2018/01/04 - 2018/01/07
668位(同エリア4060件中)
ニーコさん
2018年 初めての旅行は長崎に行って来ました。
行ってみたかった2つのホテルで割とのんびりと過ごした3泊4日の優雅な旅行になりました。
1/4 (木)
NH661 羽田8:15発 長崎10:20着
島原城
雲仙地獄
雲仙観光ホテル 泊
1/5 (金)
原城跡
有馬キリシタン遺産記念館
鮨ダイニング天空
ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート 泊
1/6 (土)
長崎市内観光
18:30~ 鉄板焼 竹彩で夕食
ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート 泊
1/7 (日)
長崎県美術館
NH666 長崎14:00発 羽田15:35着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
NH661 羽田8:15発 長崎10:20着。
年末年始は家族が体調を崩したり色々とあってバタバタしており、旅行にも行くかどうか迷いましたが、えいやっと思いきって予定通り出発してしまいました。
1月ももう4日だからか、そこまでの混雑もなく、無事テイクオフ。
東京は天気が良くて空から湾岸エリアを一望できました。
富士山は反対側の左手からきれいに見えたみたいで、残念ながら見られませんでした。 -
プレミアム旅割28で予約していたので、2018年初フライトはプレミアムクラスで。
1/10からフリークエントフライヤーは遂にANAでもWiFi無料になるそうですが、そもそもこの機材はWiFi機材ではありませんでした。
それにしても、プレミアムクラス料金も変更になるとのことなのに、この食事は残念過ぎる (*_*)
プラスチックの器にいつものビーフコンソメスープが入っていて、そこに乾燥キノコとネギを自分で振り入れるというもの。 -
ほぼ定刻に長崎空港に到着し、レンタカーを借りてまずは島原に向かいます。
長崎県の地図がいまいち頭に入っておらず、かつ複雑な地形でどこをどう走っているのかわからないままカーナビ通りに進んでいたら、海の上の1本道へ。
雲仙多良シーラインという道路で、調べてみたところ、昔話題になった諫早湾の干拓事業に伴って開通した道路だそうです。
「ギロチンロード」と呼ばれることもあるとかで、ここがまさに全長8kmの道路の両端にある「ギロチン」部分とのこと。 -
湾を締め切る為に造られた堤防の上を走る道路だそうですが、ものすごい数の水鳥が見えたり、目の前には雲仙普賢岳が見えたり、景色が良くてドライブには最適な感じです。
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島原で最初に向かったのは、島原名物「具雑煮」の老舗だという姫松屋。
https://tabelog.com/nagasaki/A4203/A420302/42000560/姫松屋 本店 グルメ・レストラン
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島原の郷土料理ですが、説明によるとそのルーツは島原の乱で一揆軍が籠城した時に食べたものだとか。
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すごく具沢山のお雑煮。
九州なのであごだしでしょうか。
あっさりしたお出汁に凍り豆腐、卵焼き、蓮根、牛蒡、白菜、干し椎茸、焼き穴子、蒲鉾などなど。丸いお餅が4個 (並)。
野菜もたくさん入っていて身体も温まるし、寒い季節には嬉しいです。 -
姫松屋の目の前の島原城に行ってみます。
『別称「森岳城」。キリシタン大名の有馬氏にかわってこの地に入った松倉重政によって、1618年(元和4)から25年(寛永2)にかけて築城された。37年に起こった島原の乱では一揆勢の攻撃を受けたが、もちこたえた。乱後松倉氏は改易となり、松平、戸田、ふたたび松平と城主をかえて明治維新に至った。』
http://shimabarajou.com/島原城 名所・史跡
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復元されたお城 (天守閣) の中は資料館になっています。
1階 キリシタン史料、2階 郷土史料、3階 民俗史料。
年季が入った感じでしたが、結構見応えありました。
5階の展望階からは雲仙普賢岳を含め、360度見晴らしが良いです。 -
城内には平和祈念像 (平和公園) の作者である北村西望氏の作品が展示されています。
西望記念館もあったようですが、見学せずに通り過ぎちゃいました。 -
島原城の売店兼休憩所で島原名物「かんざらし」をいただきます。
蜜に白玉団子が入った冷たいデザート。
普通に美味しかったですが、冬はやっぱりお汁粉とか温かい方がいいな ^^; -
14:30に本日の宿泊先、雲仙観光ホテルに到着。
チェックインは14:00からと早めです。
一度泊まってみたいと思っていたクラシックホテルです。
アプローチから素敵!
http://www.unzenkankohotel.com/温泉も素晴らしいクラシックホテル「雲仙観光ホテル」 by ニーコさん雲仙観光ホテル 宿・ホテル
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「昭和7年、外国人観光客誘致の国策として日本各地に外国人向けのホテルが建設されることになり、良質な温泉に恵まれ、外国人に愛されたこの地にも洋風スタイルのホテルが建設されることになりました。
建物については、竹中工務店が設計(早良俊夫氏)・施工を担当した第一号ホテルです。」 (ホテルHPより) -
山小屋風の木の階段を登って2階へ。
エレベーターは見かけませんでした (どこかにはあるのかもしれませんが)。 -
宿泊するのは、2階の階段の近くのデラックスダブルの部屋。
この写真では見えにくいですが、ベッドのところの壁紙がウィリアム モリスです。 -
この雰囲気、日本にいるとは思えない!
まだ他の宿泊のお客さんが到着していないのか、すごく静かだし、どこかにタイムスリップでもしたかのような気分になる空間です。
ちなみに、クリスマスプレゼントで買ってもらった広角レンズを今回初めて使ってみています。
はい、全然使いこなせてませんです (^_^;) -
クラシックな雰囲気満点ですが、暖房がよく効いているし、加湿器付き空気清浄機もあって快適な空間です。
ベッドの反対側にはライティングデスク、テレビ、冷蔵庫とポットなどのコーナー。 -
バスルーム。
バスタブは猫足。
蛇口からのお湯は温泉ぽかったです (多分)。
大浴場が良かったので、結局お部屋のお風呂には入らず。 -
アメニティ。
スイートルームはブルガリだそうですが、テマエという初めて聞くもの。
使い心地はイマイチでした (^_^;) -
ほうじ茶を淹れてホテル特製の焼き菓子でひと息つきました。
お部屋の鍵のキーホルダーはタッセルでこちらも雰囲気にあっています。
ちなみにこういう鍵なので、オートロックではありません。 -
この時間だと空いてるかも、と早速大浴場へ行ってみたら誰も居なくて貸し切りでした。
と言っても、夕食後に行った時も私1人でしたし、翌日朝行った時も出る時にすれ違いで1人入ってきたぐらいでした。この日は宿泊客がたまたま少なかったのかな。
タオルも用意されていて、手ぶらでOKです。 -
温泉は小糸地獄から引いて加水したものだそうです。
微かに硫黄の匂いがして (ここではそんなに強く感じませんでした)、熱めで疲れが取れそうなきりっとした良いお湯でした。 -
クラシックホテルの温泉大浴場。
雰囲気あって、素敵です。 -
露天風呂もちょっとしたクアハウス風。
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温泉にチャポンと入って温まった後は、ホテル周辺の散策に行ってみます。
雲仙地獄巡り。
30箇所程の地熱地帯があるそうです。
旧八万地獄 (月面地獄)。
たしかにここだけ見ると月面ぽい荒涼とした感じですが、周りは林。雲仙地獄 自然・景勝地
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旧八万地獄から雲仙山 満明寺へ抜けて…
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「賽の河原」を通って、道路の反対側の清七地獄。
このものすごい硫黄臭の強い湯けむりの向こう側で九州ホテルの (新築?) 工事が行われていました。 -
雀地獄。
沸々と泥に温泉が湧き出しています。 -
お糸地獄。
写真には映っていませんが、この辺には結構観光客が多かったです。 -
キリシタン殉教碑。
寛永の頃、キリシタン弾圧の中でここ雲仙地獄でキリシタンへの拷問が行われたそうです。 -
大叫喚地獄。
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「地獄内は危険です」
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小1時間の地獄巡りをして、ホテルに戻って来ました。
ホテルロビーに展示された昔からの備品など。
売店でホテルオリジナルのレトルトビーフカレーを買ってみました。
1箱 (1食) 810円とレトルトカレーとしては高額でしたが、帰宅後に早速食べてみたら、かなり美味しくて、もっと買って来れば良かったと思いました。 -
18:00から夕食です。
ダイニングルームも広くてクラシックで素敵です。
私たちを含め5組ぐらいしかいませんでしたが、もう1カ所和食の食事処もあるそうなので、分散していたのかもしれません。 -
・河豚のブランダードと菊芋のポタージュ
・雲仙鰤のスモークとずわい蟹のサラダ仕立て 蕪のムース添え 柿のソース
・パンとスパイスロースト
・オマール海老 帆立貝と茸のパイ包み焼き トリュフのジュ
本格的なフレンチコースです。 -
・鮃とヘーゼルナッツのグラティネ ムール貝のクリームソース
・長崎産黒毛和牛ロース肉のグリエ 赤ワインソース 法蓮草のクーリと彩り野菜
・熟成チーズの盛り合わせ
・シェフパティシエのデザートコレクション ワゴンサービス
デザートはワゴンから好きなものを好きなだけ選んで良いとのこと!
どれも美味しそうで、欲張ってしまいました。
この後、小菓子と紅茶 or コーヒーで、素晴らしいディナーでした。 -
夕食後も温泉にゆっくり入ったら、案の定すぐに眠くなって早めに就寝 (( _ _ ))..zzzZZ
翌朝も起きてすぐにお風呂に入りに行き、ついでにホテル内をちょっと見学します。
撞球室、ビリヤードルーム。
実はこの時、外は雪が降っていました。
山の上なので冬は雪が降るんですね。
レンタカーはスタッドレスタイヤじゃないけど、大丈夫かな… -
図書室、ライブラリー。
雰囲気も置いてある本もかなり良い感じです。
ここのホテル、1泊じゃなくて2泊以上ゆっくりしたいなぁ…
お値段は高いですが ^^; -
朝食も夕食と同じダイニングルームにて。
7:00~9:30の好きな時間に。
・ハム、スモークサーモン、チーズ盛り合わせ、サラダ
・フルーツスムージーと紅茶 or コーヒー
・さつまいものポタージュ (もしくは野菜スープ)
・食後のフルーツ -
追加料金でフレンチトーストやエッグベネディクトにできるとのことだったので、フレンチトーストをお願いしました。
一晩卵液に付けたというフレンチトーストはさすがのお味。
シナモンシュガーとメープルシロップでいただきます。 -
10時前にホテルをチェックアウトして、原城跡にやって来ました。
心配していた雪ですが、出発の時にもまだちらちら舞っていたものの、水分の多い溶けやすい雪で、道路は全く問題ありませんでした。
山を下ると雪は雨に変わりましたが、小雨が残ってどんよりとした空模様です。
原城は島原の乱で一揆軍3万余が立て籠り、後に鎮圧されて全員殺されたという悲劇の舞台です。原城跡 名所・史跡
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原城は明応5年(1496年)日野江城の支城として有馬貴純によって有明海に張り出した丘陵に築かれました。
有馬氏が日向国延岡城に転封となった後の、元和2年(1616年)に松倉重政が日野江城に入城しますが、一国一城令の影響もあり不便な日野江城を放棄し島原城を築城しました。この際に原城も廃城となり、石垣や構築物も転用されたとされています。
寛永14年(1637年)から寛永15年(1638年)にかけての島原の乱の後に、幕府は原城跡に残存する石塁などの破却を行っています。(Wikipediaより) -
城内に畑があります。
多分、玉葱 (笑)
400年も前に廃城になってしかも破却されたお城なので、その後には人々の生活があったってことなんでしょう。 -
1938年(昭和13年)原城跡は国の史跡に指定されました。発掘調査の際には、惨殺された一揆軍の遺骨や鉛の弾丸、クルスの他、万人坑が出土しています。(Wikipediaより)
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天草四郎像。
こちらも北村西望氏の作だそうです。
天草四郎は、島原の乱のことも農民一揆かなぐらいしか知らなかった私でさえ名前と風貌を知っているぐらい有名な人物ですが、少し島原の乱の概要をネット検索で予習してみたところ不思議な人物…というか本当に実在してたのかな?とすら思ってしまいました。 -
天草四郎時貞は関ヶ原の戦いに敗れて斬首されたキリシタン大名小西行長の遺臣・益田好次の子として母の実家のある天草諸島で生まれました。益田家は小西氏滅亡後、浪人百姓として一家で宇土に居住したと言われています。
島原の乱の最高指導者として担ぎ上げられた時には16歳だったわけですが、例えば神童でカリスマ性がある人物だったとしても、この若さで総大将になるというのには何か色々と事情がありそうです。
400年も前の話とは言っても、もう戦国時代ではないのに3万人もの人が全員処刑されたというのは酷いです。 -
天草四郎のお墓。
天草四郎についてはかなり謎が多いそうですが、後世の私たちが漠然と良いイメージを持っているのはなぜでしょうか。
16歳という若さで一揆軍の総大将となり、奮戦虚しく全滅してしまった悲劇の主人公だからでしょうか。
考え始めるとすごく気になる人物です。 -
有馬キリシタン遺産記念館。
原城跡を見学した後、こちらにも立ち寄ってみました。
入場料は大人1名300円。
受付の職員の方が丁寧に説明、案内をして下さいました。
館内の写真撮影も可能とのこと。
http://www.city.minamishimabara.lg.jp/sekaiisan/page4810.html有馬キリシタン遺産記念館 美術館・博物館
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あまり大きくはない記念館ですが、展示は充実していて、何にも知らなかった私でもビデオを見たら色々勉強になりました。
「天正遣欧少年使節」が特に興味深く、千々石ミゲルのことをその後ググってみたら、つい最近 (2017年9月)に新発見があったりしてさらに気になります。
司馬遼太郎先生、本書いてないかしら。(書いてないみたい。でも「街道をゆく」島原・天草編があるみたいなので、今度読んでみよう。) -
有馬キリシタン遺産記念館にあった「美味しい南島原」というパンフレットを見ながら、本日の昼食をどこで食べようか検討した結果、「島原そうめん鉢 食べ歩き」キャンペーンの参加店の「原城温泉 真砂」で食べてみることにしました。
温泉施設併設のレストランで、店内はお風呂上がりの地元のオジ様オバ様で大繁盛。
私は原城御膳、1,000円也。
具雑煮 (餅無し)と天ぷらがメインの御膳ですが、メニューの写真とだいぶ違う (笑)
http://www.harajoumasago.jp/restaurant/原城温泉 真砂 宿・ホテル
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相方はけんちんそうめん。おにぎり2個付き。
キャンペーンのそうめんメニューは三角くじが引けるそうで、引いてみたらなんと1等!
そして1等の賞品はこれと同じ器でした (笑)
島原手延べそうめんが良かった (笑)
でもこのそうめん鉢、オリジナルデザインの波佐見焼きで、島原キリシタン文化の象徴である花クルスが描かれているというもの。 -
時々小雨がパラつく中、1時間40分程かけてのんびり下道で長崎市内に来ました。
途中通り過ぎた小浜温泉もいつか行ってみたいな。 -
平和公園。
こちらに来るのは2度目ですが、この石碑の文章がやはり重い…
泣きそうになります。平和公園 公園・植物園
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平和祈念像。
今回の旅行ではこの像の作者の北村西望氏の作品にたくさん出会いました。
そして前回来た時には気づきませんでしたが、この像の手前に煉瓦造りの建物の跡があって、そちらは旧長崎刑務所浦上刑務支所の被曝遺構だそうです。
爆心地から100mしか離れていなかったので、被爆時そこにいた134名は全員即死だったそうです。 -
平和公園から浦上天主堂方面を眺めます。
平和公園は少し高いところにあるので、眺めが良いです。
天気は悪いですが…
かろうじて雨は降っていません。 -
浦上天主堂。
手前は被爆して壊れた旧鐘楼の一部。浦上天主堂 寺・神社・教会
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浦上天主堂。
内部は何も行われていませんでしたが、静謐な空間でこちらも息を潜めて短時間だけ見学しました。 -
浦上天主堂の下にある「フルーツ イワナガ」に吸い寄せられました (笑)
天気も悪くて寒いけど、なんだか美味しそうで、ここで食べないと後悔しそう、というdebuセンサーが反応しまして ^^;
相方は、柿寒天。
上に乗ってる本物の柿よりも柿の味が濃厚な寒天、美味しい!
熱い緑茶を出してくれるのも嬉しいです。フルーツ いわなが グルメ・レストラン
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フルーツパフェ 1,300円也。
予想以上!
千疋屋だったら2,500円とかすると思う (勝手な予想)。
すごい量のフルーツ。
りんご、洋梨、柿、メロン、キウイ、いちご、オレンジ、パイナップル、マスカット、ブルーベリー。真ん中にアイスとクリーム。下はふるふるゼリーとフルーツ。
本当に私的パフェランキング上位に食い込む美味しいパフェでした! -
16:30頃、稲佐山の中腹にある「ガーデンテラス長崎 ホテル&リゾート」に到着。
こちらはチェックアウトは12時と遅めですが、チェックインも16時からと遅めです。
ロイヤルテラス棟のフロントでチェックインをしてから、カートで宿泊するオーシャンスイート棟に連れて行ってもらいます。
敷地内は広いですが、歩いても特に遠くはありません。
2泊する、オーシャンスイートのお部屋。
入口を入ると玄関的スペースが全く無くていきなりすぐにベッドがありますが、広々してます~。
右手に洗面所&バスルーム、奥右手がトイレ。稲佐山の中腹、長崎の夜景を満喫できる「ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート」 by ニーコさんガーデンテラス長崎ホテル&リゾート 宿・ホテル
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大きな窓からバルコニーに出られます。
稲佐山中腹にあるので、眺望が素晴らしいです。 -
洗面所はダブルベイスン。
奥には広いバスルーム。 -
アメニティはブルガリです!
使い心地はなかなか良かったです。 -
その他アメニティも充実してました。
エリクシールの基礎化粧品セット、バスソルトなど。 -
バスルーム。
窓は開かないですが、外の景色を見ながらお風呂に入れます。
このお風呂は温泉ではありませんが、ゆっくり優雅な気分で浸かれて良かったです。 -
トイレ。
ハイテクで、蓋も流れるのも全部自動です。 -
バルコニーからの景色。
稲佐山の頂上からの景色には敵わないかもしれませんが、部屋からゆっくりこの景色が見られればもう充分じゃない?ってことになりました (´∀`)
右手には三菱造船所のドックが結構近くに見えます。 -
私たちの泊まったオーシャンスイート棟。
左手すぐ上がセンターテラス。
センターテラスの1階がラウンジ、2階は創作料理と天ぷら「秋月」というレストランで朝食会場です。
(ロイヤルテラス宿泊の場合は、ロイヤルテラス内の朝食会場みたい。) -
ガーデンテラス長崎は、隈研吾氏の設計なのだそうです。
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稲佐山展望台に行こうと思っていたのですが、天気もいまいちだし、一旦ホテルに着いてしまうとまた出掛けるのが億劫になってしまいました。
部屋からの景色も良かったし、ここからも夜景は見られるし。
市内で適当に夕食も食べるつもりでしたが、フロントに電話して聞いてみるとホテル内のお寿司屋さんも空いているということだったので18:30から予約を入れてもらいました。
それまでは、ラウンジに行ってみます。 -
一応平日ということもあってか、ラウンジは空いていました。
アルコール類は結構充実のラインナップ。
食べ物はハムやチーズ、乾き物系のおつまみと、チョコレート、マカロン、クッキー等のお菓子 (時間によって内容が変わるということはないみたい)。
食事の代わりになる感じではありませんが、ちょっとつまめる美味しいものが揃っています。
今回はラウンジアクセス付きのお部屋 (プラン) でしたが、そうじゃない場合は1名1泊2,160円で利用できます。
お酒飲む人だったら十分元が取れそうです (笑) -
日が暮れて長崎の夜景 (*´∀`*)
ラウンジの前のプールもライトアップされて良い雰囲気です。
ラウンジには雑誌やガイドブック、写真集や本も置かれていて、まったりできます。 -
鮨ダイニング天空で18:30から夕食をいただきます。
ノンアルコールの私は長崎のびわジュース。
相方はラウンジでビール、ワインをすでに飲んでいたので、最初から日本酒…長崎のお酒ではなく、高知の「船中八策」。
ま、龍馬つながりってことで (笑)
店内からも長崎の夜景が見えるようになっていて、記念日とかに良い感じです。鮨ダイニング天空 グルメ・レストラン
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相方がコースで色々な料理を食べるよりも、魚と寿司だけ食べたいとのことだったので、アラカルトにしました。
お造り盛り合わせ。
旬のものばかり。
カジキマグロ、鯖、鰆、アジ、鯛。 -
おまかせ握り。
金目鯛。 -
アジだったかな。
こちらのお寿司はそれぞれ味がついていて、そのままいただきます。 -
壱岐牛!
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夜景がきれいなのでなんとか素敵な夜景写真を撮りたいと思いましたが、全然ダメでした _| ̄|○
もっと勉強せねば。
あ、今年の目標は「もうちょっとカメラを使いこなして良い写真を撮ること」にしようかな。 -
おはようございます。
今日はお天気良さそうです。 -
8:30頃に朝食へ。
前日、チェックインの時にお願いしておいたエッグベネディクト。
このエッグベネディクト、美味しかったー^ ^ -
10:00のシャトルバスに乗って (10分程で) JR長崎駅へ。
ガーデンテラス長崎では約1時間に1本、無料のシャトルバスが運行しています。 -
長崎駅の観光案内所で路面電車1日乗車券を500円で購入。
1乗車120円なので、5回以上乗ればお得です。
5回も乗るかな?でも、都度都度硬貨を用意しなくて良いのが楽ちんです。 -
築町で乗り換えて、石橋まで行きます。
目的地はグラバー園ですが、多くの人は大浦天主堂下で降りて坂を登って第1ゲートから入場するのですが、終点の石橋から徒歩2、3分のところにあるエレベーターで坂の上までピューっと上って第2ゲートから入場するのが実はとっても楽ちんなのです。 -
グラバースカイロード (斜行エレベーター) で上ります。
観光客の為というよりは、地元の人が普段使う為のものなんでしょうね。 -
エレベーターを5階で降りたら、そこは猫天国でした。
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もう1匹増えました。
全員そっぽ向いてますが…(^_^;) -
南山手レストハウス。
この辺も猫がたくさんいましたー。 -
ここからの景色も素晴らしいです。
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南山手レストハウスからまた別のエレベーターに乗ってグラバー園の第2ゲートへ。
グラバー園自体も斜面になっているので、第2ゲートから入ると、坂を下りながら見ていくことができます。
旧三菱第2ドックハウス。
ドックハウスは船を修理している間、船員が宿泊した施設で、明治29年に建築されたものだそうです。
対岸の三菱重工長崎造船所に建てられていたものを移築しました。グラバー園 名所・史跡
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旧ウォーカー住宅。
こじんまりしていて将来住むならこのくらいのサイズの家に住みたいな、と思いましたが、元々はもっと大きな建物の一部のみ移築されたものだそうです。 -
天気も良くて観光日和 (*^▽^*)
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旧オルト住宅。
大きくて立派な邸宅でした。 -
世界遺産にも登録されている、旧グラバー住宅。
(明治日本の産業革命遺産)
文久3年に建てられた現存する日本最古の木造洋風建築です。
洋風なのに、よく見ると屋根は瓦だー。 -
当時の食事の再現。
あまり真剣に説明とか読まなかったのですが、グラバーさんの奥様は日本人のツルさんという方だそうです。
で、息子さんは倉場富三郎さん。
ん?倉場? …あぁ、「倉場」と書いて「グラバー」と読むんですね! -
グラバー園内の長崎伝統芸能館。
長崎くんちの「傘鉾 (かさぼこ)」。 -
四海樓でちゃんぽんを食べようと思ったのですが、満席で行列ができていたのでやめて、路面電車で築町まで戻り、新地中華街に来ました。
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ガイドブックにも載っている有名店、江山楼がすぐ入れたのでこちらで昼ご飯にします。
お店を出る時には行列ができていて、入るタイミングが良かったみたい。江山楼 長崎中華街本店 グルメ・レストラン
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王さんの特上ちゃんぽん、1,500円也。
ちょっと高いですが、ちっちゃいフカヒレやら海老やら肉団子やら色々入った豪華版で、濃厚スープが美味!
相方はビールも飲んでご機嫌でした。 -
築町からまた路面電車に乗って定番の観光スポット、眼鏡橋へ。
眼鏡橋 名所・史跡
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眼鏡橋からてくてく歩いて、寺町通りへ。
寺町通りはその名の通りお寺がずーっと並んでいます。 -
細い階段の道をどんどん上って行きます。
この辺は車も通れないのでは?
でも住宅が並んでいるので、住民の方たちは皆さん歩いてこの坂を上り下りしているのでしょうか。
足腰鍛えられそう (^_^;) -
龍馬のぶーつ像、履いてみました。
龍馬のぶーつ像 名所・史跡
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亀山社中跡。
亀山社中記念館は入場料300円でしたが、あまり見応えなさそうかなと思い、入りはしませんでした。
司馬遼太郎先生の本にのめり込んで読み漁っていたのは、もう10年以上前になるのか…。うーーん、すっかり登場人物の名前も忘れちゃいました ^^; -
軟弱な私たちは坂を登ったりして疲れちゃったので、16:00長崎駅発のシャトルバスを待たずにタクシーでピューっとホテルに戻って来てしまいました。
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お部屋にはメッセージカードとカステラが置いてありました。
連泊だからでしょうか。
福砂屋のカステラは間違いない美味しさ。 -
喉も渇いたので、早々にラウンジへ。
雲仙観光ホテルにも飾ってあったお正月飾り (鏡餅)。
干柿や昆布、スルメを一緒に飾るのは長崎風なのでしょうか。 -
ラウンジ前のインフィニティプール。
夏にはここで泳げるそうですが、泳ぐには狭いような…。
観賞用プールという感じがするのですが。 -
誰もいないラウンジでのんびりお茶を飲みます。
やっぱりホテルって連泊すると満喫できていいですね~。
なかなかできないんですが… ^^; -
夕食は事前に予約をしていた、ホテル内の鉄板焼きレストラン竹彩へ。
前菜はスープ仕立てで、オマール海老の濃厚スープに野菜や鰤、麩、ムースなどを鉄板で焼いたものが入っています。 -
カナダ産オマール海老。
山芋のガレット添え。
オマール海老の内子や味噌って初めて食べましたが、美味しい!
これが今回の旅行で1番美味しかったかも。 -
お肉は長崎牛。
味噌ダレ、小浜の塩、ぽん酢、柚子胡椒、山葵。 -
締めのお食事は、鮭のおにぎりを鉄板で焼きおにぎりにしてからお茶漬けで。
とろろもかけてあって、あっさりの中にもとろっとした食感もあっておもしろい。 -
デザートはさつまいものお汁粉、抹茶アイス。
相方の誕生日のお祝いプレートも用意して下さいました。
ありがたいのですが、プレートのチョコレートの文字をスプーンでこそげとっていただくというのがちょっとせつない ^^; もうちょっと固形のものがあると良いのですが…。 -
今夜も夜景撮影にチャレンジ (^_^;)
世界遺産のジャイアントカンチレバークレーンがライトアップされています。 -
前夜よりも天気が良いだけましなような気もしますが、全然ですね (u_u)
ホントにもうちょっと頑張ろ…(´-`) -
翌朝、やはり8:30頃に朝食へ。
曇り気味ですが、相変わらず景色が良いです。
ガーデンテラス長崎の1番の売りはこの景色なのでしょうか、どの部屋からもどのレストランからも港と長崎市街の眺望が楽しめるそうです。 -
2回目の朝食は和食にしました。
1月7日なので、七草粥でした。
こちらの朝食は、洋食、和食、エッグベネディクトの3種類のセットメニュー以外にアラカルトも好きなだけ追加料金なしで頼めるのです。
セットが充実してるのでそれ以外まで食べる余裕はそんなにないのですが、右上から2番目の四角い器に入っているのは追加した壱岐牛サイコロステーキです。 -
ホテルのチェックアウトは12:00までだったので、出発までのんびりしようかとも思いましたが、行ってみたかった長崎県美術館に寄ってから空港に向かうことにします。
長崎県美術館 美術館・博物館
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企画展はミロコマチコ「いきものたちの音がきこえる」。
すごく良くて、珍しくグッズを結構買ってしまうほど。 -
ガーデンテラス長崎に続いて、こちらも隈研吾氏の手がけた建物だそうです。
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石のパネルを取り付けて格子状にしています。
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昼食は空港で皿うどん。
空港の「牡丹」の皿うどんが長崎の定番になりつつあります (笑) -
NH666 長崎14:00発 羽田15:35着
帰りの飛行機は満席でした。
皿うどん食べたばかりでしたが貧乏性なのでプレミアムクラスの軽食もしっかりといただきました ^^;
☆完☆
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この旅行記へのコメント (4)
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- まいまいさん 2018/01/18 21:41:24
- ステキ…
- あぁぁ、憧れの雲仙観光ホテル!やっぱりステキですね。いつか私も泊まってみたいです。交通手段が悩ましいところですけど。
ガーデンテラス長崎ホテル&リゾートもステキですね~。ラウンジのカップが白山陶器なところもいい…。長崎は何度か行ってるんですけど、稲佐山には実は一度も行ったことなくて…旅行記読んでたら行ってみたくなりました。
- ニーコさん からの返信 2018/01/18 22:38:32
- RE: ステキ…
- まいまいさん、こんばんは!
メッセージありがとうございます m(_ _)m
雲仙観光ホテル、とっても良かったです〜。
宿泊客が少なかったという事もあるのかもしれませんが、静かで別世界にいるみたいでした。
また行きたいのと、なんかクラシックホテル組合っぽいのがあるらしいので、他のホテルも泊まってみたいと思いました。
たしかに行きにくい場所ですよね…
九州ホテルが今絶賛新築中だったので、観光客は多い場所だと思うのですが。
> ラウンジのカップが白山陶器なところもいい…。
さすがまいまいさん、お詳しいですね!
私は全然気づいていませんでした (^_^;)
ガーデンテラスは色々と部屋に置いてあるものも細部までおしゃれなホテルでした。
稲佐山の中腹なので、景色は良いのですが、多分頂上には敵わないのだと思いますが、結構不便なところなので一旦ホテルに入っちゃうとそれから出掛けるのがかなり億劫になるのが難点かもしれません。
今回2泊して満喫したので、今度行く時は市内の便利なところがいいかなぁと思ってます (^_^;)
ニーコ
-
- 酔いどれみっちゃんさん 2018/01/17 21:23:57
- 羨ましい!
- 旅の雰囲気がいいですね。至福な様子がうかがえます。とても私など行けるようなホテルではないけど、すごく癒される感覚がわかります。次回の旅行記も楽しみにしています。
- ニーコさん からの返信 2018/01/18 12:21:44
- RE: 羨ましい!
- 酔いどれみっちゃんさん
こんにちは。
旅行記をご訪問いただき、またメッセージもありがとうございます。
今回の旅行では行ってみたかった宿2カ所に泊まることができて、のんびりできて良かったです。
最近は温泉が好きなので、雲仙温泉にはもう1度ゆっくり行ってみたいなぁと思います。
ニーコ
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