南ドイツへの旅　～バンベルク～ 旧宮殿

2017/05/05 - 2017/05/05

戦いの北ドイツ、芸術の南ドイツ」とラジオのドイツ語講座で紹介されていたのを聞き、南ドイツに興味をもちました。４年前に北ドイツを旅行し、戦争の爪痕を残したままの教会を見て絶句した記憶が残っていたからです。ロマンチック街道は１０年ほど前にツアーで来ています。これが３回目のドイツ。
今回の南ドイツ旅行のスケジュール　
　第一日　ケルン　ボン
　第二日　ヴェルツブルク　
　第三日　バンベルク　　クルムバッハ
　第四日　ニュルンベルグ　レーゲンスブルク
　第五日　ミュンヘン（コブレンツ）
かなり濃密なスケジュールですが、時間が取れないためこのような予定になりました。

この旅行記は第三日目のバンベルクにある旧宮殿を訪ねた旅行記です。

エリア バンベルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　某旅行案内書には旧宮殿の詳しい内容が記載されていなく、何が展示されているのかは全く不明のまま、旧宮殿を訪ねました。宮殿と名付けられていますが、バンベルクは宗教都市として司教が治めていたので質素な造りです。第２次世界大戦で空爆を受けず、破壊されずに残ったので世界遺産に登録されています。

旧宮殿 (バンベルク市立歴史博物館) 博物館・美術館・ギャラリー

向かい側は新宮殿です。新宮殿は立派な建物の外見です。

真ん中はドーム広場。観光バスの停留所があり、バスが通ります。

裏側に回ると本当に宮殿なの？と思うほどの建物です。

ここが入り口

入ってみると歴史博物館でした。バンヴェルクの昔の様子を描いた絵です。

大聖堂とレグニッツ川が描かれています。旧市庁舎もすでにあった時の絵です。

地図から考えるとレグニッツ川の東側は農地であったことが分かります。

マイン川とレグニッツ川が町を守る要塞の役割をし、また川を交通の手段として船を利用することができたのでしょう。川を利用して発展しています。

展示室内の様子。宮殿と言う豪華さはありません。

歴代の司教と家族でしょうか？

小さな画面ですが、中では戦争中の様子を記録したビデオをやっていました。座って見ることができます。

線路がひかれ,荷物を積んだ貨車がトンネルの中に入っていきます。

トンネルの中に資材？を運び入れていました。荷台に積まれていたのはナチスが集めた絵画でした。洞窟の中は保存するのに適しているからです。

　面白い部屋がありました。低い壁で小さく区切られています。厩だったのかもしれません。ちょうど一頭分の馬がつなげそうです。

バンベルクの門だと思います。町の始まりです。

たくさんの絵画が飾られていました。

模型も展示してありました。

　教会のように見えますが、このような教会がバンベルグにあるとは思えません。高い建物です。

静物画です。珍しかったのでパチリ。

　美しい女性です。こんな女性がバンベルクに今もいるのでしょうか？
街を歩く人は旅行者ばかりで、地元の人はあまりいません。

男性も。なかなかイケメンです。

展示室です。

なぜか日本の食器が？

これは鼓？なぜここに？

小ベニスのあたりの景色かと思います。ゴンドラならぬ船が行き交っています。

ここはフランケンビールの名産地。様々なビールの缶が展示されていました。

城壁はなかったはずですが・・・それらしきものが・・・？

　真ん中は司教だと思います。リスペクトされています。教会をバックに街を訪問した時の絵でしょうか？ドイツ語なので説明は分かりません。

使われていたコインです。

拡大するとこのような模様

船の模型がありました。バンベルクと船は切り離せない交通機関です。

　洪水ではありません。バンベルクがライン川を交易に使っていたことがこの写真から分かります。

こちらは本当の洪水。
バンベルクに洪水があった記録です。町が水浸しになっていて船で移動しています。

かなり広範囲が水没したようです。ビルの一階の窓が水に浸かっています。

予想していなかった旧宮殿の中は思わぬ収穫がありました。次は新宮殿です。