2017年　マウントシャスタ周辺⑦5日目　ラッセン火山国立公園

2017/08/23 - 2017/08/23

「ラッセン火山国立公園」という名前を聞くと、噴火口を観光するイメージ、それにその周辺はマグマが流れ出して固まって、植物も育っていなく荒涼としたイメージ、そんな所を想像していました。結局何の予備知識もなく訪れたわけですが、イメージは塗り替えられました。とても自然豊かな見どころが多く、神秘的な湖、緑の木々、広大な美しい自然をバックにいたる所にあるピクニックエリアやキャンプ地。それに加え、マグマ活動が続く硫黄の噴出孔、ボコボコと沸く泥水泉、沸き上がる熱湯など、小さなイエローストーンのようなエリアもあり、この辺りの人気の公園であることがわかりました。

エリア レディング(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

The Inn At Shasta Lakeでの1泊目の朝。
希望すれば、部屋での朝食も可能ですが、このダイニングで頂きました。

ここのB&Bは朝食の評判が良く、楽しみにしていました。

ベリーの実とヨーグルトとグラノーラ。
小さなマフィンも付いています。

ジャムのかかったフレンチトースト。
横に付いている茶色の棒はベーコンです。

このような外のテラスで頂くことも出来ますが、朝は少し肌寒いのでやめました。

ラッセン火山国立公園は泊まっているB&Bから1時間半くらいのドライブで到着します。公園のビジターセンターは北の方の入り口と南の方の入り口の近くにありますが、どうやらメインは南の方。
ここは北の方,マンザニータレイクの入り口近くのビジターセンターです。

ビジターセンター内部

マンザニータレイクまで少し散歩してみます。

レイク・マンザニータは、ラッセンで最も人気の写真撮影スポットで、来園者の多くがここを訪れる公園きっての主要な観光エリアです。ここにはいろいろなアクティビティが揃います:水泳、レンタルカヤック、レンジャー・プログラム、レンタルキャビン、広々としたキャンプ用地とキャンプ用品店、湖を周る2.6キロメートル のハイキング用トレイルも整備されています。

湖畔にはカヤックが見えますね

Devastated Area
公園の代表的な火山であるラッセンピークの山頂が最後に噴火したのは、1914年5月のこと。山は、その後3年間にわたって噴火活動をつづけました。現在、その活動は落ち着いており、安全に散策や見晴らしを楽しみながら火山について学ぶことができます。

この辺り、火山の噴石が多数残っています。

こんな大きな石も飛んできたんだね。火山活動のエネルギーって凄いです。

何を撮っているのかというと、おおきな松ぼっくりです

ほら、でかい(^o^)

至る所に大きな石、というか岩があって、これはすべて噴石らしい

次に訪れたのは、Summit Lakeという湖。この湖の周囲にもたくさんのキャンプ場がありました。
湖面は静かで、緑がかっていますが、透明度も高く美しかったです。

浅い湖ですね。

湖面がミラーになっていて、とても美しい

泳いでいる人が一人いましたよ。

このあと園内をドライブしている途中で、とても開けた美しい草原が出てきたので、ちょっと車を停めてみます

小さな7お花もたくさん咲いていました。

同じように景色を眺める青年二人

次のスポットは
Lake Helen
ブルーの色が鮮やかな透明度の高い湖です

青い空に白い雲、周囲の針葉樹と青い湖はずっと眺めていても飽きませんでした。

人もいい感じにいて、ちょうどランチを食べているご夫婦もいたりして、和やかな湖畔です

う～ん、、やっぱり綺麗です

風があるので、湖面がミラーになっているわけではないですが。

そろそろお腹が空いてきたので、ビジターセンターのカフェテリアに行きました。
ここは
Kohm Yah-mah-nee Visitor Center
とても新しい建物でした

展示エリアとお土産物のエリア

奧にはカフェテリアです。
外のテラスで食べることも出来ますが、今日は暑いので中で食べましょう

普通にホットドックとビールです

昼食後はトレイルを歩きます。
園内で一番人気のバンパスヘルまでの往復のトレイルです。

トレイルヘッドの駐車場に
大きな岩が。

バランスロックっぽい

バンパスヘルまでのトレイルは結構片側が崖になっていて、すれ違うのが大変でした（私は高所恐怖症だから）

トレイルの途中にさっき見たヘレン湖
手前には結構な雪渓が残っていて、子供たちは大はしゃぎ

先を歩きます。
こういう所が続きます

バンパスヘルが見えてきました。バンパスヘルはまさに、「ヘル（地獄）」の名にふさわしい場所。ここでは、166.5ヘクタールにわたって熱水や泥水泉が沸き、蒸気を上げる火道やモクモクと煙を上げる噴出孔などの活発な地質を見ることができます。

昔の開拓者、ケンダル・ヴァンフック・バンパスは、1860年代に不運にもこの熱水に足を踏み入れてしまい、沸きあがる水を発見しつつも片足を負傷しました。

乳白色に青みがかった熱水からは、モクモクと蒸気が上がっています。

硫黄のにおいも立ちこめていて、くさかったです

川になって流れていくところがあって、立ち入ることが出来たので少しだけ手を入れてみました。
結構熱かったです

帰りも来た道を帰るので、トレイルはなかなか怖い
往復約4キロのトレイルでした。

次は
Sulphur Works
ボコボコと沸いてる泥水泉です
なかなかの迫力がありました

イエローストーンと比較すると、比較自体にならないほど規模が違いすぎますが、もしイエローストーンを見たことがないなら、面白いと思います。
そうですねぇ、別府温泉の方が凄いかも。

最後にエメラルドレイクに寄りました

その名の通り、エメラルド色の綺麗な静かな湖です

夕食はレディング市内

Final Draft
というクラフトビールのレストラン

ビールのサンプラーを注文。
好きな種類5杯で、えーといくらだっけなぁ

店の奥の方には凄い沢山の数のタップ。
1つずつ、種類が違うのかな？

料理はチップやサラダ、お肉を適当に注文。
この自家製のポテトチップスが美味しかったですね。
サラダは確かコブサラダ。
お肉料理は、、、チキンウィングです。

店内は適当にお客さんがほどよくいるので、安心でした。
近所の人たちが多そうで、小さなお子さん連れもいて、ガラの悪そうな人はいなかったです。
時間が早いせいかもしれませんね。

そのレストランからは30分も走るとB&Bに着きます。
今日は少しだけ星空鑑賞
森の中に建っているB&Bなので、高い木々のせいで開けた星空を見ることは出来ませんでしたが、暗さが尋常ではなく、たくさんの星の数を確認することが出来ました。

この旅行記へのコメント （2）

• 森の番人さん 2017/10/16 04:47:29

  バンパスヘル

  ぴろろんさん、こんにちは。
  バンパスヘルまで行かれたのですね！
  羨ましいです。
  私達は、8月10日前後にラッセンに行ったのですが、まだ今年は雪が残っているからとバンパスヘルへのトレイルは閉鎖されていて行けなかったんですよ。
  バンパスヘルを一番の楽しみにしてラッセンに行ったのに辿り着けなくて、とっても残念でしたが、数週間の差だったのですね～
  森の番人

  ぴろろんさん からの返信 2017/10/16 16:30:14

  RE: バンパスヘル

  
  森の番人さん、こんばんは
  
  ラッセン国立公園は何の予備知識もないまま行きました。公園の入り口でお金を払ったらもらえる、公園のパンフレットがあるじゃないですかぁ。そのパンフレットの写真を見てどこに行くか決めた感じです。一番でかでかと写真が載っていましたので、きっと一番人気の場所なんだろうと。
  
  バンパスヘルまでのトレイルって結構険しかったです。8月後半でも結構あちらこちらに雪渓が残っていましたよ。8月前半ならもっと残っていたのですね。
  私たちはバンパスヘルまでの距離を見ていなくて気楽にサンダル履きで行ってしまいました(T_T)
  すれ違う人の中でサンダル履きは流石にいなかったです。
  
  行けなかった場所がある、ということはまた次回に来る口実が出来た、ってことで前向きに考えましょう（笑）
  
  ぴろろん