チョラ パス、ゴーキョ街道 トレッキング　；上

2016/10/20 - 2016/11/16

エヴェレストをこの目で見たいとの思いで、一昨年；エヴェレスト街道をトレキングして目標達成したので、昨年；アンナプルナ　サーキットをトレッキング、　今年は　チョラパス、ゴーキョに挑戦しました。
内容はトレッキングしたときのメモ書きを整理したもので、参考になるか？はなはだ疑問ですが、少しでも記憶に留めて頂ければと思います。

その他のトレッキングブログです。
エヴェレスト街道　トレッキング
上 ； http://4travel.jp/travelogue/11266799
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アンナプルナ　サーキット　トレッキング
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チョラ パス、ゴーキョ街道　トレッキング
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エリア エベレスト山周辺(ネパール)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: 中国東方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

2016 10-11月　 チョラ・パス、ゴーキョ街道トレッキング　；上


目　　次　・・・　上
前 準 備　；　刺繡屋さんで買ったシャツはプリントだった
一 日 目　；　エアーチケットはキャンセルされていた
二 日 目　；　歳を聞かれたので20歳と返事すると“Good　job”と握手される
三 日 目　；　Hotel Everest View はコップ一杯のコーラが350Rs と破格！
四 日 目　；　タンボチェの激坂で74歳に“Enjoy trekking” と声掛けたが！
五 日 目　；　アマ・ダブラムの夕焼けは雲に遮られ幻に

目　　次　・・・　中
六 日 目　～　十二　日　目


目　　次　・・・　下
十三 日 目　～　十八　日　目


今年の夏は暑く35℃を超える日はトレーニングを中止したが　それでも体力回復が上手く出来ず疲労が溜まったままで10月でも30℃の日が続く異常な気候にチョットうんざりしながら、最後は午前と午後一日二回のトレーニングを二日間行い目標の120回達成し準備完了。
多かった台風も一休みで出発日に影響は無いので空港でピックアップしてくれるカトマンドゥのホテルに到着時間の連絡し、上海のホテルはシャトルサービス付のホテルを予約したがよく見ると“有料シャトル”の記述も有り時間外は有料と言われそうなので、地下鉄2号線沿いのホテルに変更してバッグを持って移動し、翌朝も早起きして地下鉄を利用する事にしたが、大型バッグは空港の荷物ロッカー（料金は35元）に預け　小型バッグのみ持ってホテルへ向かった。
現在のトレッキングの行程は　帰りは飛行機を使わず出発地点のルクラからさらに３日間歩いてサレリまで行き　ジープでカトマンドゥに戻る２３日トレッキングを計画したが、体調により調整しようと考えている。

今年は10月になってもカトマンドゥの天気予報は傘マーク続き、14日頃からやっと晴れマークが出始めたが、昨年は10月になると雨季は終わると思い込んで出発したが危なかった！・・・幸いにも9月末に雨季は終わったが！
旨い具合に17日からは晴天の下でトレック出来るが、之は航空券の最安値がたまたまその日だったので購入したのだが、雨季明けの切符も付いて来てラッキーだったし早い予約だったので座席の指定もヒマラヤ側を確保できた。
昆明からの便で最初に高い山、続いてエヴェレスト山群が見え感動するが　隣に座った人に最初の山をエヴェレストと言ってしまい後で修正する事になったが、後日撮った写真を調べて高い山；双耳峰は世界3位のカンチェンジュンガだったが周辺の山に比べ際立っていた。
カンチェンジュンガはインドとの国境にある山で簡単には行けないので来年はズームを準備しておきアップで撮ろう。

前 準 備　；　刺繡屋さんで買ったシャツはプリントだった

今回は二年前と同じくカトマンドゥでレンタル品を準備しルクラのナマステロッジでポーターガイドを紹介して貰う手順で行動する事にして、ポーターガイドの手配は事前にE-Mailで到着日を連絡してお願いした。
レンタル品は前回と同じ登山用品店に行き、スリーピングバッグと大型バックパックを借りると二年前と同じ価格の150Rs x 2品 を24日間　とし 10,000 Rs（ルピー；約 ￥10,000 - ） 支払い　返却時に精算する事になった。

試しに銀行で両替してみると約1.5%率がよかったが、$ 100、と1万円 札は紙幣番号を書類に書き込み偽札のチェックの後ルピーを受け取る手間を考えると、市中の両替屋と大差ない様に思った。

TIMS；トレック申請書は　二年前は不要だったが今回は現地で申請すると時間と手間が掛かる様な情報があったので、カトマンドゥ、ラトナパーク傍のネパール観光局に行き2000Rs払って20分ほどで取得出来たが、細かく内容をチェックする訳ではなく“文字が埋まっていれば良い”程度の対応であった。

携帯電話は日本で充電できない“200V“だったのでホテル横のパソコン屋さんで料金チャージをした時に　充電出来ないと話すと　携帯の裏蓋を外し中の電池を付け直し接触点をチェックすると正常に作動し画面に表示が出たのでホテルに戻り充電して自宅へ電話し孫の声を聞く事が出来一安心。

タメルの裏通りの刺繡屋さんでワッペンと刺繡のシャツを買ったが袋に入っていたので手触りの感触が判らず、昨年買ったアンナプルナの刺繍されたシャツと同じデザインだったのでエヴェレスト版と思ってしまったが、随分後になってプリントである事に気が付いた。

昼食は 一昨年海老が踊った天丼に感激した“絆”に行き注文したが、昨日は米が終わったとの事でオーダーストップだったし、昨年は地震の影響で店はクローズだったので　二年ぶりに美味しい天丼を食べ、夕食はパンで済ませた。
Madhuban G･H　のLaxmanさんに ホテル代 $ 22 と、事前にメールして早朝便を予約してもらった航空券の代金 $ 159 を支払ってカトマンドゥでの手配は終わったので、大型バックパックに荷物を詰め込み　残った荷物はホテルに預け準備完了。

一 日 目　；エアーチケットはキャンセルされていた
　10月20日（木）ルクラからパクデインへ　；
　3時間　のトレッキング　午前中は晴天　午後は曇り
　 2840m　～　2610m

早朝出発なので気になり何度も目が覚めたが Laxmanさんが一昨日の到着便に迎えに行かなかったお詫びとして　空港までのタクシーを手配してくれたので　05:15 にホテルを出発し5:40 に到着したが　一昨年奪い合うようにいたポーターはまったく見当たらずバックパック、デイバッグ、カメラバッグを自分で担ぎ空港の中に入った。
新装なった国内線のカウンターでチェックイン手続きをすると“このチケットはキャンセルされている”と言って　預けた荷物を返されたので、慌ててLaxmanさん（日本語は大変上手）に電話しカウンターの人と話してもらう。
・・・・・　一時は翌日の便になるのかと一瞬不安になったが！！
次の便の搭乗手続きが始まるとカウンターの人に“No　space、40minute waiting”と言われ　カウンターの中で待つよう荷物と一緒に呼び込まれた。

40分では乗れず 3時間遅れて 09:20 発の便となったが　時間的には丁度良い時間となり10:00 に到着。
荷物は制限15kgを10kgオーバーして 1000Rs の追加料金なので予定通り。
ルクラのテンジン・ヒラリー空港はポーター、ガイドの希望者が待ち受けていたが　Already　Booking　と断り、ナマステロッジまでの坂道を25kg背負って上り下りはキツイのでバックパック、デイバッグの運搬を200Rsでお願いして向かうとナマステロッジの主人は両手で握手して歓迎してくれた。
一昨年は首脳サミットで国内便が運行出来なくなる瀬戸際の便を手配してくれ、娘に荷物を背負わせ送ってくれたお礼に、日本から持参したチョコレートを主人と娘さんに渡したが　娘さんは何の事か判らなかっただろう！

早速　ポーターガイドの手配をお願いしたE-Mailの控えを見せながら相談すると、一昨年の“Furba”は居なかったので別のガイドを紹介してくれ、料金は 1500Rs で此方から連絡していた希望の金額と同額だったので決定した。
Sonam　Sherpa；21歳　三人兄弟でガイドのライセンスを持って英語が達者な好青年の感じがしたので了解し、ナマステロッジの主人に支払い総額の半分15,000Rs を払おうとすると10,000Rs で良いと言った。
＊　トレック終了後に精算した時にロッジの主人は手数料をまったく取らず　全てSonam　が受け取った。
一昨年もそうだったが　改めて誠実な人柄に感心した。
＊　さらに、帰りの便のエアーチケットは手配するので“ナムチェから電話してくれ”と言われた。

11:30 トレッキングスタート。　昼間は15℃まで上がり暖かく感じる。
12:30　チャウリカルカ　　　14:30　パクデイン　See You Lodge & Restaurant に到着。客は私一人だった。
川沿いのロッジだったので夜中　川の流れの音を雨の音と勘違いした。

二 日 目　；　歳を聞かれたので20歳と返事すると“Good　job”と握手される
10月21日（金）　パクデインからナムチェへ　；
　6時間　のトレッキング　午前中は晴天　午後は雲り
2610m　～　3440m
朝6:00　室内　12℃　　　夕方　室内　13℃

08:00 出発　途中にあった陸軍のチェックポストは TIMS のチェックに変わっていた。
11:00　モンジョの国立公園事務所で入園料　3390 Rs を支払い手続き完了。
　　　　昨年は地震の影響で27,500 人の年間入場者数。　一昨年は 37,000 人だった。
11:10　ジョサレで昼食　ヌードルを食べたがしょっぱくて不味く半分だけ食べたが　暫らくすると　一昨年と同じく腹痛に襲われ2回トイレに駆け込む事になった。・・・　ネパールだから仕方ない

ナムチェへの600m急登の入口　二段吊り橋；ラナ・ブリッジから中間点のトップダラ（エヴェレストが最初に見える場所）へは普通のペースで登れたが　そこから最後の登りまで辛く　一昨年は2時間半で登った坂を　3時間掛かってしまった。　途中の休憩場所で白人女性から歳を聞かれたので20歳と答えておいたが　ガイドが69歳と小さい声で言っていたのを聞いたその女性から“Good　job”（ お見事 ）と言われ握手されてしまったが、その後も他の人から歳を聞かれる事になった。
名古屋から来た男性三人組と話をすると　同じルートだったので再会するだろうと思う。
15:00　ナムチェ　Hotel Hill ? Ten に到着

三 日 目　；　Hotel Everest View はコップ一杯のコーラが350Rs と破格！
10月22日（土）　ナムチェで高度順応日　；
　シャンボチェへの4時間　のトレッキング　
3440m　～　3720m～　3440m

午前中は晴天　午後は雲に覆われる。・・・　春先の様に午後は雲が出る気候が続いているとのガイドの話。
08:00　出発　タムセルクは逆光なので帰りに期待していたが　雲の中！！　・・・ヌプラ、コンデリも同じ、シャンボチェの丘を越えて　木立の中に在る Hotel Everest View　に向かい石段を登りホテル奥；北側の展望デッキに座って飲んだコップ一杯のコーラが350Rs だった。
このホテルは日本人経営で一泊二万だが　シャンボチェの丘に有る空港までヘリで来る事が出来るのでリッチな人には人気の有るホテルでエヴェレストを始めとしクーンブ山群を一望できる場所に建てられている。
帰りのコースは下り坂で楽だが浮石を踏んで滑らない様に注意する。
この為に一年間トレーニングして来たが実を結んでいない！！・・・少しの坂道で直ぐに息が上がるが何でだろう！！
13:30　完全に雲の中となり視界なし。

昨日　頭痛が有ったが風邪薬と腹式呼吸と高所順応で回復したし、腹の調子も回復し体調は万全になってきた。
レンタルしたバックパックにレインカバーが付いて無かったので商店街に下りて行き650Rsで購入し、ついでにカメラバッグ用も300Rs で購入した。

四 日 目　；　タンボチェの激坂で74歳にEnjoy trekking と声掛けたが！
10月23日（日）　ナムチェからデボチェ　；
　6時間　のトレッキング　午前中は晴天　午後は雲り
3440m　～　3820m
朝　7:00　室内10℃　

08:00　出発　　晴天で晴れ間が広がっているが山頂付近には雲が掛かっている。
11;00　ブンキテンガで昼食　チャーハンを注文したがしょっぱくて少し残した。
　　　　その後　また腹痛となり下痢に悩まされる。・・・昼食は鬼門！

12:15　出発　3時間の登りに集中。　　ジグザグの坂道を登るが地元のポーターは“ビーチサンダル”で近道をスイスイ登るのを横目に　息を切らしながら登る途中　74歳のトレッカーがガイドと一緒に登っているのに会ったが相当疲れた様子だったので“Enjoy trekking” と声を掛けたが　自分に言い聞かせる言葉の様に感じた。しかし2時間15分で登ったのはストックのお陰かな。

14:30　タンボチェに到着したが宿に空きは無く、一昨年と同じく先のデボチェ迄行く事になったが、一昨年はマリ・リンドウ祭りで宿が満室だったのは仕方無かったが　今年は何でだろう？？
・・・ガイドの話では10月の初めに大型のツアーが続きナムチェ等　今まで満室になる事が無かった所でも　Diningに寝ることになったと話していたが　今後のロッジはチョット心配になる！！

15:00　デボチェ着　EVEREST　RHODODENDRON に宿泊。
10歳位の男の子を頭に三人の兄弟が仲良くダイニングで遊んでいて微笑ましく孫を思い出す。
自宅へ電話しようとしたが圏外で通じず、前日“今後、電話が通じにくくなるよ”と話すのを忘れていたのが悔やまれる！！　・・・以降12日間連絡出来ない状況が続いた。
夕食にフライのモモを注文したがしょっぱく不味く、スチームを頼まなかったのを悔やんだので、それ以降　モモはスチームを注文する事にした。

五 日 目　；　アマ・ダブラムの夕焼けは雲に遮られ幻に！
10月24日（月）　デボチェからパンボチェ　；
　2時間半　のトレッキング　午前中は晴天　午後は雲り
3820m　～　3930m
朝　7:30　室内7℃　　午後6時　室内10℃

夜、頭痛がしたので腹式呼吸を意識していたら朝はすっきりしていた。
今日は　アマ・ダブラムの夕焼けを撮るためパンボチェまでの短い移動にしたが　午後に雲が広がる状況は変わっていない、　が　期待してみよう。
09:00　に出発し イムジャ・コーラに架かる橋の傍からアマ・ダブラムの　河・橋・雪山の三点セットを撮影するつもりだったが橋の下に降りる事が出来ず　橋を画像の中に写し込めなかった。

11:20　パンボチェ到着　　OM KAILASH HOTEL に宿泊
ポーターのスナムにアッパーパンボチェに行きたいと言うと　学校が在るだけで宿等は無いとの返事だったが私のメモ帳にアッパーパンボチェの宿情報を書いていなかったので了解した。
今日は二時間半だったのに疲労感抜けないので、昼食後高所順応を兼ねて脇道を登り小高い丘からアマ・ダブラムを撮影するため登ってみたが、何時見てもこの美しい容姿に感動する！
16:00　には一面に雲が広がり、山は雲の中に入ってしまい視界ゼロになった・・・残念！！　
アマ・ダブラムの夕焼けを撮るために此処に留まる事にしたのに　今年は雨季明けも半月程遅くなったし　午後雲が広がる春季の様な天候は全く予想できなかったが　自然は受け入れるしかない！！