スタアラでスペイン⑧白雪姫のお城、イザベル女王出立のセゴビア。水道橋もエスグラフィアドもね。byイベリアエ

2017/05/20 - 2017/05/31

スペインがメインの個人旅行です。

ＡＮＡで成田→ブリュッセル、ブリュッセル航空でブリュッセル→マラガでスペイン入り。
グラナダ、アルハンブラ、マラガと観光し、イベリア航空でマラガ→マドリッド。トレド、の次がセゴビアです。
マドリッドを起点にトレド、セゴビアはイベリアエのペドロ・フェルナンデスさんにガイドをお願いしました。とっても日本語が上手で歴史や地理を詳しく教えて頂きました。

http://iberiae.com/

白雪姫のお城を見たい、と予備知識もなく訪れたセゴビア、水道橋は壮大、アルカサルはディズニー映画の外観だけじゃなく、歴史と中の展示が素晴らしく、日本人観光客が少ないのがもったいない観光地でした。中国人は多いです。

画像はアルカサルの中の展示、甲冑の馬と兵士です。

エリア セゴビア(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝食はホテルで。ウェスティンパレスマドリッドのこの球形天井を見に訪れる人がいるとのこと。ロトンダというホテル内レストランです。

The Westin Palace, Madrid ホテル

小さなエッグベネディクトありました。

エッグベネディクトの上の黄色いソース、オランデーズソースは、日本のマヨネースとは違うけど、外国の味の薄い酸っぱくないマヨネースなら代用できるのではないかと思っています。

スペインでマヨネースをお土産に買いました。試してみよう。

こんな感じ。正統派のホテルの朝食。

値段に見合ってない気がする・・日本人のビジネスマンを見かけました。

ペドロさんと９時１５分にホテルで待ち合わせて出発です。
タクシーでモンクロアバスターミナルに行きます。

モンクロア宮殿にはスペインの首相が住んでいるらしいです。
モンクロアタワーもよさそうです。

モンクロア駅近くにはスペイン空軍本部がありますよ。

地球の歩き方では鉄道AVEのアクセスが書いてありますが、鉄道を使うより、バスがセゴビア行には断然便利、だそうです。

スペイン空軍本部 建造物

モンクロアバスターミナルです。

モンクロア バスターミナル バス系

バスの車窓からやがて白い大きな十字架が左手に見えます。必見ですよ！！
戦没者の谷、バジェ・デ・ロス・カイードス （Valle de los Caidos）です。

スペイン内戦で戦死した兵士のために、、フランコ総統がグアダラマ山脈の谷に建設。地下９階まで納骨堂、だそうです。

この左にエスコリアル修道院が見えるそうですが、わかりませんでした。

セゴビアのバスターミナルに到着。

セゴビアは標高１０００メートルです。標高６３０メートルのマドリッドからゆるやかに上っています。

セゴビア バスターミナル バス系

バス停からすぐ、

Church of Saint Millan Church
サン・ミリャン教会が目立ちます。

11世紀か１２世紀に造られたロマネスク様式

サン ミリャン教会 寺院・教会

歩いて１０分～１５分でしょうか？見えてきました。水道橋、

高さがスゴイ。紀元1世紀ごろに造られたなんて、人類の英知を感じる・

塩野七生さんの本でローマ人の建築土木について書いてあったのを思い出し・

ローマ水道橋 建造物

石を接着剤を使わないで積み上げているの。崩れないのが不思議。

大阪城なんて比較になりません。

世界史の教科書に出ていた、と連れ、記憶にない私。

水道橋の前はアソゲホ広場

左の建物のｉの印は観光案内所

セゴビア観光案内所 (アソゲホ広場) 散歩・街歩き

観光案内所でセゴビア旧市街の模型を見ました。

水道橋と観光案内所の間の階段を上がると、水道橋を上から眺められます。

水道橋の上は渡れませんよ。登れません。柵がしてあります。

以前、中国人が登って落ちたそうです。中国人がオイタして亡くなった話は各地で聞きますね。冒険好き？？

上から見える建物の外壁に注目

セゴビアはエスグラフィアドと言う左官壁、漆喰に細工をした壁が多くて建築好きには見逃せない町です。

セゴビアの特徴。幾何学模様エスグラフィアド（ズグラフィト）、esgrafiado

「エスグラフィアド（スグラフィト）」とは壁に漆喰(しっくい)を塗り重ね、
上の漆喰を削り取っていくことで模様が浮き上がって見える技法です。

日本のなまこ壁は漆喰と瓦を使うんだっけ？

水道橋からアルカサルへ歩きます。
カサ・デ・ロス・ピコスCasa De Los Picos 　くちばしの家、です。　

15世紀建立。オス一族の所有であった。ダイヤ型のトゲトゲの壁面。触ると痛そう？だけど、一つ一つはそれほど小さくないので。

ロス ピコスの館 城・宮殿

この外壁も見ましょう。

通りには近年、新しい店が立ち並び、どんどん観光ナイズされて変わってきたとのこと、なんとVIPS,イブローシュ、など都会にあるお店も出店しています。

王様通り 散歩・街歩き

サン・マルティン広場は、シレナ（人魚）広場ともいわれます。

黒いのが、フアン・ブラボー(Juan Bravo)の像、１６世紀の反乱軍

手前の白いのはスフィンクスの像です。スフィンクス？？人魚、よね。

サン・マルティン教会

サン マルティン教会 (セゴビア) 寺院・教会

旧シナゴーグのコルプス・クリスティ修道院。

水道橋から白雪姫城に向かう、中間にあるマヨール広場

マヨール広場に大聖堂が面しています。

セゴビア大聖堂 寺院・教会

マヨール広場にセゴビア市役所も。

マヨール広場 広場・公園

マヨール広場近くで休憩。

セゴビアのお菓子ポンチェ・セゴビアーノ(Ponche Segobiano)をカフェで食べましょう。
アーモンドの粉とマジパンでできた甘いスイーツ。

Pasteleria Limon y Menta

リモン＆メンタ スイーツ

ポンチェの大きさはこんな感じ。ボリュームあります。柔らかい生菓子って感じだから、ここで食べないとね。

ガイドのペドロ・フェルナンデスさんです。
手に持つのは公認ガイドの証明書。これでどの観光地もペドロさんは無料で入れます。

セゴビアはペドロさんの案内でとっても充実しました。

ペドロさんはマドリッ子です。

やっと着きました。歩いて到着するとこんな形。白雪姫のお城なんだけどちょっと形が違いますよね。素敵なお城の姿は後で書きますが、離れた場所から見なければなりません。

アルカサル。

アルカサル デ セゴビア 城・宮殿

入場料金

アルカサル前の大きな木の上にはコウノトリの巣が出来て、コウノトリが飛んでいました。

アルカサルの敷地内の深い穴。クマを飼っていたって。

ヨーロッパの人は猛獣が好きなのね。

アルカサルの外壁もエスグラフィアド。

アルカサルの中へ

甲冑を付けた馬と戦士。

重いので、馬は甲冑をつけて１５分が限度、走らせると死んでしまうって。可哀相。
人間は、子供のうちから甲冑をつけて着る練習をしたって。可哀相。

内部の天井　ガレー船の間

グラナダ陥落させ、アルハンブラは残せと言った女王、レコンキスタをやり遂げ、大泥棒コロンブスをアメリカに送り、スペインの富を増やした偉大な女王イサベルは1474年、23歳の時に、お兄様の国王がなくなったのでこちらで即位。

即位の絵　標高１０００メートルのこの地で即位して、降りて行ったとか。

そう、大スペインはこの地から始まったんだわ。
大スペインのおかげでスペイン語は世界中で通用するから、スペイン人は英語を勉強しなくてよい・・いろいろ思っちゃいました。

礼拝堂

ここで、タクシーを使って、アルカサルを別面から見に行きます。

そう、歩いてみただけでは白雪姫のお城の形じゃないですよね。

タクシーで降りてみた白雪姫のお城の形

アルカサルをこの形で見るにはアルカサルの正面ではなく、わざわざ離れてタクシーで行かなければなりません。

el secreto de san clemente

セゴビアの目抜き通りのアクエドｳクト通りにあったテラス席の大きなお店でランチしました。

テラス席はレストラン部とカフェ部に分かれていて、通りに面していて気持ちよいです。

これで感動のセゴビアからバスでマドリッドへ帰ります。

マドリッドでペドロさんとお別れです。３日間、とってもお世話になりました。

モンクロアバスターミナルからデパート前でタクシーを降りました。

大きなデパートで小さなカルーセルが横にありました。でも、空いている。。

エル コルテ イングレス (セラーノ通り店) 百貨店・デパート

スペインなのでデパート内のロエベへ。

パスポート原本でなく、ポスポートのコピーで免税書類が作れました。
買って上のサービスセンターで手続きしたら簡単。スペイン語しゃべれなくてもグーグル翻訳で大丈夫。

（帰りのパリ、ＣＤＧ空港で免税手続きをしました）

このあと、記念にロエベ本店も覗いてホテルウェスティンパレスマドリッドに帰ったら、ホテルの１階にロエベ。しかも日本人スタッフ。ウェスティンパレスのロエベだと、どれくらいお得か、換算表を見せてもらえました。

街歩きで印象的だったのがカエル。

コロン広場にあって、高すぎてお顔の見えないコロンブス様よりずっと面白い巨大なオブジェでした。

コロン広場 広場・公園

ホテルに戻り、昨日と同じく、ホテルの後ろで美味しいタパスバーに行こう、とさまよい。

こんな可愛いスーパー見つけました。

日本人は皆無、店は英語も通じず、の地域なので、指さし注文できる、料理が並べられている店を探す・・

Cervezas la fabrica 　昨日行ったドローレスの横にします。でも人が一杯。

店の中にいた老店主らしき人とアイコンタクト、で招き入れてもらったら奥の椅子は空いているの。皆、立って飲み食べが好きなのね。

指さししたムール貝、少し、って言ったのに、このボリューム。

ムール貝、オリーブがもりもり。
でも、とても美味しいです。蒸した？ムール貝をオリーブオイルと酢で味付けているみたいです。ムール貝はパエリアよりこの食べ方がずっと美味しい。この料理はポピュラーなのか、他の店でもありますよ。

続いてマラガ、というマラガ産のシーフードの店へ。サンヘロニモ通りです。

El Subastero de MALAGA
ここはね、店の前の看板のようにメニューが絵、になっているので注文が楽です。
テラス席はありません。

店内で炭火焼。日本みたい。。

名物のイワシの炭火焼です。ここもオリーブ。

マドリッドの夜は美味しくて楽しい。少しずつ頼めないので、一日に食べられる種類が少ないのが難。洗練された素敵な街でした。他の土地よりも美男美女が多い。

次の日はバルセロナです。アトーチャ駅近くなのに、個人で長距離列車に乗る勇気がなくて、始点と終点の決まっている飛行機で移動します。

この旅行記へのコメント （4）

• たらよろさん 2017/06/19 22:26:39

  本当に素敵な観光地ですね

  こんばんは、wakupaku2さん
  
  まず、ウェスティンのレストランのドーム天井、
  見事ですねー
  これを見に来るだけで訪れる人もいるってわかります♪
  
  水道橋は本当に立派で、広大で高くて。。。
  古代にこんなに立派なものが作られて、
  そして、こうして現代まで残されているっていうのが素晴らしいですね♪
  
  中国人は多いけれど、日本人は少ないって？
  なぜなんだろう？
  日本のガイドブックにあまり紹介されてないのかな？
  私は機会があればぜひ訪れて見たいと思いました。
  いつも、素敵な旅行記をありがとう☆
  
  たらよろ

  wakupaku2さん からの返信 2017/06/20 23:17:03

  RE: 本当に素敵な観光地ですね

  たらよろさん
  
  旅行記を見て下さって有難うございます。
  
  利便性重視のホテル選びなので、、たらよろさんのお気に召すのはウェスティンマドリッド位かな？と思います。でも、朝食の内容はちょっとね、、でした。
  
  セゴビアも開園前のグエル邸も若い中国人個人客ばかりで、パワーがすごいです。地球の歩き方に4ページで紹介されているだけのセゴビア、しかも不便なAVE載っている!!。日本の旅行情報が遅れているのかもしれない、と思いました。

• ぶどうの枝さん 2017/06/17 11:51:26

  セゴビア水道橋壮大ですね。

  wakupaku2さん、
  
  セゴビアの水道橋すごいですね。こちらも行った気分で楽しみました。
  やはりバールでのやり取りとかが自分は大好きです。大概観光客が行かない店は英語ができないので、ずうずうしい自分は混んだ中でつかつかと割り込んで入って注文します。オンダリビアでは、モストスというノンアルコールの飲み物をおばちゃんに注文したところ爆笑されて、モンスターのジェッチャーをされて超うけました。モンストスだと怪獣のようです。こういうやり取りでその場に溶け込むのはいいでしゅよね。今回の旅行はこんなやり取りがおおかったです。
  アトーチャからサンツ（バルセロナ）のAVEは、日本の新幹線とまったく同じなのでそんな心配することはありません。スペイン語の必要もないです。
  
  ２年前サンツからジローナに行く時に、駅で機械でクレジットカードが受け付けてくれないで、窓口に並んでチケットを買う時に覚えたての会話をつかった覚えがありますが、最初から日本で予約するならクレジットカードも問題なく大丈夫です。
  
  バルセロナの旅行記も楽しみにしています。こちらは、やっとサンセバスチャンの旅行記をやりはじめました。

  wakupaku2さん からの返信 2017/06/19 00:00:09

  RE: セゴビア水道橋壮大ですね。

  ぶどうの枝さん
  
  またまた有難うございます。
  
  私は言葉が出来ないので、指さし注文できる飲食店を探して、逡巡する連れを引っ張って行きます。お勘定は、ラクエンタ・ポルファボール！！何も知らず、言葉通じず、グーグル翻訳も間違った変換になり、なんとか、って感じでした。
  
  そう、アトーチャからサンツが電車なら便利なのに、と思いましたが、日本の新幹線でも乗り間違えたり、乗り過ごしたり、と、長距離電車は苦手です。だから、飛行機で。
  
  セゴビアはガイドさんに任せようと何も知らずに行ったらイザベル女王即位の歴史のある土地、しかも標高が高い、からビックリでした。
  
  モストスって美味しいですか？いつか飲んでみたいな・・