ＪＲ北海道　一日散歩きっぷ　日高線　鵡川－静内－様似　代行バス　2017年６月

2017/06/17 - 2017/06/17

前回の新得に続き、代行バスシリーズです。

ＪＲ北海道がもう日高線の復旧を断念していますので、
いつまで、様似までＪＲのフリー切符で行けるか分かりませんので行って来ました。
この一日散歩きっぷの「様似」の文字もいつまで有るでしょうか。


※代行バスの時刻改正は、有るとしてもＪＲグループの日と違いますので、ご利用の際は最新の時刻をご確認下さい

エリア 浦河・様似(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

小樽からだと始発で何とか様似日帰りが可能です。

バスは当然無いので、車で行って小樽駅付近のコインパーク。
往復タクシーなんか使ったら、それだけで一日散歩きっぷの値段を越えますｗ
２ヶ月前に利用した24時間800円の所は1000円に値上がりしていたので、別の900円の所へ。


始発5:39滝川行　721系６両ですがエアポート編成では無く、
３両×２で札幌で後３両切り離しです。
札幌で乗り換えるので、後ろの方に乗ります。

JR小樽駅 駅

小樽～札幌間の車窓と言えば海ですが、鉄はもちろん札幌運転所。
マヤ３４が居ましたが、今ではすっかり寂しくなりました。
少し前まで昼間は、道内、道外の夜行列車が休んでいた物です。

稲穂駅 駅

札幌6:31の快速エアポートに乗り換えですが、あいにくの733系ロングシート。
少し席は空いていますが、座らずに左の苗穂運転所、右の札幌貨物ターミナルを見て、残りは前面展望をします。

苗穂駅 駅

次に乗る、先行の東室蘭行普通は島松で追い越し。
北広島接続ではないので恵庭で乗り換えです。

島松駅 駅

恵庭7:02
キハ143×２両。ボックス席は全部１人以上居るので、ロングシートで過ごします。

恵庭駅 駅

7:44　苫小牧到着。沼ノ端で北斗に抜かれました。

苫小牧駅 駅

7:58発　キハ40×２両。この日高線カラーは好きですね。

電光掲示は様似です。

8:27　鵡川着。

鵡川駅 駅

酒井観光のバスが待っています。8:35発
８分の接続でも慌てることなくトイレとか普通に行けます。
１０人ほどの乗車で出発。

汐見駅。（バスの揺れでまともに撮れませんでしたが）
国道から大きく離れた駅でも、バスには多少キツい道でも、行くのが代行バス。

正直「こんな駅、入んなくてもいいだろ」と思ったら、１人降りました。すいませんｗ

汐見駅 駅

日高門別では時間が余り、トイレ使用可のアナウンスも有りました。

乗り鉄は途中駅は内側から見る物ですが、バスだと全て外側から見る事が出来ますね。

日高門別駅 駅

途中何度も踏切を通りますが、全て遮断桿は外されています。
錆びた線路も哀愁を感じます。

豊郷～清畠は線路が無くなっている所が見て取れます。

大狩部駅付近でも、線路が宙吊りになっている所が有りました。

これはやはり巨費を掛けて直す選択は無いでしょう。

清畠駅 駅

静内10:23着。下車時に駅の人が乗車券を見ます。
意外にもそば屋が有りますが、１０分接続では厳しいでしょう。
元から、様似まで我慢するつもりではいましたけどｗ

静内駅 駅

酒井観光、むかわ観光、樽前観光、はな交通と全部担当会社が公開されています。
新得の時も同様の物が見られ、マニアには嬉しい情報ですが、誤乗防止ですね。

10:33発　様似行のバスに乗ったのは自分も含めて３人。

いずれも旅行者で、地元風の人は居ません。
元々、浦河までは道南バス、浦河以南はＪＲバスが走っている地域ですし。

支払いも不便で、代行バスでは発券、両替、収受は一切しません。整理券も有りません。
静内、浦河、様似では駅で切符を買い、それ以外の駅では切符受け箱が全てです。
これでは地元の人は元から有るバスの方が良いでしょう。

【追記】現在はバスの運賃箱に入れる方式です

日高東別は国道から５分くらいの所を行って戻ります。
転回場は駅のしばらく先でした。これじゃあ時間もかかる訳です。

駅の写真を撮ってないので、馬の写真で代用。
実際この辺が一番、馬を近くに見れましたし。

日高東別駅 駅

もう１枚、馬

もう１枚、う…　牛
日高牛と言うブランドも有りますからね。

蓬栄、本桐はアーチを描くように走れますので、あまりタイムロス感は有りません。
日高三石～蓬栄の道はバスでの走行はちょっとスリリングでした。

蓬栄は数軒の農家しか無いような所で、人っ子一人居ません。
本桐は意外と町です。


東町は四角く迂回。
いきなり左に曲がった時は、おいおい何処行くんだよ！？と思いましたが、
バス停が駅付近ではなく、病院や高校付近に置かれているので納得です。


絵笛、西様似の２駅は入れないのか国道で乗降。西様似はＪＲバス西町バス停と同位置。

蓬栄駅 駅

12:25 様似到着。
近距離バスの固い椅子で２時間は結構疲れますね。
バス旅番組の出演者の疲労も分かる気がしましたｗ

様似→静内のバスも同じく12:25の発車ですが、同じバスが折り返す訳ではなく、発車が先でした。
これでトンボ帰りをするなら、西様似（西町）折り返しが良いでしょう。

【2020年再確認】
２０１８年４月１日から様似発は12:45に変更され、
苫小牧には18:19に戻れるようになりました

様似駅 駅

えりも、広尾方面のバスは１４時。
日帰りでえりも岬は無理です。

窓口は、代行バスが出た12:25から13:25までが昼休み。
記念入場券等は、帰りのバスの前に購入。

硬券入場券の他、西様似行の常備券、それ以外は手書きの補充券になるようですが、
バス関係などもっと種類は有りそうです。

線路の錆びた構内。
ホームの出入りは自由です。
後でコレクション目的の入場券は買いましたけどｗ

もう来ることは無いであろう汽車を待つ駅名標。

哀愁の車止め。
昔は、えりも、広尾と線路を伸ばす計画も有りましたが…

昼食は調べておいたラーメン店・水鶏（くいな）
詳細は店舗口コミにて。

水鶏 グルメ・レストラン

帰りの15:50のバスまで時間が有るので、
もう１つ気になっていた店にも行ってみました。女郎花（おみなえし）

途中、歩く人には全く会いませんｗ　猫に２匹会っただけｗ

女郎花 グルメ・レストラン

15:50発 帰りのバス。逆向きの付け方は他ではちょっと見かけませんｗ

メンバーは行きも乗ってた同業者１人と、行きは居なかった旅行者１人。
浦河から数名。

来た道を戻るだけですし、睡魔との戦いでしたｗ

様似駅 駅

17:44 再び静内駅。そば屋、特産品展示販売コーナーは１７時で終了しています。
この時間の接続は２０分有るので、１８時までやっててくれれば利用出来るのですが…

コンビニとかも駅付近には有りません。
この町も、国道沿いにチェーン店が立ち並ぶ車社会です。

まあ、様似で買い物すれば良いでしょう。

静内駅 駅

18:07の代行バスはこの日一番の混雑。高校生の帰宅ラッシュでした。
土曜日で全員ジャージだったので、体育系の部活でしょう。
静内～新冠の１駅だけ相席になりました。

さらに、１時間を越える日高門別とかでも高校生は居ましたので、
時間のかかる代行バス通いは大変でしょう。
家族の迎えの車は結構居ましたけどね。

19:51 鵡川まで帰って来ました。
バスは全然遅れません。

19:59発 空の明るさが僅かに残っていて、良い感じ。
苫小牧20:26着

20:51発 苫小牧からの札幌行普通は、エアポート編成でｕシート付き！
北広島で快速エアポートに乗り換えるまで快適乗車でした。
721系でしたので、転換クロスシートでも良かったですけどね。

この時間の苫小牧駅はキヨスクも終わっていて、駅内コンビニも無く、外で買うしかありません。

小樽着22:46。コインパークの車で帰宅。朝５時から夜１１時まで止めて900円は安いです。
仮にバスが有ってもこれが一番楽ですね(笑)　一種のパーク＆ライドです。


以上、片道5070円×２相当の一日散歩きっぷ2260円でした。

苫小牧駅 駅