コスタ・ビクトリアで行く日本海クルーズ　２日目　境港から出雲大社へ。

2016/09/01 - 2016/09/01

コスタクルーズがこの年から始めた金沢発着の日本海クルーズ。
８月の後半以降だと５泊６日で７万円を切るので、会社には４月に夏休みのまとめ取りを申請。旅行会社に申し込みました。
最初の寄港地は鳥取県境港です。
ここではレンタカーで出雲大社まで。さらに島根県立古代出雲歴史博物館、玉造温泉入浴と八重垣神社も併せて訪問。出航１時間前の門限ぎりぎりに船に帰ってきました。
到着港は鳥取県なのですが１km行くと島根県。訪問地も全部島根県。鳥取県さんごめんなさい。
快晴の１日、表紙写真は鳥取県境港出港時のお見送り風景です。

エリア 出雲市(島根)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 レンタカー
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

船尾から日の出を見ます。

今日もいい天気になりそう。

日の出を眺めた船尾のデッキ。風もあたらず快適。ただ喫煙所になっているのが難。
部屋が近くだったのですぐにここに来ました。
内側部屋ですがここのおかげでとくに不便を感じず。

部屋のテレビでこのように船首と船尾のライブカメラを見ることができます。
なので内側キャビンでも外の天気はわかります。

天気予報も出ます。

気温も出ます。

船の現在位置も出ます。

左舷に秀峰、伯耆大山（ほうきだいせん）が見えてきました。

前方に境港の街が見えてきました。

こんな小島が。かわいらしい鳥居が見えますね。
灯台の方が圧倒的に大きいです。

こちらは大きな灯台。三保関灯台。

さてブッフェレストランで朝食。屋内が満席なのでプール脇のデッキで。
フレンチトーストが美味しかったです。

ブッフェの料理一覧。

８：３０接岸。
９：００入港のはずがちょっと早いです。

あらあ、ネコ娘。

オプショナルツアーのバスが多数待機中。
私たちは自由行動なので、下船はこのツアー客が降りてから。
右手は境港駅までのシャトルバス。そしてタクシーも待機中。

境港中心街方面。２kmといったところかな。

出国係官が乗船。
明日は外国なので今日の出航までに出国手続きが必要なのです。

あの橋の向こうは島根県。

結局自由行動組が下船できたのは着岸から１時間後の９：３０。
もうちょっと早く降りたいなあ。
今日はレンタカーで出雲大社を目指します。

あらあ、妖怪ロードのある境港だけあるわあ。
妖怪のおもてなし。

右は境港中心街への連絡バス。片道２５０円もするそうです。
徒歩２５分くらいなので健脚の方は歩いていたようです。
このテントの中のひとつがレンタカー屋さんの受付。手続きはすぐ完了。お客さんは２組くらい後からきましたがこの大型船でレンタカーの利用はほとんどなさそうでした。

さて、９：５０出発。
実は５月にレンタカーを予約したときは境港駅前で借りて空港近くの営業所返却、１０００円でコスタまで送ってくれる、ということでしたが、お店の方は５月時点ではコスタクルーズ寄港のことを全く知らないようでどこの桟橋に着くかもわからないようでした。
その後、コスタ到着桟橋でクルマ貸し出しますという連絡があり、さらに無料でコスタ前返却可となりました。たまたま見つけたガソリン満タン返し不要、１日２７００円（保険１０８０円）という激安プランでしたが、さらにすばらしいサービスに感謝です。

さきほど船の上から見た橋を渡って島根県に。

松江まで５０分くらい。
松江城の周囲を走って車窓観光。
時間がないのでしかたなし、です。

塩見縄手。車窓観光。

暑そうなので飲み物購入。
そう、船からの飲み物持ち出しも持ち込みも禁止なんです。

宍道湖畔を快走。

あ、電車。一畑電車です。

駅に停車中に追い抜き。でもすぐに追撃してきます。

前方からは特急型の電車。

やってきたのは出雲文化伝承館のなかにある出雲そばの名店「羽根屋」さん。
出雲大社の近くの出雲そばの店は週末は行列との情報もあり、
空いているであろうと、こちらへ。

予想通り待ち時間なし。

３段のそばが出雲そばの特徴。いただきます。
いつか３段トレイのアフタヌーンティーも体験しなきゃ、です。

庭もきれい。

さて、やってきました。出雲大社。
鳥居をきちんとくぐりたいので参道の駐車場に。
前方の鳥居の隣が大駐車場です。
駐車場は全部無料で大きいので嬉しいです。

大鳥居。

時間があまりないのですが全部まわります。
あれ、うさぎのマップ？

うさぎがいたるところに。

さすが出雲大社。拝殿。
しめ飾りも巨大。

こちらはとなりの神楽殿。要は結婚式場。
こっちの方が立派に見えるのはなぜ？

本殿の周囲にはこのような小さなお社がいくつか。
たんねんに全部まわりました。
９社あるとのことですが、本殿の囲いの中のものもあるので、６社くらい見ただけ。

その囲い。中は本殿。

境内には芸術品もあって、これは妙に気になった銅像。「水辺を歩く」。
なぜか曲線がすごくきれいだなあ、と。
帰宅後に情報を探すも見当たらず。

参道。境内入口から境内方向を望む。
砂丘だったのか鳥居が一番高い位置。
高低差があるのが不思議。

参道。境内側から街を望む。

鳥居前で地元の方に教わったのですが、
この旅館。竹内まりやさんの実家なのだそうです。

出雲大社で感激した妻が出雲歴史博物館にも行きたい、と。
もともと時間ぎりぎりの行程だけど、まあ、なんとかなるでしょ。
出雲大社から車で１分。

昔の出雲大社です。
でかかっったのね。

と、まあ、いろんな学説があるようで、
そのうちの一番大きい予想のものの展示でした。

刀の重さを実際に体験できます。
案外軽いです。
そりゃ振り回さねばならない兵器ですから。

なんと電車が。

運転台。

座席体験もできます。
昔、乗りました。ドアが手動で開けっ放しで走っていました。
１９８５年ころで、当時でもびっくりしたものです。

改札口もあります。
記念撮影に最適。
当時の時刻表も。

さて、定番の稲佐の浜。島には触れることができませんでした。

さて、玉造温泉へ。
特急「やくも」とすれちがい。

玉造温泉到着。
しかし、へんな色の勾玉だわ。

旅館の日帰り温泉・・・ではなく日帰り温泉施設「玉造温泉ゆ～ゆ 美肌・姫神の湯」です。４１０円と安いです。ただ情緒はないですが。

浴槽は勾玉の形。人は少なくゆったり。
でも時間がタイトなのでゆっくりできず、浴槽には２０分くらい入っただけ。
またゆっくりくることもあろう・・・。

続いて八重垣神社。

こちらの名物はこれ。
縁結び占いの池。
お札を浮かべて、浮き出た文字と沈むまでの時間と場所で結婚の時期と場所がわかるという。
昔、やりました。２人とも外れた感があります。

このような池です。清水というわけではなく、よどんでいます。
神社からはすぐですが、場所はけっこう森の中です。
真剣な少女がひとり。

ここで時間切れ。もう１カ所「神魂神社（かもす神社）」にも行く予定でしたが省略。
コスタに戻ります。
途中、「べたふみ坂」（車のCMで有名になったという急勾配の橋）も省略して、行きと同じ道で。

コスタ到着。出航１時間前の門限ぎりぎり。
車をここで返していそいで乗船。

乗船後船内で出国続き。そう、次の港は韓国なので、ここから出国になるのです。
さらっと審査後さっそくデッキへ。

ケーキとピザとお茶です。
念のため、クルーズではすべて無料。
ピザはおいしいですがケーキは見た目も味もちょっとなんだかなあ、という感じ。

出航１０分前。お見送りのイベントが始まりました。

エンドレスにいつまでも同じ曲を繰り返し、「行ってらっしゃーーい」と何回も。
しかし船は動かず。

どうやらお隣の国の方が数名戻ってきていないとのこと。出航時刻の１８時を２０分くらいまわったころ高速で港に突っ込んできたクルマから数人が船に駆け込み。出国係官が船の入口で待ち受けていてすぐ手続き。
それにしてもやって来たクルマはタクシーでもなくレンタカーでもなく、ということは優しい市民が送ってくれたのでしょうか？
ふと思ったのは、これくらいの時間なら待ってくれるのか、ということ。

１８：２０。出航。
お見送り。
いいですねえ。

部屋に戻るとちょうどベッドメイク中。
タオルアートの作り方を見せてもらいました。

タグボートも離れ、

３０分も行くともう夕暮れ。三保関灯台。

さて、２０時になったら着替えて夕食。
今日はフォーマルなのでみなさんちょっとおしゃれ。
クルーズ船のなかでもカジュアル船なのでフォーマルでもさほど気合いに入った方は見かけませんでした。

席に着いて、また今日もノンアルコールカクテル注文。
これまた美味しかった。

メインその１

メインその２

デザート３種。
食べ過ぎだわ。

２２時。前方コンコルドプラザでパーティー。
やはり大音響。早々に退散。

明日は釜山。外国です。
天気は・・・いまひとつみたい。
さて、久々の外国。
気合いを入れてまいりましょう。