firenze～悪魔が囁くハプニング～

2010/02/06 - 2010/02/07

どんなに拙い言葉でもいいから、残しておけばよかった。あまりにも時間が経ちすぎてしまいました。
けれど、でもおばあちゃんになったら私のために、少しだけ筆を取ろうと思います。

エリア フィレンツェ(イタリア)

予約していたhostelについたとき、私は言葉を失って、その場からしばらく離れられなくなりました。

そこは確かに泊まるはずのhostelだったけれど、建物中は薄暗く、廃墟になっていて、人の影も形もありませんでした。

だからかな。
フィレンツェは記憶がとても断片的で。

２週間という、旅の疲れも溜まっていたのかもしれません。

それでも、青空の下、広場では花嫁さんが式をあげていて、とってもすてき！

公衆電話から半泣きになりながら、電話をかけました

電話の相手は、そう、ここへ来る前アマルフィで出会った、彼。


「お ち つ い て 、 駅 へ 行 っ て ご ら ん 」

BUSできたみちを折り返します。

構内にツーリストインフォメーションがありました。

そこで、なんとか英語で宿を手配ができました。

そして、駅構内を見わたたすと

Venice行の電車に合わせて、たくさんの仮想した人々が

そう、Veniceでは年に１度のカーニバルがはじまります

予定では、明日Veniceへ経つ予定でした
１年も前から計画をすすめてきたんです...

だけど、
「 m i l a n に お い で よ 」

１晩、すごく、すごく悩みました

そして、わたしはVenice行きのチケットを破りました

「　milanoまでの片道キップを１枚ください」

いまでも、たまに、後悔するときがあります

やっぱりあの時、veniceへ行けばよかったのかもしれない


だけど、それ以上にすてきな出会いに感謝して


いつか、彼とveniceを訪れる日がきますように


それまで、またね