2016/05/26 - 2016/05/28
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frau.himmelさん
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オットー・ヴァイトの盲人作業所を見た後、ハッケシャー駅で考えた。
さあ次はどこへ行こう!
まだ時間は4時です。
今回はベルリンに5泊致しますが、いくつか予定している観光はあるもののそれ以外は全くのフリー。どこをフラフラしても構わない。
私の大好きなベルリンを目いっぱい楽しもう!
駅で路線図を眺めて閃いた。
そうだ、オストクロイツへ行ってみよう!。
ここに何があるわけでもありません。オストクロイツ、東が交差するところ、名前がいいじゃありませんか。
ユダヤ人の重い迫害の歴史を見た後は、なんとなく旧東ベルリンのほこっとした情景に出会いたいと思ったのです。
何度もベルリンを訪れて感じたこと、
「DDR時代だって悪いことばかりではなかったよ。いいことだってあったのさ。」
この言葉にとても共感を覚えるのです。
私もオスタルギーに憑りつかれたのかしら?
*オスタルギー
東ドイツ(DDR)への郷愁。
「東」をあらわす「オスト(Ost)」と「郷愁」をあらわす「ノスタルギー(Nostalgie)」の合成語。
-
ハッケシャー駅からSバーンで4駅東に向かいます。
ここはオストクロイツ駅。
何かで、ここはまだ旧東ベルリンを色濃く残した駅だと読んだことがありました。
でも別に他の駅とは変わらない。 -
東西統一後25年以上も経てば、旧東ベルリン地区がすっかり変貌しても当然ですね。
駅も近代的になっていますし、西側の象徴だったマクドナルドが大きな店舗を構えています。 -
人の流れについていくと、ここはまだ工事中で混沌としています。
そうよねー、時代から取り残されたこの感じがいいのよねー。
一人で頷いています。 -
その中に見つけましたよー、DDRを!。
「ケットヴルスト」。
東ドイツで有名なインビス屋さん。
なんでもパンにソーセージをねじ込んだものらしい。
パンにソーセージを挟んだものは西側のマネになるから・・、という意地で考え出されたものらしいです。
ケットヴルストって、ケチャップとヴルスト(ソーセージ)の合成語だそうです。 -
あの時はハッケシャーホーフ駅前で食事をしたばかりでお腹は空いていなかったので食べませんでしたが、後になって後悔。
しまったなー、買って夜食にすればよかったかなー。
次回はぜひ食べてみます。
手前の赤いお店は、この時期ドイツ中で見かけるイチゴ屋さんのブース。 -
オストクロイツ駅のシンボルである給水塔。蒸気機関車に給水していた時代の遺物がまだ残っているのです。
-
Sバーンで一駅引き返してワルシャワーシュトラーセ駅に降り立ちました。前方に先ほど訪れたオストクロイツ駅の給水塔が見えます。
-
大勢の人のが歩いていますね。
まだここも工事中で、なんとなくザワザワしているのがいい。
このワルシャワシュトラーセ駅からベルリン・オスト駅の間には約1㎞に亘ってベルリンの壁が残っているのです。
イーストサイドギャラリーとして有名ですよね。
●参考旅行記
http://4travel.jp/travelogue/10927470
http://4travel.jp/travelogue/10518261 -
遥か彼方にテレビ塔が霞んで見えます。
イーストサイドギャラリーはこの写真の左側を少し行くとあります。
今回私は、イーストサイドギャラリーには行きません。 -
私はここから出ている市電M10番で中央駅に戻ります。
このM10番は今回よく利用しました。 -
手ごろなM10の路線図がありましたので、サイトよりお借りしました。
この路線はほとんど旧東ベルリンン側を通ります。
路面電車で東ベルリンの旅が出来るのです。
右下のワルシャワーシュトラーセ駅を出発して。赤い線に沿ってベルリン中央駅まで走るのです。
途中、王冠を中心として11時の方向にあるBernauer Str.では、まさに東西壁があった場所に沿って走ります。 -
ワルシャワーシュトラーセ駅を出発した電車は、間もなくフランクフルター門に到着です。
さっきから上空で轟音がして、道を通る人も皆さん上を見上げています。 -
フランクフルター門。
何と空からヘリコプターが降り立ってきたのです。
この都会の真ん中でですよ。
さすがにベルリンっ子たちも何事かと驚いてそちらを見ています。 -
ヘリコプターがこの都会の真ん中に着地したのです。
轟音には驚いたベルリンっ子もあとはフツーの対応。
興奮して電車の中でバシャバシャ写真を撮っているのは、日本のおばさんだけ。 -
市民公園フリードリヒハイン。
奥に見える塔はPfingskirche。 -
瀟洒な建物が見えてきました。
ここは、Danziger str. -
プレンツラウアーベルク・アレーと交差する地点。
遠くにテレビ塔が見え始めました。 -
クルトゥーア・ブラウエライ。文化醸造所。
Alltag in der DDR(東ドイツの日常)の博物館 -
ここでは入場無料で、DDR時代の普通の生活の様子が見られます。
まさに、「DDR時代だって悪いことばかりではなかったよ。いいことだっていろいろあったのさ。」の展示です。
大変充実していて、大聖堂近くにあるDDR博物館より混んでいなくて、穴場です。
●参考旅行記
http://4travel.jp/travelogue/10981061 -
緑色の高架橋が見えてきました。
この上を地下鉄U2が走っています。
写真の右側にエーベルスヴァルターシュトラーセ駅があります。 -
高架橋の下で営業しているのは、ベルリン一、いえドイツ一有名なお店、ベルリン名物クリーヴルスト(カレー味ソーセージ)のインビス「コノプケ」です。
相変わらず行列ができています。 -
2013年に食べた「コノプケ」のカレーソーセージ。
なんとなくカレーヴルストって東ドイツ発祥の食べ物と思っていたのですが、ちょっと違ったようです。 -
こちらにはマウアーパーク(壁公園)が見えるのですが、反対側だったのでうまく写真に撮れませんでした。
ここでは毎週日曜日に、ベルリン最大の蚤の市が開かれます。 -
Schwenter str.。
今までM10番は旧東ベルリン側を走っていました。
ここからは、壁によって東と西に隔てれていたその壁の跡に沿って走ります。
自転車の車輪の下の長方形のプレートが連続して並んでいますが、これがベルリンの壁の跡です。
あちら側は東ベルリン、こちら側は西ベルリンになります。
ここからこの通りはベルナウアー通りと名前を変えます。 -
東側政府は、ベルナウアー通りに面したアパートに住んでいた住民を強制的に立ち退かせ、建物を爆破してここを封鎖地区としました。
この場所は東西の分断を象徴する場所なのです。
現在では、ベルリンの壁があったところには細い鋼材の柱が立ち並んでいます。
また新しくできた集合住宅の壁には、当時の生々しい悲劇の写真が描かれています。 -
あちら側が東ベルリン。
ベルナウアー通りを走っている自転車軍団は、ベルリンの壁ツアーの方たち?
この通りにある日突然、壁が建設され、家族や友人など強制的に引き裂かれました。 -
ここで壁があった当時の地図を入れておきますね。
太赤線が壁のあった部分です。
M10トラムは右上のUバーンEberswalder str.を通り、⑧という赤丸の部分、Bernauer Strの東西壁の境界線上をしばらく走るのがお判りになりますでしょうか。
そしてSバーンのNord BhfでInvaliden str.を直進し、Hauptbahnhof(中央駅)に至ります。 -
地下鉄ベルナウアー通り駅
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まだ本物の壁が鉄骨むき出しで残っているところもあります。
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円筒形の和解礼拝堂
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今日も大勢の観光客が世界中から詰めかけています。
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幽霊駅といわれたノルドバーンホフ。
東西分断時代には境界線上にあったため、列車は停まることなく通過したいわゆる「幽霊駅」でした。
●参考旅行記
http://4travel.jp/travelogue/10979168
ベルリンの壁崩壊25年 ☆幽霊駅ノルトバーンホフとベルリンの壁記録センター -
電車は「自然史博物館」の横を通ります。
ここには、ベルリン動物園で人気者だったクヌートの遺骸が、標本として展示してあるって聞いたけど、今もあるんかしら。
みっともない写真を張り付けて申し訳ありません。 -
innvaridenstr.
もう間もなく中央駅です。 -
中央駅が見えたらここは旧西側です。
-
中央駅前の市電乗り場。
ここからいろんな方面へ市電とバスが走っています。
空港行も停まります。 -
これが乗ってきたM10のトラム。
ベルリン市内を100番や200番などの観光名所を走るバスがありますが、旧東ベルリンを見たいと思ったら、路面電車M10線はお薦めです。 -
さて、別の日、私はM10番のトラムでまたまたフランクフルタートーア駅にやってきました。
先日、あの右手の方に突然ヘリコプターが降りたのでした。あれには驚きましたね。
フランクフルタートーアって「フランクフルト門」って意味なんです。
これが門!?ずいぶん巨大な門です。
この二つの門は、ジャンダルメンマルクトのドイツドームとフランスドームをモデルに建てられたそうです。
●参考旅行記
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/upload/11238215/
旧スターリン大通りでスターリンの耳を見つけ、総統の地下壕近くで暗殺者の横顔を見た・・・ -
巨大なのは門だけでなく、周りの建物も巨大なら、通りも幅が広~~い!。
スターリン大通りと呼ばれていたこの通りは、東ドイツが威信をかけて造った東ベルリンのメイン通りでした。
通りの両脇には大きなビルが建ち並び、異様に道幅の広い大通りでは、政治パレード、軍事パレードなどが行われていたそうです。 -
ここは東ドイツ時代、1961年までスターリン通りと呼ばれていました。
そして両脇には東ドイツの建築家チームにより設計された、「スターリン様式」と呼ばれる巨大な集合住宅がずらーっと建てられました。
この建築群は現在、文化財保護区域に指定されています。
スターリン様式とは、ソ連時代のモスクワの建築様式に代表される社会主義的建築様式のこと。 -
通りのところどころに、現在位置と通りの歴史を説明した案内板が設置してあります。
ナチスの時代のフランクフフルター・アレーの説明。
上はこの通りで商店を経営していたユダヤ人への迫害ですね。お店に嫌がらせの落書きがしてあります。
下は、ベルギーから強制労働で連れてこられた女性たちが働いている・・。
あ、そうだ、今日はナチスの歴史は置いといて・・・。 -
スターリン大通りと呼ばれていたこの通りは、1961年カール・マルクス大通りと改名されました。
独裁者スターリンの死後、彼の批判が高まったこともありますが、その後首相となったフルシチョフがスターリンが大嫌いで改名させたそうです。そしてこの通りにあったスターリンの巨大な像も撤去されました。 -
地図で位置関係を説明します。
ワルシャワー通りと交差している大きなUバーンの駅がフランクフルト門。巨大な塔があった場所です。
そこから左へアレキサンダープラッツのテレビ塔の方向はカールマルクスアレー、右に行くとフランクフルターアレーと通りの名前も変わります。 -
私は今フランクフルターアレーの方にいます。
-
ぶらぶらして疲れました。
地下鉄駅を見つけたので、楽をしてここから移動しようと思ったけど・・・。 -
大通りの向こうにみてはならないものを見つけました。
DDRソフトアイス?!
一体どんなものなのかしら?
これは試すしかないですね。 -
これがそう。
何の変哲もないバニラとチョコの2色ソフトクリーム。
2色が東西ベルリン分断を表しているのでしょうか? -
でも安いのです。
大が1.5ユーロ、小が1ユーロ。もちろん大を求めました。
私がお店の横で立ち食いしているのを見て、このお兄さんも食べたくなったみたいです。
ところが店員さん、客がいなくなったのを見計らってどこかへ出払っているのです。
店員さんが戻ってくるのを待ちながら、羨ましそうに私のソフトクリームを見つめているお兄さん。 -
やっぱり少しでも楽をしたいので、さっきの地下鉄駅Samariter str.駅から移動します。
この大通りの下を地下鉄5号線が走っています。
すっかり見慣れたベルリンの地下鉄駅。 -
地下鉄で3駅目のStrausberger pl.駅。
ここまでくるとテレビ塔もほど近くに見えます。
広場中央の噴水もいかにもDDRらしいカチッとした様式。
いいわね。犬連れで語り合っているカップル。 -
ちょっとその界隈をブラブラして・・、
緑道にたわわに実った果実の木(これリンゴですか?)を見つけて感嘆して・・。 -
フランフルト門が遠くに見えます。
-
再びシュトラスブルク駅から地下鉄に乗り・・・。
何度この通りを行ったり来たりしたかしら・・。 -
また引き返して4駅目フランクフルターアレー駅で降ります。
駅のホームには1930年に地下鉄駅が開通した時の、歴史的な写真がありました。そしてSバーンと接続しました。
古き良き時代、ベルリン黄金の時代でした。
それからドイツは大波乱の歴史を辿ることになろうとは、この写真に写っている人達は知る由もなかったのですね。 -
さて私も、地上に出てSバーンに乗り換えます。
次はどこに行きましょう。
まだまだ東ベルリンを周りますよ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ペコリーノさん 2017/05/05 17:23:37
- トラムM10番
- frau.himmelさん、こんにちは!
トラムM10番、わたしも昨年に乗りました。
そして思ったんです。あ、これ、良いなって。3年前の2014年、この路線は工事中で、自然博物館の近くのホテルに泊まっていた私は、ベルリン中央駅からバスで来ていました。
今年、再び、この近くにホテルを予約しました。スーツケースを持っての移動は、バスよりもトラムの方が楽だと思ったのです。
昨年は、ベルリンのホテルに着くまで結構苦戦しましたから。
frau.himmelさんの旅行記、いつも私にとってとてもタイムリーで、嬉しいです。
きっと、今年の秋の私のベルリン旅行記には、このM10番のトラムが大活躍だと思います。
frau.himmelさんは今年の秋には、アルザス地方ですか?
私も今年の旅は秋にいく予定です。
場所は昨年と同じ、北ドイツとベルリンです。いろいろ心残りがあって…(笑)
お互い、楽しみですね!
ペコリーノ
- frau.himmelさん からの返信 2017/05/06 10:07:59
- RE: トラムM10番
- ペコリーノさん、コメントありがとうございます。
トラムM10番、ほんとに便利ですよね。
これは昔からあった路線で、ペコリーノさんもプレンツラウアーベルク地区にホテルをお取りになることが多いので、よく利用されたのではありませんか。
私も2007年にあの近くに2週間ステイしたとき、時々乗っていました。
ただあの頃はエーベルスヴァルター通り駅までしか行かなかったような。
次に乗った時はノルト・バーンホフまで伸びていまして、中央駅まで(事実はもっと先)延伸されたのは最近のことらしいです。
今回は私が泊まったモーテルワンのすぐ近くに停留所があったもので、中央駅に行くより近いとここをよく利用しました。
ペコリーノさん、今年は秋のベルリンですか?
しかも北ドイツと、リベンジですね。
>いろいろ心残りがあって…(笑)
この気持ちよ〜くわかります。私も最近は同じところを何度も訪ねるのが多くなりました。
それにしても、もうホテルを抑えられた!? はやっ!
私は今回は面倒な船頭さんと一緒なもので、スケジュールの調整がつかなくて、まだフライトも取っていません。
今回は船頭さんの都合でコルマール近くは行きますので、アルザスは決まっているのですが、他はまだ・・・。
秋ですね・・、新酒の季節ですからモーゼル、それから北ドイツのデンマークに近い左側など考えていますが、ベルリンにもまた行きたいし・・・、悩みます。
私のベルリン旅行記はまだ2,3回は続きそうです。よかったらまた見てください。
himmel
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