「チロルから旅するヨーロッパ」のツアー名にふさわしく、やっと到着したチロル地方のおしゃれな町ゼーフェルトのホテル。<br /><br />ここからはこれまでのロスを取り戻すべく、「ちょっとハードすぎるんじゃないの？」と思うほどの観光オンパレード！<br /><br />まずは、インスブルックです。<br /><br />午前中の駆け足観光ですが、お天気に恵まれて写真はバッチリ♪です。

「チロルから旅するヨーロッパ３カ国（→４カ国）７日間」　何かある旅（３）＜インスブルック（オーストリア　チロル地方の州都）　ちょこっと観光編＞

35いいね！

2017/08/03 - 2017/08/03

82位(同エリア594件中)

#街歩きインスブルック

エリア

インスブルック(オーストリア)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

同行者: 友人

交通手段: 観光バス

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

８／３（木）

ゼーフェルトからバスで30分のインスブルックに到着しました。

凱旋門が見えています。

マリアテレジアが息子レオポルドの結婚記念として1765年に建設しましたが、同時期に夫のフランツ1世が死去したため、門の南面には「生と幸福」、北面には「死と悲しみ」のモチーフが刻まれたということです。
イン川沿いのパステルカラーの街並みは、「これぞインスブルック」という風景です。お天気が良いので、アルプスの山並みがくっきりと浮かび上がります。
インスブルックとは「イン川に架かる橋」という意味ですが、12世紀にイン川の橋のたもとの集落から始まり、15世紀末この街を愛したマキシミリアン1世の統治下に発展を遂げました。
オットーブルク（1460年建造　レストランとしては、最古）

イン川の橋のすぐそばにある中世風レストラン

チロル料理が食べられるようです。

そのツタの絡まる壁のそばにあるのが・・。
＊こちらは、チロル自由戦争の時の「父と子」の像であるとのご指摘を受けました。（2017/09/13　訂正させていただきます。）

旧市街の中へ入っていきます。

右手に見えるのは、ゴルデナー・アドラー（1390年創業の老舗ホテル）
入り口のプレートには、マクシミリアンを筆頭にモーツァルトやゲーテなどが名を連ねる由緒あるホテルです。

レストランもあります。
左手に奥にキラキラ光る屋根が見えます。
「黄金の小屋根」です。

９：３０頃の今はまだ観光客も少なくて、業者の車が忙しそうに行き交います。

１０：３０からは歩行者天国となり、車が入ることはできなくなります。
お天気も良くて、「黄金の小屋根」が正に黄金色に輝きます。

旧市街のほぼ中心、張り出した出窓（エルカー）の上に黄金色に輝く小屋根は、皇帝マクシミリアン1世が広場で行われる行事を見物するために、１４９４ー１４９６年に造らせたものです。
屋根は金箔を施した2657枚の銅板瓦で覆われ、バルコニーの手すり部分には6枚の精巧なレリーフがはめ込まれています。
左から3番目には、マクシミリアン皇帝と2番目の妻と最初の妻（落馬で死亡）の姿が刻まれています。

何か複雑な気分になりますね。
レースのように繊細なロココ調の漆喰装飾のヘルプリングハウス

青空に映えますね♪
王宮

マリア・テレジアが「アルプスの小さなシェーンブルン」と呼んだそうです。
飛行機が飛ばないというアクシデントのため、大幅に予定が変わりなんとか入れ込んでもらったインスブルック観光のため、ゆっくり観光することはできません。

スワロフスキー本店（右側のピンクの建物に美しい突き出し看板）で、お手洗い休憩です。
ダニエル・スワロフスキーが1895年に設立したスワロフスキーの本店は、インスブルック旧市街に2001年に開業、2012年にリニューアルオープンしました。

2階に繋がる店内は、階段や柱も　ク・リ・ス・タ・ル☆★☆★☆

展示してある装飾品も豪華！
ウットリ♪
残念ながらゆっくり中でショッピングする時間はありませんでしたが、入れただけでも満足です(*^_^*)
短いフリータイムで、マリアテレジア通りのアンナ記念柱のところまで急ぎます。

だってここは、絶景の撮影スポットなんですもの。

すぐそばで工事をしていて、ググッと寄ってパチリ。
聖アンナ記念柱の白い大理石の上部には聖母マリア、真ん中に天使、下には4人の聖人が施されています。
1703年スペイン継承戦争のとき、町を侵略してきたバイエルン軍を撃退した記念として、1704-1706年に建てられました。

その日が「聖アンナの日」であったことに由来して名付けられたようです。
聖アンナはドイツの方を向き、侵入を手で制しています。
ピンクの可愛らしい教会は、「シュピタール教会」

ノルトケッテの山並みと青空に映えます♪
正面から見ても綺麗♪
集合時間まで残り3分！

黄金の小屋根の後ろにも山並みが・・。

お天気が良いので、写真を撮るのが楽しいです♪
黄金の小屋根とヘルプリングハウスとエルカーの飾り窓。

青空だと全てが映えて見えます！
10時になったので、大聖堂に入場します。
前の公園の緑と花が鮮やかです。
大聖堂（ザンクト・ヤーコブ教会）

18世紀前半に造られた、バロック装飾の教会です。

入り口近くに販売機があり、写真撮影にはフォトチケット（１ユーロ）が必要です。ツアーメンバーは誰も買わないようですが、私には必須！

最近担当になった男性は、結構気むずかしいらしいので、これ見よがしにチケットを手に持って撮影しました。
主祭壇上にあるルーカス・クラーナハ作の「救いの聖母」は、必見とのことです。
天井の豪華なフレスコ画と漆喰装飾は、バロックの巨匠「アザム兄弟」の作品です。
ニコラス・モル作のチロルで最も美しいと言われるパイプオルガンです。
ガイドさんが「柵から身を乗り出してドーム天井の一番上にある「目」を見てください。」と言われていたのですが、ピンとこずに添乗員さんに「もっと身を乗り出して。」と言われてやった見えたのが・・・
ブルーの中心に見える、ホントにこの「目」でした(･o･)
ちょこっと観光のインスブルックを後にして、ドイツのミュンヘンへツアーバスで移動します。