オヤジ、かき氷１８杯食べました。in 台湾 No４

2017/08/29 - 2017/09/05

９月１日(金曜日)　旅行４日目です。

今日は小雨です。でも……気温が３０度近くあり湿度も高いので、オヤジ朝からグッタリです。なので今日は郊外を諦めて近場の「華山１９４１文創産業園区」などを散策します。当然かき氷にも挑戦したいと思います。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝の西門駅前。
オヤジ、ここはよく通るところなんですが、アレ……

西門駅 (MRT板南線・松山線) 駅

自撮りするカップルの像でした。
西門界隈では、真夏に冬服を着てる若者がチラホラいるので、顔が肌色だったら見間違いそうです。

こちらの小父さん、清王朝時代の人みたいですが、手にはFast-foodの珈琲カップなんか持ってます。洒落てますね。

で、曇り空のなか西門からMRT「忠孝新生駅」１番出口に移動。

忠孝新生駅 駅

忠孝東路二段を西方向に５分程歩いて行くと……

こんなモニュメントの向こうに……

「華山１９１４創意文化園区」が見えて来ました。

華山1914創意文化園区 散歩・街歩き

ここは、日本統治時代の酒工場の跡地を再利用した、アート・イベント空間です。
１９４１と言う数字は、酒工場の創業年だとか。

１９３０年代の建物ですが、微妙に修復してあるところと無いところのバランスが絶妙で、味のある建物となってます。オヤジ、こんな風景に癒やされます。

建物を覆う蔦。
晴天なら緑が眩しいはずですが、今日は空が泣き出しそうなので、蔦も元気がありません。

何と言う花かな？。いい感じです。

有料展示場の料金案内表。
成人-２９０元。子供-２４０元。３～６歳-２２０元となってます。３歳で２２０元は高くない？

庭園のそろばん玉のようなアート。

見る角度によって景色が変わります。

池に咲く蓮の花。

上半身裸のお父さん。何をしているんでしょうか ？

正解は「こだま」を楽しんでます。
お父さんが「ヤッホー」と叫ぶと、ビルに反射して「ヤッホー」と返ってきます。でも少し高めの大きな声で叫ばないと、きれいな「こだま」が返ってきません。なのでお父さんは、良い「ヤッホー」が返ってくるよう、何度も繰り返し「ヤッホー」と言ってます。お父さんには良い健康方法が見つかったようですね。

この園内では、ベンチまでアートに見えます。

こちらはレンガ作りの建物。

歴史を感じる空間です。

塀に書かれた絵。
木の根を利用して、ウザギの身体を縛っているロープを描いています。どんなメッセージがあるのか、意味深な絵ですね。

こちらはシャケのような魚。迫力あります。

レンガに張り付いた血管みたいな木の根。真に自然のアートです。

窓枠と蔦のコラボ。

タイル張りの柱の行進。

あれ、何か撮影してます。
察するに台湾観光のCM撮影をしてるみたいです。

建物２階の様子。
古い建物に現代的な看板が印象的です。

古民家風のカフェ。まだ準備中です。

アレ、懐かしいなぁ。映画「失楽園」じぁないですか。

不倫関係を描いた１９９７年のヒット作品です。黒木瞳が若い !

で……オヤジが興味深かったのは、この建物では他にアメリカの戦争映画とアクション映画を上映しているのですが、チケット売り場の前で台湾のお坊さん３０人位の団体が上映待ちをしているんです。

果たしてどの映画を見に来たんでしょうかね。オヤジ興味津々です。オヤジは何となく「失楽園」のような気がします。映画を見ながら「人間はなかなか煩悩を捨てられないね～。それにしても黒木瞳のヌード、いいね～」なんて言ってるかも…………オヤジの妄想でした。

午前１０になったので緑の怪獣の口が開きました。お店のオープンです。

有料みたいなので、オヤジはパス。
週末に来れば、もっとイベントをやってて、デートスポットになるんでしょうね。

で……小雨が本降りになってきたのでMRT「国父記念館駅」に移動し、「ICE MONSTER」にやって来ました。ドラエモンの看板が目立ち過ぎ。最初、オヤジはお店を通り過ぎてしまいました。それにしても何故ドラエモンの看板が？

アイスモンスター (旗艦店) スイーツ

店内の様子。

天井で、ドラエモンにスネ夫、はたまたのび太が飛んでます。日本では３月に公開された「のび太の南極カチコチ大冒険」が、台湾では８月２５日から放映されているみたいで、その宣伝みたいです。

で……オヤジは当然「新鮮芒果綿花甜」(２５０元)を注文。

この店では、マンゴが別の器にも入ってきます。

全てを盛り付けると……更に美味しそうに見えます。

ではオヤジ、旅行通算９杯目のかき氷を食べます。

お味は……マンゴーが軟らかく酸味も程度で喉にツルンと入ります。フワフワのかき氷らもしっかり味が付いていて、噂通りの一品です。

が……フワフワ冰を完食しようとすると量が多すぎて、クーラーがよく効いている店内ではオヤジ途中から鳥肌が立ってきました。

なので、ドラエモン達の防寒服を見ても違和感がなくなってきました。

悪戦苦闘で完食し終えたオヤジの顔は、こんな感じ。

で……小雨の中ここまで来たのだから、目と鼻の先にあるもう一軒でかき氷を……

と言うことで「騒豆花」にやって来ました。公園横のレトロな喫茶店と言った感じです。

騒豆花 スイーツ

店内は小さなテーブルが数卓と、カウンター数席です。１２時の開店と同時に３組７人の日本人が入店しました。

で……オヤジが注文したのは「芒果豆花」(８０元)

ではオヤジ、旅行通算１０杯目のかき氷を食べます。

お味は……タピオカのプチプチと氷のシャリシャリとマンゴのジューシーな食感が相まってとても美味しいです。オヤシは滅多に褒めませんが、この店は評判以上の味です。台湾に行ったら是非立ち寄って下さい。

で、豆花を食べながら公園を見ていると、柱の日本語が目に入ってきました。よく見ると、モデルの田中里奈とテレビ宮崎の荒尾アナのサインでした。日本人が多いはずですね。

お腹も一杯になったし雨も止んだので、MRT「国父記念館駅」からトコトコ歩いてMRT「台北１０１／世貿駅」に移動し、

「四四南村」にやって来ました。「四四南村」は台北区で初めての軍人村で、現在は信義公民館及び文化公園という名で保存されています。

信義公民会館 (四四南村) 旧市街・古い町並み

「親子館」と言う建物にはこんなポップな絵が……。

「好,丘」はMade in Taiwanを発信するクリエイティヴなカフェだそうですが、本日はClose。

台北１０１がこんなに近くに見えます。

レトロな建物の前では、週末に青空マーケットが開かれるそうですが、今日はひっそりしてます。

コンクリートが剥がれた下から表れた赤煉瓦と古びたモルタルの壁。
パステル調のグリーンの窓枠がお洒落ですね。

古びたコンクリートに映える青とグリーンの扉。
扉を開けるとお洒落系カフェです。

近代的な街角に残るレトロな住宅。
今にも当時の軍人さんが歩いて来そうですね。

建物右側に共同風呂や共同トイレがあります。
軍人村当時は、この軒下を多くの人が行き交ったのでしょうね。

またも小雨が降ってきたので、そろそろ退散します。
それにしても超高層ビルの下の異空間に心奪われます。

で……そこからトコトコ、トコトコ歩いてMRT「市政府駅」に移動……

で、「CaRaMEL PaRK」(東区焦糖包心粉圓)にやって来ました。

で、スタッフが注文に来たので「池田哈蜜爪雪綿冰」(３８０元)を注文しました。すると、

ｽﾀｯﾌ : メロンは日本産にしますかアメリカ産にしますか。
ｵﾔｼﾞ : アメリカ産にします。
ｽﾀｯﾌ : アメリカ産より日本産の方が絶対に美味しいですよ。
ｵﾔｼﾞ : (壁の産地直送のポスターが目に入り、日本産なら高くてもしかた　　　　　　　　ないか)じゃ、日本産で。

で……出て来たのがこれ。

メロンアイスバーとシャーベット状のメロン団子のトッピング。美味しそう!

後ろ側はこんな感じ。

ではオヤジ、旅行通算１１杯目のかき氷を食べます。

で……お味はアレ、メロン堅すぎ、コリコリします。
オヤジは口の中で溶ける日本の完熟メロンを想像してたのでショツクです。

で……店内を見回すと、メロンが入った段ボールが目に入りました。

よ～く見ると、(嘉義県)太保市農会と書いてます。
やはりね～。どこが日本産なんだよ～。じゃアメリカ産と言うのもウソてこと？。

と思ってレシートを見ると、商品名が「日本種阿露斯哈蜜爪」となってます。と言うことはメロンの種類が日本種で日本産とは言ってないんですね。それにメニュー名が「池田哈蜜爪雪綿冰」で、レシートの商品名が「日本種阿露斯哈蜜爪」と言うのもいかがなものかなぁ……。

見た目のインパクトは最高だけど、お味は残念なかき氷でした。

なので、お口直しに台北駅前の「添好運」にやって来ました。
「添好運」は香港の點心専門店で、台北支店はミシェラン☆です。

添好運 (台北店) 中華

時刻が１６時頃と中途半端な上、外が雨なので店内はガラガラです。

で一品目は、メニューの中で四天王と言われる「酸皮焗又焼包」。

メロンパンの中に、甘～く煮込んだチャーシューの餡が入ってます。食べると……う～ん旨い。

で……このチャーシュー餡、昨年食べたのとは少～し違います。具体的に言えば刻んだチャーシューの大きさや、トロトロ感、しっとり感が違います。客が飽きないよう、餡も日々進化しているんですね。

UPにするとこんな感じ。このトロトロ感が伝わりますかね。さすがミシェラン☆です。

ちなみに香港の添好運本店の餡とは全く違います。本店は地元対象なので昔ながらの調味料だけを使って調理してます。なので乳製品に慣れた我々には何か物足りなさを感じます。

二品目は蓮の葉で包んだ「古法糯米鶏」(鶏肉入り中華ちまき）。

どうです。美味しそうでしょ。

事実、餅米に蓮の葉の匂いがほのかに染み込み、更には甘辛く煮た鶏肉や椎茸の旨味もしみ込み、本当に美味しいです。

三品目は「鮮蝦菠菜餃」(野菜入りエビ蒸し餃子）。餃子の皮がプリプリで、韮もシャキシャキでこちらも安定した美味しさです。

で……オヤジ、四品目を注文したかったのですが、鶏肉入り中華ちまきが余りにも量が多かったので腹パンパン。夕食が入る胃袋を残しとくために退散しました。

そして１９時過ぎ、小雨の西門に帰ってきました。

で……西門にもかき氷の美味しい店があるので、夕食もかき氷にすることにしましたが、旅行４日目だし既にかき氷を１１杯も食べたので……

西門町 散歩・街歩き

こんな店や、

こんな店が気になりだしました。

でも、オヤジ「台湾でかき氷を食うぞ」とやって来たので、メイン通りの漢中街奥にある「楊記氷店」に入店しました。

楊記花生玉米冰（ヤンチーホアショニュィーミーピン） スイーツ

地味な店ですが、壁には台湾のマスコミは勿論……

日本のCasaと言う雑誌で、女優の蒼井優さんが美味しそうに食べているところが紹介されてます。

で、この店にも勿論マンゴーカキ氷はありますが、オヤジは名物の「花生玉米加圓氷」(１００元)を注文。

このかき氷は、トッピングが“ピーナッツ＋トウモロコシ＋タロイモ・サツマイモ・白玉団子”で、他店に類のないトウモロコシのトッピングが売りです。

UPにするとこんな感じ。少しギヨギョギョですね。
ではオヤジ、旅行通算１２杯目のかき氷を食べます。

で……お味は、アレ以外と美味しいです。と言うより結構美味しいです。トウモロコシのプチプチ感が、タロイモや白玉団子のブチブチ感と一体となり良い感じです。と言うか癖になりそうです。オヤジ機会があれば、また食べたいです。

で、時刻は２０時過ぎ。今日は１日雨に降られオヤジもうヘトヘトです。今日もかき氷４杯完食して閉店です。続く。