2017/03/22 - 2017/03/23
668位(同エリア4545件中)
tadさん
東京国立博物館は日本では私のもっとも訪問回数の多い博物館だ。3月のロンドン滞在の後、成田に到着し、2日ほど東京に寄り道した。ロンドンでは連日、博物館、美術館訪問を楽しんだのだが、その余勢をかって、日本の博物館も続けて見たくなったのだ。
前回の東京国立博物館の旅行記では、不満たらたらと述べた。写真撮影が可能なものと、不可能なものが混在していて、面倒なことと、所蔵している国宝クラスがほんの一部しか展示されていないという文句を書いた。博物館ショップで販売されている絵葉書には有名な作品がたくさん写っているのに、実際には、館内のどこにも展示されていないものばかりだ!案内係に聞くと、かつて一度は展示されたらしいが、北斎などは次回いつ見られるのか不明だとのことだった。展示されても、そういう人気作品は期間限定らしいから、結局は、私など地方に住む人間は生涯、北斎や広重などの有名作品は見る機会がないことになる。
ただ、だから、東京に来たおりには、見ざるを得ない気持ちになるのだ。今回は、幸い、今まで見ていない作品がかなりたくさん展示されていた。桜の花見シーズン前に、桜特集の展示が館内にたくさんあった。
最初の一枚は国宝の屏風で、狩野長信の作だ。なんと真ん中の2枚が関東大震災で焼けており、写真だけが残っている。展示されているのは両端の4枚だけだが、それでも、国宝指定が続いているようだ。
- 旅行の満足度
- 5.0
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狩野長信の屏風の左側の2枚。真ん中の2枚は白いが、焼けた部分。
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説明図の写真。真ん中の白黒写真の部分が消失した。どう見ても、ここが中心の図柄だろう。これでも国宝のステイタスを維持している。。。
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3月22日の朝。外国人が圧倒的に多い。シニアはマイナンバーカードで無料だった。有難い。
二日連続訪問 by tadさん東京国立博物館 美術館・博物館
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俵屋宗達の屏風。花見の特別展示品。
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室町時代の桜の蒔絵硯箱
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安土桃山時代の桜の蒔絵香炉
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安土桃山時代の桜の蒔絵の盥(たらい)
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江戸時代の桜蒔絵手箱
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江戸時代の桜蒔絵硯箱
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同じ
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重要文化財の柿右衛門様式の伊万里焼き。
以上は本館の展示品の一部の紹介。今回は、絵画、陶器、刀剣、仏像類は省略。 -
中庭
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ここからは平成館の展示品。
古墳時代の国宝の埴輪。茨城県出土。 -
茨城県出土の土版。重要文化財。
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国宝の銅鐸。伝香川県出土。
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古墳時代の宮崎県出土の埴輪。重要文化財。
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奈良時代の骨蔵器。重要文化財。葛城市出土。
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群馬県出土の埴輪。重要文化財。
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古墳時代の埴輪。埼玉県出土。重要文化財。
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熊本県出土(江田船山古墳)の国宝の矢の先(arrowhead)。鉄鏃(てつぞく)というそうだ。古墳時代、5.6世紀のもの。
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同じく国宝の鉄の細工品。
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同じところからの出土品で、これらも国宝。
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同じく熊本県の江田船山古墳から出土した国宝の鉄剣。
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6以外は中国製だが、国宝指定になっている。
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同じく江田船山古墳出土の古墳時代のもの。5,6世紀。
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これらも江田船山古墳の出土品で、国宝。百済から来たものだろうと解説にある。近年はまったく訪問していないが、ソウルやプサンの国立博物館には、こういったものがたくさん展示されている。
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次の写真。
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表慶館
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東洋館
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法隆寺宝物館にある仏像群にひとつ。
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法隆寺宝物館の前から撮影。表慶館の裏手が見える。
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以上は22日と23日のまとめ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- たびたびさん 2017/04/27 13:26:23
- 国立博物館の展示について
- 国宝については、国宝室の展示予定がHPに出ているので、これが参考になります。たぶん、保存の関係があって常時の展示はしないようになっているので、ご理解ください。
他方、今年から年間パスポートがなくなりまして、私はそれがいまだに解せない。特別展のハードルが一気に上がったように感じています。
たびたび
- tadさん からの返信 2017/04/27 14:35:41
- RE: 国立博物館の展示について
- > 国宝については、国宝室の展示予定がHPに出ているので、これが参考になります。たぶん、保存の関係があって常時の展示はしないようになっているので、ご理解ください。
コメント有難うございます。日本では、保存の関係という理由をすぐあげますが、海外では、聞いたことがありません。保存の努力は世界的なものなら当然、どこでも努力しています。だから、ロンドンでも、パリでも、マグナ・カルタやロゼッタ・ストーンがしばらく倉庫いりしたり、モナリザがお蔵入りすることはありえないのです。
普通の欧米の発想では、一級品はほとんど常時、展示の努力をしますが、日本では、少しづつ出して、商売気が先行しているようにみえるか、保存設備が劣悪であるか、もしくは展示室が狭すぎるかのどれかだろうと考えています。海外からきている人の感想で、トーハクの批判を海外の旅のサイトで読むと、北斎などの有名品がほとんど見られないという不満が多いのです。私もそう感じます。ミュージアム・ショップで売っている絵葉書だと有名品はトーハクにたくさんあることになっているのですが。。。。
特別展示の一時期だけ借り物を展示するような企画には私はほとんど関心がありません。その博物館の実力を示すものではないからです。常設展示品の実力に関心が強いのです。そういう観点から見ると日本の博物館、美術館は貸展示場が多いですね。恥ずかしいことですが。。。
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