2017/06/21 - 2017/07/05
42位(同エリア131件中)
だっこさん
★★2017年6月26日(月)
クルーズ5日目は、ノルウェーのフロムに寄港します。
フロムは人口500人程度の小さな村ですが、急勾配の山間部を通るフロム鉄道を目当てに毎年多くの観光客が訪れるそうです。
世界でもっとも美しい鉄道の一つと言われているフロム鉄道は、今回のクルーズの中で楽しみにしていたアクティビティの一つです。
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
-
船はフロムに向かっています。
フロムは、ソグネフィヨルドの分岐のひとつアウルランドフィヨルド の突き当たりにあります。
こんな奥地まで大きな船がよく入れるなあ、と感心します。
今朝も旦那は早く起きて、唯一タバコが吸えるデッキ9でくつろいでいます。
以前は部屋のベランダでもタバコが吸えたのですが、今はデッキ9のSea View Barのみ喫煙可能となっています。 -
フロムの町が見えてきました。すぐ後ろに山々が迫っています。
到着は8時、出航は5時30分。
天気予報では、Scattered Showers(にわか雨)、12度。
今日も寒そうです。。。。 -
私は疲れが出てきたのか、朝起きるのがつらくなってきました。。。
なんとか起きて朝食をとりにLido へ。
今朝もお粥です。
お粥コーナーの前に立つと、こちらが何も言わなくてもクルーがお粥をよそってくれるようになっていました。笑 -
フロム到着!
当初の予定ではテンダーボート利用だったのですが、港に停泊できるようです。他のクルーズ船が沖止めとなっていました。
今日はフロム鉄道のエクスカーションに申し込んでいるため、9時にメインステージに集合。10分前に行ったところ、すでに多くの人がいました。
まず、受付にエクスカーションチケットを提示し、番号がかかれたシールをもらいます。
しばらく待つと、その番号が呼ばれ、船外に出ます。すごい数の人です! -
駅は港のすぐ近く、歩いて数分です。大勢で向かいます。
フロム鉄道は、フロムとミルダル駅間の約20kmを1時間で結ぶ山岳鉄道です。蒸気機関車での運転開始が1940年、電化されたのは1944年だそうです。
20kmの間にトンネルが20個もあり、その長さの合計は6km。フロム鉄道の1/3がトンネルということになり、いかに山の中を通っているかがわかります。
18本のトンネルは手作業で掘ったそうです。
今回のエクスカーションは、Vatnahalsen(ヴァトナハルセン)駅まで行き、そこで下車し、60分程度の自由時間後、再びフロム鉄道で戻ってくるというものです。
本当はVossまで行くエクスカーションが第一希望だったのですが、金額が高く(一人約$300)、時間もかかる(約7時間)ので諦めました。フロム駅 駅
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この電車に乗車します。
ただ、多くの人が乗車するので、席を見つけるのも大変です。
なんとか席を見つけました。
4人がけのボックス席で、オーストラリアのメルボルンから来たご夫婦(厳密にはご主人はイギリスで働いているとか)と相席です。
ホーランドアメリカのクルーズは何度も経験しているけど、どの船も古い!と嘆いていました。私たちがコーニングスダムに乗った話をしたら、ぜひ乗ってみたい!と言っていました。フロム駅 駅
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電車は急勾配の山間部を走ります。
車内でフロム鉄道のパンフレットをもらいました。英語、ノルウェー語の他、日本語を含め8カ国語で紹介されています。このあたりからも世界中から観光客を集めていることがうかがえますよね。 -
窓の外には頂上に雪が残る山が見えます。
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滝に沿って道が通っています。かなりの急カーブ!自転車で下ってみたい!
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途中のKjosfossen(ショッスフォッセン)駅で5分ほど停車します。
ホームの目の前に巨大なショッスフォッセン滝が迫っています。
ガイドブックで見た光景です!
多くの人が写真を撮ろうと殺到しますが、写真をとるとすぐに車内に戻る人が多いので、慌てなくても滝の前で写真を撮ることができます。
また復路でも同じく5分ほど停車するので、その時にも写真を撮ることができます。ショース滝 滝・河川・湖
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雨が降っているためか、それとも滝のしぶきなのか、結構水に濡れました。
この水は、導管を通じて発電所へ流れ落ちているそうです。ショース滝 滝・河川・湖
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おお、赤い妖精が踊っています!
結構遠い場所です。目の悪い私にははっきり見えません。。。ショース滝 滝・河川・湖
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妖精の後ろにも幾筋もの滝が流れています。幻想的な光景です。
ショース滝 滝・河川・湖
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約1時間後、本日の目的地 Vatnahalsen(ヴァトナハルセン)駅に到着。
フロムから約19km。フロム鉄道の終点ミルダルまであと1km程度の場所にあります。
フロムの海抜が2.2m。ここは811m。高低差が800mもあるのですね。 -
駅から近くのVatnahalsen Hotel へ移動。ここで約60分の自由時間となります。
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ホテルの前には黒猫が。
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周囲の山頂には多くの雪が残っています。
この時は雨は降っていませんでしたが、かなり寒かったです。
近くには湖もあり、ハイキングや釣りなどが楽しめるそうです。 -
ホテルのラウンジです。
ワッフルとコーヒーのサービスがありました。 -
ワッフルにジャムとホイップクリームをたっぷりのせて食べました。ベリー系のジャムはちょっと酸っぱかったけど、とても美味しかったです。
建物内は混雑していて座る場所が無かったので、テラス席でいただきました。テラス席には膝掛けが用意されていました。
ホテルの周辺を散策したり、ショップをみたりしましたが、結構時間を持て余してしまいました。
12時過ぎに再び鉄道に乗ってフロムに戻ります。
帰りの電車もほぼ満席。 -
帰りは、行きと反対側の席に座りました。
帰りも雄大な景色を見ることができます。
フロム鉄道、とても楽しめました。また乗ってみたいです。 -
フロム駅に戻って来ました。
駅の周辺は多くの人で大混雑!(特に大陸から来ていると思われる団体さんが多かった。。。)フロム駅 駅
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お土産物やさんやカフェ、レストランなどがあります。いくつかのお土産物屋さんをみて、船に戻ります。
フロム駅 駅
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遅めのランチをとりにLidoへ。
私は今日もお寿司とフルーツ。
巻き寿司は毎日違うネタが用意されています。 -
旦那はアジアンコーナーからチョイス。海老の炒め物とチャーハン?それにお好みの具をチョイスしたサラダ。
-
もちろんデザートも。
ランチの後は、いつもの通りスパへ。
今日も1時間近くThermal Suite で寝てしまいました。
あ~、気持ちいい! -
5時30分出航。
港では地元の方(?)による楽器演奏が行われていました。
ちょうど部屋から見えたのですが、いかんせん部屋の窓は開かないため、音はまったく聞こえません。。。 -
船首のデッキが開放されているかもしれないと思いデッキ4へ行ってみると、予想通り!いつもは出ることができない4階にある船首のデッキが開放されていました。
以前のバルト海クルーズの時は船内新聞にデッキ開放の案内があったのですが、今回はどこにもその案内はありませんでした。そのためゲストも少なく、のんびり風景を見ることができました。 -
しばし船首から雄大な景色を楽しみます。
ロケーションガイド クルーによるガイドが館内に流れています。 -
ノルウェーのフィヨルドはアラスカのインサイドパッセージに似ているようですが、こちらの方が距離が長いとか。
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お天気も良くなって来ました。
絶好のScenic Cruising です。 -
お天気は良いのですが、寒い!
ジャケットを着て来たのですが、風が冷たいのです。
寒さに負けて、Crows Nest へ移動します。
でもさすがに眺めの良い席は既に埋まっていました。
ディナーまでの時間、Crows Nest でゆっくりします。 -
今夜のディナーは有料レストランPinnacle Grill(ピナクルグリル)です。
事前にWebから予約を入れておきました。
サーバーはインドネシアンの女性です。早口で舌をまくような話し方で、ちょっとわかりづらかった。。。
もう1人のサーバーもインドネシアンの男性。バリのホテル学校で日本語を習ったと言っていました。
またソムリエ(彼もインドネシアン)は、日本で働いたことがあると。それも東京の北区王子。旦那のことを「社長!」と呼んでいました。どこで働いていだんだ?笑 -
前菜の前のアミューズグール。
サーモンに海苔が巻いてあり、いくらがのっていました。
とても和風な味。 -
これは旦那のスープ、Lobster Bisque
ロブスターの濃厚な味。スープはテーブルでお皿に注いでくれます。 -
私の前菜、Crab Cakes
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旦那の前菜、Jumbo Shrimp Cocktail
本当に海老好きだね~ -
旦那のメイン、12 oz. New York Strip Steak
ステーキは、7 oz. から23 oz. までの5種類から選べます。
7 と 10 oz.はFilet Mignon、12 oz.はNew York Strip、18 oz.はBone-in Rib Eye、23 oz.はPorterhouseです。
(旦那としては、Filet Mignon の方がお好みだったようです)
またソースは、ガーリックバター、オランデーズなど6種類から選べます。
旦那はガーリックバターをチョイス。
さらに、$10でロブスターテイルを足して、Surf and Turf という贅沢な一品にすることもできます。 -
私のメインは、Steamed Alaskan King Crab Legs
年末年始のコーニングスダムで食べたメニューです。もう一度食べたくて同じものにしました。
プリプリのKing Crab を溶かしバターにつけて食べます。もう美味しい!
コーニングスダムの時に比べ小振りでしたが、量がすごいです。でも完食。 -
サイドメニューは、マッシュルームとアスパラガスを2人でシェアしました。
しかしメインだけでお腹いっぱいです。 -
デザートは、2人ともPinnacle Souffle
サーブされたチョコレートをこのスフレの中に落とし、溶かして食べます。
全体がチョコレートではないので、そんなにくどくありません。
このレストランの名前を冠したメニュー、美味しくないわけがありません。 -
最後にコーヒー、紅茶をいただき、終了です。
このチョコレートも甘すぎず、美味しいです。
食事が終わったのは10時30分過ぎ。2時間半以上もいたことになります。
最後は、大勢のクルーに日本語で見送られ、レストランを後にしました。
この後、メインステージにショーを見に行ったのですが、すでに終了間際でした。 -
時刻は午後11時前。
外はこんなに明るい。
明日はノルウェー最後の寄港地、ベルゲンです。 -
本日のタオルアート、アルマジロ?
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この旅行記へのコメント (2)
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- toc blancさん 2017/09/21 12:33:47
- フロム鉄道ですね〜
- 赤いドレスの妖精もとても良く撮れていてGOOD!
あんなに長い時間、停車するとは知らずに慌てて撮ったワタシです(笑)
エクスカーション代、値上がりしているのでしょうか?
2012年は300ドルまでは しなかったように思います.....
エクスカーションは本当に「言い値」なので困っちゃいますよね
- だっこさん からの返信 2017/09/23 14:46:50
- RE: フロム鉄道ですね〜
- こんにちは!
赤い妖精は、肉眼ではほとんど判別できなかったので、
写真を見て、「こんな感じだったのね」と実感した次第です。笑
エクスカーションは全体的に高いなあ、と感じました。
2人で行ったら$600以上! 無理ですよねー。
toc さんが行かれた時より値上がりしてますね。
とはいえ、フロム鉄道は良かったです。
また乗りたいなあ。
だっこ
> 赤いドレスの妖精もとても良く撮れていてGOOD!
> あんなに長い時間、停車するとは知らずに慌てて撮ったワタシです(笑)
>
> エクスカーション代、値上がりしているのでしょうか?
> 2012年は300ドルまでは しなかったように思います.....
> エクスカーションは本当に「言い値」なので困っちゃいますよね
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