2017/04/22 - 2017/04/25
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Weiwojingさん
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京都と同様に古都として観光客の人気を集めている金沢は、大きな魅力に溢れた都市である。ただ、京都とはやや趣が異なるような気がする。金沢は「小京都」と言われているが、小生はこの呼称はふさわしくないと思う。金沢には金沢の独自性がある。他の真似をする必要はない。
金沢には10 数年前に訪れたことがあるが、今回来てみて大きな変貌を遂げているのに気が付いた。新幹線が開通してからと言うもの、一気に観光客が増えたようだ。特に、外国人が倍増しているのには驚いた。街を歩いていると、周りから聞こえてくる言葉は英語、ドイツ語、韓国語、中国語等で、実に多くの外国人観光客で溢れている。金沢はそれだけ外国人に魅力的なところなのだろう。
金沢では定番中の定番ともいえる金沢城、兼六園をまず訪れた。どちらも素晴らしいの一言である。見学していると、ボランティアの方々があちこちに配置されていて、道に迷ったリ、何か聞きたいことがあるとすぐ対応してくれて、大いに助かった。
金沢城は昔のままというよりは近年に再建された城であって、昔のままと言うわけではない。金沢城はやや満足感に欠けるが、一方、次に訪れた兼六園は自然を最大限に利用した公園で、美しい造形美を楽しむことが出来た。
- 旅行の満足度
- 5.0
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金沢と言えば、金沢城を建て、金沢の街をた造った前田利家(1539、天文7~1599、慶長4)が挙げられる。彼の銅像があちこちに建っている。
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金沢城へは空堀にかかる極楽橋を渡って城内に入った。周囲は桜の木が多く、開花時期に合わせて来れば、素晴らしい桜の後継を見ることが出来たであろう。
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立派な城郭が現れてきた。青空に映えた美しいさと均整さを感じる。金沢城は1546年(天文15)に前田家の居城として建設された。
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金沢城には天守閣がない。城の中を見て回っていて、天守閣がないのに気が付いた。もちろん創建された当時は天守閣が存在したが、1602年(慶長7)落雷により喪失して以来、再建は試みられたものの叶わなかったようである。その代わりに三階櫓が建造された。
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「橋爪門」も再建された門で、ここを通って城の中に入る。他にも入り口は何か所もあるようであるが、小生はここから入った。
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橋爪門を通り、城の中核へ進んで行った。
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普段は未公開だという「三十間長屋」を見学した。ここは鉄砲蔵であったところで、重要文化財に指定されている。
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三十間長屋の内部は今では何もなく、ただ広い空間が広がっているだけの場所である。
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場内にはあちこちにまだ桜の花が残っていて、目を楽しませてくれた。背後の建物は三十間長屋である。
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「切手門」から洋風の建物が見える。これは旧第六旅団司令部の建物である。
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城の中にこのような洋風の建物があるのは少々奇異な感じもしないではないが、第二次大戦時の様々な理由で建てられたのであろう。
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「玉泉院丸庭園」へも足を延ばしてみた。ここまで訪れる人は少ないが、しかし、広々とした日本庭園と周囲の樹木が生い茂る様には一軒の価値ありだと思う。ただここも後に復元された庭園である。
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その庭園の様子。左側の建物と同様に近年整備されたようである。
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広々とした庭園が広がっていて、青空に映えて美しい。
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城の中では春の花があちこちで咲いている。
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この辺りから見る城はいかにも再建したという感じの城郭で、見た目には美しいが、古さは感じられない。
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石垣だけは昔のままである。いくつかの石に何か記号のようなものが彫られている。
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「鶴丸倉庫」武器蔵であったが、三十間長屋度同様に重要文化財に指定されている。
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もう一箇所期間限定で公開されている「石川門」も中に入ってけんがくした。内部はただの大きな空間があるだけで、見るべきものはない。
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「本丸園地」へ来た。小さな丘のようになっていて、周囲を見渡すことが出来る。
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遠くに白い頂きの見える山々が聳えているのが見える。それらは立山連峰である。
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金沢城の見学を終えて、すぐ隣接してる兼六園へ移動した。後楽園と偕楽園と共に日本三大名園と言える兼六園は自然の造形を生かした庭園と言える。人工的なものはほとんど感じられず、ゆっくり散策するには最適なところである。
入り口を入ったところに何やらいわれのある巨木が聳えていた。 -
兼六園は広大な敷地に何か所も池が配してあり、周囲の緑と相まって大変美しい。
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小高い丘の上には四阿があり、休憩できるようになっている。
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「成巽閣」の入口。
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枝垂れ桜の花がまだ咲いていて、多くの外国人がカメラを向けていた。
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小さな滝まであった。「翠滝」という名前がついている。
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苔の濃い緑色が太陽の光を受けて、一層光り輝いていた。日本庭園ならではの光景である。これからさらに美視差を増すであろう。
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大きな根を張った大木があり、樹齢何百年もあるようである。
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大方の桜は散りかけているが、中にはまだ満開のものもあり、大いに楽しむことが出来た。
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桜の木の前では着物姿の6人の女性たち(いずれも日本の方々)が写真を何度も撮っている。その場にいあわせた多くの方が、外国人観光客を含めて、この女性たちの写真を撮っていた、
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