2017/03/09 - 2017/03/09
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keithforestさん
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今日は全日自由行動ということになっています。そうはいってもどこへ行けば良いのかわからないんですからね。大ベテランの添乗員さんにつきまとってしまいます。他の会社のツアーがどうなっているのか知りませんけれど、今回の添乗員さんは本当に積極的にいろいろ考えて下さいます。ベテラン添乗員というのは得てして(私は良く知っているからわかってないあんたたちはいうこと聞きなさいよ!)的態度をとりかねないんだけれど、すばらしい!やっぱこうでなくちゃね。
私たちの部屋はSMN(サンタ・マリア・ノッベェラ)駅の西の出口の真ん前で、昼といわず夜といわず、市民の生活が丸見えって感じでとっても興味深いものがあります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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ふと目が覚めて外を見たら、如何にもフィレンツェらしい朝です。
C ホテルズ アンバシアトリ ホテル
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このホテルの朝飯会場ってのが地下にあるんですが、これが広い!そんなにたくさんの人たちが泊まれるホテルだったのか、と今更ながらに気がつきました。
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朝一番でサン・マルコ美術館、元は修道院です、にやってきましたぞ。
フラ・アンジェリコ「リナイウォーリの三翼祭壇画」サン マルコ美術館 (修道院) 博物館・美術館・ギャラリー
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ジョヴァンニ・アントニオ・ソリアーニ
「天使に奉仕される聖ドメニコと修道士たち」
「シエナの聖女カタリナと聖アントニーノと十字架上のキリスト像」 -
フラ・アンジェリコの手になる「聖人たちのいる磔刑図」っていうこれもまた大きな絵でしてね、磔刑に処せられているイエス・キリストの足下には聖人たちが集まっているという図柄になっておりますな。
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二階へ上がる階段を上がりまするというと・・・・
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これでございまするぅぅぅ!
教科書で見たような、そう、あの!(本当に覚えてんのかよ、じっチャン!殿山泰司風)
フラ・アンジェリコの「受胎告知」でございます。
あぁ、せっかくなのに手がぶれちゃってますぅぅ。 -
二階に上がりますとね、こんな具合でしてね、ひとつひとつが僧房(こんな言葉、今回初めて知ったんじゃないのよ!)になっているわけなんですよ。壁は真っ白です。なんもないところで思い巡らすわけですよね。状況は監房にそっくりですが、そもそもの意思が違う。
あ、こんなところにまでメディチ家の紋章が・・・! -
アハハ・・・かなり堅牢そうな扉でございますぞ!
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で、小さな窓と(ここまでは監房そっくりですが)何しろ違うのは、こうした壁のフレスコ画です!フラ・アンジェリコによる受胎告知にございます・・・。
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キリストの変容 (Trasfigurazione di Cristo) 1437-1446年
聖ペテロ、大ヤコブ、福音書の聖ヨハネ -
1498年5月23日にジローラモ・サヴォナローラは2人の弟子とともに絞首刑の上、火刑に処されたのですよ。宗教改革の先駆者です。
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Portrait of Girolamo Savonarola
1498-1502
Coloured plaster in maplewood box, diameter 8,7 cm
Museo di San Marco, Florence
Francesco della Robbia(1477-1527) -
へぇ、中国語でフィレンツェってこんな具合に書くのか!?「ほとけ」だよ。
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ギルランダイ(Domenico Ghirlandaio)の最後の晩餐。これも大きな絵ですよ。
裏切り者のユダだけがこっちにいるってのはわかりやすいですね。 -
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入らなかったのですが、サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場に「捨て子養育院美術館Museo degli Innocenti」と呼ばれている元養育院があって、これが子どもを置いていく場所だったそうです。
孤児養育院美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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そして、こんなレリーフがいくつも掲げられているのが如何にもです。
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まだ朝早いのですが、中央市場にやってきました。日本人の女性店員さんがいるこの店を添乗員さんに連れてきていただきました。
これがPICIと呼ばれているぶっといパスタです。近所のガンケットの旦那がこればっかりは日本で買えないんだよ、といっていたので土産に買って帰る約束。あ、値段がばれた!セントラルマーケット 市場
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この店の面白いのはいろいろなメーカーのチョコレートやキャンディーをバラで、重さで売っているってこと。さすがにVenchiは別だったな。
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ここだけじゃないけれど、パスタ用のソースミックスみたいなのをいろいろな組み合わせで売ってますよ。これを買ってきて茹でたてのパスタと合わせると、あぁら不思議!本場の味になります!すごいな!
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さぁて!バスの切符を買って、フィレンツェの街を見下ろすことができるミケランジェロ広場へ行こう!っと思ったらバスが満員で乗れないんでやンの!しょうがないからこの切符は帰りにとっておいて、タクシーに分乗して一気に上がったです!
ちなみにSMN駅前から13番か、12番が上がっていきますよ! -
バス停にはこんな具合にあと何分で何番が来ると出ています。普通の途中の停留所じゃ出ないけどね。
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ほうら、ベッキオ橋がこんな具合に見えるんですよ、ミケランジェロ広場!
ミケランジェロ広場 広場・公園
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この角度ですよね、テレビで見ていましたよぉぉ!来たな、フィレンツェ!
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とっても良い天気で、山にまだ雪が残っているのがくっきりと見えています。
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テレビでこの絵を見るたびに、あぁ、いつか行かれる日が来るのかなぁと思っておりました。
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ちょっとべたっとなってしまいますが、クーポラに上がっている人たちも見えていますよ!
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ほら雪が!
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あ、これがユダヤ教のシナゴーグでございますね。
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うわっ!ミモザ満開!
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ちょっと坂を上がりまするというと、そこにサン・ミニアート・アル・モンテ聖堂があります。
多分冬の時期(今も多分そうです)は午後1時から午後3時半まではお休み時間です。そういう教会がとても多いので計画を立てるときはご注意下されませ。わが家は見学場所研究担当がそこはもうしっかりと「歩き方」を読み込んでおります。「歩き方」の間違いには幾分お怒りですが、それはもう昔からのこってすね。サン ミニアート アル モンテ教会 寺院・教会
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ものすごくきれいに残っていますよねぇ!驚き!
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そしてここもまたモザイクばっちし!です。
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東洋風な風を感じてしまいません?
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屋根の梁や支柱にまでものの見事に彩色が施してあるのです。なんだか仏教寺院にありそうな発想です。
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また歩くのかぁ、と一瞬嫌だなぁと思ったのですが、いやいや、ここは来てみて良かったですよ。多分自分一人だったらのぼってこなかったかもねぇ。こういう時はツアーご一行様だと励みになりますね。
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さて、13番のバスで山から下りてきたところで皆さんと別れて独自行動に出ます。実は自分たちだけで帰ってくるときに尋ねようとしているところの予約が電話でしかだめだというので、部屋に帰って電話を使用というわけです。SMN駅まで帰ってきて、目の前のスーパーに入ってみたんです。カップヌードルは売っているんだけれど、粉のスープは売ってないんだよねぇ。
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駅に入り込んで電車を見たものだからつい!
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多分このタイプの列車に乗ることになるんだろうなぁ。
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駅前のトラムです。
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さて、ここからは二人だけです。地図と首ったけで、訪問箇所検討委員会の委員長を先頭に、でかけます。
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ここはSan Gaetano教会、もしくはChiesa dei Santi Michele e Gaetano教会とも。「歩き方」の地図にもちゃんと出ています。17世紀前半の建物です。
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とってもひっそり閑としていましてね。多分観光客なんて来ない。
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全く縁のない、ブランド街に出てきちゃいました。日本は今や卒業旅行の真っ最中みたいで、この通りには中国人、韓国人、日本人の若い、それも女性たちが、いったいこの人たちはなんだろう?と不思議になるような格好をして闊歩しておりますぞ。ブランドの袋をいくつもぶら下げて。ま、この通りにいる間に餌食になることはありますまいが・・・・。
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で、こちらがサンタトリニタ教会~Basilica di Santa Trinitaでございます。
教会の前にバイオリンを弾いているおじさんがいたんです。真ん中の扉の前に座り込んで。
で、出てきたら端の扉の前に(多分)ロマのおばさんが座り込んで紙コップを差し出してんです。(良くいますよね?)でやっぱりそのおばさんを遠巻きにして出るものですから、バイオリンのおじさんも遠巻きにする結果になります。だから、おじさんとおばさんが大声でやり合ってんです。「向こう行け!」「なんであんたに言われる筋合いがあるんだ!」って感じで。サンタ トリニタ教会 寺院・教会
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ステンドグラス、立派です。聖人の人たちってことでしょうねぇ。
午後は午後4時からじゃないと開かないんですよ、この教会。 -
これ持っている人って、誰?
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灯りがたくさんぶら下げてあって、独特の雰囲気を醸し出しています。
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ギルランダイオのフレスコ画と「羊飼いの礼拝」
お金を入れたらばっちし見えます。 -
いつまで見ていても飽きませんね。
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これ多分木彫なんでしょうねぇ。
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これも多分知られた聖母子像のレリーフなんでしょね。(ちゃんと本を読めよ、じいっチャン!)
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川まで出てきちゃいました。
ベッキオ橋がワンワンしています。 -
ではありますが、ちょっと路地に入って行っちゃおうじゃないかってんで・・・・
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で、遭遇したのがこんな店なんだけれど、これっていったいなんなの?
荒物屋なのかと思ったら人形がくっついているし、挙げ句の果てに自転車までブル下がってんだよね。店を開けたり閉めたりするときにどうするのかね!? -
で、目的の場所ってのがここなんですよ。(ったってもちろん訪問箇所検討委員会が選定してんですよ、私じゃない)。
それが映画「冷静と情熱のあいだ」に登場したんだっていうサンティ・アポストリ教会ってんです。そんな映画知らねぇなぁといったら竹野内豊って青年の映画らしいです。知るわけがない。
これは相当しつこい人じゃないと見つけられないですよ。なんだかよその家に入っていく雰囲気ですから。それでも探し、探ししながらやってくる人がいますよ。
piazza del limboサンティ アポストリ教会 寺院・教会
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これが入り口です。なんだか良いのかね?って感じです。
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とても静かでとても落ち着く良い教会ですよ。
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袖の作りもとっても上品です。なるほど、映画に使いたくなるような洒落た教会ですよ、ど派手じゃないし。
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そして、大変にすばらしい主祭壇。小さくて派手じゃないけれど、厳か。教会はそれで良いと思う、というより、それが良い。
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ね?
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この通路凄いね!
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つうわけでとうとうヴェッキオ橋にやって参りましてございます。
ヴェッキオ橋 建造物
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橋のたもとの方までびっしりと時計屋さんとか、ジュエリーやさんが建ち並んでいてですね、わが方としては全く縁がございませんですのよ。
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こういう人混みには必ず自撮り棒を売っている兄ちゃんがいますね。これは必ず男性ですね。
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縁がありそうなのは食い物やさんくらいなもんですかね。
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つうわけで本日も夕暮れ時がやって参りましたね。同行の方々ともヴェッキオ橋で遭遇したりしてね。
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同行の方々と添乗員さんの6人ほどで、中央市場の二階にごはんを食べにやってきました。うちはパスタ二品(あんまり美味しくなかったなぁ)と芋とタマネギの炒め物、こっちは旨かった。
セントラルマーケット 市場
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タマネギと芋ってのはアップするとこんなもんです、え?わざわざアップしなくて良い?
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で、ご同行の方(二年前にもドイツ一周のツアー25日間でご一緒した方!)がお肉を買っておいででした。
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ところが!ナイフがプラスティックのものだったものだから、全然切れなくて、食べ終わって気がついたら紙皿はギタギタの穴が開いた状態!紙も喰った!?みんなして大笑い。
で、気がついたら入ってきたのと反対側に出て、帰りの道がなかなかわからなくなり申した!皆様どうぞお気をつけを。
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