2017・北海道179市町村制覇を目指して（パート１１・８月下旬（その４））

2017/08/30 - 2017/08/31

前旅行記では少し関東方面に”浮気”した旅程でしたが、本旅行記では通常モードに戻ります。

中標津空港に到着したものの、当初持参予定だった自転車がない…。

ここで遂に、”悪魔の囁き”に負けて、レンタカーを借りてしまいます。

前旅行記にて、千歳に立ち寄った際、自転車が高くて買えなかったので、ここで売られていた18000円の自転車と、ネット最安値で見つけた送料込み9000円台の折り畳み自転車（既にオーダーしてしまった…('◇')）の差額が、9000円弱生じましたので、”18000円の自転車を買った”気分で、その差額を利用してレンタカーを使用することにしたのです。

でも、やはり中標津空港は所謂格安レンタカー屋さんがなくて、当日予約の最安だったのを利用。これに保険もつけて結局24時間レンタルで9000円以上もかかってしまいました。これにガソリン代が2700円弱。やっぱりお車はお金がかかりますねぇ～。

まあ、何はともあれ、私的には多分、2年に一回位しか書かないドライブネタの旅行記になりますので、怖いもの見たさでお付き合い頂けましたら幸いです。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー ANAグループ JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

前旅行記では、中標津空港に到着した所まででしたので、その後から…。

流石に道東の空港ですモ～。

中標津空港 (根室中標津空港) 空港

普通の農業と比較しても、酪農業というのは非常に大変な仕事だと思います。
美味しい牛乳や乳製品をいつもありがモー。

そして、道東と言えばやはり大自然の宝庫。

動物さん達の写真も多数飾られていました。

モーモーさん推しは至る所で見られますね。

10月には空港フェスタも開催されるようです。

10月15日、といえば、スタンプラリー期間終了の前日。
果たして、その頃には無事達成できているのか？？？

という訳で空港を後にしますが…。

私のようなVIPな人間（？）は、送迎して頂けるのだケロ～。

まあ、レンタカーの営業所までだけど…(-_-;)。。

という訳で、前日に試合を観た（？）縁もあり、〇リックスレンタカーさんにお世話になります（一番安かっただけか…）。

179市町村全てを公共交通機関＆自転車で巡る、という、当初の高潔な目標は、ここで穢されてしまうこととなりました。

悪魔に血を売ってしまったバッファローマン（？）のような現在の私には、ケロケーロを語る資格はありません。

ここでは、穢れたおっさんが乗車する、ということで、ゲロゲーロ中標津ソリオ号、と名付けましょう。

車のことは全く疎いですが、ソリオ、というのはスズキのハイブリットカーみたいですね。違ったらごめんなさい…。

大体にして、最近の車には殆ど乗らないので、キーを差し込む場所とか探して時間をロス。

今の車って、ボタン押してエンジン始動させるんだって、また浦島太郎さん状態。

そして、いつもはマニュアルばかり乗るので、逆にオートマの運転に手間取る始末…。

ゲロゲーロ中標津ソリオ氏も、おめー、大丈夫か？的な、軽蔑の眼差しを投げかけてきます（かんガエル過ぎか？？？）。

尚、場所的にはちょっと違いますが、〇リックスレンタカー中標津支店の登録がありませんので、近くのお弁当屋さんでスポット登録しておきます。

しかし、流石に機動力は凄いですね。

当初は自転車を組み立ててここまでやって来る予定でしたが…。

開陽台展望館 名所・史跡

車があれば、空港から開陽台まであっという間ですね！
という訳で、中標津町のスタンプゲット（１１０）。

広々とした開陽台の展望。

見とれている時間はありません（てか、実際は結構見とれて時間ロス。これが痛かった…。）。

先を急ぎます。

カーナビの言いなりになりながら、標津町へ。

こちらに到着。

本来は有料施設ですが、標津町のスタンプだけ押させてもらって慌ただしく退散です（１１１）。

尚、標津町は音的には和寒の隣町である士別市と同じなので、スタンプはどうなのか確かめてみましたが、同じ”しべつ”の平仮名表記ですね。
デザインはお目目の大きさが若干違ってたけど、微妙…。

サーモン科学館をバックに、ゲロゲーロ中標津ソリオ号氏を激写。

乗る人が悪いと、車まで悪者っぽいお顔に見えるのが不思議…。

大体、たまに借りるレンタカーも、基本、大手は使わないので、カーナビとかが付いてないのに、〇リックスさんは標準装備なんですねぇ~。

文明の利器の便利さに驚かされつつも、慣れない手つきで目的地を設定し、走り始めます。

そして、あっという間に羅臼町域へ。

運転中はなかなか写真は撮れませんよねぇ~。

カントリーサインを撮るためだけにわざわざ停車します。

羅臼町域に入っても、スタンプ設置場所まではまだかなりの距離がありました。

凄い急坂を登りつめて、漸くこちらに到着。

チャリで来てたら、この坂は相当ハードだったろうなぁ~。

羅臼国後展望塔 名所・史跡

最果ての地、羅臼のスタンプゲット（１１２）。
ふーっ、遠かった…。

やっぱりここまで自転車往復、ってのはかなりハードだったでしょうね。
かといって、知床峠越えてウトロに下ってもそれから先も長いし…。

お車の機動力に感謝させて頂くゲロゲーロ！

スタンプの隣に知床のお水が設置されていましたので、最果て訪問の記念に一杯頂いていきましょう。

やはりここまで来ると、北方領土のことが気になりますね。

ロシア帰りの身には、複雑な気持ちになります。

日本人的にはここは勿論日本、なんですが、現在居住されているのはロシア人…。

そういえば、先日丁度、中標津空港から空路を利用しての墓参のニュースが報道されていましたが、一般の観光客も、せめて気軽に立ち寄れるようになると嬉しいんですけどね…。

いつかは行ってみたい国後。

ここからだと、手に取るような距離に望めます。

日露友好の今後に幸あれ、そう願いつつ、先に進みます。

実は結構時間が押してきてしまいました。

ゲロゲーロ氏も、はよ出発せい、とお怒りのご様子なので、先を急ぎましょう。

別海のスタンプ設置スポットに到着。

しかし、無情にも時刻は17時15分頃。

ここは17時に閉まってしまうんですよねぇ~。

道の駅 おだいとう 道の駅

おーい、開けてくれぇ~。

と、銅像さんも仰っておられます（違うか…）。

根室の道の駅は18時閉館。

時間的に、間に合うかどうか微妙でしたので、ここで取りこぼしたことを理由に、翌日に回すことにして、今度は一気に浜中町を目指します。

大分、カーナビの操作も慣れてきたぞぉ~。

でも、結構行こうとする所は以前にも誰かが登録したと思しき履歴が残っていて、簡単に入力できました。同じようにスタンプラリー目的でレンタカー利用した人もいらっしゃることでしょうね。

浜中町のスタンプ設置場所は22時閉館と、時間的には余裕がありまくりなので、明るいうちは少し景色を見ながらドライブしましょうね。

風蓮湖に立ち寄りました。
なんだかんだで、もう暗くなりそうなので、後は運転に専念しましょう。

風蓮湖 自然・景勝地

基本的に運転中は、スピードメーターとバックミラー（昼間はサイドも）との睨めっこが続きますので、写真を撮っている暇はあまりないですね。この辺りはやはり車旅の面白くない所だと思います。

という訳で19時過ぎにはこちらに到着。
浜中町は、モンキー・パンチ氏の出身地ですね。
花咲線のルパンラッピングの54系のことも思い出されます。

浜中町総合文化センター 名所・史跡

遅い時間でも押せる浜中町、本当に感謝です（１１３）。

実はこの日はもう一か所、スタンプを押せる場所がありました。

それが、こちらの厚岸の道の駅です。
閉館時間は21時ということで、浜中町よりは早く閉館しますが、順番的に浜中が先になる上、時間的にも間に合いそうだったので、この順番で訪れました。

閉館約20分前の厚岸の道の駅。

昼間は牡蠣関連のメニューなどで人気の道の駅ですが、流石にひっそりしていますね。

道の駅 厚岸グルメパーク 厚岸味覚ターミナル コンキリエ 道の駅

こうして無事、本日最後のスタンプ、厚岸町をゲット（１１４）。

8月30日のスタンプ収集は厚岸で終了。

ということで、道の駅駐車場内で夜を明かします。
レンタカーだと、夜明かしの場所を気にせずに済むのが助かりますね。

てか、お車旅の方だったら、宿って基本的に要らないのになあ、と思ったりしてしまう…。（実際、北海道の道の駅で夜を明かしていると、お車で寝泊まりしながら旅をしている人々をよく見かけますね。まあ、北海道に限ったことではないと思いますが…。）

朝の厚岸。

ここの道の駅は高台にありますので、こんな景色が楽しめました。

あれは！！！

この道の駅は駅裏の高台にありますので、汽車の様子が眺められるのも良いですね！

それでは、本日のドライブを開始しましょう。

途中、凄いタイミングで踏切に引っ掛かります。

北海道のローカル線沿いで、踏切に引っ掛かるなんて、なかなかないですからね。

これは、きっと写真を撮りなさい、という神様の啓示なのでしょう。

という訳で、この子を。

時刻的に、根室行きの始発（快速「はなさき」）かな？

その後は、ストイックに次のスタンプ設置場所を目指します。

やって来たのはこちら。

摩周温泉の道の駅ですね。

ここに弟子屈町のスタンプがありますが、まだ開館前ですので、足湯で温まっていきましょう。

道の駅 摩周温泉 道の駅

いつもながら、汚い足のアップで。

今日も一日、良い日となりますように…。

まだ道の駅オープンまで時間がありますので、付近を散策してみましょう。

鹿さん、おはよっ！

何か、躍動感がありますね。

ふくろうさんもはばたいておられます。

弟子屈のマンホールはこちら。

今回はご縁のない摩周湖が描かれていますね。

なんだろう橋だって？？？

なんだろう？？？

なんだろう橋 名所・史跡

取り敢えず、渡ってみましょう。

こちらも釧路川に架かっています。

なんだか、アフリカの木を使って造られているみたいですよ。

こんな野鳥観察小屋もありました。

水郷公園 公園・植物園

という訳で、開館時間になりましたので、スタンプをもらいに行きましょう。

道の駅 摩周温泉 道の駅

弟子屈といえば、大横綱大鵬の故郷（生まれは樺太ですけどね･･･）でもありますね。

まあ、今回は観光気分ではありませんので･･･。

取り急ぎ、弟子屈のスタンプを頂いて出発です（１１５）。

最近、出たらしいよ～。

ついでやって来たのはこちら。

中標津の開陽台ほどメジャーではありませんが、ここも北海道らしい広大な景観が楽しめるスポットですね。

地平線の見える大牧場「多和平」 自然・景勝地

いやはや、凄いねぇ～。

事前リサーチの営業時間になっても、施設が開かないので、もしかして定休日？なんて、不安になっていると、約15分遅れでスタッフの人がやって来た･･･。

この辺も道東時間なのかな？

グリーンヒル多和 グルメ・レストラン

ちょっと時間のロスがあったけど、無事、標茶町のスタンプゲット（１１６）。

そして、北海道最東端の町、日本最東端の市、根室市域に入りました。

根室のスタンプは、市街地からはかなり西寄りの道の駅にありますので、ガソリンを節約できて良いですね！

道の駅 スワン４４ねむろ 道の駅

スワンの涙、という銘菓もあるようです。

北海道最東端、根室市のスタンプをゲット（１１７）。

これで、北海道東西南北端市町のスタンプは全てゲットです。

ここは、散策路なども整備されて良いところですねぇ～。

まあ、今の自分には時間ないですが･･･。

では、先を急ぎましょう。
次なる目的地は、前日取り損ねた、別海町です。

本日は、ちゃんと開いている時刻に訪問しましたので･･･。

道の駅 おだいとう 道の駅

今度は無事。別海町のスタンプゲット（１１８）。

今回のドライブ過程でのスタンプ収集はこれで終了となりました。

では、先を急ぎます。
レンタカーのレンタル時間としては余裕があるのですが、乗る予定のバス時刻に余裕がないのです･･･。

慌てて、ガソリンを満タンにしてたら･･･。

なんだかスロットが回って、リッターあたり一円引きになった！

結局、消費ガソリンはこの量。

走った割には、思ったより消費が少なくて助かった･･･。
流石は、ハイブリッドカーですねぇ～。

という訳で、鬼の形相でレンタカー屋に車を返却し、すぐ傍にあるバスターミナルへ大激走。何とか間に合った･･･。

てか、レンタカーの最終メーターの画像、取り忘れたがな～。

ここから花咲線の厚床駅を目指します。

再び別海町域へ。

別海町役場などを横目に見ながら･･･。

厚床駅に到着。

ここから、本日の北海道東日本パス旅程（４日目）が始まります。

厚床駅 駅

駅舎内の様子。

ここは旧標津線の分岐駅でした。

その名残で、現在もバス路線が運行されているんでしょうね。

ホームにはこんなのも設置されています。

ホーム側から見た駅舎の様子。

駅名標の様子。

駅ノートも置かれていましたよ。

草原の日記、なんて、お洒落なタイトルも付されていました。

では、汽車に乗り込みましょう。

宗谷本線では見慣れないカラーですねぇ～。

そして、シートもやはり花咲線ですよねぇ～。

レンタカー代で大分無駄にしてしまいましたので、食料は貧相に済ませましょう。
（厚床駅傍のキリンコンビニにて購入。合わせて約200円）

昨夜訪れた浜中に到着。

浜中の市街地は駅からはかなり離れているので、レンタカーで行けたのは助かりました。もちろん、駅にもルパンがいますよ～。

浜中駅 駅

茶内駅に到着。

茶内駅 駅

ついで、糸魚沢駅。

糸魚沢駅 駅

こんな景色が広がるようになると･･･。

今朝まで居た、厚岸まで戻ってきました。

かきめし、食べたい～。

厚岸駅 駅

小幌と似た名前の尾幌駅。

貨車改造型ですが、デザインが可愛いですね。

尾幌駅 駅

そして、立派な駅舎がある上尾幌駅。

上尾幌駅 駅

釧路を前にして、私はここで下車します。

５４系自体は宗谷本線でも御馴染みですが、流石にクリオネちゃん塗装は見られませんねぇ～。

釧路を前に、とは申しましたが、実はここも釧路です。

ただ、釧路町ですが･･･。

別保駅の外観。

別保駅 駅

内部の様子。

トイレは別棟でこんな感じでした。

釧路町のスタンプはこちらの”ロ・バザール”という、産直市場的な施設内にあります。

ロ・バザール グルメ・レストラン

無事、釧路町のスタンプをゲットです（１１９）。

で、釧路市域内へ。

釧路のカラーマンホール。

釧路駅に到着。

釧路駅 駅

ここからは、こちらの帯広行きに乗車しましょう。

二両編成でしたよ。

もう一両はこちら。

バタバタと過ぎていった一日でした･･･。

しかし、最後にもう一箇所スタンプをもらっておきましょう。

ここで下車します。

庶路駅 駅

バイバーイ、後で追いかけるからねぇ～。

では、歩き始めましょう。

音別町が釧路市になったため、分断の市域を持つようになった釧路市に挟まれるようにして存在しているのがこちらの白糠町ですね。

恋問って地名がロマンチック！

同名の橋もあります。

こちらの川も。

コイトイ川といいます。
こっちはカタカナ表記なんですね。

ここを歩く道すがらの夕焼けがとても美しかったです。

ところどころで、脇を通過する列車を目で追ってみたりしながら･･･。

庶路駅から歩くこと約50分。
すっかり暗くなりました。

漸く白糠の道の駅に到着です。

道の駅 しらぬか恋問 道の駅

ここは、私のようなチャラ男（？）にはピッタリのスポットですね。

閉館時間前約10分、という際どいタイミングで無事スタンプゲット（１２０）。

これで長かった8月のスタンプ収集も最後となりました。

残り期間1カ月半であと59か所。
果たして達成できるのか…。

ちなみに、8月末時点でのスタンプラリー台紙の様子はこんな感じです。

こんなベンチもありますよ。

あの西日本最強の鉄子さんなら、堂々と座って酒でも飲んでおられそうな風情です（笑）。

キタキツネがやって来た･･･。

ルールルー、とは言いませんけど･･･。

そして来た道を戻ります。

カエルりは勿論闇の中です･･･。

庶路駅に戻り･･･。

庶路駅 駅

こちらの新得行きに乗車します。

これが本日乗車する最後の汽車です。

本日最後でもあり、2017年8月最後の汽車乗車でもあります。

レンタカーで無駄遣いした日でしたので、本当はセーブしなければならないのですが、月末ということもあり、派手に夜宴用の食材を購入してしまいました（まあ、合計500円程ですが･･･。）。

で、ほろ酔い気分で新得に到着。

新得駅 駅

今宵は8月最後、および、9月最初の夜間徘徊となりそうです。

という訳で、9月の最終日に某所にて8月最終日の様子までを綴らせて頂きましたが、これにて本旅行記は終了となります。

最後までご閲覧有難うございました。また、お時間がございましたら、続編にもお付き合い頂けましたら嬉しく思います。