花の山・岩手山を歩く

2017/07/15 - 2017/07/18

暑いくらいの晴天の下、岩手山に登りました。この付近はスキーなどで何度も訪れ、そのたびに南部の片富士・岩手山の秀麗な姿は眺めましたが、ようやく山頂を踏みました。
山としても登り応えあるまさに東北の名山でしたが、一番の驚きは山頂近くのコマクサの大群落。規模も見事な咲きっぷりも私には過去最大(^o^)(中央の存在感あるのはイワブクロ)
登りの暑さはかなり辛かったけど(この道でもきれいな花々に慰められました)、素晴らしい一日でした。

明けて一転、２日目は雷雨まじりの荒天(>_<)。避難小屋の他のお客さんは下山していましたが、翌日は天気回復の予報で停滞が賢明な選択？
停滞となれば酒盛りしかない(笑)。昼すぎから、小屋番や他の同宿者と、あちこちの山や熊の話題で盛り上がりました。

３日目、朝は曇で小雨もパラつく天気でしたが、１時間も歩くと次第に晴。お花畑から御苗代湖方面にはさまざまな花がきれい(^o^)
何といってもハクサンシャクナゲが目につきます。他にイソツツジやヨウラクツツジ、オノエランなど。
大地獄という噴煙が上がる山道を行くと黒倉山の勇姿が。すれ違った地元の方によると、秋は紅葉がきれいだそう！
七滝コースを滝を見ながら下ります。最後に雄大な七滝が見事で素晴らしい山旅でした。
地元の方から焼走りコース中腹のコマクサを薦められました。山頂付近よりもっとすごいそう。また来なくっちゃですね(笑)

最終日は姫神山に登り、山旅を終えました。

エリア 八幡平（岩手側）(岩手)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

馬返し登山口から登ります
なだらかに見えますが……

馬返しキャンプ場 キャンプ場

一合目
この前に0.5合目があって、みな驚いていました

登山口はずっと下に見えますが(中央の森が切れた部分)、まだまだ先は長い

六合目
暑くてこの付近ではダウン寸前

見上げると炎天下の急坂が(汗)

ウスユキソウ

岩手大学ほかのワンダーフォーゲル部の皆さんも大変そう

エゾツツジ

死んでいたのですが、八合目避難小屋に着いて冷たい水を飲み、重い荷物を置いたら元気に(笑)　山頂を目指します

オダマキ

たくさん咲いていたハクサンチドリ

山頂と反対側の鬼ヶ城、手前が不動平

山頂付近にたくさん咲いていたコマクサとイワブクロ

きれいなコマクサ

同じく

イワブクロ、なかなかの存在感です

石仏が並ぶ道を山頂に向かいます

もう少し

一等三角点の岩手山頂上

岩手山 自然・景勝地

下山の途中、鬼ヶ城

火口のピーク

少しですが、砂走りを下ります

避難小屋の前は若者たちで大賑わい

２日目は雷雨交じりの荒天で停滞、昼から酒盛り

ここから３日目
朝は曇、ガスってます

１時間ほどでお花畑に、天気回復

オノエラン

寄り道して御苗代湖に、よくみると手前にハクサンチドリが

御苗代湖 自然・景勝地

ヨウラクツツジ

御釜湖

御釜湖 自然・景勝地

これから咲くハクサンシャクナゲ

イソツツジ

ハクサンシャクナゲだらけ

存在感ある黒倉山
登山禁止ですが、紅葉の季節はとてもきれいだそう

大地獄を下ります、ちょっとスリル!?

振り返るとこんな感じ

滝とハクサンシャクナゲ

相変わらずハクサンシャクナゲ

大きな滝ですが、前の木が邪魔

枝沢を越えます

湯ノ華採取跡

雨が強かった前日だと下山も大変だったでしょうね

ゴール近くの七滝

県民の森に下山、向こうの山は安比高原

八幡平温泉郷からの岩手山

八幡平温泉郷 温泉

この日は、３月に泊まった、民宿赤坂田にお世話になりました
美味しい夕食、お腹がはち切れそう(笑)

民宿 赤坂田 宿・ホテル

民宿のアイドル・シロちゃん

最終日は姫神山に
ここまでは楽々でしたが、後半が結構大変でした

コメツツジ

姫神山頂上付近の岩場

クガイソウ(紫)とトラノオ