湯野上温泉

2017/03/13 - 2017/03/16

3泊4日、おばさんふたりで、会津の旨いもの巡ってきました。

エリア 湯野上温泉(福島)

• 旅行の満足度: 4.5

会津鉄道会津線の「湯野上温泉駅」（ゆのかみえき）で下車。

日本で唯一の茅葺き屋根の駅舎です。

高い天井に、太い梁

茅葺きの駅舎だなんて、ほんと、信じられない！

　駅舎の脇には足湯もあります。

　待合室にはストーブもあるけれど、奥に、囲炉裏があります。

で火が焚かれていて、駅舎は、煙でもくもくです・・・半端ないです（笑）
毎日、炙って、茅葺き屋根に集まる虫を煙で追い払う役割を果たしているそうです。

待合室では、有料だけど、甘酒やコーヒーを飲むことができます。お茶は、無料です！
ほのぼのとしか、言いようがないよねぇ。

昭和チックですよね。

湯野上温泉駅は、駅業務を下郷町観光協会に委託している簡易委託駅で、観光協会の方が
朝から夕方まで切符や売店の販売等を行っています。

この日に宿泊する宿のご主人が駅に迎えにきてれました。

駅から車で５分。

蕎宿「湯神」に到着。

山深い渓谷に囲まれた湯野上温泉、その山里にある、客室4室の温泉宿。
福島では、高級な露天風呂付き客室宿じゃなくって、ひなびた宿に泊まりたかったの。

　4室の部屋の中から、この日は、「長寿庵」に通されました。

曇っていてよく見えてないけれど、部屋の窓からは、山。すごい山がすぐ隣です。
熊も狸も、いろいろな動物が出没するらしい。

そして、すぐ線路。１時間に１本、電車が走ります。

部屋の中には、普通の家のようなテーブル。

夕食も朝食もここに座って食べます。本当に家みたい。

でも、ちょっと違うのが、横に囲炉裏がある。

囲炉裏は使っている様子はない。以前は、ここで川魚を焼きながら食事とかしていたみたいだけれど、お客さんのご要望により、テーブル席とベットに部屋を改装して、使わなくなったみたいだ。なぜに残しているのかな？酔っ払って、囲炉裏の中に落ちちゃうんじゃないかと、
ドキドキした（笑）

　テーブルの上には、湯野上温泉の銘菓「くるみようかん」

リビングの奥に、ベッドルーム

　無理矢理、和室を洋室に変えた感じがいいでしょ（笑）

マッサージチェアはありがたい。

　古い建物ながらも、改装されていて、洗面台もきれいです。

この宿の売りのひとつは、４室の各部屋に源泉掛け流しのお風呂がついていること。
大浴場はありません。食事も部屋なんで、ずっと部屋に籠もって、温泉三昧。

良いお風呂だよ～～～～～これぞ、温泉って感じだね。

湯野上温泉　「蕎宿　湯神　（そばやどゆじん）」の食事編。

蕎麦会席です。

食前酒は梅酒。このあと、瓶ビールを頼むのですけど、１本500円。
日本酒「花泉」も1合が550円と、お酒代も、とても良心的でした。

事前に言わないと海の刺身が出ますので、予約の時に、馬刺しをリクエストします。
この宿は、今時、ネット予約はできないの。電話のみです。そのときに、馬刺しを頼んでおきました。福島の山の中で、海の刺身を食べてもね。

単なる漬け物なんですけど、美味しい～～～～ここのお宿は、とにかくお野菜が美味しい。

蕎麦羊羹

アサツキ酢味和え

太い蕎麦とオクラとナメコの和え物

↑ここまでが、最初に、セッティングされていたもの↑

ここからは、温かいものは温かいうちに、若旦那さんが運んでくれます。

蕎麦粥

下に蕎麦が隠れてます「蕎麦サラダ 」

　イワナ塩焼き　 冷めてないよ、焼きたて！

揚げ物：　そばの実をまぶした団子のようなもの・蕗の薹・れんこん・海老・そば

デザート　　いちごと、蕎麦稲荷

揚げの中は、蕎麦。揚げがけっこうな甘さなので、これはデザートだ！（笑）
このデザートはおなかきつくて食べられなかったので、冷蔵庫へ。
次の朝、日本酒のツマミにしました！

〆の蕎麦。そば湯もちゃんと持ってきてくれました。

この日は、若旦那さんが打ったもの。

そして、朝。　　第3日目3月15日（水）

　朝風呂に入って、喜多方で買った「喜多の華酒造」のワンカップを飲む

朝食も部屋でいただきます。

あれだけ前日の食べたのに、おなかペコペコ～～
やっぱり、野菜が美味しくて、素晴らしい朝食でした。
元気が出る朝食！

そして、お会計。
なんと、源泉掛け流しのお風呂が部屋について、部屋食で、１泊２食で11000円・・・安すすぎでしょ！
宿の方たちも、とても親切で、大満足の宿「湯神」でした。


最後に、ご主人に駅まで送っていただき、韃靼そば茶をいただきました。