燈花会の夏、日本の夏 ～夕暮れの奈良公園～

2017/08/11 - 2017/08/11

びっくりするほど暑い日が続きますね。
熱中症になるのは困るけれど、日々エアコンの元で暮らすはなままは休日には思い切り汗をかくのが気持ちいい。
分厚いソックスやカーディガンを脱ぎ捨てて、薄着やサンダルそれにフカフカのかき氷を楽しむのだ！

山の日には、夕涼みがてら奈良の夏の風物詩「なら燈花会」をお散歩してきました。

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: JRローカル

JR奈良駅を4時に出て歩き始めた。
まだ陽も高く暑いので、三条通の日陰を伝って歩きながら、カフェでひと休み。
しばらく来ないうちに居酒屋さんや新しい建物が増えて、とても広くてスッキリした通りになっています。
休憩は大和カフェさんに入ってみました。

店内はアンティークなしつらえ

電灯の色合いがおしゃれです。

ヒンヤリ～

キリンビールの麒麟さんも燈花会を楽しんでる！

燈花会で灯すロウソクをいただきました！

可愛らしい浴衣姿の女子たちがたくさん歩いています。
最近の浴衣っておしゃれでかわいいわー。
若い人たちの間で流行っているんですってね。。

新しいカフェも何件かできています。

おおっ！本場っぽい光景ではありませんか。
奈良の町もかなり国際色豊かになっています。
どこのホテルも外国からの観光客で賑やか。

5時を過ぎて少し温度も下がり始めました。
ブラブラとならまち辺りまで足を伸ばしてみよう。

はなままは申年生まれなので庚申さんにお参りしましょう。
家々の軒には庚申さんがぶら下がっています。
飛騨地方のさるぼぼととても似ている。
コンセプトは同じなので、ルーツは繋がっているのかもね。

庚申堂の屋根の上にいるのは？

見ざる言わざる聞かざる

いろいろと雑念に満ちるはなままはもはや「見まくり言いまくり聞きまくり」
おサル失格だなー。

可愛い！

高い空を見上げて・・

住宅地の中に瀟洒なお店発見。
普通におしゃれな住宅風なのですが、覗いてみるとカフェ兼小物ショップで大繁盛でした。
こんなお店オープンするのって夢があるなぁ。

何かな？

見まくりはなままの本領発揮で中を覗くと・・

ずーっと奥のほうまで続いていて、人の気配がない・・。
ついつい好奇心にかられて「おじゃましまーす」

町家の土間をそろりそろりと進んでいく。
古い蔵の前を通りすぎ、井戸端を通り抜けて、突き当たりまで行くと、隠れ家のようなライブバーがありました。
ドキドキ探検気分！

古い街並みにぴったりな古くからの漢方薬店

元興寺

大阪に住んでいた子どもの頃は金魚すくいが大好きで、お祭りの時は欠かさなかったはなまま。今でも夏になると金魚すくいがしたくなる。
でも奈良に引っ越してくると、大和郡山の金魚はスピードの次元が違う。1匹すくうのにも四苦八苦になった。

はなままのアイデアでは、夏の間は奈良の商店街や町角のあちこちで金魚すくいができるようにするのはどうかと思うのです。
涼しげだし大和郡山の金魚も人気が出るでしょう？
氷室神社のかき氷と大和郡山の金魚すくいで奈良を盛り上げよう！

奈良ホテルはいつも落ちついたたたずまい。

いい感じの日暮れです。
荒池越しに興福寺五重塔を望む。

一ノ鳥居をくぐり、まずは浮御堂に向かいましょう。

春日大社参道はにぎわい縁日でにぎやかです。

鷺池にはたくさんの見物客が集まっている。
明かりが水面に映えてなかなか綺麗です。

ポスターになりそうなカップル。夢心地ですね。

鏡の水面に浮かんだボートの

オールを漕ぐ音がギシギシと響いて…

舳先に吊るされた提灯がゆっくりと滑っていく。
古い映画を観ている気分になった。

橋を渡って浅茅ヶ原へ。

フォトジェニックな鹿さん、ありがとう！

秘密のハートマーク

夏の夜はひんやりした芝生で涼を取りながらほんのりとしたロウソクの灯りを、真冬には現代の光で彩るなら瑠璃会を、また3月にはしんと冷える真っ暗な木々の間を歩いてお水取りの松明の炎を、いにしえの都では季節ごとに異なる炎で趣を味わうことができます。

気軽にお散歩に来てくださいね！