2017/04/22 - 2017/04/25
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Weiwojingさん
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金沢には思って以上に神社や仏閣が多いのには驚いた。加賀百万石の城下町であったせいかどこを歩いていても、大小さまざまな寺院を目にした。その上、地元の人のみならず多くの観光客が訪れているのには興味を覚えた。
今回小生がたくさん訪れた中から特に関心を持ったたところをピックアップして、紹介してみたい。以下の如くである(掲載順)。
1.尾山神社 (金沢市小山町 11-1)
2.雨宝寺 (金沢市千日町 1-3)
3.徳龍寺 (金沢市野町 2-33-1)
4.妙立寺 (金沢市野町 1-2-12)
5.成学寺 (金沢市野町 1-1-18)
6.金沢神社(金沢市兼六町1-1-3)
7.金沢カトリック教会 (金沢市広阪 1-1-54)
8.金沢精霊修道院聖堂 (金沢市長町 1-5-30)
* このカバーの画像は、松尾芭蕉が弟子の小杉一笑の追善供養に訪れた寺で、芭蕉が詠んだ句が境内にある。
- 旅行の満足度
- 4.5
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「尾山神社」は、加賀藩祖・前田利家と正室お松の方を祀った神社で、もともとは卯辰山の麓に創建された卯辰八幡宮を1873年(明治6)に現在地へ移したものである。
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和漢洋折衷のデザインが施された神門は三層アーチ型をしていて、高さが26メートルあり、頂部には日本最古の避雷針が取り付けられている。
さらに注目すべきところは、三層目の大きな窓4面にギヤマン(ステンドグラス)が使われていて、かつては中に明かりを点して灯台の役目をしていたと伝えられている。 -
境内には大きな狛犬が2体拝殿前にあり、神門を背後に鎮座している。
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本殿はなかなか立派で、参拝者が絶えることはなかった。
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奉納されている絵馬を見ると、外国語で書かれたものがかなりある。タイ語、韓国語、スペイン語、英語等があった。
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神社の奥に進むと、「金谷神社」がひっそりとたたずんでいる。
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境内には池泉回遊式庭園があり、中央に小さな池が設けられている。石造りの橋がかけられている。
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裏手に「東神門」という門がある。
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馬にまたがる前田利家像が建っいているが、背中に何か背負っている。一体これは何なのか。
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犀川を渡るとすぐ左側に「雨宝院」という小さな寺がある。ここは室生犀星が幼年期から青年期にかけて過ごした寺で、彼の作品の中にも登場する。
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雨宝院の正面入り口。そのわきに地蔵尊が何体もある。いかにも素朴だ。
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雨宝院の中に入ると、小さな祠があり、中を見ると何体もの地蔵尊が安置されている。
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すぐそばの「徳龍寺」にも来てみた。
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江戸時代の俳人松尾芭蕉は、各地を旅して俳句や紀行文を残したが、彼の『奥の細道』では、金沢で10日間滞在し、いくつかの俳句を詠んだ。
この寺は芭蕉が彼の弟子である小杉一笑の追善供養に訪れた「願念寺」である。 -
寺の境内はさほど広くはない。
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門の装飾が見事だ。
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芭蕉が1629年 (元禄2)に詠んだ
「つかもうごけ我泣く声は秋の風」
という句碑が境内にある。これは芭蕉真筆である。 -
芭蕉の句につて詳しく書かれた説明板がある。
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忍者寺として知られる「妙立寺」はその特異性から多くの観光客(特に外国人の)が訪れ、境内は人で溢れかえっていた。
前以って連絡しておけば、内部を案内してもらえるとのことで、数時間前に知人が連絡してくれて、見学することが出来た。
金沢城へ続く地下通路、隠し階段、落とし穴、からくり仕掛けのオンパレード。建物の複雑な構造から『忍者寺」と呼ばれていたが、実際は忍者が住んでいたという事実はない。 -
本堂横にある階段には、実はからくりがあり、足を掛けると、落とし穴になっている。
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中庭にある井戸は普通は井戸水をくみ上げることに使用しているが、ところがこの井戸には横穴があり、地下通路になっている。その地下通路は金沢城につながっているという伝説があった。
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様々なからくりを潜り抜けた先には謁見の間がある。ここには茶室があり、客人と茶を飲みながら会話を楽しむことが出来た。お茶の水はどこから汲んでくるかというと、それは部屋の小窓から桶を滑車で井戸まで下ろして、水を汲んだそうだ。
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本堂に入る前に目に留まる最上階の小窓がある。これは外からの来襲者を監視する望楼なのである。ここから常時監視することで、敵が攻めてきてもすぐにスタンバイできる。
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「成学寺」という寺にも来てみた。この寺も芭蕉と関わりがあり、彼が詠んだ「あかあかと日はつれなくも秋の風}という俳人・堀麦水によって建立された蕉翁墳がある。
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成学寺の入口。
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入口の左右にこのような鬼をイメージした像がある。
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「金沢神社」は小さいながらも由緒ある神社である。1794年(寛政6)、加賀藩11代藩主前田治脩が藩校明倫堂を建てた際、その鎮守社として学問の神であり、前田家の祖先とされる菅原道真を奉る神社を創建したのに始まる。
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兼六園を整備する際に明倫堂は別のところに移ったが、神社はそのまま残された。
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本殿の鬼瓦の部分に注目していただきたい。
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「金沢カトリック教会」はかなり古い歴史を持つ教会である。
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教会内部。
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教会堂の正面から入口の方を撮影した。
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かなり立派なパイプオルガンがある。
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この教会のステンドグラスは大変素晴らしい。特に、高山右近を描いた作品は日本人を題材にしたものとしては大変珍しい。特筆に値する。
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高山右近像が教会の敷地内にある。
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もうひとつ、美しいビザンチン様式の「金沢聖霊修道院聖堂」も訪ねた。
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すっと聳えた立つ十字架が青空に映え、美しい。
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丸窓が特徴で、目を引く。
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教会の内部に入ると、薄暗い雰囲気の中に荘厳さが感じられた。このような畳が敷かれた部分があるのは珍しい。
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天井部分を見上げると、キリストの姿や太陽(?)等が描かれている。
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祭壇の前には聖書が置かれ、開かれたままになっている。
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大きく手を広げたマリア像がある。
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こちらはヨセフ像だろうか。
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薄暗い会堂は静けさと落ち着いた雰囲気を持ち、しばしの瞑想にぴったりのところであった。
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