2017/07/01 - 2017/07/13
117位(同エリア1980件中)
ロムルスさん
(航空券)
エミレーツ航空でミラノ往復、成田発羽田帰着
HIS系のサプライスで、諸経費込往復9万円
(ルート)
成田→ミラノ→サンモリッツ→ルツェルン→ツェルマット→シャモニー→ベローナ→羽田
(旅行スタイル)
・ミラノからアルプスべルニナ峠を越えスイスの南部を一周。
・帰りはシャモニーから国境をロープウェイで越えてイタリアへ。
・今回は一人旅なので宿はなるべく安くbooking.comで予約。
・その分、有名な山々を欲張って訪問。
・旅の最後にヴェローナ音楽祭でオペラ鑑賞。
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「グレッチャーエクスプレス(氷河急行)」
6日目、アンデルマットから氷河急行でツェルマット向かいます。白い車体が圧倒的な存在感を放っています。さすがにスイスを代表する急行列車です。 -
氷河急行の車内
乗車率は1等40%、2等80%ぐらい。スイスパスでも座席指定料が必要ですが、他の列車と比べ利用率は断然高いです。 -
氷河急行でツェルマットへ
15時08分、ツェルマットへ向けて出発。スイスの列車はほとんど分単位まで正確です。 -
氷河急行の車窓から
全車パノラマ車両なので窓が開きません。写真撮影は窓ガラスの反射の写り込みが気になります。 -
ローヌ川沿いにゴムスの谷を走ります
出発後10分程でフルカトンネルを通過、分水嶺を越えます。ここから明るいゴムスの谷をローヌ川沿いにブリークまで下っていきます。 -
ブリーク駅に到着
シンプロントンネルの入口に位置する交通の要衝ブリークに到着。氷河急行の駅は市電の駅のようにスイス国鉄の駅前広場にあります。 -
カルペトラン駅の小さなゴンドラ(進行左手)
次のフィスプ駅を過ぎるとフィスパ川沿いに深い谷に入っていきます。この付近の村は山の中腹に散在し小さなゴンドラが駅と結んでいます。正面の谷の奥がツェルマットです。 -
マッターフィスパ川から見たマッターホルン(進行右手)
サンクトニクラウスの駅を過ぎると大規模な山崩れの跡を通過、やがて山影にマッターホルンが見えてきました。 -
テーシュの町
ツェルマットの1駅手前のテーシュまで来ると、高い山に囲まれてリゾート感が増してきました。車の乗り入れはここまでです。 -
ツェルマットに到着
18時10分、ツェルマット駅に到着。かなり立派なホームと駅舎です。 -
ツェルマット駅前の電気自動車
ツェルマットはガソリン車の乗り入れを禁止しているため、駅前にはかわいらしい電気自動車のタクシーが待機しています。 -
バーンホフ通り
駅からマッターホルン方向に500m、教会までのびるツェルマットのメインストリートです。 -
「Wild Hide」(写真右端)
トリップアドバイサーで見つけた店。バーンホフ通りを進み教会の前。夕食にローストチキンを購入(CHF8)。19時、教会前の広場からはマッターホルンがまだ明るく見えます。 -
「hotel Bahnhof」(ドミCHF42)
6日目の宿は駅から徒歩1分、アイベックスの像と花の咲くテラスが綺麗です。地下には誰でも使える広いキッチンもあります。明日、晴れることを祈って早目に就寝。 -
マッターホルンのモルゲンロート(朝焼け)
7日目、朝5時45分、マッターホルンが朝日に輝きます。最初は先端から赤く、そして光が下に広がるにつれ金色に変化します。 -
ビューポイントの橋
教会前のドルフ広場を左へはいった橋の上には、朝焼けを撮影しようと多くの人が集まっていました。 -
「ゴルナグラート鉄道」
7時00分、天気が良いので、始発の列車でまずゴルナグラートへ向かいます。2日のピークパスを駅で購入。(CHF151) -
ツェルマットの村を見下ろす(進行右手)
出発後間もなく、列車はマッターホルンを背にまだ朝日の差さないツェルマットの村を見下ろしながら登っていきます。 -
フィンデルバッハの滝と鉄橋(進行左手)
出発約10分後、フィンデルバッハ駅に着く直前、列車は高さ48mの鉄橋を渡りながら、左手に滝をかすめて通ります。 -
車窓からのマッターホルン(進行右手)
リッフェルアルプ駅を出ると、森林限界を越え視界が開けて、右手車窓にマッターホルンが広がります。このあとすぐに800mのスノーシェードに突入。 -
リッフェルベルク駅
スノーシェードを抜けるとリッフェルベルク駅、ここから西に回り込むように、岩肌が露出した斜面を登ります。 -
列車を見下ろすヴァイスホルン4050m
最後の駅ローテンボーデンを過ぎると、尾根に上がります、すると、列車を囲むように4000m級の山々が姿を現します。 -
「ゴルナグラート駅3089m」ホームからの展望
約35分で、4000m以上の山々に四方を囲まれたゴルナグラート駅に到着。快晴です。正面がリスカム4527m。 -
「ゴルナグラート」からの展望(東側)
駅の裏手にあるクルムホテルゴルナグラート3100mまで登ると、正面にマッターホルン、眼下にゴルナグラート駅が模型のように見えます。 -
「ゴルナーグラート」からの展望(西側)
さらにホテルの横を登ると展望台になっています。正面にモンテローザから流れ出るゴルナー氷河が広がり、氷河の溶け落ちる音が響きます。 -
ゴルナー氷河沿いにトレッキング
8時30分、リッフェルベルク駅まで2駅間を歩いて下ります。約5㎞、2時間のコースです。 -
モンテローザとリスカム
少し下った所から振り返ると、背後にモンテローザ4634mとリスカム4527m、逆光の丘の上にクルムホテルゴルナグラートが見えます。 -
トレッキングコースと登山鉄道
歩き始めて約30分、視界が開け、これから下っていくコースと2つのリッフェル湖が見渡せます。 -
リッフェルホルン
ローテンボーデンの駅を過ぎ、リッフェルホルンの岩山を下るとリッフェルゼーです。ここまで約1時間。 -
リッフェルゼー(湖)
逆さにマッターホルンが映ることて有名なリッフェルゼーは、上下に大小2つ連なっています。こちらは上にある大きい方。残念ながら風が強く映りません。 -
リッフェルゼーの逆さマッターホルン
期待を下の湖につなぎ下ります。すると、岩影になるこちらには、ハッキリ逆さマッターホルンが映っていました。 -
ツェルマットの谷を望む
リッフェルベルクへの道を進むと、左手ヴァイスホルン4506mと右手テーシュホルン4491mに挟まれたツェルマットの谷が前方に広がります。 -
リッフェルベルク
眼下にリッフェルベルクの駅が見えてきました。背後はダンブランシュ4357m。 -
リッフェルベルクからのマッターホルン
10時30分、リッフェルベルクに到着。付近は牧草地が広がり、マッターホルンも優雅な表情を見せています。 -
マッターホルングレッチャーパラダイスへ
次は、今日2ヵ所めの目的地、マッターホルングレッチャーパラダイスへ。リッフェルベルクからゴンドラで一旦、フーリまで下ります。 -
フーリ、トロッケナーシュテークを経由
約5分でフーリへ到着。ここからマッターホルンエクスプレスのゴンドラでトロッケナーシュテークまで約20分で上がります。 -
トロッケナーシュテーク2939m
ここでロープウェイに乗り換えて10分、いよいよマッターホルングレッチャーパラダイスです。 -
マッターホルングレッチャーパラダイスへ
ロープウェイは1本支柱を過ぎると、あとは山頂駅まで支柱なし。テオドール氷河を越えて一気に登っていきます。 -
ロープウェイからの山頂駅を望む
山頂駅は小マッターホルンと呼ばれる岩山の上にへばり着くように作られています。 -
「マッターホルングレッチャーパラダイス3883m」
山頂駅からトンネルを歩き、エレベーターに乗り、階段を登って到着。ここがヨーロッパ最高地点の展望台です。 -
「グレッチャーパラダイス」からの展望(東側)
正面の手前がマッターホルン4478m。右手がヴァイスホルン4506m。左手奥がモンブラン4808m。 -
「グレッチャーパラダイス」からの展望(東側)
正面にブライトホルン4164n。その奥にリスカム4527m、モンテローザ4634mと雪原の奥に続いています。 -
ブライトホルン山頂を遠望
山頂を目指して、登山者が連なって歩いている姿が、小さな点のように見えます。 -
次は、ヘルンリ小屋へ
12時を少し廻ったところで、今日最後の目的地、ヘルンリ小屋へ向かいます。まず、マッターホルンエクスプレスのゴンドラでシュヴァルツゼーまで戻ります。 -
「シュヴァルツゼー」
12時30分、湖畔に小さな礼拝堂の立つ、シュヴァルツゼーに到着。 -
シュヴァルツゼーからヘルンリ小屋までトレッキング
ここからマッターホルン登頂のベースキャンプ、ヘルンリ小屋を目指しトレッキングスタート。片道4㎞、約2時間の登りです。 -
ヘルンリ小屋への道 ①桟道
スタートから30分ほど単調な登りが続いたあと、岩壁に取り付けられた鉄の桟道を通過。ちょっとしたスリルが味わえます。 -
ヘルンリ小屋への道 ②尾根
1時間ほど歩くと、今度は景色のいい尾根に出ます。この辺からかなり気温も下がってきます。 -
ヘルンリ小屋への道 ③最後の登り
尾根を過ぎると、いよいよ最後の登りにかかります。振り返ると、右手にゴルナグラードとフィンデル氷河の絶景が広がっています。 -
ヘルンリ小屋への道 ④鎖場
出発から1時間半ほどで鎖場が出現。ここから岩の転がる道をジグザグに登っていきます。 -
ヘルンリ小屋が見えました
3000mを越えたあたりからの最後の登りはなかなかきついです。ヘルンリ小屋が見えているのになかなかたどり着きません。 -
「ヘルンリ小屋3260m」に到着
14時20分、ヘルンリ小屋に到着。昨年リニューアルされ、広いテラスから周囲の山々を見下ろせます。 -
ヘルンリ小屋からマッターホルン山頂を望む
ここから先は、ザイルと山岳ガイドが必要。アルピニストの世界です。 -
ヘルンリ小屋のテラスからの展望
右手にゴルナー氷河が見えます。残念なから雲が少し多くなってきたので、昼食をとって早々にシュヴァルツゼーへ戻ります。 -
シュルーマッテン
16時30分、シュバルツゼーからゴンドラに乗り、ツェルマットのシュルーマッテンに戻ってきました。 -
牧草地から帰る山羊飼い
17時、ツエルマットの村に戻ると、村の下にある牧草地から村の上の家に、山羊の群れがバーンホフ通りを帰って行きました。 -
ツェルマット駅前の広場にて
今日は土曜日だからか、駅前の広場ではアルペンフォルンの演奏をしていました。 -
バンホーフ通りのコープ
ツェルマット駅からバーンホフ通りを少し上った左手にあります。外食費の高いスイスでは役立ちます。 -
ホテルバンホーフのテラス
19時、今日の夕食はホテルのテラスでいただきます。ツエルマット滞在中はここに連泊しました。 -
登山鉄道駅のゴンドラ運行状況表
8日目、ゴンドラは全て平常運行。ツェルマット滞在2日目の今日は、昨日行かなかった「スネガ」と「ロートホルン」に登ります。 -
「スネガ」からの展望
8時、ツェルマットの村から地下ケーブルで3分、スネガに到着。マッターホルンには少し雲がかかって来ています。 -
ブラウヘルトを経由してロートホルンへ
8時20分、天候が崩れそうなので、ロートホルンへ先を急ぎます。 -
「ロートホルン3104m」からの展望(南側)
8時30分、ロートホルンに到着。南側にはオーバーロートホルンから流れ出すフィンデル氷河が見えます -
「ロートホルン3104m」からの展望(西側)
正面のマッターホルン山頂には、残念ながら雲がかかっていました。眼下にこれから下るグリンジゼーが見えます。スネガまで、ロープウェイ2区間、7.5kmを、約2時間30分で下ります。 -
ロートホルンからスネガまでトレッキング
下り始めて約30分、オーバーロートホルンへの登山路から右へ下った所で、なぜか羊の群れに追いかけられました。羊飼いと間違われたか? -
リンドウの花
さらに進むと開けた牧草地に出ます。7月上旬のこの時期は、ちょうど花が綺麗に咲いていました。 -
ロータスアルピナスの群生
スネガへ下るこのコースは、今回歩いたコースの中で一番草花が綺麗に咲いていました。 -
エーデルワイスとマッテターホルン(雲の中)
歩き始めて約1時間、グリンジゼーへ下ろうとする坂道に、エーデルワイスの群生地がありました。花が咲いている所は、分かりやすく小石で囲んであります。 -
マーモット(2匹)
エーデルワイスを眺めながら歩いていると、突然コースを横切るものが。2匹のマーモットでした。
この後、雨が降りだし急いで下山。残念ながらグリンジゼーのマッテターホルンは見られませんでした。 -
バーンホフ通りのソーセージ売り
後半、残念ながら突然の雨で急いで下山してきました。昼食はバーンホフ通りで焼いていたソーセージを購入。(CHF6) -
ツェルマット駅への途中、馬車が通ります
13時00分、ツェルマット発の列車で、次の目的地フランスのシャモニーへ向かいます。
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この旅行記へのコメント (1)
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- ねもさん 2023/02/05 19:58:02
- ツェルマット満喫
- ロムルスさん あちらにご返信ありがとうございます。
お天気にも恵まれ、ツェルマット満喫ですね(^^;) ヘルンリ小屋まで登られたなんて素晴らしい!
わが家も幸いツェルマットではお天気でしたが、8月後半では花がイマイチ(><)
氷河「急行」と書かれていることに共感します。いつの間にか氷河特急と呼ばれることが多いような。あんなに遅いのに「特急」はないでしょう(笑)
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