傘寿を越えて　奈良旅を　－１０　奈良旅を終えて　帰りは京都へ　旧三井家下賀茂別邸へ

2017/05/07 - 2017/05/09

昨年（２０１６）秋　京都からの情報で

旧三井家下賀茂別邸が整備を終わり一般公開されたと聞き

我慢できない気持ちになり　今回の奈良旅に帰りの時間を都合して

見学　観光の予定を作りました。

旧三井家下賀茂別邸
https://www.kyokanko.or.jp/mitsuike/about.html

エリア 下鴨・宝ヶ池・平安神宮(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

名残惜しい奈良の街を

　またいつの日か　それまでさようなら

JR 奈良駅 名所・史跡

車内でうとうと気が付けば京都駅到着です

　慌ててバス乗り場へ　出町柳へ行きたいのですが

　　バス乗客の整理してる人の尋ねる

２番の乗り口です、　あそこの　発車寸前のバスに乗り込む

京都駅 駅

下賀茂神社　此方から来たのは初めて

　さあ　待望の　旧三井家下賀茂別邸は何処に？

見上げれば　標識あり

　　　　　　有り難い

神社の境内に、、

　　　　　　　驚き

今迄　気が付きませんでした

　京都は　広い。。

鳥居は有りますが　下賀茂神社の社はこの奥です。

下鴨神社(賀茂御祖神社) 寺・神社・教会

立派な門構え

入場料　４１０円

　和服の方々　そこここに

　　お茶会が有るようです

初めに三井家の歴史と建物の歴史の説明があり　

部屋には資料も展示されているので撮影禁止でした

　一番新しい建築の玄関棟は他の人も多く写しませんでした

多の部屋には幾つかの撮影禁止もありますが

　ほぼ問題なく写す事が出来ます。

　　特別公開でないので

母屋１階を見る事が出来ました

　　母屋　二階　中二階　望楼　など　あるのですがね

　　　秋の特別公開の頃は　

三階の望楼を見るのに行列で待つ事　数時間もかかったそうです。

母屋　一階座敷　庭に面し

　赤じゅうたんが四方に

　　

間仕切りの襖は取り払われ

　見事としか言えない

　　日本座敷の美しさを見せてくれています

　　　よく見れば　天井に金具

お茶席のも出来るようになっています。

緑の木々に包まれて

　お茶を頂き語り合う

　　夢の世界

明治４２年１０代目の　三井　八郎右衛門　高棟が　三井家の祖霊社である

顕名霊社がこの地に遷座　その参詣の際の休憩所とするために

大正１４年　１９２５に建設されたのがこの旧邸です。。

木屋町三条に有った別邸が　母屋として移築

それ以前に作られた　お茶室　

一番新しい建築が玄関棟　次に移築されてきた　母屋　

さらに以前に作られた　お茶室

パンフレットからの建築年代はここまでです。

詳しい間取りはパンフレットを貼ってありますので

　　　　ご覧ください

玄関棟　主屋の間から　庭園に出る事が出来ます。

主屋座敷をぐるりと回る廊下

廊下から庭園　お茶室を

この建物で　廊下だけは　材質は良いのでしょうが。

　手入れが納得できません　他の邸宅で見られる

　　磨かれた廊下、、が　有りません。

雨戸が無いためでしょうか？

　なぜ雨戸が無いのでしょう？

廊下から庭園一部を

お茶室への渡り場

　天井は自然の形を残した木材を使い

　　建築家と注文主の思いが見えるようです。

別邸の建築の資材　細かい所まで　気を付けて　選ばれて

作り上げてるので　全て細かに見る事が　大変

床の間の天井なんてふつうは見ないのに

木目の細やかな綺麗な文様の見える板が使われていました。

戻りまして

　主屋へ

襖の引手にご注意

　さすが　三井家です。

お風呂場の隣接の手洗い場

　お風呂撮影失敗なので　此処に有りません。

庭園へ降ります。

三階の望楼まで　

瓢箪形の池

　様々な　曰ありげな石

この手の込んだ素晴らし建築が　参拝の為の休憩所とは

穏やか、、な。。

　華やかな時間

　　賑やかな時間

　　　しめやかな時間

有った事でしょう。

　　

茶室。。建物群で最古の建築

　公開されていないので、此方から見えるだけで

二階　お茶会をやっているようで

　灯りが点いてます。

　　二階から庭園を見たら、良い景色が見られる事でしょう。

望楼から　高野川まで　出町柳の駅まで　見えると想像されます。

江戸の庶民はここまでです。

気持も豊かに

　　　外へ

脇から見る建築　

　

出口へ

敗戦後　昭和２４年に国へ譲渡されて

　昭和２６年　京都裁判所の長官宿舎に

　　平成１９年まで使用されいました。

全体の敷地も本来より狭くなってしまったと

　三井家の財力　凄いですね

　丁度　戦後の財閥解体の頃に　国へ委譲と想像されます

　三井物産が　第一物産と別れた頃ですね。

別邸

三井１１家の本邸は如何ばかり。

下賀茂神社の地図に　確かに　三井の文字の摂社が有りました。

　これも初めて知りました。

和装で行く　ご婦人連

　お茶会に行くのでしょう。

塀の外からも　望楼が見えています。

路線バスにのり　久しぶりの京都の町を眺め

　予定の新幹線で帰宅です。

これ程の　奈良旅が出来るとは想像できませんでした

　健康の有り難さを実感の旅でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終わり