2017/08/05 - 2017/08/14
100位(同エリア235件中)
タブラオさん
8月5日より、8泊でバルト3国・ポーランド&ヘルシンキを回ってきました。タリンでレンタカーを借りて、バルト3国、ポーランドを駆け足で回り、最後はおまけでヘルシンキです。物価が安い地域ということもあり、去年に引き続き、古城ホテル・マナーハウスをハシゴしてきました。走行距離は5日間トータルで2,200キロ。平地しかなく景色も単調。高速道路が少なくおまけに渋滞にもたびたび巻き込まれ、こんなストレスの溜まるドライブは初めてでした。観光名所も少なくインパクトのある景色もありませんでしたが、宿泊したホテルは素晴らしいホテルばかりでした。想定外のことも多々発生しましたが、これも旅の醍醐味。トータルでは大満足の旅となりました
1日目 ヘルシンキ経由、夕方にエストニアのタリンに到着。タリン泊
2日目 午前中タリン観光。昼前にレンタカーを借り、ラトビアへ。Bauska近郊の古城ホテルに宿泊
3日目 リトアニアに移動。「十字架の丘」「杉原記念館」を観光の後、ヴィリニュスへ。ヴィリニュス泊
4日目 長距離移動日。ポーランドへ。ショパンの生家を見学の後、ワルシャワ西方の古城ホテルに宿泊
5日目 クラクフに移動し、クラクフ観光。ヴィエリチカ近くの邸宅ホテルに宿泊
6日目 午前中はヴィエリチカ岩塩坑、午後はアウシュビッツのダブルヘッダー。去年も泊まった狩猟の館に宿泊
7日目 ワルシャワでレンタカーを返却。夕方よりワルシャワ観光。ワルシャワ泊。
8日目 夕方までワルシャワ観光の後、夜ヘルシンキへ。ヘルシンキ泊。
9日目 昼過ぎまでヘルシンキ観光の後、空港へ。
4日目はリトアニアよりポーランドまで長距離移動です。本日の走行距離、566キロ。Google Mapのナビが案内した通りの道を行きましたが、ほとんど一般道でした。大半は田舎道で一般道でも100キロ近い速度で進めましたが、街中を通り過ぎる際には度々渋滞に巻き込まれました。特にワルシャワ近辺の渋滞は東京の都心並み! ほとんど1日中、車の中でしたが、夕刻ショパンの生家に立ち寄りました。ショパンの生家から少し行ったところにある古城ホテルに泊まりましたが、他に宿泊客がいなかったため、古城ホテルを独り占めでき大興奮でした!(^^)!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日は長距離移動のため、朝食を食べたらすぐに出発です。ちょうど通勤時間帯に当たってしまったため、ビリニュス市街も車が多かったです。
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郊外に抜ける大きな道がとても混んでいて、合流に時間がかかりました。大きなラウンドアバウトを抜けてこの道に来ましたが、ラウンドの中で車線変更する車が入り乱れ、朝っぱらから刺激的なドライブで神経が擦り減りました。因みに横を走っているのは路面電車ですが、道の混みようとは逆で中はガラガラでした。
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イチオシ
ビリニュス市街からポーランドに向かうには、大回りして高速道路で行く方法と直線距離で一般道らしき道を使う2つの選択肢がありましたが、結局Google先生が選んだ直線距離で行くことにしました。渋滞を抜けてしまうとこんな感じで一般道でもいいペースで走れます。制限速度は90キロでしたが、みんな100キロ以上出していました。
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途中景色の良いところもありましたが、基本的にこんな感じの単調な景色が続きます。道は相変わらず真っすぐ。トラックもたくさん走っているため、しょっちゅう追い越しをしなければなりませんでした。毎回命懸けです。
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何となく国境を通過し、ポーランドに入りましたが、入った途端に道が狭くなり、神経を使いました。道が真っすぐなのは変わらずでした。
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バルト3国ではユーロが使えたのに対し、ポーランドではユーロは使えません。国境を越えた辺りに何か所か両替所らしきところがありましたが、通り過ぎてしまい、そろそろ両替しなきゃと気になり始めたところ、たまたまATMを発見。そう言えば、新しく作ったVisa Debit Cardを持って来ていたことを思い出し、試しに引き出してみたら、見事ポーランドズロチの引き出しに成功!
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ついでにスーパーに寄って、水や飴を調達。お昼をほとんど食べない代わりに飴を舐めながらドライブです。
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ワルシャワを目指して走りますが、基本一般道です。高速道路はワルシャワの西側(ドイツ側)にしかありません。たまに高速道路もどきがありますが、すぐに一般道に戻ります。
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途中の踏切です。欧米だと踏切は基本速度を落とさず突っ切るんですが、なぜか踏切手前に「STOP」の表示がありました。何が違うんでしょ?
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今日の最初の目的地はショパンの生家があるジェラゾヴァ・ヴォラですが、ホテルの食事が7時半と聞いていたため、ジェラゾヴァ・ヴォラに寄ることによりこの時間に間に合わなくなりそうだったら、寄らずに直接ホテルに向かう予定でした。そのため時間を気にしながら、西に進みます。その際、ワルシャワの北を抜けてジェラゾヴァ・ヴォラに行くルートと限りなくワルシャワの中心部を通るルートの2つがありましたが、結局、全幅の信頼を置くGoogle先生のお導きにより、ワルシャワ中心部近くまで行くルートにしました。そしたら、この通りの大渋滞。環八を彷彿させるような大渋滞にイライラもMax。
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ただワルシャワの市街地を抜けるとその後は渋滞もなく、ジェラゾヴァ・ヴォラまでスイスイ行けました。途中通った首都高のような高速道路は、3車線に車がびっしりで当然日本よりもペースは速い。おまけにカーチェースまがいの運転をする輩もいて、緊張感満点のドライブでした。
着いたのが夕方近かったこともあり、ショパンの生家は空いていました。入口右手の近代的な建物でチケットを買いました。 -
ショパンの生家の入口
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入口を入ると真っすぐの道があり、突き当りがショパンの生家です。
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ショパンの生家に向かって歩いていくと、どこからともなくショパンの曲が流れて来ます。歩いても歩いても、同じようにまた違うところから曲が聞こえてきます。まるで庭園全体がショパンの音楽に包まれているようでした。
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スピーカーらしき物がどこにも見当たらず、どこから聞こえてくるのだろうと不思議に思い、スピーカーを探し始めて最初に発見したのがこれです。(写真の中央より少し下の左側辺り)
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どこかのサイトで後から見て知ったのですが、こういったスピーカーが100か所以上埋め込まれているそうです。
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マンホールの蓋のような、低い丸椅子のような、冴えないスピーカー。でもよく見ると、何とBOSE!
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こんなところにもあります。
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ショパンの生家はこんな感じ。中にも入れますが、広くないため、サクッと5分で見て回れます。というかちょっと中を歩いて回ったらもう出口だった!
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お庭にあったショパンの胸像
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今日のお宿、ヴァレヴィツェ宮殿(Palac Walewicach)です。
朝食付き2名で400ズロチ(約12,000円)。スイートルームでしたが、バカ安です。
「地球の歩き方」が出している「とっておきのポーランド」という本で紹介されていた古城ホテルです。Booking.comでは予約できないため、HPにある電話番号に直接電話して予約しました。 -
ホテルに到着して、さあチェックインしようと思い、表玄関の戸を開けようとしたが開かない! あれ、どうしてだろうと思い、中を覗いてみるが、全く人の気配がない! 取り敢えず、車が置いてあるこの建物なら誰かいると思い、入って聞いてみたら、何とこの日は他に宿泊客がいなく、我々二人だけでこの宮殿を使っていいと言うではないか! で、渡されたのが、部屋の鍵と宮殿の表玄関の鍵!
大興奮してしまい、宮殿内にすぐに入れて欲しいと受付のお兄さんにお願いしようとするが、相方はどうも気に入らないらしく、写真のこじんまりとした棟の方が良いと言う。古臭い感じだし、廃校となった校舎みたいで怖いとのこと。確かに二人だけでこの寂しい宮殿は夜不気味かもと思いながらも、こんなチャンスは二度とないと思い、相方を振り切ってそのまま宿泊することに。聞くと、前日も宿泊客は1組だけとのことで、一人も泊まらない日も少なくないようでした。 -
「とっておきのポーランド」によれば、この宮殿はナポレオンの愛人マリア・ヴァレフスカがナポレオンとの子と暮らした宮殿とのこと。この宮殿にナポレオンが来ることはなかったが、ナポレオンを招くために準備された部屋が残っており、宿泊も可能とのこと。他に宿泊客がいないなら、ナポレオンの部屋に泊まれないかと交渉してみたが、この受付のお兄さんによると、ナポレオンの部屋は現在宿泊用としては使われていないとのことでした。その代わり、お願いしてナポレオンの部屋を見せてもらいました。部屋は1階部分にあり、この会議室のような部屋を突き切った奥にありました。
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「とっておきのポーランド」に出ている通りの立派な部屋のように見える部屋ですが、意外と狭く、長い間宿泊用として使っていなかったせいか、随分埃っぽく感じました。
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ぱっと見は立派なベッドなんですが、よく見るとかなり疲れているようにも見えます。泊まってみたいと思えるような部屋ではありませんでした。
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宮殿内です。階段も立派です。この階段を下りたところにレセプションの名残があるスペースがあります。部屋の鍵を掛けておくボードもありましたが、見るからに長い間使われてないようでした。昔は大勢の宿泊客がいたが、最近はそれ程熱心に宿泊客を集めていないということなのでしょうか? 何かもったいない。
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奥にあるのが泊まった部屋です。
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泊まった部屋とは反対側です。
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ベッドルームですが古さを感じさせます。埃っぽいし。ベッドは予想通りクッションがヘタってました。
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リビングです。部屋は広かったですが、ほとんど使いませんでした。
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リビングのシャンデリアですが、何だか古臭いです。
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ベッドルームのシャンデリアです。当然ながら冷房はありませんでした。暑かったため窓を開けて寝ました。
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リビングにあった年代物のラジオ
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同じく年代物のテレビ
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夕食は、「とっておきのポーランド」でも紹介されていたこの部屋で食べました。もちろん二人だけです。
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こんな部屋を二人だけで占拠してしまっていいのかしらと思いながら、夕食を待ちます。
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ポーランドらしく、BGMにはショパンのピアノコンチェルト1番を流してくれました。随分シャビーな音でしたが。
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で、出てきたのが、このスープと
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このお肉と
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このニョッキのような物体。
はい、これでおしまい!
ポーランドの家庭料理というより、従業員さんの夕飯をそのまま持ってきた感じ。確か二人分で70ズロチ(2,100円)と言われたような。 -
宮殿の表玄関の鍵をそのままもらいました。
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内側から見た表玄関です。
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食後、宮殿内をたった一人で探検してみました(相方が行くのを嫌がったため)。他にも10部屋くらい客室がありましたが、鍵が掛かっていたため客室には入れませんでした。探検できたのは廊下だけでしたが、電気が点いたため、お化け屋敷感はありませんでした。
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夜間に、変な物音がしたり、人の声がしたりしたら、ホラー映画の筋書きのまんまじゃん! などと何か嫌な予感を感じながらも、結局、500キロ超の長距離ドライブが効いたためかサクッと寝られ、幸い何事もなく朝を迎えることができました。
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朝食です。はい、これで終わり!
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朝日を浴びたヴァレヴィツェ宮殿。素晴らしい!
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他に停まっている車はありません。他に宿泊客がいないから、どこに停めても良かったんです。縦に停めようが、横に停めようが、斜めに停めようが。そんな独占してる感が最高でした!
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宮殿の正門です。真っすぐ行ったところが宮殿です。
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宮殿の正門に通じる道です。前日到着した時はこの道ではなく、裏道から宮殿の横にそのまま出たため、ドラマも感動も何もない到着でした。この長い道を通って、最後に宮殿に辿り着いたら、さぞかし感激しただろうにと、ちょっと悔やまれました。映画の1シーンみたいで。
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この宮殿は乗馬でも有名だそうです。
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最後に宮殿の写真をもう1枚
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