2017/05/03 - 2017/05/08
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beachさん
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2017年ゴールデンウィークはアイルランドに行ってきました。
約18年前にリバーダンスの日本公演を観て以来、ケルト文化、音楽にずっと興味を持っていました。
今回は限られた日数で中心部のダブリンから最北端、西端と移動距離の長い旅となりましたが、壮大なスケールの大自然、素朴でどこか懐かしくなるような風景、音楽に溢れたダブリンの街並みと、五感を刺激する6日間になりました。
□1日目:成田‐ロンドン(乗継)‐ダブリン
□2日目:北アイルランド(UK)
[午前]移動‐ベルファスト着 市内観光
[午後]ジャイアンツ・コーズウェイ
□3日目:
[午前]移動‐ドゥーリン着
[午後]モハーの断崖、バレン高原
[夜]アイリッシュディナーショー
■4日目:
[午前]ダブリン市内観光(トリニティ・カレッジ、国立博物館、聖パトリック大聖堂)
[午後]街歩き
□5・6日目:帰国 ダブリン‐ロンドン(乗継)‐成田
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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■4日目
午前中はダブリンの市内観光、午後は今回の旅行の目的の一つでもあった“クラダリング”をゲットすることにします!
先ずは、「トリニティ・カレッジ 」に来ました。 -
The University of Dublin(ダブリン大学)
昨日までの天気とは打って変わって、5月の上旬なのに冬に逆戻りしたような天気です。朝はなんと9℃。ユニクロのウルトラライトダウンが大活躍します。
正門を抜けると中庭に出ました。 -
中庭の鐘楼。
まだ朝が早いので学生の姿はちらほら。丁度試験期間中だったみたいです。
トリニティ・カレッジは、400年の歴史を誇るアイルランド最古の大学です。ヨーロッパのトップ10にランク入りする名門大学の一つで、言うまでもなく大変優秀な学生さんたちが通っています。 -
大学敷地内の案内。上段はアイルランド語、下段は英語表記になっています。
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The Library of Trinity College(トリニティー・カレッジ図書館)
ここにはアイルランドの国宝「The Book of Kells(ケルズの書)」とオールドライブラリーの「The Long Room(ロング ルーム)」があります。トリニティー カレッジとケルズの書 史跡・遺跡
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「ケルズの書」はアイルランドの国宝となっており、世界で最も美しい本とも呼ばれています。
写真撮影は禁止。この日は運よく空いていて、間近でじっくり見る事が出来ました。豪華なケルト文様、壮麗な彩色に繊細な装飾が施された文字にはぐっと引きつけられる魅力を感じました。世界で最も美しい本と言われるのも納得です。 -
階段の踊り場に飾られていた「Irish linen(アイリッシュリネン)」。ケルト文様が素敵です。
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The Long Room(ロング ルーム)
思わず「おっ!!」と見上げてしまう空間でした。
映画スターウォーズのエピソード2で登場するジェダイ・アーカイヴはこの図書館をもとにイメージされたとか。 -
1、2階にびっしりと詰まった本に圧倒されます。20万冊が所蔵されているそうです。
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徐々に冷静になってくると「この本実際に取れるの?」と疑問がわいてきます。
各スペースには、はしごが設置されており、一番手前はおしゃれな螺旋階段。目が回りそうですけど…。 -
更に疑問が。2階の本棚は天井から下までびっしり本が詰まっているのですが、「隣のスペースにはどうやって移動するの?」
答えは、よーく見ると本棚の左下は空洞になっています。
1階から見ていると丁度隠れて見えないので、一瞬物凄い危険を冒して横に移動しなければいけないのかと思ってしまいます。 -
この図書館の景観のアクセントになっている胸像の方をご紹介。
左はシェイクスピア。右はニュートンです。 -
このロングルームにはもう一つ必見のものが収められています。
アイルランドの国章のモデルにもなっているアイルランド最古のハープ「ブライアン・ボルーのハープ」。美しい音色なんだろうなーと想像♪ -
見学を終え、トリニティ・カレッジ内のショップに。ケルズの書のポストカードや、日本語ガイドブック等も売っていました。
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Leinster House(レンスターハウス / 国会議事堂)
トリニティ・カレッジを後にし街歩き。 -
National Library of Ireland(アイルランド国立博物館)
アイルランド国立博物館に来ました。なんと入場料は無料です。国立考古学 歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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目玉の所蔵品はこの「Tara Brooch(タラのブローチ)」です。
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広々としたエントランスホールです。
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天井も素敵です。床は美しい星座のモザイクで飾られていました。
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館内のはフラッシュ無しであれば基本は撮影OKでした。
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Tara Brooch(タラのブローチ)
こちらが国宝の「タラのブローチ」です。手のひらに乗るほどの大きさで、衣服を留めるために使われていたそうです。肉眼で見るが難しいくらい細かい装飾が施されています。 -
タラのブローチの他にも、古代アイルランドの金細工、キリスト教時代の美術品、バイキング時代の発掘品など、数々の展示品があるので一見の価値はあると思います。
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また、別のエリアには2000年前の「Bog Body」と呼ばれる3体の泥炭ミイラが展示されており、保存状態がかなり良くリアルなものでした。
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Saint Patrick's Cathedral(聖パトリック大聖堂)
1742年4月にヘンデルの「メサイア」が初演された教としても知られています。
ちなみにダブリンには主にカトリック教徒が多いのですが、この大聖堂はプロテスタント教会です。聖パトリック大聖堂 寺院・教会
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市内観光を終えて、アイルランドに来たら手に入れると決めていた「クラダリング」を見に来ました。
海外でアクセサリーを買うことはほとんど無いのですが、かねてから欲しかったので、少しばかり値段の良いものを購入することに。店員さんに伝えると、鍵付きの棚から出てきました。「おおっっ」!! -
Claddagh Ring(クラダリング)
じゃーん!!!アイルランドの伝統的工芸品の指輪!
モットー“Let Love and Friendship Reign.”(愛と友情に支配させよ)。
クラダリングのハートは【愛】
王冠は【忠誠】
手は【博愛・友情】
を表しているといわれています。
指輪を付ける指、向きによって意味合いが変わります。 -
購入したお店はHOUSE OF IRELANDです。
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目的の指輪もゲットしルンルン気分。ここからは自由に街歩きをすることに。
先ずは街なかで見つけたポスト。やっぱりナショナルカラーのグリーンです。 -
リアルすぎて立ち止まってしまった!蝋人形です。
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街灯の装飾は「Shamrock(シャムロック / 三つ葉のクローバー)」!
アイルランドの国花で幸運のお守りとして愛されています。 -
オコンネル橋からの眺め。
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O'Connell Monument(オコンネル像)
ダブリンの中心部、オコンネルストリートに立つオコンネル像。あー頭が鳥のフンで…銅像の宿命です。オコンネル記念碑 モニュメント・記念碑
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ギネスビールを運んでいると思われる巨大サーバーのようなトラックを発見。
車体にはいわゆるデコトラのようなペイントが。 -
Famine Memorial(大飢饉追悼碑)
リフィー川沿いに設置されている大飢饉追悼碑。 -
ジャガイモ飢饉は、19世紀のアイルランドで主要食物のジャガイモが疫病により枯死したことで起こった食糧難や一連の被害ことで、それによりアイルランドの全人口の約四分の一を失ったと言われています。100万人が飢えや病気で亡くなり、残りの100万人が移住を余儀なくされました。
大量の死者や人口の国外流出によって、アイルランド語話者も激減し、アイルランドの民族文化も壊滅的な打撃を受けることになりました。 -
悲痛な表情が惨事を物語っています。
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ターボット・メモリアル橋を渡るとかわいらしい建物発見。幼稚園でした。
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レンスターの旗章。
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The Custom House(カスタムハウス)
リフィー川沿いに建つカスタムハウス(税関)。カスタムハウス (税関) 建造物
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近くで見るとガラクタの集合体で意味不明だった建物。
遠くから見たらリスと判明!驚き! -
街中にもハイクロス(ケルト十字架)。
ケルト十字架は、キリスト教のシンボルであるラテン十字と太陽のシンボルである円環を組み合わせたとされています。 -
ダブリン市内も2階建てバスが多く走っています。
乗り降り自由のHop On Hop Offバスもあれば、写真のような「イースター蜂起」をテーマに歴史を学び体感するバスツアーなどもあるようでした。 -
ダブリンの有名な通り「Grafton Street(グラフトンストリート)」。
映画「ONCE ダブリンの街角で」でも舞台となった場所です。グラフトン通り 散歩・街歩き
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テンプルバーエリアとはまた違った雰囲気で、統一された建物が美しいです。
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レンガの茶で統一されたクラシックな建物が続いていると思ったら、次は白で統一された高級ブティック街に。
写真右手の「Brown Thomas」はアイルランドで一番高級なデバートらしいです。 -
路上のお花屋さんも素敵です!
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そうそう。私のダブリンのイメージの一つに、ストリートミュージシャンがありました。
実際、本当に音楽が溢れている街でした♪ちなみに、アイルランドではいわゆる大道芸人やストリートミュージシャンのことを「Buskers(バスカーズ)」と呼ぶそうです。 -
St Ann's Church(聖アン教会)
グラフトンストリートから少し脇道に入った場所にあった聖アン教会。聖アン教会 寺院・教会
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St Stephen's Green(セントスティーブンスグリーン)
グラフトンストリートを抜けると、セントスティーブンスグリーンがあります。この公園9ヘクタール(東京ドーム2個分)もあるそうです。セント スティーブンス グリーン 広場・公園
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St. Stephen's Green Shopping Centre(ステファンズ・グリーン・ショッピング・センター)
公園の目の前にあるショッピングセンターに入ってみることにしました。ステファンズ・グリーン・ショッピング・センター ショッピングセンター
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吹き抜けデザインにより館内が明るく入りやすい雰囲気のショッピングモールです。
とここで、夢中で街歩きをしていてお昼を食べていないことに気がつく。 -
フードコートに行ってみることにしました。
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小腹を満たすためにパニーニのようなものを注文。
おいしい!そして適当に選んだベリージュースもおいしい!! -
アイルランドギフト専門店「CARROLLS」。チェーン店でダブリン中心部に点在しています。お菓子からグッズ等だいたいのお土産はここで揃います。
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スーパーマーケットでぜひ購入したいのは紅茶。
アイルランドと言えば、「バリーズ・ティー」ということで地下のスーパーで購入。
余り知られていませんが、実はヨーロッパで一番紅茶を消費する国はアイルランドで、今回の旅行中も沢山の紅茶を飲みました。 -
お土産を購入して、次なる目的地を目指します。
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到着!アイルランドの人気老舗チョコレート店「Butlers Chocolates(バトラーズ)」。
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バトラーズチョコレートカフェ。ここでチョコレートを購入。バラ売りに加え、ギフト用にラッピングされたものも置いてあります。
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結構歩き周ったので足が疲れた…とお決まりのマンホールをパチリ。
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ホテルに戻ります。途中見かけた立派なお家。
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あと1日あればもう少しゆっくり見れたなと後ろ髪を引かれる思いで、ダブリンの観光終了です。明日は帰路に。
ダブリン中心部はコンパクトにまとまった都市ですが、思っていた通りの美しく温かみのある街でした。
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