2017/05/26 - 2017/05/28
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明治維新から150年。江戸から明治へのまさに歴史的転換に加わった幕末の志士は、なぜか山口県に集っていた。松下村塾と伊藤博文邸を回った一行は、萩の中心部から、夕刻には
下関市へと移動した。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- その他
- 利用旅行会社
- JTB
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萩八景クルーズは、萩城跡のすぐ近くにある指月橋の横が乗船場で、ここから遊覧スタート。市内の川を通って川から武家屋敷群や自然豊かな萩の景観を眺める。2組に分かれ、後ろの船とすれ違う。近くの菊ヶ浜には、幕末に外国船の襲来に備えて女性たちが主となって築いた「女台場(おなごだいば)」がある
萩八景遊覧船 乗り物
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満潮時に橋を通過する際には、船の屋根が低くなる。実はこれが相当なもので、身をかがめる程度ではすまない。普通に座っている人が、完全に上体を折らないと通過できないということが写真でよくわかる
萩八景遊覧船 乗り物
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通過後は、元に戻り始め、客の表情もまた、元に戻り始める
萩八景遊覧船 乗り物
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川から海に出ると、水面が盛り上がる。川面と海の違いがよくわかる。かなたには多くの島が見える。沖合には火山によってできた「萩六島」という平らな島々を見ることができる。
萩八景遊覧船 乗り物
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船からも天気が良ければ見えるという見島で飼育される見蘭牛。希少なブランド牛 徹底した飼育管理から生まれる上質の牛. 「見島牛保存会」の農家による徹底した管理体制のもと、手塩にかけて育てられたのが見島牛。 その見島牛にオランダ原産のホルスタインをかけ合わせたのが見蘭牛だという。 ランチはその焼肉をいただく
網焼レストラン 見蘭 グルメ・レストラン
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一人に一皿。牛と鶏の盛り合わせ。炭火で焼いて大変美味。萩八景の船頭さんが、ここで昼食と聞いて、「わしも行ったことない」とうらやましがったとか。ランチタイムでお値段も大変リーズナブル。
網焼レストラン 見蘭 グルメ・レストラン
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萩市の民家の屋根には、なぜかしゃちほこが乗っていた。その理由は火災から護る厄除けだという。
火には水 水の中の魚が厄除けになるとのこと。
鯱鉾の他にも波の形をした屋根飾りも多くみられたことから、火災からの厄除けという説明が納得できる。
鬼瓦やシーサーには魔除けの意味があるが火災には魚ということのようだ。萩市堀内地区伝統的建造物群保存地区 名所・史跡
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萩市には高い建物がなく、こうした長い塀が目立つ。江戸から続く町として落ち着いたたたずまいを感じるだけに、CMなどにもよく使われている場所という。
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旧萩城の外堀から外側に広がる城下町は、町筋は碁盤目状に区画され、中・下級の武家屋敷が軒を連ねていた。現在でも町筋はそのままに残り、往時の面影をとどめている。白壁となまこ壁や黒板塀の美しい町並みが続き、維新の志士ゆかりの地が点在していた。
萩市堀内地区伝統的建造物群保存地区 名所・史跡
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ここがCMで最もよく使われる場所。
https://www.youtube.com/watch?v=fCbbZDzp_z8 -
萩は、萩城跡を中心に、日本の道100選に選定された菊屋横町、伊勢屋横町、江戸屋横町など、城下町ならではの風情ある町並みが今も残る。高杉晋作や木戸孝允の生家、松下村塾や明倫館など、日本の近代史を語る上では外せない人物ゆかりの場所が数多く点在する。
菊屋横丁 名所・史跡
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塀にもなまこ壁あり、このような石垣あり、それぞれに説明がついている
萩市浜崎伝統的建造物群保存地区 名所・史跡
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立派な門構えで、屋敷というにふさわしい民家が並んでいる。
萩市浜崎伝統的建造物群保存地区 名所・史跡
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高杉晋作像 萩にはこのような銅像が多くある。数多くの維新の立役者たちが至る所に像になっている。幕末にこの街にこれだけの人物が集まったのは松下村塾の存在が大きいとはいえ、なぜかは解明できない。
高杉晋作立志像 名所・史跡
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高杉晋作生家がここにあった。
高杉晋作誕生地 名所・史跡
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閑話休題。夏みかんを材料にしたお菓子が至る所で売られている
萩市堀内地区伝統的建造物群保存地区 名所・史跡
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現存する商家としては最古に部類されるという菊屋家住宅。藩の御用商人と務めた豪商の屋敷。
屋敷は江戸時代の初期に建築され、約400年の歴史がある。主屋・本蔵・金蔵・釜場・米蔵の5棟が国の重要文化財の指定を受けており、中には美術品や古書など、約500点が展示されている。入場料は萩の観光地の中では高い600円。その価値があるかどうかはわからない。屋敷が広く、立派な庭がある。殿を見下ろしてはいけないという理由で2階がないという。
出口付近はなまこ壁が続き、まさしく城下町に来たという感動を味わえる。菊屋家住宅 名所・史跡
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菊屋家住宅は3000坪。そのうちの3分の1が公開されているが、庭もその一部。かつての豪商の羽振りの良さがよくわかる。
菊屋家住宅 名所・史跡
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角度を変えると住宅が映り込まないほど広い。
菊屋家住宅 名所・史跡
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木戸孝允(1833-1877)は、幕末に欠かせない長州藩士。「維新の三傑」とも呼ばれ明治政府の参与にも。木戸孝允が約20年間過ごした旧宅。旧宅の周囲は、城下町の風情を色濃く残した地域で、高杉晋作立志像や誕生地、旧久保田家住宅など史跡も多い。それにしてもこれだけの役者が同じ時代にこの萩市に集まっていたその原動力は何なんだろうとここでも疑問が。
木戸孝允旧宅 名所・史跡
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13代藩主・毛利敬親の侍医を務めた青木周弼の旧宅。幕末当時、日本屈指の蘭学医でもあった。来客用と家人用の座敷に分けられた母屋が、全国から門下生が集まった青木家の事情を物語っている。
青木周弼旧宅 名所・史跡
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萩市のぶらり街歩きのしめくくりは明倫館。創建来、萩藩の人材育成の中枢を担い、多くの先覚が志を立てた藩校明倫館。その遺構となる南門が残る。嘉永2年(1849)江向に新築された新明倫館の正門として建てられたもの。
旧萩藩校明倫館 名所・史跡
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萩・明倫学舎。全国屈指の規模を誇った、萩藩校明倫館。
その跡地に建ち、平成26年3月まで授業が行われていた旧明倫小学校校舎が「萩・明倫学舎」となっている。
藩校の貴重な遺構と跡地に建つ日本最大の木造校舎で、、2号館には、平成27年7月に世界遺産に登録された、萩市の5資産を含む「明治日本の産業革命遺産」を紹介する「世界遺産ビジターセンター」と幕末維新期の歴史・科学技術史の貴重な実物資料を展示する「幕末ミュージアム」がある。旧萩藩校明倫館 名所・史跡
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日本近代化の礎を築き、新時代を牽引した多くの先達を育んだ明治維新胎動の地・萩の代表的な建物。
創建来、萩藩の人材育成の中枢を担い、多くの先覚が志を立てた藩校明倫館。その跡地に建つ記念碑旧明倫館跡 名所・史跡
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萩城跡指月公園
慶長9年(1604)毛利輝元が築城。関ヶ原の戦いに西軍の総大将に就いたことにより周防国・長門国の2ヶ国に減封された毛利氏が、広島城に代わる新たな居城として築いた城。完工は慶長13年(1608年)
「指月城」と呼ばれていた。
本丸あとの一部を指月公園とし、城域内には志都岐山神社、花江茶亭などがある。萩城外堀 名所・史跡
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萩城は山麓の平城と山頂の山城とを合わせた平山城で、本丸、二の丸、三の丸、詰丸からなっていた。
本丸には高さ14.5mの五層の天守閣があったが、明治7年(1874)に天守閣、矢倉などの建物は全て解体され、現在は石垣と堀の一部が昔の姿をとどめている。城跡は15メートルほどの高さの岡だが、周りに高い建物がなく、景観がいい。萩城跡指月公園 名所・史跡
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城址の向かい側に立つ毛利家萩屋敷長屋。厚狭毛利家(あさもうりけ)は毛利元就の五男である元秋を始祖とする毛利家の一門。その後は八男である元康が跡を継いで、関ヶ原の戦いのあと長門厚狭(山口県山陽小野田市)に8371石を与えられたのが始まり。
この萩屋敷は4700坪と広大だったが、屋敷内の主屋や庭園は明治維新前後に解体され、今ではこの長屋だけが残っている。昭和41年(1966年)に国の重要文化財に指定され、その翌年に解体修理を行った。旧厚狭毛利家萩屋敷長屋 名所・史跡
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この長屋が萩市の見学の最後。維新の原動力となった若者たちが集った町の風情を感じつつ、バスに乗り込み、今日の宿へ
旧厚狭毛利家萩屋敷長屋 名所・史跡
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今日の宿は下関市の西長門リゾート。角島大橋ができて一躍脚光を浴びたロケーションのいいホテル。アプローチは南国風。
下関つくの温泉 ホテル西長門リゾート 宿・ホテル
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西長門リゾートの部屋から見た角島大橋と日本海。海がきれいだ。
下関つくの温泉 ホテル西長門リゾート 宿・ホテル
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修学旅行などでも利用の多いというこの宿の夕食は定番のメニューが並ぶ。豚のしゃぶしゃぶが珍しいか?
下関つくの温泉 ホテル西長門リゾート 宿・ホテル
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おつくりも定番。
下関つくの温泉 ホテル西長門リゾート 宿・ホテル
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山口に来たら日本酒は今やこれ。
下関つくの温泉 ホテル西長門リゾート 宿・ホテル
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部屋から眺める角島大橋のライトアップ。ガイドは、夜のライトアップが見ものということだったが、それには少々物足りない。ただ、夕やみに長く続く橋が浮かび上がった様子は壮観。
下関つくの温泉 ホテル西長門リゾート 宿・ホテル
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