列車は西へ。ロシア横断オヤジ一人旅10（ヘルシンキ、帰国）

2017/06/18 - 2017/06/20

長かった旅行もついに帰国へ。その前に北欧の街と、世界遺産の要塞を楽しみます。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

タリンから、ヘルシンキウェストターミナルに２２時間ぶりに戻って来ました。

接岸すると、自分の高さが分かります。

船内のエレベーター。
１２階から７階まで降ります。

小便小僧がお出迎え。正式名称はBad Bad Boyとのこと。小僧というよりオッサンに見えますが。
皆さん撮影していました。

Bad Bad Boy モニュメント・記念碑

トラムに乗って、宿に向かいます。
北欧の街らしい雰囲気です。

中央駅前で乗換ます。
中央駅の玄関両脇に灯りを持つ像が４体。しゃれていますねぇ。

ラウタティエアセマ駅 駅

トラムを、一つ手前の停車場で降りてしまいました。
後ろに見えるのはウスペンスキー聖堂でしょうか。

今宵の宿に到着です。

ユーロホステル ホテル

チェックイン後、まだ明るいので街をぶらつきます。
ヘルシンキ大聖堂を車窓から。

石造りの重厚な建物。地震は大丈夫なのでしょうね。
あてもなく街を歩くのが、かなり好きだったりします。

駅前のデパート街。柱がなく街灯が吊るされています。屋外広告物も自転車もゴミもなく、見事というほかはありません。
駅の時計塔が見えます。

デイチケットを買ったので、トラムから車窓を楽しみます。
そろそろ、寒くなってきます。
Kaupunginpuutarhaの停車場。オリンピックスタジアムの最寄りです。

翌日。今日が帰国の日です。
世界遺産、スオメンリンナの要塞に行きます。
ヘルシンキ港の市場の東端に市営フェリーの乗場があります。

フェリーが来ました。
市営なので、デイチケットで乗れます。

スオメンリンナ島行きフェリー乗り場 船系

出港です。
観覧車があるのに、後で気が付きました。
きれいに晴れた行楽日和です。

景色を見ているうちに、すぐに到着。
勝手に経由地があると思い込んでいたので、下船の意識がなく、島をまともには撮れていません。
これは船着き場より一つ東側の島、pikku musta saari(小黒島？)です。

iso musta saari(大黒島？)に上陸。
ビジターセンターセンターの裏側から順路が始まります。

スオメンリンナ教会がお出迎え。
やたら太い鎖が巡っています。

スオメンリンナ教会 寺院・教会

図書館は兵舎のような雰囲気です。

塀の中を少しだけ。大きな煙突です。

susi saari(狼島)に渡りました。
城壁にトンネルが見えるので入ってみます。

内部はいくつもの小部屋に分かれていて、銃眼が海に向いてます。
ここに配置された兵士は、冬季、凍えていたことでしょう。

ロシアによって構築された土塁と大砲だそうです。

大砲の写真をもう一枚。
レトロですねぇ。

浜に降りてみました。
「バルト海の海水はしょっぱくない」という噂を聞いたことがあったので、試してみました。
淡水ではないものの、薄～い塩味でした。確かにしょっぱいというほどではありません。

「当初からの星型要塞」と案内のパンフレットにありました。
十字砲火を浴びせるためには、角が必要です。五稜郭も同じ発想でしょう。

キングズゲートまで来たので、Ｕターンします。

キングスゲート 史跡・遺跡

雰囲気の良い小径です。モスクワのあたりにもあったけど、この花、何という名前なのか。白と紫がきれいです。

要塞を築いたアウグスティン・エーレンスヴァルドの墓だそうでう。

ドックがありました。

そろそろ、いい時間になったので、市内に戻ることにします。

来る時に撮り忘れた船着き場をパチリと。

カモメがお見送りです。
伊豆初島航路のカモメと比べると、非常に行儀が良いです。
「餌やり禁止」の効果でしょうか。

ヘルシンキ港に戻ったら、閑散としていた広場にはびっしりと食べ物のお店が。
こちらで昼食に鮭のサンドイッチを頂きました。

マーケット広場 (カウッパトリ) 市場

トラムに乗って、最後の見学場所に来ました。

テンペリアウキオ教会 寺院・教会

入場料の３ユーロを支払って入場します。
２階があるので、上がってみました。

むき出しの岩壁に、祭壇。絵画、装飾どころか、キリスト像も見当たりません。
オルガン、聖歌隊の段にピアノもあります。

宿に荷物を取りに行ってから、電車で空港を目指します。

空港には１４時０８分到着予定です。
３０分かかりません。
デイチケットは、市内から空港まで行ける２区間のものを買ってあります。

空港では土産を買ったり、お酒を飲んだりしているうちに搭乗時間です。
この空港はFinn Air専用の趣で、Jalはチェックインカウンターも端っこなら、搭乗もバスです。

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

そうこうしているうちに離陸。
首都のすぐそばにも森と湖です。

帰国便の夕飯にはやはり蕎麦。本当に帰国です。

成田に到着です。
長い旅行が終わります。

お付き合いありがとうございました。