灼熱の大地カンボジアへ・その１２／シェムリアップで宿泊したザ・シティ・プレミアム・ゲストハウスとオリエンタル・シェムリアップ２つのゲストハウスを紹介します

2017/09/09 - 2017/09/13

　2017年の夏休みは遅めですが、ホーチミン経由でカンボジア王国に旅行してきました。カンボジアは私にとって２２年振り、妻は初めての旅行になります。
　当初はネパールで決まりかかっていましたが、溜まったマイルが切れかかっていたうえ、「本当にネパールでいいの？」との妻への投げかけたところ、どんでん返しでこちらに行くことになりました。
　シェムリアップでは日本で予約したザ・シティ・プレミアム・ゲストハウスに３泊、そして延泊するためにシェムリアップで取ったオリエンタル・シェムリアップに２泊しました。ともにカテゴリーはゲストハウスですが、宿の色彩がまったく異なり、それぞれ味があって面白かったです。強調して記述しますと天国と地獄でしょうかね（笑）
『日程』
9/8　羽田国際空港から深夜便でホーチミン
9/9　ホーチミンからシェムリアップ
9/10 シェムリアップ　　　
9/11 シェムリアップ　　　
9/12 シェムリアップ　　
9/13 シェムリアップ　★←今だいたいここです
9/14 シェムリアップからプノンペン
9/15 プノンペン
9/16 プノンペンから陸路国境越えでベトナム：ホーチミンへ
9/17 ホーチミンから成田空港へ

エリア シェムリアップ(カンボジア)

ここ数年で大拡張をして片側３車線となった国道６号線。２２年前は舗装されていないような赤土の田舎道だったのに、日本車ばかりがピュンビュン行きかう。それもレクサスばっかり・・・

そこから小道に折れて行き止まりの路地に入る。
そーいえば２２年前の国道はこんな感じだったのよね。

行き止まりの小道の右側にゲストハウスがある。ここはゲストハウスのオーナーがぼったくりしない厳選した優良ドライバーの溜まり場。

そしてゲストハウスの名前は・・・

そう、ザ・シティ・プレミアム・ゲストハウスである。
日本人の青年実業家が土地を借り受けて開いているゲストハウス。最近の大学生バックパッカーがシェムリアップで集まる人気ゲストハウスの一つ。
宿の名前が長すぎ「プレミアム」の文字は少なからず余計だと思う。宿泊した感想でもありますが（笑）

部屋の外に食堂がある。ここにオーナーや行く宛てもなく寛ぐ旅行者、そして近所でボランティアなどで地域に貢献している人々など多彩な人々が日中に屯っています。
大学生の休暇時期には、３日に１回くらいのペースで格安のバーベキュー大会が開催されます。２０～３０人が集まってわいわいとやるそうです。

奥には０．５ドルの地ビールのサーバーがあります。朝から夜までジョッキ１杯６０円ですよ。

そして連泊の個室予約者には提供された朝食。空港からの送迎も無料でした。シーズンのドミトリーには付きません。

レートとしては悪くはない日本円からの両替もできるので、米ドルが不足してもわざわざ街まで出なくてもいいのが安心。タバコやミネラルウォーターもぼったくりなしで販売もあります。

書家でもありそうなオーナーの作品が食堂に・・・
いつもＰＣでネットサーフィンしてばかりのオーナー。予約が適宜入るので迅速に応対しているため、大変な作業と弁明していました。でも帰国してから見たＳＮＳでは頻繁に書き込みが。きっとこれも広報活動の一環かとは思いますけど・・・
こんなオーナーですが、ふざけた旅行者には厳しい指導が入ることもあるそうです。

ここで即席のカンボジア語も学べます。帰国したらすべて忘れましたけど。カンボジア人も「こんにちは」とか「ありがとう」以外もカンボジア語で言われたら嬉しいですよね。

ここの宿の売りの一つが人を集めて安く遠隔地に行けること。ミニバンで８人で行きましたので、プレアビヒア寺院が1人１５ドルで行けました。シーズン中には３日に１回くらいで開催。通常１台１００ドルかかるプレアビヒア寺院往復を、連れと３０ドルで済みましたので、差額の７０ドルをバッタンバンの１日チャーターに投入することができました。

一般観光客に人気のサーカスも予約できます。自分らは今回は行ってはいませんけどね。

奥にはハンモッグもあります。日中は殺人的な太陽光が射す場所にあるため、間違いなく熱死しますけど。

日中にやることがなければ、Wi-Fiもあるのでスマホでインターネットやりながら（充電しつつ）、ビールも飲めてタバコも吸える。これはこれで極楽でしょう。

そして猫。３匹くらいいます。連れとともに犬派なんですけど、これはこれで人懐こくて可愛かったです。

そうそう宿ですから部屋の案内もしないと。６畳くらいのダブルベッドの部屋。

エアコンもあり

水洗トイレ。
インターネットサイトで予約した際に、冷蔵庫付きとなっていたので、部屋のどこに冷蔵庫がと確認したら、ロビー前の販売用ミネラルウォーターの冷蔵庫に入れていただいて構いませんだと（笑）
これには連れと目が点になりました（笑）

シャワー。水の勢いはいまいちでしたけどお湯も出ます。
プレミアム感はどこにあるんでしょうね（笑）
オーナーのSNSの名前にも「プレミアム」を付けていないから、おそらく自覚しているのでは（笑）
部屋代は個室が１６ドルから１８ドルくらいで、シェムリアップにもっと綺麗ないい宿がたくさんあるかと思います。ここの宿のいいところは、オーナーともう一人の女性が常駐していて、何でも母国語の日本語で確認、相談できることと、そして一人で来ても同じ旅行者やオーナーらと仲良くなって、楽しい時間が過ごせることでしょうか。あっそうそう、やっぱり０．５ドルのビールもね。

ザ・シティ・プレミアム・ゲストハウスの稼働率がピークを過ぎたとはいえ部屋の稼働率が９０％超とみられて、延泊するか考えているうちに予約が入り延泊ができなくなりましたので、別のゲストハウスを探しました。たくさんある中でオールドマーケット近くのオリエンタルシェムリアップを選択。

オーナーがイギリス人で、カンボジアの若い女性がスタッフとして従事。１泊１８ドル朝食なし。宿泊時にはオーナーが奥から出てきてご挨拶。

カンボジア人の邸宅を改装してゲストハウスを営んでいるようで、銘木をあちこちに使用した立派な造りに驚き。

シャンデリアに

シーリングファンが南国らしい。
急に旅行気分が盛り上がってきました（笑）

ロビー。ここから英語オンリーの生活。カンボジア人の若い女性が綺麗な発音の英語でゆっくりしゃべっていただいたので、連れと２人で何とか話の８０％は理解できている（二人で何とか）つもり。

こんな立派な階段。これってチーク材なんでしょうか。
日本では総ヒノキ造りの屋敷に住んでいるのでよくわかりません（嘘）

３階に上がり

部屋へ。タオルで織り込まれているものは女性受けするらしい。連れかわいいじゃないと大喜び。こちらは使うときに折り畳んでいるのを戻さなくてはならないから、ちょっとめんどくさいなと思っただけですけどね。
連れの飲み屋と宿に対する嗅覚は上等である。間違いない。

それにしても極めて清潔で広々としている。同じような価格帯なのに昨日までとうって変わって天国のようです。国内ならば１万円は払ってもいいかも。

嬉しいことに、パスワード方式の使うことのできる金庫もあります。

充電もあちこちで出来るし、Wi-Fiもさくさく。

棚に荷物も置けるぞ。

お湯も沸かせることができ、

トイレも清潔で、東南アジア式の水洗、手動洗浄装置付き。

シャワーの水量も豊富で、

アニメティグッツも無料サービス。

部屋の外になりますが、タバコもベランダで虫の音を聴きながら吸えます。
屋上にも出ることができ、朝日とか夕陽が綺麗そう（見ていないですけど・・・）

日本の有料放送（NHKのことね）が映るテレビもあります。

ちゃんと使える個人用の冷蔵庫もありました。

こんな宿がシャムリアップにあったなんて非常にうれしいです。朝ごはんがないのは残念ですが、宿の通りに屋台のフランスパンのサンドウィッチが出ています。
私が嫌いな近代ホテルのコンクリート製の密封された建物でなく、オーナーや従業員も丁寧な対応で、すごく居心地のいい宿でした。

この旅行記へのコメント （4）

• ラムロールちゃんさん 2018/02/23 12:54:05

  書家（笑）

  てくてくさん、こんにちは☆
  
  してィ…
  思わず、プッと笑ってしまったじゃないですか。
  しーんとした、事務所の昼休みなのに…(^_^;)
  
  なんか全体的に、見ているだけで笑えてくる文字ですね。
  チュモッ～とか、なんか、狙ったように、イイ感じの抜け感です。
  
  一つ前の旅行記が怒りの一撃編だっただけに、緩急、流石ですね～～♪
  久しぶりに続きを拝見して、やっぱりてくてくさんの旅行記は面白いなぁと…。
  
  さて、これで午後からも仕事頑張れます☆
  
  ラムロール

  てくてくさん からの返信 2018/02/23 13:34:07

  Re: 書家（笑）

  ラムロールさま
  
  こんにちは。
  ランチのお供か、それともお食事後のデザート代わりでしょうか、最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
  ラムロールさまのお口には合わないゲストハウスのようですが、学生がお休みの時期は相当賑やかになるお宿のようです。
  キラキラ☆彡してまぶしい２０歳前後の若者ばかりで、我々にとってはあまり居心地がよくないですけどね。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　てくてく

• trat baldさん 2018/02/16 11:15:52

  2軒目はハンパ無く立派な造り！

  写真を見ているだけで快適が伝わってきます、やっぱホテルは少し予算を掛けるべきかな(自己反省)。
  外の写真は少なめだったけど、それでも時間の流れがユックリで穏やかなのが判る、欧米人が何もしないことが最大の贅沢としていることが納得です。

  てくてくさん からの返信 2018/02/16 11:47:44

  RE: 2軒目はハンパ無く立派な造り！

  trat　bladさま
  
  こんにちは、
  そうそう、ゆったりするのが旅行の理想。
  でも忙しなく動いちゃうんですよね。
  この貧乏性の国民性を反省・・・
  　　　　　　　　　　　　てくてく