるとオヤジ少々疲れてきました。なので恒例の「土、日曜日は温泉に入り、ホテルで沈没することにします。でもかき氷は食べますがね。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

毎日のかき氷生活で胃がグタグタなので、朝食は「西門紅楼」前の成都路沿いにある「国賓鹹粥」に来ました。

店頭調理なので、オバチャンの呼び込みもあって入りやすいです。

メニューには中国語の他、韓国語と日本語が並記してあります。ラミネート加工したメニュー表に水性マジックで○を付けてオバチャンに見せると、オバチャンがサッと消して注文完了です。

で……注文したのは海鮮粥と、

揚げ豆腐。

で……何故か豆腐のあんかけも出てきました。オヤジ注文してないんだがなぁ。

で、お味はの方は……海鮮粥(８０元)はエビ、イカ＆牡蠣が入っているので、当然とても美味しいです。日本では絶対この値段では食べられませんね。また豆腐も甘辛いソースでとても美味しいです。

で……温泉にはまだ早いので、台北市内でまだ行ったことの無い東地域を散策してみたいと思います。

と言うことでNRT「南港展覧館駅」にやって来ました。台北の地下鉄駅は何処も立派ですね。

南港展覧館駅 駅

そして駅から５分程にある老街をウロウロ。
幹線道路から一歩路地に入ると、昔ながらの街並みが広がります。

建設中の近代的なビルの下で、今でも昔ながらの生活が営まれています。

お父さんが、築５０年にはなると思われる住宅の植物に水を撒くと、モルタルの剥げた赤煉瓦沿いに水が１階までしたたり落ちます。日本なら異様な光景ですが、ここでは何の違和感もありません。

こんな所にも日本語が。

既に閉店している本屋ですが、「楓の谷書房」の看板が存在感を示してます。

僅か５０m位の商店街ですが、昭和日本を彷彿とさせます。

で……昼近くなったので陽明山の温泉でマッタリしてからホテルで沈没しました。

で……洗濯物の乾燥も終わり、夕刻になったので西門界隈をウロウロ。

すると西門駅前交差点で、開店したてのかき氷屋さん「Ice PaPa」の看板が目についたので入店。

本日初のかき冰です。

日本語メニューはありませんが、メニュー表の番号で注文できるのでオヤジでもスムーズに注文できました。

商品が出来上がると、隣の店舗でいただきます。

で、オヤジが注文したのは「芒果牛乳垢雪花冰」(１５０元)
ではオヤジ、旅行通算１３杯目のかき氷を食べます。

で……お味は、オ～お美味しいです。冰はフワフワだしマンゴーも完熟でGoodです。特にいいのが量、質、値段のバランスです。インスタを意識したかき氷より、断然この店の方が美味しいです。

きっとこの店、間もなくガイドブックに載ると思いますよ。

で、西門駅前交差に戻って来ました。
綺麗なオブジェが設置されてます。「門成宝」と書いてあるので宝の入口と言う意味でしょうかね。

LEDライトが刻々と変わり、多くの観光客が記念撮影してます。

で、小雨の西門繁華街に向かいます。

アレ、交差点入口のビルに設置されている大型マルチビジョンに福士蒼汰の顔が……。

８月１８日公開ってあるけど、もしかしたら日本では5月公開だった「ちょっと今から仕事やめてくる」かなぁ。台湾では常に日本映画が上映されています。本当に親日国家です。

で、漢中街入口付近でアレ、これってロリータ・ファツションですよね。

何やら２０人程のコスプレイヤーがTVカメラの取材を受けた後、繁華街を練り歩き出しました。

当然、今どきですから男性もいます。

前の傘の背の高い彼がそうです。二の腕がパンパンですね。で、何処に向かうのでしょうか。オヤジ興味津々です。

で、好奇心旺盛なオヤジは、西門で一番賑やかな通りを外れ……

台北市電影主題公園横にある９６巷辺りをウロウロ。

すると壁にこんなアートな絵が書いてあるエリアに出ました。

こちらにも……

こちらにも……

こちらにも……

この怖そうな犬の絵には、ヤバそうな兄ちゃん達が似合いますね。なのでパチリ。

で、こちらの一角には酒瓶で造ったゴジラがガオー。
グレード高いです。

で、９６巷を引き返していると、ビルの前で兄ちゃん達が何かやってます。
近づいてみると、アレ、アイドルの撮影会でした。オヤジ会費を払ってないので遠慮気味にバチリ。

日本では事務所に所属しない個人アイドルが、このような撮影会をしているのをテレビで見たことがあります。台湾でも、こんな文化が根付いているんですね。

で最後は、アイドルを中心に集合写真を撮って解散でした。

更にウロウロしていると、西寧南路５０巷でトイレをテーマにした「便所主題餐庁」発見。

オヤジ繊細なので、便器形の器に盛られた料理を食べる気にはなれません。なのでパス。

どんな人が利用するのかと見ていると、若いカップルとか子連れママが入店してました。

で……お口直しに美味しそうな物を捜していると、アレ　渡辺直美さん発見。

金箔ソフトクリームのお店でした。日本では金沢の店が有名ですが……

こちらも日本をイメージしているのか、やたら日本語が並びます。一番大きいサイズで２００元ですから日本とあまり変わりませんね。

で、更にウロウロしていると、何やら化粧品の店発見。
お客さんの風貌からして、男性を寄せ付けない雰囲気です。

でも買っているのはドリンク。

オヤジ、ネットで調べるとこの店は 「夢の飲」と言うドリンクスタンドだそうです。

それにしても綺麗ですが、ライトのない所に持って行くと普通のドリンクになってしまうのが残念です。

で……更にウロウロしていると良い匂いがしてきました。

イカを素揚げしてソースとマヨネーズをかけた一品です。
オヤジ我慢できず注文してしまいました。

出来上がったのがコレ。
どうです、美味しそうでしょ。素揚げにマヨソースに青のり。関西人には王道の食べ物です。

で……お味は……今日までの旅行で一番美味しかったかも。油とマヨソースが体中に染み渡り、生き返りました。

まだ２１時過ぎですが、小雨の為か人通りが少なくなってきました。
なのでオヤジもホテルにご帰還です。

目覚めると今日は９月３日(日)、旅行６日目です。
が……今日も小雨。なので陽明山の温泉でマッタリした後、ホテルで沈没となりそうです。

とりあえず、台北駅周辺が整備されたと聞いたので、どんなに風に変わったのか見に行きたいと思います。先ずは西門駅前から「２.２８和平公園」に向かって歩きます。

途中、台北客運の板橋、三峡バス停発見。

あれ、台鉄「板橋駅」、MRT「板橋駅」にここから行けるんですね。オヤジこれまで乗り換え、乗り換えで板橋に行ってたのですが、ここから乗れば直通なんですね。しかも運賃が安く。

まして、台鉄「鶯歌駅」経由で行っていた山峡老街も、ここから簡単にいけるんですね。バスを使いこなせば台湾観光がもっと楽しくなりそうです。オヤジ得した気分です。

１０分も歩けば「２.２８和平公園」着。

時刻はまだ９時過ぎですが、既に中国人ツァー客が早々に観光してます。小雨にたたられ大変そうですね。
アレ、その横で警察官が……

二二八和平公園 広場・公園

その前のビルにも警察官が……

更に保安警察第一綜隊と書いた黒バスも到着。何か物々しいです。

なので、オヤジ館前路を北上して台北駅に向かいます。
前方には台北駅前の忠孝西路が見えます。なのでトコトコ歩いて……

１０分程で忠孝西路に着きました。
後ろを振り返ると、「国立台湾博物館」がこんなに近く見えます。

で「新光三越前」を通って台北駅に着きました。「２.２８和平公園」から約１５分程でした。

鉄道 (台湾鉄路) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

で昨年、桃園国際空港からの移動に使っていた「国光客運台北バスターミナル」に行くと……

アレ、「台北行旅広場」に変わってました。

広場前から改めて忠孝西路を見ると、北門がこんなに近くに見えます。

で、「台北行旅広場」後方の塀に囲まれた所が、「桃園機場捷運」の台北駅だそうです。台鉄、高鉄の台北駅とは少し離れているので、やや不便な感じがしますね。

「台北行旅広場」を見渡すと広～いです。で、忠孝西路沿いには沢山のバス停が並びます。

バス停はこんな感じ。使い勝手が良さそうです。

従来の空港バス乗り場は矢印の方らしいです。

なのでそちらに向かうと……１０分弱で台北駅M２出口に着きました。

その目の前に空港バスの看板があります。

で、看板のビルに入ると……国光客運のオフィスがありました。
従来通りカウンターでチケットを買います。１階に売店、２階にトイレがあります。

外に出たところが空港行きのバス乗り場。

２００m程先に、台北駅東１出入口があります。

東１出入口から見ると、バス停はこんな感じ。

建物の全景はこんな感じです。

で……台北駅１階広場に行くと、うわ～赤旗を振る人と警察官でゴチャゴチャです。

何事かと思いよく見ていると、今日は原住民の統一行動日みたいで、集会場所に行く列車に乗る前に決起しているようです。

「２.２８和平公園」で警察官が多数いたのもこの関係なんですね。オヤジ納得です。

で、朝食兼昼食を食べに台北駅からMRT「善導寺駅」に移動。
５号出口を出ると、お～相変わらずの行列ですね。何のって？ 朝食で有名な「埠杭豆漿」の行列です。

善導寺駅 駅

で……行列を背にして杭州南路一段をトコトコ南下し、濟南路二段を東方向に歩いて行くと……

餃子で有名な「巧之味手工水餃」に着きました。駅から１０分弱くらいかな？

巧之味手工水餃 地元の料理

１１時の開店早々ですが、あっと言うまに席が埋まりました。

オヤジが注文したのはコレ。

韮黄高麗菜水餃(6個３０元)と宣蘭非菜水餃(6個３０元) ＆鮮肉雲吞湯(４５元)の三品です。

ニラ餃子の餡。

お味の方は……皮がモチモチで餡も素朴で美味しいです。値段といい味といい、これぞB級グルメの王道ですね。鮮肉雲吞湯も勿論美味しかったです。

で、MRT「忠孝新生駅」に向かっていると、何やら観光施設のような建物発見。

表札に「文房」と書いてます。中に入ってみると……

明らかに日本家屋ですが……玄関が閉まってます。

裏に回ると若い女性グループが盛んに写真を撮ってます。

電灯は点いてますがね……どうなってるんでしょうか？

なのでネットで調べと、この建物は「文房　Chaper」という予約制の図書館でした。入れ替え制なので自由に入れません。

で、その三軒隣りにあるのが「特有種商行」と言うカフェ。

ここは２０１５年に日本でも公開された映画「KANO」(日本統治下の台湾の高校球児の話)の映画関連会社が運営するカフェです。店内に映画のセットで使われた小物などが展示されていることから、映画ファンの間で人気です。

オヤジも映画を見たので立ち寄ったのですが……

開店直後なのに、日曜日の昼前と言うこともあって満員です。残念。!
なのでオヤジ諦めて駅に移動。

で……トコトコ歩いてMRT「忠孝新生駅」へ、更に歩いてMRT「松江南京駅」へ、更に歩いてMRT「行天宮駅」近くに来ました。所要時間は約２０分位でした。

オヤジ少し疲れましたが、実は台湾の地下鉄間は結構近いんです。まして今はGPSで最短距離で行けるので、簡単に歩いて行けます。

と言うことで来たのが、日本人に人気のかき氷店「黒岩黒砂糖剥冰」です。

黒岩古早味黒砂糖剉氷 (錦州店) スイーツ

店内に入ると、壁一面に日本の雑誌の紹介記事が飾られてます。

UPで撮るとこんな感じ。

小雨の日曜日の午後なので、店員も暇そうです。

で、オヤジが注文したのは店の看板商品の「芒果牛乳垢冰」(１６０元)。

ではオヤジ、旅行通算１４杯目のかき氷を食べます。
お味は……旨い。今まで食べた中で一番美味しいかも。

かき氷は黒糖で味付した氷の塊を削り、そこに練乳をタップリかけマンゴーを乗せているので、もう絶品です。

よく、フワフワ冰は凄いと言いますが、実際食べるてみると冰が溶けず、口の中がパフパフになります。その点、シャリシャリかき氷はいくら口に運んでもサッと溶け、最後は甘い氷水がスーと喉を通ってフィニッシュです。この店が日本人に人気なのは、そう言うことかもしれませんね。

で……ホテルに帰り暫く休憩です。

………そして

夕刻になったので、西門駅前の気になっていた店「八方雲集餐飲」にやって来ました。日本で言う餃子の「王将」の台湾版です。

注文は、注文票に個数を記入してカウンターの店員に渡します。

するとブザーのような物をくれるので、ブザーが鳴れば取りに行けばいいだけです。

で、オヤジが注文したのはコレ。

招牌鍋貼１０個 (５０元)、加哩鍋貼１０個(５５元)、酢醤乾麺T (４５元)

オヤジ、餃子１個の大きさが分からなかったので注文し過ぎました。麺が余分でしたね。

これはカレー味の餃子。

オヤジ初めて食べましたが結構美味しいです。

が……日本の焼き餃子は実際は蒸し餃子なのでジューシーなんですが、この店の焼き餃子は完全焼き餃子なので、カレー味は口の中がドライカレー、ドライカレーして、５個も食べると飽きてしまいました。

こちらは普通の餃子。
こちらも美味しいですが、ジューシーさに欠けるので、オヤジはやっぱり「餃子の王将」の方がいいなぁ。

結論としては、中華圏はやっぱり水餃子が王道なので、食べるなら水餃子を食べるべきですね。焼き餃子は亜流なので、調理人のこだわりが違うような気がします。ちなみに乾麺はそれなりの味でした。

で……お腹もパンパンなので、今日もかき氷１杯完食して閉店です。続く。