関ヶ原・垂井旅行記(ブログ) 一覧に戻る
いつもの国内旅行同様、愛車の軽ワゴンで行く、自由気ままな車中泊の凸凹旅。<br />2017年のお盆休みは地元岐阜県を選んだ。<br /><br />来月にはフランス旅行を控えているため、多少でも小遣いを残しておこうと思い近場に決めた。<br />岐阜県が地元と言っても大変広い。全て高速道路は使わず下道で走ったのだが。。<br /><br />自宅のある多治見は東濃地区。最初に向かったのは、中濃地区に位置する岐阜市、そこから西濃地区に位置する関ケ原や養老、それぞれの間は1時間かそれ以上。そこから更に、大好きな世界遺産白川郷へは2時間以上、白川郷から飛騨古川や高山といった飛騨地区へも2時間程。地図で見てみると、、広すぎる。。。<br /><br />今回の凸凹旅は、天気が大変不安定だった。大雨に始まり、途中は快晴、最後はまた雨。<br />天気予報が芳しくなかったため、上高地、新穂高、乗鞍岳などの山を避けたことにより、雨天による直接的な影響は然程なかった。しかし、自宅に帰ってみると、近くの瑞浪市では土砂崩れ中央道が埋もれ、何人もの方が車ごと巻き込まれて怪我をされる有様。最近の日本の天候不順や地震による自然災害は酷い状況だな。。<br /><br />今回の凸凹旅の投稿回数は未定。大体10回くらいに分けて投稿することになるだろうか。。<br /><br />第1回  2017年8月15日<br /> 【1】-- だるま観音 大龍寺、日本三大仏 岐阜大仏 --<br /> http://4travel.jp/travelogue/11273084<br />第2回 2017年8月16日<br /> 【2】-- 天下分け目 関ケ原の戦い --<br /> http://4travel.jp/travelogue/11273196<br />第3回 2017年8月16日 ★本投稿★<br /> 【3】-- 想い出の地 上石津町牧田、養老の滝 --<br /><br />第3回の今回、まず最初に行ったのは、父の実家、、、があった場所。岐阜県大垣市上石津町牧田。<br />幼い頃、毎週末親に連れられ農作業に行った。当時の住所は、岐阜県養老郡上石津町大字牧田。<br /><br />耕うん機に引かせるリヤカーに乗り、家から田んぼまで祖父に連れて行ってもらう時、ガタガタ道をゆっくり走るだけで楽しかった。<br /><br />竹を切ってきて、自分で作った竹トンボが飛んでくれた時、踏み場がグラグラしながらも竹馬に乗れたこと。<br />早朝、畑のイチジクの木に鈴なりに掴まっていたカブトムシを大量に捕まえた時、それを友達に見せびらかしたこと。<br />田んぼの水路で、土ガメやザリガニを捕まえた時、山にオニヤンマを捕りに行き蜂の大群に十数か所刺され、父に「アルコール消毒だ!」と言ってお〇っこをかけられたこと。<br />稲刈り後の稲穂からの米の脱穀を手伝い、籾摺りをした籾の山に飛び込む時、その夜痒くて痒くて眠れなかったこと。<br /><br />沢山の、本当に沢山の、とても楽しかった記憶が走馬燈の様に脳裏を駆け巡った。<br />もうとうの昔に父の実家は失くなってしまったが、あの記憶は消えることはない。<br /><br />その後、こちらも幼い頃何度も訪れた養老の滝へ。<br />しかし、養老の滝の記憶は何故か薄く、「こんなだったっけな?」と言う感じだったが、記憶していたよりは滝が大きく感じた。<br /><br />今回は少々湿っぽい投稿になるが、勝手な旅行三昧の記録ということでお許しを。<br /><br /><投稿残><br /> 郡上八幡城跡、郡上踊り、夏の白川郷、飛騨古川、平湯、高山<br /><br />軽ワゴンで行く「2017年お盆休み 岐阜の凸凹旅」。いつも通りの拙い記録で宜しければ是非ご覧ください。<br /><br /><<お詫び>><br />他の投稿の先に、この旅行記を投稿させて頂きます。勝手な旅行三昧の旅の記録となりますので、悪しからずご了承のほど。<br />

2017年お盆休み 岐阜の凸凹旅【3】-- 想い出の地 上石津町牧田、養老の滝 --

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2017/08/15 - 2017/08/18

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4

37

旅行三昧

旅行三昧さん

いつもの国内旅行同様、愛車の軽ワゴンで行く、自由気ままな車中泊の凸凹旅。
2017年のお盆休みは地元岐阜県を選んだ。

来月にはフランス旅行を控えているため、多少でも小遣いを残しておこうと思い近場に決めた。
岐阜県が地元と言っても大変広い。全て高速道路は使わず下道で走ったのだが。。

自宅のある多治見は東濃地区。最初に向かったのは、中濃地区に位置する岐阜市、そこから西濃地区に位置する関ケ原や養老、それぞれの間は1時間かそれ以上。そこから更に、大好きな世界遺産白川郷へは2時間以上、白川郷から飛騨古川や高山といった飛騨地区へも2時間程。地図で見てみると、、広すぎる。。。

今回の凸凹旅は、天気が大変不安定だった。大雨に始まり、途中は快晴、最後はまた雨。
天気予報が芳しくなかったため、上高地、新穂高、乗鞍岳などの山を避けたことにより、雨天による直接的な影響は然程なかった。しかし、自宅に帰ってみると、近くの瑞浪市では土砂崩れ中央道が埋もれ、何人もの方が車ごと巻き込まれて怪我をされる有様。最近の日本の天候不順や地震による自然災害は酷い状況だな。。

今回の凸凹旅の投稿回数は未定。大体10回くらいに分けて投稿することになるだろうか。。

第1回 2017年8月15日
 【1】-- だるま観音 大龍寺、日本三大仏 岐阜大仏 --
 http://4travel.jp/travelogue/11273084
第2回 2017年8月16日
 【2】-- 天下分け目 関ケ原の戦い --
 http://4travel.jp/travelogue/11273196
第3回 2017年8月16日 ★本投稿★
 【3】-- 想い出の地 上石津町牧田、養老の滝 --

第3回の今回、まず最初に行ったのは、父の実家、、、があった場所。岐阜県大垣市上石津町牧田。
幼い頃、毎週末親に連れられ農作業に行った。当時の住所は、岐阜県養老郡上石津町大字牧田。

耕うん機に引かせるリヤカーに乗り、家から田んぼまで祖父に連れて行ってもらう時、ガタガタ道をゆっくり走るだけで楽しかった。

竹を切ってきて、自分で作った竹トンボが飛んでくれた時、踏み場がグラグラしながらも竹馬に乗れたこと。
早朝、畑のイチジクの木に鈴なりに掴まっていたカブトムシを大量に捕まえた時、それを友達に見せびらかしたこと。
田んぼの水路で、土ガメやザリガニを捕まえた時、山にオニヤンマを捕りに行き蜂の大群に十数か所刺され、父に「アルコール消毒だ!」と言ってお〇っこをかけられたこと。
稲刈り後の稲穂からの米の脱穀を手伝い、籾摺りをした籾の山に飛び込む時、その夜痒くて痒くて眠れなかったこと。

沢山の、本当に沢山の、とても楽しかった記憶が走馬燈の様に脳裏を駆け巡った。
もうとうの昔に父の実家は失くなってしまったが、あの記憶は消えることはない。

その後、こちらも幼い頃何度も訪れた養老の滝へ。
しかし、養老の滝の記憶は何故か薄く、「こんなだったっけな?」と言う感じだったが、記憶していたよりは滝が大きく感じた。

今回は少々湿っぽい投稿になるが、勝手な旅行三昧の記録ということでお許しを。

<投稿残>
 郡上八幡城跡、郡上踊り、夏の白川郷、飛騨古川、平湯、高山

軽ワゴンで行く「2017年お盆休み 岐阜の凸凹旅」。いつも通りの拙い記録で宜しければ是非ご覧ください。

<<お詫び>>
他の投稿の先に、この旅行記を投稿させて頂きます。勝手な旅行三昧の旅の記録となりますので、悪しからずご了承のほど。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 雨が降りしきる中、関ケ原古戦場を後にして向かったのは、車でおよそ15分程度の所にある、片田舎。上石津町牧田。現在表面上は旅行三昧には無関係な場所。<br /><br />しかし、かつてこの場所には、父の実家があり、幼い頃毎週末農作業のために父に連れられて訪れていた。<br /><br />土地の所有者も既に十数年前には他人名義となってしまっている。<br />既に、あの楽しかった日々を過ごした先祖の家もなくなってしまっている。。<br /><br />耕うん機に引かせるリヤカーに乗り、家から田んぼまで祖父に連れて行ってもらう時、ガタガタ道をゆっくり走るだけで楽しかった。

    雨が降りしきる中、関ケ原古戦場を後にして向かったのは、車でおよそ15分程度の所にある、片田舎。上石津町牧田。現在表面上は旅行三昧には無関係な場所。

    しかし、かつてこの場所には、父の実家があり、幼い頃毎週末農作業のために父に連れられて訪れていた。

    土地の所有者も既に十数年前には他人名義となってしまっている。
    既に、あの楽しかった日々を過ごした先祖の家もなくなってしまっている。。

    耕うん機に引かせるリヤカーに乗り、家から田んぼまで祖父に連れて行ってもらう時、ガタガタ道をゆっくり走るだけで楽しかった。

  • 半世紀近く前の写真のスキャン。<br /><br />父方の祖父母と旅行三昧。祖父母は他界してもう既に30有余年。<br />この場所で農家を営んでいた。

    半世紀近く前の写真のスキャン。

    父方の祖父母と旅行三昧。祖父母は他界してもう既に30有余年。
    この場所で農家を営んでいた。

  • 写真はまだ白黒とカラーが混在する時代。<br /><br />田舎の家では、まだ薪で風呂を焚いていた。<br /><br />薪がある建物が母屋で、手前の軒が見える建物が離れで農機具を保管するなどしていた。

    写真はまだ白黒とカラーが混在する時代。

    田舎の家では、まだ薪で風呂を焚いていた。

    薪がある建物が母屋で、手前の軒が見える建物が離れで農機具を保管するなどしていた。

  • 母と叔母。旅行三昧は可愛がってもらっていたんだな。と、実感できる。<br /><br />トイレは、まだ汲み上げ式。右側の建屋が厠。木製の和式で蓋のある所謂ボットン便所。<br /><br />便所の横には藁小屋があり、祖父にストロー無いか?と聞くと、藁をチョキンと切って、ストローを作ってくれた。

    母と叔母。旅行三昧は可愛がってもらっていたんだな。と、実感できる。

    トイレは、まだ汲み上げ式。右側の建屋が厠。木製の和式で蓋のある所謂ボットン便所。

    便所の横には藁小屋があり、祖父にストロー無いか?と聞くと、藁をチョキンと切って、ストローを作ってくれた。

  • 母屋の玄関前。<br /><br />この頃迄の関ケ原周辺は伊吹山の伊吹下ろしなどで、大変な豪雪地帯だった。父が子供の頃には2階から出入りしたこともあるそうだ。

    母屋の玄関前。

    この頃迄の関ケ原周辺は伊吹山の伊吹下ろしなどで、大変な豪雪地帯だった。父が子供の頃には2階から出入りしたこともあるそうだ。

  • 冬にはよく雪壁の道を通り、この祖父の家まで来たものだった。<br />雪を集めなくても、掘ったらかまくらが出来た。<br /><br />明らかにこの場所には、先祖の、家族の、そして旅行三昧の営みがあった。

    冬にはよく雪壁の道を通り、この祖父の家まで来たものだった。
    雪を集めなくても、掘ったらかまくらが出来た。

    明らかにこの場所には、先祖の、家族の、そして旅行三昧の営みがあった。

  • 家のすぐそばにある八幡神社。

    家のすぐそばにある八幡神社。

  • この神社の境内で、夏になると、父とセミの子釣りをしたものだ。<br />セミの穴を見つけて、そっと細い木の枝を差し込んでいくと、セミの幼虫を捕まえられる。<br /><br />この場所は、記憶のままだ。

    この神社の境内で、夏になると、父とセミの子釣りをしたものだ。
    セミの穴を見つけて、そっと細い木の枝を差し込んでいくと、セミの幼虫を捕まえられる。

    この場所は、記憶のままだ。

  • お社は新しくなったように感じるが。

    お社は新しくなったように感じるが。

  • 改めて家があった場所に戻り、もう一度眺めてみると、庭が辛うじて残っていることが分かった。<br /><br />この庭には、当時は栗の木が数本植えてあって、秋には父に倣って木を蹴っ飛ばし、毬栗を落としたものだった。ただ、幼い旅行三昧はキック力がなく、結局は竹の先を割った棒でひっ掛けて採っていた。<br /><br />自分で作った竹トンボが飛んでくれた。<br />締めが甘く踏み場がグラグラしながらも自分で作った竹馬に乗れた。<br />早朝、畑のイチジクの木に鈴なりに掴まっていたカブトムシを大量に捕まえた。<br />捕まえた大量のカブトムシを翌日友達に見せびらかした。<br />田んぼの水路で、土ガメやザリガニを捕まえた。<br />山にオニヤンマを捕りに行き蜂の大群に十数か所刺された。<br />父に「蜂刺されにはアルコール消毒だ!」と言ってお〇っこをかけられた。<br />稲刈り後の稲穂の脱穀が面倒になり途中で逃げて祖父に叱られた。<br />米の籾摺りをした籾の山に飛び込み、その夜痒くて痒くて眠れなかった。<br />撒き割がしたくて、父の目を盗んで斧を振りかざしたら、後ろから祖母に斧を抑えられた。<br /><br />泪が止まらなくなった。。。<br />

    改めて家があった場所に戻り、もう一度眺めてみると、庭が辛うじて残っていることが分かった。

    この庭には、当時は栗の木が数本植えてあって、秋には父に倣って木を蹴っ飛ばし、毬栗を落としたものだった。ただ、幼い旅行三昧はキック力がなく、結局は竹の先を割った棒でひっ掛けて採っていた。

    自分で作った竹トンボが飛んでくれた。
    締めが甘く踏み場がグラグラしながらも自分で作った竹馬に乗れた。
    早朝、畑のイチジクの木に鈴なりに掴まっていたカブトムシを大量に捕まえた。
    捕まえた大量のカブトムシを翌日友達に見せびらかした。
    田んぼの水路で、土ガメやザリガニを捕まえた。
    山にオニヤンマを捕りに行き蜂の大群に十数か所刺された。
    父に「蜂刺されにはアルコール消毒だ!」と言ってお〇っこをかけられた。
    稲刈り後の稲穂の脱穀が面倒になり途中で逃げて祖父に叱られた。
    米の籾摺りをした籾の山に飛び込み、その夜痒くて痒くて眠れなかった。
    撒き割がしたくて、父の目を盗んで斧を振りかざしたら、後ろから祖母に斧を抑えられた。

    泪が止まらなくなった。。。

  • このような写真で恐縮だが、ここが村の墓地。<br /><br />そして机が置いてある当にこの場所が火葬場だった。<br />祖父は、屈葬という火葬の一種で荼毘に付された。<br />ほぼ立方体の棺に膝を曲げた体操座りのような状態で入れられ、この場所でお骨となった。

    このような写真で恐縮だが、ここが村の墓地。

    そして机が置いてある当にこの場所が火葬場だった。
    祖父は、屈葬という火葬の一種で荼毘に付された。
    ほぼ立方体の棺に膝を曲げた体操座りのような状態で入れられ、この場所でお骨となった。

  • 丁度お盆で前日が15日だったこともあり、提灯もほおづきも真新しくなっていた。

    丁度お盆で前日が15日だったこともあり、提灯もほおづきも真新しくなっていた。

  • 旅行三昧の先祖代々の墓。<br />墓参りは数年ぶり。なかなか参れずにいた。

    旅行三昧の先祖代々の墓。
    墓参りは数年ぶり。なかなか参れずにいた。

  • 旅行三昧の家紋は、丸に橘。<br />代々百姓のようだし、先祖が何となく勝手に用いたのだろうな。<br /><br />「じいちゃん、ばあちゃん、久しぶり。なかなか来られないけど、また遊びに来るね。」

    旅行三昧の家紋は、丸に橘。
    代々百姓のようだし、先祖が何となく勝手に用いたのだろうな。

    「じいちゃん、ばあちゃん、久しぶり。なかなか来られないけど、また遊びに来るね。」

  • 昔祖父の畑があった場所。<br />現在は某社の建屋が建っている。

    昔祖父の畑があった場所。
    現在は某社の建屋が建っている。

  • BBQをしたり、魚を銛で突いて捕ったりした、牧田川の上流にも行ってみることにした。<br /><br />牧田川は揖斐川に合流する一級河川。<br />※地図を見ると、藤古川と表記してあったり、橋にもふじこがわと表記されていたりするが、牧田川は上石津町が水源なのだ!詳しくは分からないが、旅行三昧にとっては、このあたりは子供の頃から勝手に全部牧田川!(笑)

    BBQをしたり、魚を銛で突いて捕ったりした、牧田川の上流にも行ってみることにした。

    牧田川は揖斐川に合流する一級河川。
    ※地図を見ると、藤古川と表記してあったり、橋にもふじこがわと表記されていたりするが、牧田川は上石津町が水源なのだ!詳しくは分からないが、旅行三昧にとっては、このあたりは子供の頃から勝手に全部牧田川!(笑)

  • 車1台がやっと通ることができる田んぼの中の道を進んでいくと、、<br /><br />良かった!昔と変わらずエメラルドグリーンだ!

    車1台がやっと通ることができる田んぼの中の道を進んでいくと、、

    良かった!昔と変わらずエメラルドグリーンだ!

  • 向こう岸近くは深いんだよな。子供の頃、足が川底に届かなかったっけ。

    向こう岸近くは深いんだよな。子供の頃、足が川底に届かなかったっけ。

  • 親父が銛で魚を突いて捕ってくれたな。

    親父が銛で魚を突いて捕ってくれたな。

  • 小さな子供にとっては、流れが速いんだよな。<br />何度となく足を取られて転んだな。

    小さな子供にとっては、流れが速いんだよな。
    何度となく足を取られて転んだな。

  • ここでやるBBQは本当に楽しかった。<br />川に入っては、肉を食べ、また川に入って。

    ここでやるBBQは本当に楽しかった。
    川に入っては、肉を食べ、また川に入って。

  • この川は子供の頃の記憶のまま何も変わってなくて、本当に良かった。

    この川は子供の頃の記憶のまま何も変わってなくて、本当に良かった。

  • 心がほっこりとしたところで、次の目的地に向けて愛車のステアリングを握ると、何かのTV番組で見たようにカンジで、第一村人発見!<br /><br />車の窓を開け、「こんにちは」と声を掛けると、大変驚かれてしまった。<br /><br />旅行三昧:こんにちは。子供の頃よくこの辺りによく来ていて、<br />     懐かしくてきてしまいました。<br />第一村人:ほぅ、そうか。<br />旅行三昧:父親がココの出身で、この川で子供の頃よく遊んで<br />     いたんです。<br />第一村人:ほぅ、そうけ。名前は?<br />旅行三昧:〇〇って言います。<br />第一村人:おぅ、おぅ、上の一色の○○け!?<br />旅行三昧:はい、そうです。<br />第一村人:○○って、あの□□(祖父のファーストネーム)のけ?<br />旅行三昧:そう、そう、そうです。□□の孫です。<br />第一村人:おぅおぅ、孫!?□□の?覚えとる、覚えとる。確か長男<br />     が鉄筋屋やっとったな!?<br />旅行三昧:そう、そう、そうです。もう辞めましたが。<br />第一村人:確か、次男がおったような。ワシと同い年ぐらいだったぞ。<br />旅行三昧:次男は父です。<br />第一村人:そうか!確か、確か、、<br />旅行三昧:△△と言いますが。。<br />第一村人:△△か、、忘れてしもたが、、<br />旅行三昧:でも、覚えていて頂けている方とお話ができて、大変<br />     嬉しいです。<br />第一村人:確か、妹は一色にまだいるんじゃないか?<br />旅行三昧:はい、◎◎と言いますが。。<br />:<br />:<br /><br />と、かれこれ10分程も話しただろうか。<br />懐かしいな、また来いよ。と言って頂き、ほっこりさ倍増で、気持ちよく次の養老の滝に向かうことが出来た。<br /><br />あれ?そう言えば、名前聞き忘れたな。。<br /><br />しかし、この辺り、動物除けが張り巡らされてるな。<br />第一村人によると、放っておくとシカやイノシシに荒らさてて、収穫に影響があるそうな。<br />ただ、これも人災じゃないだろうか。。

    心がほっこりとしたところで、次の目的地に向けて愛車のステアリングを握ると、何かのTV番組で見たようにカンジで、第一村人発見!

    車の窓を開け、「こんにちは」と声を掛けると、大変驚かれてしまった。

    旅行三昧:こんにちは。子供の頃よくこの辺りによく来ていて、
         懐かしくてきてしまいました。
    第一村人:ほぅ、そうか。
    旅行三昧:父親がココの出身で、この川で子供の頃よく遊んで
         いたんです。
    第一村人:ほぅ、そうけ。名前は?
    旅行三昧:〇〇って言います。
    第一村人:おぅ、おぅ、上の一色の○○け!?
    旅行三昧:はい、そうです。
    第一村人:○○って、あの□□(祖父のファーストネーム)のけ?
    旅行三昧:そう、そう、そうです。□□の孫です。
    第一村人:おぅおぅ、孫!?□□の?覚えとる、覚えとる。確か長男
         が鉄筋屋やっとったな!?
    旅行三昧:そう、そう、そうです。もう辞めましたが。
    第一村人:確か、次男がおったような。ワシと同い年ぐらいだったぞ。
    旅行三昧:次男は父です。
    第一村人:そうか!確か、確か、、
    旅行三昧:△△と言いますが。。
    第一村人:△△か、、忘れてしもたが、、
    旅行三昧:でも、覚えていて頂けている方とお話ができて、大変
         嬉しいです。
    第一村人:確か、妹は一色にまだいるんじゃないか?
    旅行三昧:はい、◎◎と言いますが。。



    と、かれこれ10分程も話しただろうか。
    懐かしいな、また来いよ。と言って頂き、ほっこりさ倍増で、気持ちよく次の養老の滝に向かうことが出来た。

    あれ?そう言えば、名前聞き忘れたな。。

    しかし、この辺り、動物除けが張り巡らされてるな。
    第一村人によると、放っておくとシカやイノシシに荒らさてて、収穫に影響があるそうな。
    ただ、これも人災じゃないだろうか。。

  • 車を走らせること、30分程。<br /><br />養老の滝の、滝見の駐車場に到着。初めて停める駐車場。最近来てなかったが、今までは徒歩で30分程かかる大駐車場に停めていた筈。<br /><br />滝見の駐車場って以前からあったのだろうか。。

    車を走らせること、30分程。

    養老の滝の、滝見の駐車場に到着。初めて停める駐車場。最近来てなかったが、今までは徒歩で30分程かかる大駐車場に停めていた筈。

    滝見の駐車場って以前からあったのだろうか。。

    養老の滝 自然・景勝地

  • 滝見の駐車場から、養老の滝までの歩道から見える養老の町。<br />雨模様のため霞がかかり、見渡せる範囲が狭いが、晴れていたらこの平野の遠くまで見渡せることだろう。

    滝見の駐車場から、養老の滝までの歩道から見える養老の町。
    雨模様のため霞がかかり、見渡せる範囲が狭いが、晴れていたらこの平野の遠くまで見渡せることだろう。

    養老の滝 自然・景勝地

  • 滝見の滝駐車場からは、歩いてたったの5分で、養老の滝に到着。<br />大駐車場からの距離と比べると、あっ、と言う間。<br /><br />落差32m、幅4mの滝。滝自体は然程これといった特徴がある訳でもないが、この滝の伝説が有名だが興味深い。

    滝見の滝駐車場からは、歩いてたったの5分で、養老の滝に到着。
    大駐車場からの距離と比べると、あっ、と言う間。

    落差32m、幅4mの滝。滝自体は然程これといった特徴がある訳でもないが、この滝の伝説が有名だが興味深い。

    養老の滝 自然・景勝地

  • その話はこんなカンジ。<br /><br />--<br />年老いた酒好きの父を敬う美濃の国の一人の貧しい男が、毎日薪を集め売った僅かなお金で生活していた。<br /><br />男は酒好きの父のために、時々ナケナシのお金でお酒を買ってあげていたが、満足してもらえるほどは買ってあげられなかった。<br />男は、父に思う存分お酒を飲ませてあげたい!というのが、夢であった。<br /><br />と、ある日、いつも通りに薪を取りに山へ入っていくと、苔に足を滑らせて転び上がったところ、不思議な甘い酒の香りの白く濁ったいつもとは異なる水を目にした。<br />味わってみると、明らかに酒の味だが、それがかつて飲んだことのない程の美酒で、真っ先に父に飲ませたい!と思い、何度もそこを往復して父に汲み運んだ。<br />流石の父も、もう呑めないというくらいの大量の酒を浴びた。<br /><br />この話を耳にした時の天正天皇は、その親孝行振りに感じ入り、元号を「養老」と改めるほどだった。<br /><br />その後、その貧しかった男は美濃の守に任じられ、豊かになったのだが、金の使い方が分からず、いつまでもつつましい生活を送り、金と言えば父に酒を買い与えることくらいであった。<br />-- (膨らませた話、多々あり。。)<br /><br />んーー、良い話なのか、何とも。。。<br />

    その話はこんなカンジ。

    --
    年老いた酒好きの父を敬う美濃の国の一人の貧しい男が、毎日薪を集め売った僅かなお金で生活していた。

    男は酒好きの父のために、時々ナケナシのお金でお酒を買ってあげていたが、満足してもらえるほどは買ってあげられなかった。
    男は、父に思う存分お酒を飲ませてあげたい!というのが、夢であった。

    と、ある日、いつも通りに薪を取りに山へ入っていくと、苔に足を滑らせて転び上がったところ、不思議な甘い酒の香りの白く濁ったいつもとは異なる水を目にした。
    味わってみると、明らかに酒の味だが、それがかつて飲んだことのない程の美酒で、真っ先に父に飲ませたい!と思い、何度もそこを往復して父に汲み運んだ。
    流石の父も、もう呑めないというくらいの大量の酒を浴びた。

    この話を耳にした時の天正天皇は、その親孝行振りに感じ入り、元号を「養老」と改めるほどだった。

    その後、その貧しかった男は美濃の守に任じられ、豊かになったのだが、金の使い方が分からず、いつまでもつつましい生活を送り、金と言えば父に酒を買い与えることくらいであった。
    -- (膨らませた話、多々あり。。)

    んーー、良い話なのか、何とも。。。

    養老の滝 自然・景勝地

  • 例えば、滝の水をひょうたんに汲んだら酒になったとか。

    例えば、滝の水をひょうたんに汲んだら酒になったとか。

    養老の滝 自然・景勝地

  • ひょうたんは、養老の滝のシンボル的になっている。ひょうたんのお店が、養老の滝の付近にはたくさんある。

    ひょうたんは、養老の滝のシンボル的になっている。ひょうたんのお店が、養老の滝の付近にはたくさんある。

    養老の滝 自然・景勝地

  • お土産用などで「ひょうたんランプ」を制作販売しているお店もあり、酒好きの旅行三昧も、ひょうたんランプには少々興味が湧く。

    お土産用などで「ひょうたんランプ」を制作販売しているお店もあり、酒好きの旅行三昧も、ひょうたんランプには少々興味が湧く。

    養老の滝 自然・景勝地

  • ところで、今回、実は初めて三脚を立てて滝の写真を撮ってみた。<br /><br />如何だろうか?<br />旅行三昧的には、少々暗くしすぎてしまったか!?と反省している。。

    ところで、今回、実は初めて三脚を立てて滝の写真を撮ってみた。

    如何だろうか?
    旅行三昧的には、少々暗くしすぎてしまったか!?と反省している。。

    養老の滝 自然・景勝地

  • で、何となく個人的に我慢できなくなってしまった旅行三昧は、水の瞬間写真に心が傾き、ついつい、そっちの写真を撮り始めてしまった。

    で、何となく個人的に我慢できなくなってしまった旅行三昧は、水の瞬間写真に心が傾き、ついつい、そっちの写真を撮り始めてしまった。

    養老の滝 自然・景勝地

  • うん、荒々しいな。<br />

    うん、荒々しいな。

    養老の滝 自然・景勝地

  • こっちの方が落ち着くな。やっぱりおかしいかな!?(笑)<br />

    こっちの方が落ち着くな。やっぱりおかしいかな!?(笑)

    養老の滝 自然・景勝地

  • 滝写真の王道の所謂&quot;カーテン&quot;的な写真も嫌いではないが、動きを捉えたこっちの写真の方が、やっぱり好きだな。

    滝写真の王道の所謂"カーテン"的な写真も嫌いではないが、動きを捉えたこっちの写真の方が、やっぱり好きだな。

    養老の滝 自然・景勝地

  • ね!そう思わない?

    ね!そう思わない?

    養老の滝 自然・景勝地

  • 滝本来の姿を捉えている気がする。。勝手に。。。

    滝本来の姿を捉えている気がする。。勝手に。。。

    養老の滝 自然・景勝地

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  • comodoさん 2017/09/03 12:47:11
    思い出
    旅行三昧さま こんにちは

    ある程度の年齢になると、不思議と幼い頃を振り返ったりするものです。
    私も若い頃にはなかった感情です。
    ここまで一気に駆け抜けてきて、心も身体も小休止っていうことなのでしょうか・・・

    風景と共にご家族とのたくさんの思い出がよみがえって、私まで何とも言えない
    センチメンタルな気分になりました。
    そんな時に村人さんに出会えたのは嬉しかったでしょうね。
    その頃の自分が確かにそこにいた、という言わば証人に出会えたみたいな。

    私は生まれも育ちも関東で、自然の中で育ったという貴重な経験がありません。
    幼稚園までの歩道とか、よく遊んだ近所の公園とか、どういうわけか歯医者さんの帰り
    しか買ってもらえなかったお茶屋さんの茶飴の記憶とか、単発な記憶ばかり(笑)
    でも記憶は人それぞれオリジナル。
    大切にしたいですね。

    主人の実家が滋賀県なもので、昨年、養老の滝まで足を延ばしてきました。
    駐車場からかなり上ってへとへとでした。
    こんな近い駐車場があったとは!
        comodo



    旅行三昧

    旅行三昧さん からの返信 2017/09/03 13:55:42
    RE: 思い出
    comodoさん

    こんにちは!
    最近、センチメンタルジャーニーが何故か多くなっている旅行三昧です。

    確かに、この歳になってきたからなのでしょうか。最近、昔の記憶にとても寄り添っている感じがしています。
    父や母から聞いたコトが、自分の記憶に置き換わっているようなコトもあるような気もしています。幾度も話を聞いて、幾度も想像しているうちに、自分の記憶になっているような。。

    でも、実際にその場を訪れて、自分の記憶と、数少ない残っている記録を照らし合わせてみると、心が熱くなってくるのも事実。やはりそこにはオリジナルの営みがあったんだなぁと感じます。

    comodoさんが仰るように、記憶はオリジナル。誰にも邪魔されるものではないですよね。

    養老の滝、旅行三昧も超久しぶりに訪れました。
    前回の記憶は現在中一の娘がまだヨチヨチ歩きだった頃。疲れてしまった娘を抱っこしていたら、旅行三昧の汗で、娘の服がベッタベタにしてしまったコト。この時は、大駐車場から長時間かけて歩いたなぁ、と。かれこれ、十数年前。あの頃にも滝見の駐車場はあったのかなぁ?(笑)

    いつも拙稿でスミマセン。宜しければこれからも宜しくお願いします。


    旅旅旅-- 旅行三昧 --旅旅旅
  • 玄白さん 2017/09/01 11:22:37
    自分の子供のころを思い出しました
    旅行三昧さん、こんにちは。

     旅行記拝見して、旅行三昧さんと似たような境遇だった自分の子供時代を思い出して、昔の思い出に浸ってしまいました。ただし、玄白が生まれ育ったのは海岸近くで、祖父も父も半農半漁で決して豊かとは言えない暮らしぶりでした。それでも、祖父母、両親、妹弟と7人家族でにぎやかで穏やかな暮らしだったと記憶しています。ときどき、家の前の海岸で地引網を引くのを手伝い、ご褒美に網にかかったワタリガニをもらい、自分でゆでて妹弟と一緒にほおばるのがなにより楽しみでした。今は祖父母、両親とも他界していますが、玄白の実家はまだ残っており、年に一度は実家に帰省しています。実家の周りは昔と変わっていないところもあり、激変しているところもあります。
     とてもほっこりとした気分にさせてくれる素晴らしい旅行記でした。ありがとうございました。

                                    玄白
     

    旅行三昧

    旅行三昧さん からの返信 2017/09/02 06:49:33
    RE: 自分の子供のころを思い出しました
    玄白さん

    おはようございます。旅行三昧です。

    海も良いですね!自分の家の前の地引網に掛かったワタリガニを自分で茹でて頬張るなんて、地元の方でないとそうそう経験できることではないので、とても羨ましいです。いいなぁ。

    都会暮らしが普通になると、週末だけとは言え田舎で暮らした生活が、たまに無性に愛おしく想えてきたりしますね。
    玄白さんの様にご実家が残っておられて、とても羨ましい!!大切にしてくださいね。

    拙い投稿ですが、多少でも玄白さんのお気持ちに触れることが出来たことが、旅行三昧にとっては何よりです。この4トラを続けてて良かったです!!

    大変稚拙な投稿となり恐縮ですが、宜しければこれからもお付き合いいただければ幸いです。


    旅旅旅-- 旅行三昧 --旅旅旅

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