2017/03/18 - 2017/03/18
173位(同エリア229件中)
滝山氏照さん
JR福知山駅から西北に徒歩約12分の地に鎮座する御霊神社(ごりょうじんじゃ、京都府福知山市西中ノ町)はもともと稲荷社で商売繁盛の社で町の鎮守や庶民の神社として祀られていました。
現在は明智光秀の霊が合祀されており、光秀ゆかりの神社として市の内外で良く知られています。
社史によると従来の光秀の霊は稲荷社とは別の菱屋町の常照寺境内に祀られていましたが、水害など度重なる災害を光秀の霊と関連づけてその霊を慰めるために宝永2年(1706)現在の場所に合祀された経緯があります。
境内に建っている「御霊神社」と題した説明板には次の通り記されています。
「御霊神社
この神社は、保食神を祭神とし、明智光秀の霊も分祀されています。
ここには、明智光秀の書いた古文書が三つありますが、いずれも市指定文化財となっています。その二つは天正七年(1579)同八年の古文書で、前者は摂津有岡(伊丹)城攻撃中彼の行動を伝えた手紙であり、後者は福知山の土豪和久左ヱ門に対する逮捕状があります。他の一つは「陣中制法」といわれ天正九年(1581)の日付があり、光秀の部隊の戦陣における心掛けを示したものであります。
これらの古文書は当地と光秀の関係を知る上に重要な文化財であります。
福知山市教育委員会」
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
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御霊神社
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御霊神・社標
標柱の上部には明智光秀の家紋である「桔梗」が表示されています。 -
御霊神社・扁額
大鳥居に掲げられた扁額は「御霊社」と揮毫されています。 -
祭神と配神
説明によれば宇賀御霊大神(うがのみたまおおかみ)を祭神とし、日向守光秀公(ひゅうがのかみみつひでこう)を配神としその経緯としては、宝永元年(1704)城主朽木種昌(くつき・たねまさ)の代、光秀の霊を併せ祀った由です。 -
御霊神社・手水舎
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イチオシ
御霊神社・拝殿
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御霊神社・拝殿内
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御霊神社・境内
拝殿から鳥居を捉えます。 -
御霊神社・境内
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御霊神社由緒説明
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御霊神社境内石碑
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頼山陽作漢詩「本能寺」
江戸時代の歴史家・思想家・漢詩家である頼山陽(らい・さんよう)が書いた漢詩が石碑として残っています。 -
漢詩「本能寺」説明文
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御霊神社・拝殿
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御霊神社御鎮座三百年大祭記念碑
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御霊神社御鎮座三百年大祭記念碑(拡大)
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御霊神社・本殿
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御霊神社・本殿
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堤防神社(境内神社)
かつて福知山城の脇に流れる由良川がたびたび洪水をおこし流域の家は多大の災害を受けていましたがが近年の治水事業によって発生件数が抑えられています。 -
堤防神社説明板
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叶石
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叶石
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叶石発祥縁起
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御霊社・境内
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お城まつりポスタ-
4月1日(土)~2日(日)開催の「お城まつり」の会場は当然ながら福知山城となっています。
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