2015/10/03 - 2015/10/10
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nitarikujiraさん
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東ローマ帝国時代の6世紀ごろ、ユスティアヌス1世によって建設されたもので、建築資材はギリシア遺跡から流用したらしく、大理石の石柱はコリント式やイオニア式が入り混じっているとのことです。
懐かしいですね。
ドーリア式、コリント式、イオニア式。
世界史の教科書の一番最初の辺りに出てくるやつです。
地下宮殿という名前がついていますが、実際には地下の貯水池とのことだそうです。
この地下宮殿、一度は放棄されていたようですが、オスマントルコ時代に再発見され、トプカプ宮殿やアヤソフィアに水を供給していたようです。
当初は行くつもりはありませんでしたが、娘から行く価値はあるよと教えられていたので訪ねてみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通手段
- 徒歩
-
イスタンブールの旧市街、アヤソフィアとかブルーモスクとか、超有名な観光スポットのすぐそばにひっそりと入り口があります。
入口の建物は一見、公衆トイレか?という感じです。日中なら人が並んでいるのでそれと気づきますが、朝早いと見逃すかもしれません。
入口の写真は撮り忘れたので興味のある方はグーグルのstreet viewでご確認ください。イスタンブル地下宮殿 城・宮殿
-
中に入り、階段を下りると息をのむ光景が広がっています。
回廊が作られていて、一周することができます。 -
魚が泳いでる??
-
回廊を進んでいきます。
最初に見た柱は上部に装飾があったのでイオニア式だったのでしょうか?
この辺りは装飾がないからコリント式?
でもコリント式の柱は中ほどが膨らんでいたんでしたっけ。
まあ、なんにせよ幻想的で美しいです。 -
さて、石柱の連なる地下宮殿に一つだけ異質な柱があります。
渦巻きが刻み込まれた柱です。
たくさんある渦巻きの中の一つだけ黒くなっているのが分るでしょうか。
真ん中に掌の付け根をつけて、掌が離れずにくるっと一周できたら願いがかなうとか、そんなジンクスがあるようです。 -
この地下宮殿の見どころの一つがメドゥーサの頭。
メドゥーサっていうのはご存じのようにギリシア神話に出てくる怪物(女)で、見た者を石に変えてしまうという、あれですね。
頭髪は無数の毒蛇というのが恐ろしくて、子供心によく覚えています。
これから先は学校では教えてくれないので独学すると、メドゥーサは海の神ポセイドンの愛人だったらしいですね。
愛人が毒蛇の頭髪を持ち、見た者を石に変えるなんて、何か象徴的で恐ろしいですね。
で、このメドゥーサとポセイドンの間にできた子供がペガサスなんですね。
これはびっくり。
このメデゥーサはペルセウスによって退治され、首を切り落とされたということです。
ペルセウス流星群のあのペルセウスです。
神話ってのは何かの実話のメタモルフォーゼという説もあるので、当時の権力者の間にいったいどんな愛憎劇があったのでしょうね。 -
さて、そのメドゥーサの頭が2つ、この地下宮殿にはあります。
ひときわ大きい柱の礎石にされています。
1つは逆さまに、1つは横向きに。
なぜこうなったかという説には、単に高さの調節のため、というものから、魔力を封じるとか、ローマ文明がギリシア文明の征服を意味しているとか、多神教を一神教が封じたとかいろいろあるようです。 -
回廊を回ってきた正面に小さなカフェがあります。
カフェの上に見えるのは入り口から降りてくる階段。
出口はカフェの左手になります。
そう、地下宮殿は入り口と出口が別になります。
出口は入り口と道を隔てた反対側にひっそりあります。
暗い地下宮殿からアヤソフィアの見える明るい地上に出てきてふと思います。
メデゥーサって、そんなに悪い女性だったのでしょうか。
歴史は勝者の歴史となるので、もしかしたら非常に可憐な女性だったのかも・・・
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