2017/04/24 - 2017/05/01
535位(同エリア3873件中)
ちょんたさん
今年のフィレンツェは、昨年よりぐっと「お勉強」していきました。
行く前には本も読み、ガイドブックも広げ、映画「インフェルノ」をじっくり見て行ったのです。
映画の中では犯人が天井を破って落ちてしまうヴェッキオ宮殿の五百人広間、当たり前ですが、破れていません。(笑)
映画の始まりに飛び降りた塔、バディアフロレンティーナが思ってもいないところからいきなり現れたり。
お昼はやはり昨年行った川のそばの「coffe de ORO」でパスタ(黒トリフ)とシーザーサラダでお腹がいっぱいになり、この日の夕食はパス。
そのあとサンタ・マリア・カルミネ教会でマザッチョの有名な楽園を追われるアダムとイヴの絵を見た後、サンタ・クローチェ教会でゆっくりと鑑賞。
この日も2万歩!!
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昨日は5000円の朝食!
今日はちょっと軽めにしようかしらと思い、面白い名前のついた方を頼んでみました。
後で聞くと多分ベジタリアンのためのものとか。どうりでと思うものが後から出てきます!! -
これです。
卵の白身しか使っていない「オムレツ」なのです。
お皿のグリーンと一緒の、アスパラガスが散っている、なんとも貴婦人のような品の良い一品でした。
でも、美味しかったかと尋ねられると、「う~~ん、微妙・・」です。
黄身の無い卵焼きなんて…とね。 -
記念に写真を撮ってもらいました。多分生涯2度と食べませんから。(笑)
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せっかくですから姉と一緒に。姉は昨日と同じものです。
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実は、昨日見逃したものがあることに気が付いたのです。
昨日行った捨て子養育院にフィリッポ・リッピの作品と言われていたボッティチェリの絵があることを忘れていたのです。
ところが、フィレンツェカードを持っているのでただだと思って行った養育院ですが、昨日はいったからもう使えませんと言われて思案しました。が、7ユーロ出して再入場。
それがこちらの絵。きちんと美術館になっていたのに気が付きませんでした。 -
美しい陶器で焼き上げられている聖母子像。
外のテラコッタもそうですが、この独特のブルーがきれいです。 -
これは、昨年行ったドゥオーモ美術館にあった「マグダラのマリア」の像にそっくりです。
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これはこれは何とも美しいマリア様です。
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外のテラコッタと同じものでしょうか?
赤ちゃんのぐるぐる巻き!! -
こんな感じの展示室になっています。人はほとんどいません。
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美しい色。
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ウェッジウッドに似ています。
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外の回廊の装飾も綺麗でした。
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何年振りかできたシニョーリア広場です。
ここにもダヴィデ像のレプリカがあります。 -
相変わらずすごい人。
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ヴェッキオ宮殿の中に入ると、雰囲気が変わります。
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天井もけばけばしくなく、落ち着いた雰囲気です。
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この柱のレリーフも見事ですね。
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ギリシャ彫刻みたいです。誰のでしょう???
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ここが五百人広間です。
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天井も綺麗ですが、映画のように破れたところはありません!(笑)
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映画ではこのあたりを破ったのでしょうか?(変に拘ってしまう…。)
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この戦争の絵の中に言葉が書かれていたのですが、どうせあれは映画の中のフィクションだろうと探さなかったのですが、本当に書かれているのですね。知りませんでした。知っていればもう少し真剣に探したものを!!
では、またの機会に…。 -
全く大きな絵を描くものです。
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この絵の後ろに実はもう一枚の絵が隠されているかもしれないという話を聞いたことがあります。
本当だったら、まだ見たことのない宝が眠っていることになり、ドキドキします。 -
正面の舞台上では、椅子が並べられています。この日は何か催し物でもあったのでしょうか?
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これは誰のでしょうか?ミケランジェロ??
何しろやたら有名な人が多いし、さりげなくいすぎて困ります。 -
こんなに広いんです。
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でも、こんなにたくさんの絵に囲まれていても、そんなにけばけばしくはありません。多分この色調のためと思いました。
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豪華さには圧倒されます。
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コジモ何世??
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そして天使が抱えているメディチ家の紋章。これは可愛いですね!
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それが描かれている天井。
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それぞれ名前のついている部屋もあるのですが、よくわかりません。
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この色彩も綺麗なものです。
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こんな天井もあり。
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壁の色とマッチング。
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こんな大きな地球儀!
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これはイギリスでしょうか?
大体あっていますが、どうして測量できたのでしょう。 -
さてと、これはどこかと言いますと…分かりません。
実は、先ほどのヴェッキオ宮殿で私のカメラの電池が切れてしまいました。ショック!
そのあとはずっと姉の写真を借りているもので…。
でも、二人で思ったのは、こうして写真にとってもすぐに忘れてしまうので、
出てきたら、どちらかがすぐに動画に「ここは○○でした」と言っておこうと。 -
という訳で良くわかりませんが、サンタ・マリア・マルミネ教会の中庭だと思います。
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有名なマザッチョの「楽園を追われるアダムとイヴ」の絵を見に来たのです。
その絵は、この柱に!! -
こんなところにあるとは思ってもいませんでしたので、こうして実際に見たときには驚きました。
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そしてこちらも対になって、右の柱に。
本で見る時には絵だけですから、まさかこんなところにあろうとは! -
さて、ここからはサンタ・クローチェ教会です。
これが有名なミケランジェロのお墓。 -
これはガリレオ。
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昨年はお墓を見ただけで終わりかと思っていたのですが、今年はこうしたフレスコ画が描かれているナントカ家の礼拝堂というものがあることを知りました。
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このように美しい礼拝堂を持つ教会です。
ここに書かれたフレスコ画は、すべてジョット工房の手になるものだとのこと。素晴らしい軍団がいたのですね。 -
この絵も有名な気が…。
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外に出ると、日本でもおなじみのつつじの真っ盛りでした。
でも、ホテルでアジサイがあんなに美しく咲いているとは!あれは、温室ものでしょうね。 -
このブルーの天井がとてもきれいでした。
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こちらの礼拝堂は、まったくそっけないほど飾りがありません。
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姉の推理ですが、メディチ家に造反した家の礼拝堂なので、飾りをはぎ取ったのではないかと…。
もちろん全くのあて推量です。 -
あの丸い屋根が先ほどの礼拝所なのでしょうか?
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横を通り。
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表に出てきますと、ダンテの像が立っていました。
ダンテは結局フィレンツェを追われてラヴェンナに赴き、そこで亡くなり遺骨はラヴェンナに眠っています。
フィレンツェが返還を求めてもラベンナの人はダンテを愛し返還に応じなかったと。
ここにお墓はありましたが、空っぽなんですね。
きっとダンテへの贖罪の気持ちでこの像を作ったのかもしれません。 -
正面のファサードはこのようにとても美しいのですが、横はまるで茶色の壁だけというそっけないものでした。
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ホテルに帰る道すがら「TEATRO VERDI」という文字が飛び込んできました。ヴェルディ劇場??
少しちゃちではありませんか? -
でも、このチラシから見える客席はとてもきれいです。
中は見せてはもらえませんでしたが、ここは裏口だったのでしょうか?
誰か教えてください!! -
少し歩いていくと、看板があり、何気なくな立ちどまって読んだところ、ん?
どこかで聞いたことのある名前…と姉が叫びました。
「あの、映画でゾブリストが飛び降りた塔の名前よ!!」
という訳で中に入った突端に確かに見覚えのある塔の姿が。
バディアフロレンティーナの塔でした。
こうして町巡りをした一日が終わりましたが、お昼にかなりボリュームのあるものを食べたので、お夕飯は昨夜レストランでお土産にもらったケーキと部屋の果物でちょうどよい具合でした。
こういうことができるのが女性二人旅の良いところですね。
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