2017年お盆休み 岐阜の凸凹旅【７】-- 飛騨古川の聖地と明媚な水路のある古い町並み --

2017/08/15 - 2017/08/18

いつもの国内旅行同様、愛車の軽ワゴンで行く、自由気ままな車中泊の凸凹旅。
2017年のお盆休みは地元岐阜県を選んだ。

来月にはフランス旅行を控えているため、多少でも小遣いを残しておこうと思い近場に決めた。
岐阜県が地元と言っても大変広い。全て高速道路は使わず下道で走ったのだが。。

自宅のある多治見は東濃地区。最初に向かったのは、中濃地区に位置する岐阜市、そこから西濃地区に位置する関ケ原や養老、それぞれの間は１時間かそれ以上。そこから更に、大好きな世界遺産白川郷へは２時間以上、白川郷から飛騨古川や高山といった飛騨地区へも２時間程。地図で見てみると、、広すぎる。。。

今回の凸凹旅は、天気が大変不安定だった。大雨に始まり、途中は快晴、最後はまた雨。
天気予報が芳しくなかったため、上高地、新穂高、乗鞍岳などの山を避けたことにより、雨天による直接的な影響は然程なかった。しかし、自宅に帰ってみると、近くの瑞浪市では土砂崩れ中央道が埋もれ、何人もの方が車ごと巻き込まれて怪我をされる有様。最近の日本の天候不順や地震による自然災害は酷い状況だな。。

今回の凸凹旅の投稿回数は未定。大体10回くらいに分けて投稿することになるだろうか。。

＜2017年お盆休み 岐阜の凸凹旅＞
第１回 2017年8月15日
　【１】-- だるま観音 大龍寺、日本三大仏 岐阜大仏 --
　http://4travel.jp/travelogue/11273084
第２回　2017年8月16日
　【２】-- 天下分け目 関ケ原の戦い --
　http://4travel.jp/travelogue/11273196
第３回　2017年8月16日
　【３】-- 想い出の地 上石津町牧田、養老の滝 --
　http://4travel.jp/travelogue/11275351
第４回　2017年8月16日
　【４】-- 郡上八幡城跡と城下町散策 郡上Part.1 --
　https://4travel.jp/travelogue/11277563
第５回　2017年8月16日
　【５】-- 朝４時まで徹夜で踊り続ける郡上踊り 郡上Part.2 --
　https://4travel.jp/travelogue/11279146
第６回　2017年8月17日
　【６】-- 夏の白川郷 --
　https://4travel.jp/travelogue/11297414

第６回　2017年8月17日　★本投稿★
　【７】-- 飛騨古川の聖地と明媚な水路のある古い町並み --

初の飛騨古川訪問は、大変良い記憶の１ページを描いてくれた。
「君の名は。」のヒットがなければ今後も通り過ぎる場所だっかもしれない地。良いきっかけを与えてもらった。

飛騨古川は、小さな流れがさらさらと音を立てる瀬戸川、そこに沿って立ち並ぶ幻想的な白壁土蔵街。ほっぺたが落ちる飛騨牛のファストフードランチ。通り過ぎるには大変勿体ない場所であることが良く分かった。
次回の訪問は、国の重要無形民俗文化財に指定されている「白川祭の起し太鼓」にタイミングを合わせて観に来たいものだ。


＜投稿残＞
　 平湯、高山

軽ワゴンで行く「2017年お盆休み 岐阜の凸凹旅」。いつも通りの拙い記録で宜しければ是非ご覧ください。

＜＜お詫び＞＞
他の投稿の先に、この旅行記を投稿させて頂きます。勝手な旅行三昧の旅の記録となりますので、悪しからずご了承のほど。


旅旅旅-- 旅行三昧 --旅旅旅

エリア 飛騨高山・古川(岐阜)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

飛騨古川駅の西側の所謂駅裏にある、広大な無料駐車場「若宮駐車場」に車を停め、飛騨古川散策に出掛けた。

飛騨古川駅 駅

「古川祭」は重要無形民俗文化財指定。
祭りのクライマックスは「起し太鼓」という、裸男による勇壮で豪快な神事とのこと。次回是非タイミングを合わせて観に来たいものだ。

あの跨線橋が「君の名は。」の１シーンが観られる場所。

若宮駐車場から市街地に行くにもこの跨線橋を渡るのがイチバンの通り道。

飛騨古川駅 駅

「君の名は。」の聖地巡礼効果だろうか、大変新しい。いつ建設されたのだろう。

飛騨古川駅 駅

歩道橋の入り口。やはりたいへん新しい。

飛騨古川駅 駅

歩道橋を上がると、確かに、あの画のままだ。
カップル２、３組、家族１組、他で、10人程度が窓からこの画の方向にカメラを向けていた。

飛騨古川駅 駅

と、思っていたら、列車の音。
すると、跨線橋上のオーディエンスがにわかに騒がしくなった。

「なるほど、電車が停まっている景色を写真に撮りたいのね。そりゃそうだな」と、旅行三昧もオーディエンスに加わった。

飛騨古川駅 駅

って、あれ？到着したの、あの「特急ワイドビューひだ」じゃね？
偶然、偶然、時刻表も観ていなかったのに、ベストタイミング！

ところで右側に入線した「ひだ」。
「君の名は。」では、左側に入線している。これは普通なく、右側に入線するのが正解だそうだ。皆さんご存知でしたよね。はい、蛇足（笑）
それにしても列車の左右の差はあれ、非常に忠実に描いたものだ。

オーディエンスの中でパシャパシャと最もシャッターを切っていた旅行三昧。
隣にいた子供もこれにはビックリしたようで、「あのおじちゃんのカメラ良いなぁ」と。

でもね、ただのEOSのX6iなんだよ。まずは旅行三昧同様、腕を磨こうね。
「猫に小判」「豚に真珠」ってね。

飛騨古川駅 駅

跨線橋を渡り、目的の飛騨古川の街歩きへ。

駅前から真っ直ぐに伸びる道が、街歩きの幸先の良さを感じさせてくれた。

飛騨古川駅 駅

やはり趣のある街並み。

ん？何か挟まってるぞ。左側の腕木の上。

飛騨古川駅 駅

あ、こんにちは。ジャムおじさん！

って、何でこんなところに？

飛騨古川駅 駅

後藤酒店さんの軒先の看板がかわいい。

看板のマークも“や”を逆さにして“さかや”。
言葉遊びも洒落てるね。

飛騨古川駅 駅

オシャレな酒屋さん。やはり銘酒「蓬莱」がメインアイテムだな。

飛騨古川駅 駅

まずは飛騨古川グルメで、腹ごしらえ。といっても、ファストフードで（笑）

１品目：ひだコロッケ

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡

待ち時間２、３分。

普通のコロッケよりひと回り大きい。

飛騨牛ミンチが飛騨の馬鈴薯に混ぜられた具を使ったコロッケ。
あっつあつ、ほっくほくで、飛騨牛ミンチも確りと存在感があり、美味しく頂いた。

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡

飛騨牛尽くしで、

２品目：飛騨牛串焼き

お店は、お土産処の「岡田屋」さん。
人気があり、待ち時間約10分。

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡

岡田屋さんの斜向かいの市立公園で、古川祭「起し太鼓」が観られるんだな。

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡

なるほど、「起し太鼓」を観に来るときには、岡田屋さんを目指して来れば良いんだ。

メモ、メモ。。

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡

待つこと10分、出来た！「飛騨牛串焼き」

コショウ味が効いていて、美味い。
ただ、アタリが悪かったか、スジが残ってて、少々硬かった。ちょっと残念。

小腹が満足した旅行三昧は、飛騨古川の街歩きへ。

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡

まずは、市立公園へ。

この広場は起し太鼓巡行の発着点で「起し太鼓の里」と呼ばれている。

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡

市立公園の一角に原寸大の起し太鼓の展示がされている。

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡

展示されている太鼓は自由に叩いて良い。

叩いている方に許可を頂きパシャ。

「国家安泰」「五穀豊穣」を祈って叩くそうだ。

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡

水路の多数のオレンジ色の鯉を眺めながら、瀬戸川の水路へ歩を進めた。

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡

400年の間飛騨古川を潤してきた水路「瀬戸川」。かつては左（東）側にあった武家屋敷を守る堀の役目もしていたそうだ。

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡

平成４年に再整備が行われ、現在の大変情緒あるれる水路のある町並みに生まれ変わった。

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡

多くの鯉が優雅に泳ぎ、それでいて鯉がうるさくない、程よい心地良さ。

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡

健康のために鯉のエサのの販売数も制限しているようだ。
ココのエサ以外もあげないようにしなければ。

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡

お腹が空いているのかな？

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡

お腹いっぱい食べるんだぞ。

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡

白壁土蔵も美しい街。
白磁のような抜けるような白と真逆の黒が、瀬戸川と調和して美しい。

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡

この白と黒の美しさ、見覚えがあるなと思っていたら、松本城を思い出した。

松本城天守は、壁面の上部が白の漆喰、下部が黒の漆塗り。
松本城は黒が目立っているが、飛騨古川の白壁土蔵街は、白黒の対比が絶妙な美しさ。
やはり瀬戸川の水路が調和してこの心地良さを醸し出しているのだろう。

この日も大変素晴らしい経験をさせてもらった。
日暮れまでにもう１箇所「平湯大滝」観に行っておこう。

瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡